彼女をパートナーと呼ぶ男性心理って?恋人とパートナーの違いとは
彼女をパートナーと呼ぶ男性について解説します。そもそも恋愛においてパートナーとはどういうことなのか?なぜパートナーという言葉が普及しているのか、恋人とパートナーの違いについても触れて行きますので、是非参考にしてください!
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恋愛においてのパートナーとは?
ジェンダーの多様化によって、近年の日本でも性別を感じにくくさせる呼び方をする人が見受けられるようになりました。 「パートナー」という呼び方は、性別差を感じさせないだけでなく、婚姻の有無に関しても曖昧な表現です。 日本の夫婦間では、まだ「パートナー」と言う呼び方は完全に定着しておりませんが、相手との関係を問わず使えると言うメリットから、肯定する意見も出てくるようになりました。 日本でずっと生活している人からすれば「何でもいい」「何とも思わない」と言う意見もあるようです。
なぜ"パートナー"という言葉が普及しているのか?
日本にパートナーシップ制度を導入する自治体が出てきたから
2015年に東京都渋谷区と世田谷区がパートナーシップ制度というものを導入しました。 自治体が独自にLGBTQカップルに対して「結婚に相当する関係」とする証明書を発行し、様々なサービスや社会的配慮を受けやすくする制度です。 ただ、日本のパートナーシップ制度には法的効力はありません。 そのため、結婚している夫婦のような税制上の控除が受けられないなどの問題があります。 とはいえ、制度はどんどん広がりMARRIAGE FOR ALL JAPANによると、2024年2月1日時点でパートナーシップ制度の導入自治体は少なくとも392件あるそうです。 このような時代背景から、パートナーという呼び方を意識する人が増えたのです。
海外のパートナー制度に影響を受けている
海外では同性カップルに対して、婚姻に相当する関係として同性婚が法的に認められている国もあります。 また、日本と同じように、同性婚が認められていない代わりにパートナーシップ制度を各自治体で導入している国もあります。 世界的に多様性が重要視されるようになったことで、日本にも普及してきたのです。 今後、世界の動きが変わることで、日本に新しい制度が増えることもあるでしょう。
恋人とパートナーの違い
責任の度合い
恋人とパートナーの大きな違いは、責任の度合いです。 パートナーは、経済責任、家庭的責任を共有しあい、それぞれが社会的責任を背負うことになります。 一方で、恋人同士では明確な責任の定義が少なく、感情的な結びつきを重視しています。 このように、パートナーの場合は一緒に仕事をしたり、家庭を築いたり、生活を共有するなどの深く関わるのに対して、恋人はお互いへの恋愛感情を重視した関係性なのです。
一緒に過ごす時間
パートナーと恋人では、一緒に過ごす時間に差があります。 パートナーの関係が、長期的で安定しているのに対して、恋人という関係は先の未来が不確かで、短期的な関係性で終わってしまう可能性があります。 もちろん、恋人からパートナーに発展する関係性もありますが、恋愛対象としてのお付き合いと、結婚相手としてのお付き合いは別物だと考えている人もいます。 自分が思い描いているお付き合いの形と、相手の理想が同じかどうかは、早いうちに擦り合わせられているといいでしょう。
将来に対する計画性の差
一緒に過ごしていく中で、「先の将来も一緒に居たい」と感じた時、お互いが同じ方向を見ているかどうかはとても重要な要素になっていきます。 例えば、子どもが欲しいのかどうか、欲しいならいつまでに欲しいのか、仕事はどんなことがしたいのか、どこに住みたいか、など。 将来自分がどうなりたいかを考えるようになると、今の恋人との関係が継続できるか具体的に考えるようになるでしょう。 忙しくても恋人との時間を大切にしたいと思うなら、一緒にいるための方法を考えたり、2人のルールを作ればいいです。 しかし、「めんどくさい」「今は学生だから仕方ない」と思うのであれば、それは恋人どまりの関係性なのかもしれません。
親族との関係
親族との関係は、恋人とパートナーで違いがある場合があります。 パートナーが親族に相手を紹介するのに対して、恋人は親族に合わせなくても成立する関係がほとんどです。 もちろん、将来を考えている場合や、昔から顔なじみの恋人であれば親族に紹介するケースもあるとは思います。 将来を意識できない恋人を、自分の親や兄弟に合わせるのには勇気がいります。 もし、別れてしまったら、もう合わせることができなくなってしまうのは辛いものです。 だからこそ、お互いに将来を約束した段階で合わせる人が多いのでしょう。
安心感
恋人とパートナーでは安心感が違います。 恋人と一緒にいる時は、相手によく見られたい気持ちが高ぶって、普段より背伸びしてしまったり、浮気の心配をしてハラハラしたり、久しぶりに会ってドキドキしますよね。 恋人に対して一緒にいると落ち着くという感覚はあったとしても、安心感とは少し違います。 パートナーは、楽しい時だけでなく、辛い時も一緒に乗り越えていく必要があります。 日常生活の中で、お金のことや、親のこと、健康のことなど、直面する問題はたくさんあります。 パートナーには、ドキドキした気持ち以上に、そんな身近な問題を一緒に乗り越えられる安心感が求められるのです。
信頼感
恋人には求められなかった責任が、パートナーには求められるようになります。 恋人同士であれば、感情的な理由で簡単に別れることができます。 しかし、パートナーの場合、嫌なことがあったからと言って、簡単に別れることはできないのです。 例えば、子供がいれば、親の別れは子供の人生に大きく影響しますし、別れを決断することで親族の人にも頼らずにはいられない状況になるでしょう。 だからこそ、パートナーに対しては人として信頼できるかどうかを重視するのです。
彼女をパートナーと呼ぶ男性って?
まだ結婚はしていないけど、婚約状態にある
彼女をパートナーと呼ぶ男性は、彼女と婚約状態にあるのかもしれません。 つまり、婚約者をパートナーと呼んでいるのです。 彼にとってパートナーという言葉自体に特に意味はなく、これから人生を共に歩んでいく、パートナーといった意味で使っているのかもしれません。
戸籍上男性とお付き合いしている
もしかしたら、パートナーと呼んでいるのは、恋人が戸籍上男性だからかもしれません。 その場合は、安易に女性だと決めつけた発言は控えた方がいいかもしれません。 海外では「私のセクシャリティを勝手に決めないで」と思う人もいるように、あえてパートナーと本人が呼んでいるのであれば、慎重に言葉を選んだ方がいいでしょう。
ジェンダーに関しての知見が広い
ジェンダーに関して、全く関心がない人もいれば、自分が該当すると思って深く調べる人もいます。 色々な考えに触れていくうちに、自分自身の言動も時代に合わせようと考えているのかもしれません。 そのため、彼女に対しても彼なりの意味を込めてパートナーという言葉で表現しているのかも。
周りが呼んでいるから
周りの人が彼女のことをパートナーと呼んでいて、何となくかっこいいから、自分も呼んでいるようなミーハーな人もいます。
まとめ
妻や夫、配偶者などの言葉は、結婚相手がいるということがすぐに分かります。 しかし、パートナーという言葉は、様々な意味を含める表現なので、とても都合のいい言葉でもあります。 ただ、ジェンダーが普及して、第三者とコミュニケーションをとるときには、気を使えた方がいい場合もあるということです。 自分自身の彼女や妻を第三者に紹介する時は、特に気にしなくていいかもしれませんが、第三者に付き合いや関係性を確認したい場面の時は、非常に便利な言葉なのかもしれません。 彼女をパートナーと呼ぶ男性は、説明をする相手に応じて変えているのかもしれません。
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