彼氏は頭いい人にすべき？賢い男性と付き合うメリット・デメリット

頭がいい彼氏は、日常生活も恋愛も計画的な傾向があります。頭がいいと言っても、IQが高い人や語彙力が豊富な人、賢くて色々な発想ができる人など、タイプはさまざまです。頭がいい彼氏が普段どんな行動を取りがちなのか、まずはチェックしていきましょう。

日常生活も恋愛も計画的

頭のいい彼氏は、日常の中でルーティン的にこなしていく小さな出来事から大きなイベントまで、計画をしっかり立てる傾向があります。 例えば、デートに行くと決めたあとは行き先や食事をするお店だけでなく、帰りの交通手段まで綿密にリサーチしてくれることが多いです。もし目的のお店の臨時休業や急な天気の変化などがあって、予定していた内容を変えなくてはいけなくなっても、すぐに代替案を出してくれるので、彼女は安心してついていくことができます。 また、恋愛についても軽く考えずに、きちんと将来を見据えるタイプが多いです。「結婚後はどこに住もうか」「間取りはどうするか」といった将来の住居や、「お互いの収入や貯金をどう管理するか」といった家計のことも一緒に考えてくれるため、一緒に長く過ごすことをイメージしやすいでしょう。

話題が豊富で一緒にいて飽きない

頭のいい彼氏のうち、頭の回転が速いタイプの彼氏は、あらゆる分野の知識を持っているので会話が尽きることがなかなかありません。 そうしたタイプの彼氏はデート中の会話量も多いです。例えば、美術館や博物館。デートスポットとして挙げられることが多いですが、実際に深い造形を持っていて、二人で会話が弾むカップルは少ないでしょう。しかし知識欲のある彼氏なら、展示されている作品についてあらかじめ調べておいてくれて、純粋に作品を楽しみながら時間を共有できるように工夫してくれます。 また、彼氏の興味の対象は時事問題や科学、経済など多岐にわたっているので、彼女が知らないことでも楽しく教えてくれるでしょう。いつも新しい発見がある交際なら、毎日が楽しそうですね。一緒に過ごしていると「この人といると自分も成長できる」と感じ、肯定感が上がることもしばしばあります。

仕事ができて将来性がある

彼氏が職場でどのように評価されているかも、彼女にとって将来性を感じるポイントの一つです。頭のいい彼氏は問題解決力が高いことが多く、どんな状況でも冷静に判断して適切な対応を取るため、上司や同僚から信頼されやすいです。 その性格が功を奏して、若い年齢でもチームリーダーとしてプロジェクトを成功させたり、クライアントから高評価を受けたりすることも多いでしょう。スマートに仕事をこなす彼氏の姿を見た時、彼女は「この人となら、将来も安定して生活できる」と安心感を得られます。 仕事ができる彼氏は職場で全力を出し切ることができるので、家に帰ってから愚痴っぽく仕事の話をしないのも魅力です。

他人に流されない

頭のいい彼氏は、基本的に自分の考えをしっかりと持っています。他人の勝手な思い込みや噂話に流されず、自分の道を貫こうとする強い意志を持っているのです。 周囲の人とのコミュニケーションを意識して生活していると、友達から気の乗らない誘いがあったり、職場で同調圧力に近いものを与えられたりします。流されてしまったほうが楽なことがあったとしても、本質を冷静に見極め、自分の信念に基づいて判断を下すことが多いのが特徴です。 頭のいい彼氏は自分の経験や知識を大事にしていて、彼女が不安や悩みを抱えている時も、「大丈夫、僕の時はこうだったよ」などと冷静に助言してくれるため、精神的な支えになることがよくあります。

仕事と恋愛の両立ができる

頭がよくて要領のいい彼氏はマルチタスクが得意で、仕事と恋愛のバランスを上手に取ることができます。仕事が忙しい時期だとしても、出張に行く前やプロジェクトの区切りがついたタイミングを見計らって、「今日は夕食だけでも一緒に食べよう」と彼女との時間を作ろうと努力してくれるでしょう。 このタイプの彼氏はオンとオフをしっかり切り替えられるため、仕事が終わったら彼女とゆっくり過ごす時間を大切にしてくれます。彼女は仕事を引きずらない彼氏と一緒に過ごすことで、恋愛を楽しむ余裕や充実感を得られるはずです。 彼女との時間をリフレッシュのきっかけとして大切にする姿勢も、彼女からすれば嬉しいポイントですね。「仕事と私、どっちが大事なの？」と彼女に思わせることはありません。

リスクが高いから浮気をしようとしない

彼氏の頭がいいと、リスク管理や損得勘定をするのは当たり前。この場合の「損」とは、お金や貸し借りのことではなく、彼女との関係を損なって心に傷を負ってしまうという意味での「損」です。 リスクを冷静に分析できるので、浮気は彼女を傷つけ、そして自分も大事な彼女を失うということを理解しています。「たかが浮気」と思って軽い気持ちで他の女性と過ごせば、彼女との信頼関係が崩れますし、将来の計画が破綻するかもしれません。罪悪感で自分の心のバランスが悪くなるリスクもありますね。 女性との交流はすべてこうしたリスクについて考える特徴があるので、結果的に「損をしてしまう」と考えて浮気をしないでしょう。彼女に対して誠実であることを最善だと考え、安定した関係を築こうとする姿勢を崩しません。

頭がいい彼氏と付き合うとさまざまなメリットがありそうですが、一方で頭のよさがかえって交際の壁になってしまうこともあります。インテリ彼氏ならではのデメリットも知っておくと、喧嘩を減らすことができるかもしれませんよ。「頭がいい彼氏だけれど、性格に難があるかも？」と悩んでいる彼女も必見です。

頑固でプライドが高い

頭のいい彼氏は自分の知識に自信を持っているため、彼女と意見が食い違う時に頑固になりがちです。 彼女が「こっちの道は混んでそうだから、あっちから行ってみようよ」と軽く提案したとしても、「いや、それは違うよ」と即座に否定してしまうこともしばしば。臨機応変に知識を使えるタイプの彼氏もいれば、知識が邪魔して彼女の言葉を受け入れる余裕がない彼氏もいるのです。 このような状態が続くと、彼氏のプライドの高さが際立ち、彼女が意見を言いにくくなることも少なくありません。「会話しにくい」「付き合いにくい」と感じ始める彼女もいます。

口喧嘩で言い負かされる

論理的な思考が得意なタイプの頭のいい彼氏は、ささいなことで口喧嘩になってしまうと、理屈で彼女を言い負かそうとすることが多いです。 彼女が感情をもとに大事なことを話していたとしても、彼氏は冷静に「それは理屈に合わないよ」と指摘してしまい、彼女との間に温度差が生まれることがあります。結果として、彼女が「自分が間違っていたのかな？」と感じさせられることが多々あり、次第に会話が噛み合わなくなっていくのです。 確かに理屈に沿って物事を進めるとスムーズではあるのですが、人間関係はすべてが理屈通りにはいきません。彼氏がひたすら理詰めで話をするタイプだと、彼女の自己肯定感が下がりやすくなります。

難しい言葉が会話に混ざりがち

頭のいい彼氏は、自分の専門分野や興味のある話題になると途端に難しい言葉を使うことがあります。彼女が聞き慣れない経済用語や専門的な用語が日常会話に混ざってきてしまい、ついていけないと感じる場面も……。 彼氏が悪気なく使っているとしても、彼女にとっては少しプレッシャーになるかもしれません。会話についていこうとすると、彼女にはそれなりのストレスがかかります。言葉を噛み砕いて話してくれればいいのですが、自分基準で物事が進んでいると勘違いしてしまっているタイプの彼氏だと、こうしたすれ違いが生まれやすいのです。

決めつけや分析を勝手にされる

頭のいい彼氏は、曖昧な物事があまり好きではありません。そのため、日常の出来事や彼女の行動すらも冷静に分析し、自分なりの結論を出そうとする癖があります。何事も分析するのは悪いことではないのですが、決めつけてしまうクセがあると、人間関係においてはあまりいい結果を生まないでしょう。 彼女が何かを悩んでいる時も、感情の形や大きさ、理由を決めつけるような発言をしてしまうことがあります。彼女が自分の口で気持ちを伝える前に彼氏が分析した口ぶりで話を終わらせてしまうと、彼女はフラストレーションを感じるかもしれません。 また、彼女にも自尊心はもちろんありますので、決めつけられることに腹が立って喧嘩になるケースも多々あります。

共通の友人を作りにくい

彼氏の知識や趣味が彼女と大きく異なる場合、共通の友人を作るのが難しいことも。たとえば、彼氏の友達がインテリ系の会話を好む一方で、彼女の友達はもっとカジュアルな話題が多い場合、集まりの中で話題が噛み合わず、彼女が居心地の悪さを感じることもあります。 しかし彼氏は自分や周囲の友人たちの考え方を軸に動いているので、彼女が感じる居心地の悪さや不快感を理解できません。あとから彼女が不機嫌になっていても、「彼女が勉強不足なだけだ」と思ってしまうこともあるでしょう。 馬が合わないグループでの集まりをやめるか、二人でしっかり話し合うなどの対処ができない彼氏は、頭がよくても賢い人とはいえないかもしれませんね。

頭のいい彼氏と付き合うデメリットを見ると、「少しおおらかな人の方がいいのかもしれない」と感じる女性もいるでしょう。しかし頭のいい男性のデメリットは側面にすぎませんので、メリットもちゃんと見つめてあげることが大切です。続いて、賢い彼氏と付き合うメリットを解説していきます。

彼氏がサポートしてくれる

頭のいい彼氏は、彼女が何かの問題に直面していたり、悩みを抱えて落ち込んだりしていても、慌てるより先にサポートを優先してくれる傾向があります。 例えば彼女が仕事でストレスを感じている時は、彼氏は冷静に状況を分析し、解決策やアドバイスを提案してくれます。何が彼女のストレス源なのか、客観的に考えて支えてくれるのです。「こうすればうまくいくかもしれないよ」と具体的なアドバイスもくれるため、彼女は次の行動に移りやすくなるでしょう。 感情に寄り添うことも大切ですが、寄り添うだけで終わらせてしまうと、根本的な解決ができず彼女の心は救われません。彼氏の知性をうまく活用すれば、二人でいることが何よりの強みになります。

計画的なデートや旅行を楽しめる

頭のいい彼氏は、デートや旅行でもしっかりとした計画を立ててくれます。彼女がいつものデートにマンネリを感じ始めてどこへ行こうか悩んでいたら、彼氏が「駅前のビルで今月は特別展示をしているよ」と限定イベント情報を調べて提案してくれることも。 「次の週末は混んでいるから、別の日にしよう」とタイミングまで考慮してくれることもあります。彼女は、彼氏が計画してくれたデートプランに乗っかるとエスコートしてもらえて、楽しい経験もできるので、ストレスなく純粋にデートを楽しめるでしょう。 さらに、旅行中のトラブルがあっても、彼氏が冷静に対処してくれるので、普段はインドアな彼女でも遠出することに前向きになりやすいのもメリットです。

交際から結婚までがスムーズ

交際が始まった時点で、頭のいい彼氏はさらにその先について考えていることが多いです。そのうえ現実的な視点を持っているため、交際から結婚までのプロセスがスムーズに進むことがメリットといえます。 結婚後の生活費の分担や住む場所、将来のキャリアプランなど、いつかは考えなくてはいけない課題に対しても具体的な解決策をあらかじめ用意するので、彼女は安心して幸せな結婚生活を思い描けるでしょう。育児や家庭の経済面についても計画的に考えてくれるため、結婚後に女性側だけの負担が増える心配も少ないです。 結婚を前提に交際してくれるけれど夢見がちなタイプではないので、あとあと「予想と違った」とお互いにがっかりするリスクがほぼありません。

丸投げせずに自発的に動いてくれる

頭の回転が速い彼氏は、自分がやるべきことを理解していて、何かを言葉にして頼まなくても自発的に動いてくれるタイプが多いです。家事や仕事のスケジュール管理を彼女に頼りきりにすることはなく、彼氏自身でできることはやっておいてくれることが多く、彼女が忙しい場合にとても助かります。 これは彼氏が自立心を持っていて、なおかつ先のことを予測することができるからこそのメリットですね。急なトラブルや忙しい時でも、彼氏は冷静に対応し、二人でバタバタせずに乗り越えることができるように彼女をリードします。いざという時に頼れる彼氏が側にいると、彼女にも心の余裕が生まれ、自立に繋がるでしょう。

自己管理能力が高い

頭のいい彼氏は、自己管理能力が高いタイプが多いです。彼女が過度に世話を焼かなくても、自分のことはしっかりとこなします。健康管理はもちろんのこと、仕事や趣味のバランスを保つので、彼女があれこれと口出しをしなくても問題なく日常生活が送れるのです。 当たり前のように聞こえますが、実はこうして自分で自分の世話をできる彼氏は多くありません。彼女ができるとつい頼りきりになる彼氏は多いです。 その点、彼女が「放っておいても私の彼氏なら大丈夫」と思える関係性だと、信頼感もゆとりも生まれます。彼女も自分自身の時間を大切にできるようになり、お互いに良い距離感を保ちながら付き合うことができるのが大きなメリットです。

頭がいい彼氏には、付き合うにあたってメリットとデメリットがそれぞれあります。彼氏自身のもともとの性格にもよりますが、「頭がいい人」として彼氏を認識しておくことで、喧嘩のない仲良しカップルになれるかもしれません。付き合う時に心掛けるポイントや、頭のいい彼氏に好かれる振る舞いについて解説します。

彼氏の理論や生活リズムに理解を示す

頭のいい彼氏は、自分なりの理論や生活のリズムを大切にする傾向があります。理解せずに「恋人だから」という理由で彼の生活に踏み込もうとすると、思わぬトラブルに発展することがあるので注意しましょう。 彼氏の頭がいいと、例えば、毎朝きっちりと同じ時間に起きて健康的な朝食を摂り、一定の時間に仕事に集中するなど、ルーティンが整っていることが多いです。彼女がそのリズムに理解を示し、尊重することが仲良しでい続けるためには大切といえます。 彼氏にとってはもともと、彼女がいてもいなくても大事にしているリズムですので、それを彼女の一方的な考えで崩すと、彼氏はストレスを感じやすいため、無理に現状を変えようとしないことが関係を円滑に保つ秘訣です。

愚痴や不満は自分の中で処理をしよう

彼氏は感情よりも理論や分析を重視するタイプが多いため、愚痴や不満をぶつけても思ったように共感してもらえないことがあります。 彼女が仕事や友人関係の悩みを話して同調してほしいと思っていても、彼氏は「早めに○○しておけばいいんじゃない？」と理論的な解決策を出してくるかもしれません。ただ話を聞いてもらいたいだけの彼女からすれば、彼氏のリアクションに不満を感じることがあるでしょう。 そのような時は、彼氏に「共感してよ」と怒ったりさらに愚痴を言ったりするのではなく、自分で消化するか、他の友人に話をして彼氏へ不満を抱く機会を減らすのもポイントです。彼氏は悪気があって彼女にアドバイスしているわけではないので、それを頭ごなしに拒否するくらいなら、話さないようにするほうが喧嘩を避けられます。

彼氏に合わせて背伸びしない

頭のいい彼氏の知識量や大人として自立している考え方に合わせて、自分も知識を増やしたり、難しい話題について勉強しようとしたりすることも大切ですが、無理に彼に追いつこうとする必要はありません。 彼氏が好きなのは、自然体で楽しそうに過ごしている彼女の姿です。無理に背伸びして疲れるよりも、彼女は自分らしく過ごすことを意識すると仲良く付き合い続けることができるでしょう。 もし彼氏が専門的な話題を出してきて内容がわからない場合は、「よく知らないことだから教えてほしい」と素直に興味を示すのがベター。彼氏は自分の知識を披露できてうれしいですし、彼女は無理のない範囲で新しい発見を得ることができます。

「でも」「だって」を言わない

頭のいい彼氏と話し合いをする際に「でも」「だって」という言葉を多用すると、彼氏は論理的に反論してくることが多いです。時には、彼女の言い訳にも聞こえる説明に腹を立てて、攻撃的な言い方をする彼氏も。 他にも、彼氏が何か提案してきたときに、彼女が感情的になって否定的な言葉を返してしまうと、意見が衝突します。言いたいことを言ってもお互いに反発しあう状態だと、彼氏も彼女もストレスを感じ、口論がエスカレートしてしまう可能性があるので、議論の場では否定的な言葉を避けて彼氏の話を一旦優先しましょう。 彼の意見に耳を傾けてから、自分の考えを冷静に伝えることが重要です。

会話中に笑顔を振りまく

彼氏は論理的な会話を重視する一方で、彼女の笑顔やリアクションに癒されることも多いです。彼氏が真剣な話をしている時、彼女が少し笑顔を見せることで緊張がほぐれ、会話の内容や言葉の端々が穏やかになることがあります。 頭のいい彼氏は感情を表に出しにくい部分があるため、冷静に淡々と話を進めていても、実はプレッシャーを感じていることがあるのです。そんな時に彼女の笑顔やポジティブな態度を目の当たりにすると、心の重荷がなくなり、理論よりも本音を優先して話せるようになるでしょう。リラックスしながら会話ができる関係を築くためのカギとなります。

彼氏の頭がいいと、彼女は時に自己肯定感が下がったり、言いたいことが言えなくなったりと、マイナスな状態になってしまうことがあります。彼氏の言うことに対して反発して意地を張っていると、お互いにストレスを溜めてしまい、口論が増えるループに入りやすいのです。 頭のいい彼氏が言うことや考えることがすべて正解ではありませんが、得られるものは多いはず。「でも」「だって」など否定や言い訳から入らず、彼氏の言葉を受け止め、意味を噛み砕いてから返事をする心のゆとりを持つように意識しましょう。 彼氏は彼氏、あなたはあなたと割り切るようにすると、自立心が意地や劣等感よりも強くなり、バランスのいい付き合い方ができるようになります。彼氏の頭がいいからといって極端に頼りすぎないことで、あなたはアイデンティティを守ったまま対等に付き合うことができるはずですよ。