年下好きの女性は気持ち悪いと思われている？年下男性の本音と年の差恋愛のコツ

「付き合うなら絶対に年下の男性がいい」「同年代の男性には興味がない」など、年下好きな女性は少なくありません。30代を超えると年下が恋愛対象になるという女性も。そんな年下好き女性のことを、年下の男性たちはどう思っているのでしょうか？肯定派と否定派の意見をそれぞれまとめてみました。

【OK】「大人の女性」という感じがして格好いい

年上女性が年下男性を恋愛対象にするのをむしろ好ましいと感じている人もいます。年下男性から見ると、年上の女性は大人の落ち着いた振る舞いをしていて、頼れる印象があるからです。仕事だけでなく人生全般についての経験が豊富なので、どんな場面でも余裕がありそうなイメージが強いようですね。 年下男性が仕事でミスをしたり、人生の選択で悩んだりした時に、冷静に受け止めつつアドバイスをしてくれることを期待しているのでしょう。いわば人生の先輩です。 年下男性がこのように大人の女性を求めている場合、付き合うと「大人っぽいカップル」として周囲から認知されますので、その点も男性にとってはプラスになります。

【OK】母性的で甘えられそう

男性は何歳になっても、男性としてのプライドと、女性に甘えたい気持ちの両方を持っているケースが多いです。特に年齢がまだ若い男性だと、母親のように包容力があって優しさを見せてくれる年上女性を求める傾向があります。日々のストレスや疲れから解放してくれる聖母のような存在に見えるのかもしれませんね。 同い年や年下の女性相手だと素直に甘えられない男性でも、年上の女性にだったら素直に甘えることができるケースも多々あります。意地ならずに済むので、一緒にいると安心するのでしょう。母性で包み込んでくれる年上女性と過ごすことは、年下男性にとって包まれているような安心感につながるのです。

【OK】ギャップがあると付き合ったら面白そう

見た目がクールで何事もしっかりとこなす年上女性が、意外と無邪気な一面を持っていると、そのギャップに男性は惹かれることがあります。年上だからと敬遠していた男性が、格好良さと可愛らしさのギャップに惹かれるようになるケースは多いです。 誰でも多少のギャップは持っているものですが、年齢にそぐわないあどけなさがある点が、年下男性にとっては年下好き女性を認めさせるポイントといえます。ギャップを見つけたことがきっかけで、年下好きの女性に対して男性側からアプローチをかけ始めることもしばしばあるようですね。 年齢差があることで、違う世代ならではの新しい発見や体験ができる点も楽しさの一つで、交際後もマンネリ化しにくいメリットもあります。

【NG】優位に立ちたいように見えて悪印象

年下好き女性を否定する意見として、「上から目線だから」という理由があります。年上の立場を強調して高圧的な態度を取ったり、理不尽な指導をおこなったりする女性は、年下男性にとって嫌な存在でしかありません。経験豊富なのが事実だとしても、それを年下男性に押し付けるような態度ばかり取る女性はストレスの元です。 対等な関係を求める男性にとって、こうした年齢差ゆえの行動は大きな負担になります。男性側が自由に行動したいと思っても、女性が過剰にリードしようとすることも、圧迫感や閉塞感を感じて不快な気持ちになるきっかけの一つです。

【NG】年齢を自覚していないところが気持ち悪い

年上の女性全員のことが嫌いというわけではないけれど、若作りしようと必死になっている女性は嫌いだという男性は多いようです。無理に若い女性のように振舞おうとしても、どうしても年齢による見た目の違いは出ますし、知識にも差があります。 あえて自身の年齢を隠すかのような言動をする女性に対して、年下男性は違和感や嫌悪感を抱くでしょう。特に、年上女性が若者向けのトレンドに過剰に合わせようとすると、無理をしている感じが余計に目立ってしまい、かえって老けて見えます。 年齢相応の落ち着きを持たずに見栄を張る態度を見せる女性は、男性の目に「痛々しい」「悪あがき」として映ることがあるのです。

【NG】接待をしている気分になる

年上女性は時に気難しい反応をすることがあるので、年下男性はできるだけ機嫌を損ねないよう、用心深く発言するようになります。「年上だから」という理由で本音を言えず、喜ばせるために言葉選びをする自分を客観視した男性は、「まるで接待のようだ」と気持ちが冷めるのです。 のびのびとした恋愛を楽しみたい年下男性は、こうした気遣いを年上女性に向けることに疲れてしまい、恋愛対象から除外します。年下好きの女性が仲良くなろうと近づいてきても、そうした気疲れを想定して、距離を取ってしまうことも……。年下が好きな女性がちやほやされるのを目的としていると、気持ちのすれ違いが起きやすくなります。

年齢を重ねたからといって、すべての女性が年下好きになるわけではありません。年下男性に魅力を感じるようになった女性は、キュンとするポイントを見つけたり、一緒にいることで幸せになれると気付いたりしたきっかけがあるはずです。女性が年下好きになった理由を紐解いてみましょう。

素直に甘えてくれるから

男性は時に意固地になって、頼るべきところでも他人を頼らないことがありますが、年下の男性は比較的素直に頼ってくれる特徴があります。 わからないことはわからないと言い、一人ではやり遂げられないと感じると甘えてくれる姿が、年下男性の魅力の一つ。同年代の男性の高圧的な態度に疲れている女性であれば、年下好きになるきっかけとしては十分ですね。 「頼りにしています」とストレートに感謝の気持ちを伝えてくれる年下男性が相手なら、女性は自信を持つこともできるのでさらに幸福度が上がるでしょう。素直な部分が多いと感情表現も豊かなので、可愛さや面白さなどいろいろな姿を見られるのも魅力です。

年下男性と一緒にいると若々しくいられる

30代、40代と徐々に年齢を重ねると、女性はふとした時に「老けたかもしれない」と自信をなくすことがあります。そんな時に年下男性のエネルギッシュで純粋な言動や生活スタイルに触れることで、つられて若々しい気分になり、それが好きになるきっかけに。 体力に衰えを感じている女性が、アウトドアやスポーツが好きな年下男性と一緒だと楽しめるので、活動的になることもあります。自分を若返らせてくれる存在として、そこから年下好きになる女性は多いです。 また、アクティビティだけに限らず、若い男性との交流で現在の流行や新しい情報にも敏感になり、内面から若々しさを保てるようになったと感じる女性も少なくありません。

好きになった相手がたまたま年下だった

年下男性だからと意識せずに接しているうちに好きになったタイプの女性も。この場合は、結果的に好きになった相手が年下だっただけというケースですね。無意識で若々しさを求めている可能性はゼロではありませんが、好きになるのに年齢はあまり関係ないタイプの女性であれば、偶然ということもありえるでしょう。 例えば、職場や趣味の場で出会い、年齢差を感じずに自然な会話が続き、恋愛に発展するケースが挙げられます。男性のありのままの人柄に惹かれて付き合い始めた場合、年下ならではのメリットを特に感じないことも多いです。

高圧的な態度を取らないから

過去に年上男性との交際で支配的な態度を取られた経験がある女性が、年下男性の柔軟な態度に魅力を感じることがあります。年下男性はまだ経験が浅いことを自覚しているので、周囲の人の意見を尊重しやすい傾向があるのです。 恋愛においても年上女性の経験に基づいた話を真剣に聞き、否定せずに受け止めてくれるので、女性は年下の素敵な一面に気づきます。もともとの性格が穏やかで優しい年下男性であれば、より魅力的に見えることでしょう。 「この人になら本当に自分を見せられる」と女性は安心し、自己肯定感を下げることなく恋愛ができます。それを繰り返すうち、年下好きになっていくことも多いです。

経済力に期待を持たずに済む

結婚適齢期を目安に、女性は同年代の男性や年上の男性に対して安定した経済力を求める傾向が強まります。定職についていることはもちろん、普段の生活にお金を使ってもなお余裕のある生活を夢見るのです。しかし現実はなかなかうまくいかず、期待して交際を始めたものの、結婚資金すら貯めにくい現状に悩む女性も……。 そのため、始めから年下の男性を選べば、経済的なことで過度な期待をせずに済むと考えるようになることがあります。経済的なサポートは期待せずに済む半面、人間性などに関しては将来が楽しみなのが年下の魅力の一つ。将来に向けて一緒に努力しながら築いていく関係にポジティブな印象を抱くようです。

男性が年下好きの女性に対して否定的な気持ちを抱くことがあるように、同性の女性でも、「年下好きはありえない」と感じることがあります。続いては、年下男性を恋愛対象にできないタイプの女性の意見を紹介します。女性心理のさまざまな側面を見てみましょう。

年下男性が幼く見えるから

過去に結婚を経験していて、子どもを持っている女性にとっては、年下の男性は自分の子どものように見えてしまい恋愛対象になりにくいです。一人の社会人として生活している男性だと頭ではわかりつつも、どうしても子どもと重ねてしまうシーンがあるのでしょう。 また、未来に対して明るい希望を持っている年下男性の姿も、「大人として未熟だ」と感じてしまうことがあります。恋愛関係になることを想像するのを嫌がる女性も多いです。また、仮に恋愛関係に進んだとしても、できないことやわからないことが多い様子を見ているうちに気持ちが冷めてしまうケースもあります。

同年代との話題についていけなくなるから不安

年下男性に多少なりポジティブな印象を持っているとしても、付き合うのは嫌だと思っている女性もいます。理由は、年下男性と付き合ってしまうと、同年代の友人たちの話題についていけなくなるかもしれないというものです。 交際相手が年下だとしても、女性本人が集まって遊ぶのは同年代の人たちばかり。年下の恋人との話題を出しにくかったり、結婚や出産、キャリアについての話題にズレを感じたりすることがあるようです。疎外感を感じるくらいなら年下好きになりたくないと考えるのは、社会性を考慮すると仕方のないことなのかもしれません。

年上の男性にリードされていたい

男性は女性をリードするものという考えを持っている女性は、最初から年下男性を恋愛対象として見ることができない可能性があります。 理由は、身近にいる年下男性のことをいい人だとは思いつつも、どこか男性としての頼りなさを感じているから。良く言えば穏やかで柔軟性のある思考を持った世代なのですが、悪く言えば優柔不断で頼もしくない世代ですので、女性をスマートにリードできないと思うのかもしれません。 また、年下にリードされるのを嫌がる女性もいるので、難しいところですね。年上男性ならではの落ち着きや安定感を求める女性にとっては、年下男性との新鮮な恋愛は派魅力的に映らないのです。

年下を可愛がる様子に嫌悪感を抱いてしまう

女性自身が年下を嫌う理由として、年下好きの女性を見た時に「嫌だ」「みっともない」と感じた経験があるというのも挙げられます。目の前で年下の男性にぶりっ子している様子を見てしまったり、年下彼氏とのノロケを周囲に振りまいたりと、大人の女性としての品格がないように見えたのでしょう。 また、年下の男性を文字通り「可愛がる」姿が、通常の恋愛ではなく特殊な性癖のように見えてしまい、嫌悪感を抱く女性も……。特に過保護なタイプの年下好きの女性が、男性に対して母親のような態度を取っているのに対して、「恋人というより保護者みたいだわ」と感じ、強い違和感を覚えることがあります。

賛否両論な年下好きの女性の恋愛観ですが、幸せになることはもちろんできます。年下男性と縁があって恋愛へ進展する場合、同年代や年上男性との付き合い方とは違う長続きのコツがいくつもあるのです。年下好きの恋愛観を守りながら、自由に楽しく恋愛をするためのポイントを紹介します。

年齢について自虐的にならない

年齢差を意識しすぎて自虐的な発言をすると、年下男性に「引け目を感じている」と思われることがあるので注意しましょう。男性が何か褒めてくれても「どうせ私はおばさんだから」と発言したり、好きなものがあるのに「もう歳だからやめておこうかな」と発言したりすると、相手の男性はだんだん悲しい気持ちになっていきます。 恋愛を楽しむこと自体が楽しい冒険のようなものなのですから、自分のことや自分の好きなことを否定しないようにしてくださいね。年齢を受け入れつつ、自信を持って恋愛や自分自身と向き合いましょう。

キャラを作らない

年齢差を埋めようとするために、無理して若いキャラを演じることは逆効果。年下男性は大人の女性としてのあなたに惹かれて交際しています。決して若いふりをしてまで恋愛をする女性を好きになったわけではないのです。これもまた、自信のなさや年齢のコンプレックスからくる行為といえるでしょう。 同じく、下手に強がる姿を見せるのもNGです。ありのままの自分を見せることが、強い絆を結ぶためには必要不可欠といえます。素を見せることは、パートナーである男性に信頼を示す行為だと心に刻んでおくようにしてください。

リードを求めすぎない

年下男性でも、他の年代の男性と同じように女性をリードするのが得意な人はいます。だからといって、全てをリードしてもらえると期待しすぎるのはNGです。デートのプランやプレゼント、記念日の演出など、男性主体で女性を喜ばせるためにできることは数多くありますが、それを期待しているのが見え見えだと男性は疲れてしまうでしょう。 全部の決断を相手に任せるのではなく、お互いに支え合う姿勢を持つことが恋愛を成功させるポイントです。年齢に関係なく、対等な関係を目指すことが年下好きの女性の恋愛を成功させるカギといえます。

年下でも男性としての功績や努力を褒めて立てる

パートナーの年下男性がどんなに若くても、男性としての矜持は持ち合わせているはずです。そのため、男性が毎日少しずつ努力していることや、小さな成長を重ねていることを認めて褒めるようにしましょう。仕事での成果や趣味での取り組みなど、成功体験であれば何でも構いません。年下男性の頑張りを尊重し、サポートする姿勢が重要なのです。 年齢に関係なく一人の大人として扱うことで、対等な関係を築けるでしょう。なお、褒める時は子どもを褒めるようにするのではなく、「かっこいい」「すごい」と尊敬のまなざしを向けるようにすると、男性の自尊心が満たされていきますよ。

年下男性の交友関係に口を出さない

年下の男性がまだ20代前半くらいだと、友人同士での集まりが盛んな時期です。いつも遊ぶグループの中には未婚の女性もいるかもしれません。しかし、そうした楽しい時間に過剰に干渉しないようにしないと、喧嘩になってしまうかもしれないので要注意です。 心配なのはわかりますが、男性も女性もそうした時期を経て徐々に遊び方を覚え、頻度の調整をするといった大人としての成長をしていくものです。年齢が上だからといって、友達付き合いを制限するような発言は避けるのが無難です。

恋愛に依存しすぎない

年下男性との恋愛に全てを捧げるような依存的な態度は、かえって交際のリミットを縮めてしまうリスクがあるので避けるべきでしょう。彼氏と過ごす時間に固執せず、自分自身の趣味や友人との時間も大切にすることで、バランスの取れた関係が保てます。 逆に男性の方から依存する態度を見せてくることもありますが、その際も甘やかさず、お互いに自立した状態を維持できるように工夫しましょう。依存はお互いのためになりません。 自分の時間を大切にすることでさまざまな経験値が増え、恋愛においても余裕が生まれます。そして結果的に、長く楽しく交際を続けることができるのです。

「年下好きの女性」と聞いた時の男性の反応は、肯定派と否定派に分かれます。まさに賛否両論です。歳の差を気にせずに恋愛対象として扱えるかどうかは、年下好き女性がきちんと自立した大人の女性かどうか、年下だからとひいきするタイプではないかなど、いろいろな要素がカギとなります。 年下好きと言っても理由はさまざま。年下男性のピュアさや可愛らしさが好きだという女性もいれば、同年代や年上男性に苦手意識がある女性もいます。しかし理由はなんであれ、一人の大人として対等に付き合おうとすれば、恋愛はうまくいくはずです。 恋愛関係に進展することができたら、考えるべきなのは年齢のことではなく、「人としてどう付き合うか」というポイントでしょう。年齢を言い訳にせず、かといって傲慢になることもなく素直にパートナーと向き合えば、何歳だろうと幸せは掴めるのです。