旦那に冷たい時はほっとくべき？夫が不機嫌になる理由と妻が取るべき行動

「最近、旦那の態度が冷たい……」と感じたら、まずは原因を考えてみましょう。ほっとくべきなのかもしれないと思いますが、理由次第では早めに対応した方がいいからです。はじめに、妻が何らかの原因を作ってしまっているケースを紹介していきます。心当たりがある女性は要注意です。

妻に対して不満がたくさんある

旦那が冷たい態度を取る理由のなかで多いのは、妻への日々の不満がたまっているケースです。妻が「忙しい」「疲れてる」などと言って、家事や育児をすべて旦那に任せきりにしていたり、旦那の意見や提案を軽く流すような態度を取ったりすると、旦那は「自分は軽んじられている」と感じてしまうことがあります。 夫婦間での感謝の言葉やコミュニケーションが減ると、「自分の努力が報われていない」と旦那は思い、心を閉ざしてしまうことも。冷たい態度を取ることで、不満を間接的に表現している可能性がとても高いです。

妻が先に冷たい態度を取った

喧嘩やちょっとした不機嫌がきっかけで、妻が旦那に対して先に冷たい態度を取っている場合、それが旦那の態度に影響を与えていることも。 「どうせ話しても無駄」「疲れているから話したくない」といった理由で旦那との会話を避けたり、不機嫌な時にそっけない返事をしたりしていると、旦那は「自分のことを大事に思っていないのかもしれない」と感じます。悲しい気持ちと腹が立つ気持ちとが旦那の心に生まれ、妻に対して同じように冷たい態度を返すように。 冷たさの応酬が続くと、関係がさらに悪化してしまうかもしれません。

子育てにかかりきりで寂しい

子育て中の家庭では、妻が育児に集中しすぎて旦那への気配りが減ってしまうことがあります。子どもがいると、どうしても子ども中心の生活になるものですが、あまりにも子どものことばかり気にかけていると、旦那が「自分は家庭の一員として大切にされていない」と感じてしまうのです。 どんなシーンでも、妻が子どもの話題ばかり話し、旦那の話には耳を傾けない状態が続いてしまうと、旦那の心は離れていくかもしれません。この場合、旦那の冷たい態度は「寂しい」という気持ちの裏返しであることが多いです。

妻のイライラが旦那に移ってしまった

妻が日常生活の中でストレスを感じ、そのイライラが言葉や態度に表れていると、旦那がその影響を受けることもあります。マイナス感情は他人に移りやすいので、気をつけなければいけませんね。 例えば、妻が「なんでこれができないの？」「どうしていつもこうなの？」と責めるような口調で接してしまうと、旦那は否定ばかりされて辛い思いをします。妻の態度が刺々しいと、旦那は家庭でリラックスできなくなり、距離を置きたくなることも。今以上に傷つきたくなくて、旦那が冷たい態度を取り、自分を守っている可能性があります。

妻が約束を破って、それを忘れている

小さなことだとしても、夫婦間での約束を妻が忘れてしまうと、旦那が不満を抱える原因になります。旦那が「明日これをお願いするね」と何か頼みごとをしたのに、妻が忘れたり、「後でやる」と言ってやらないままにしていたりすると、旦那は「自分の意見や頼み事が軽視されている」と感じるでしょう。 また、約束を破ったことに対して妻が特に謝罪や説明をしないと、旦那は不公平感を覚え、冷たい態度として気持ちが表れてしまうのです。フェアな関係を築けないと思うと、旦那は冷たい態度を取り始めます。

結婚生活について思い悩んでいる

旦那が冷たい態度を取る背景には、結婚生活そのものについての悩みが隠れている場合もあります。夫婦間の価値観の違いや、お互いに期待することがすれ違っている現状に気づき、「今後どうすればいいのかわからない」と考え込んでしまうケースです。 このような場合、旦那は何も言わずに冷たい態度を取ることで、心の中で一旦距離を置こうとしているのかもしれません。しかし、妻が旦那の変化に早めに気づかないと、旦那はますます心を閉ざしてしまう傾向があります。妻が旦那の悩みに気づけば、関係改善できる可能性はあるでしょう。

仕事で疲れ果てている

旦那が冷たい態度を取る大きな理由のひとつに、仕事のストレスや疲れが挙げられます。仕事が忙しい時期やプレッシャーの大きいプロジェクトを抱えている時だと、心身ともに疲れ果てているため、家に帰ってからは「リラックスしたい」「何も考えたくない」と旦那は感じるでしょう。 余裕のない状態なので、普段なら気にしないような些細なことにもイライラしてしまうかもしれませんし、妻からのちょっとした要求にも応えたくないという気持ちが強くなることがあります。 妻に冷たく接してしまうのは、疲れやストレスを溜め込んでいるからであり、決して妻に対して悪意があるわけではありません。

何かで挫折や失敗をしたばかり

仕事や自分自身の目標など、何らかの「やりたいこと」「やるべきこと」で挫折や失敗を経験した場合、旦那が冷たくなることも。失敗で自己肯定感が下がり、自己嫌悪で感情が沈み込んでいると、家に帰っても妻や家庭のことに関心を向ける余裕がなくなります。 自分の不甲斐なさを感じている時に妻と接することにプレッシャーを感じたり、関わりたくないと感じたりすることがあるかもしれません。失敗を引きずっていると、自己評価が下がり、普段ならできることにも手がつかなくなります。 「妻は悪くない」と旦那自身が理解していても、言動がその気持ちに追いついてくれない状態です。

交友関係でトラブルがあった

旦那が冷たくなる原因には、交友関係のトラブルも影響していることがあります。友人との関係で揉め事があったり、社会的な立場でストレスを感じるような出来事があったりした場合、イライラや不安を家庭に持ち込んでしまうことがあるようです。 妻はトラブルのことを知ることができないので、普段通りに接するでしょう。その時、旦那は「自分がどれだけ大変なのかわかってもらえていない」と感じ、ますます距離を置こうとする可能性があります。自分勝手な理由ですが、それほど交友関係がこじれると、旦那の心にストレスがかかるということですね。

体調が良くない

旦那が冷たい理由が、体調不良によるものというケースもたまにあります。風邪や軽い体調不良であっても、長引いていると心身ともに元気がなくなり、妻とのやりとりが億劫に感じることがあるでしょう。普段なら気にならないことでも、体調が悪いと些細なことにイライラしますよね？まさに旦那がこの状態です。 無理して会話をしたくないという気持ちが強くと、妻が「どうしたの？」と聞いても、旦那は何も答えず部屋にこもってしまうことも……。旦那自身も自分の状態にイライラしているため、さらに冷たい態度を取ってしまうことがあるのです。

浮気をしている

旦那の冷たい態度に心当たりがなく、冷たさの度合いが徐々に強まるようなら、もしかしたら旦那は浮気をしているかもしれません。浮気をしている場合、罪悪感から妻との接点を減らそうとしたり、バレたくなくて距離を置いたりすることがあります。 知られたくない秘密を抱えているので、家庭での態度が不自然に冷たくなることが多く、妻は不信感や寂しさなどのマイナス感情を抱えることになるでしょう。浮気をしている旦那は、妻とのコミュニケーションを避ける傾向が強くなり、普段の優しさや気遣いがなくなってしまいます。

妻への愛情が冷め始めている

あまり考えたくないことですが、旦那が冷たい態度を取る理由として、「妻への愛情が冷め始めている」という状態も考えられます。結婚生活が長くなると、どうしてもマンネリ化してしまいがちなので、旦那が「妻に対しての気持ちが薄れてきた」と感じることも。 この場合、旦那は意識的に冷たくなるわけではなく、無意識のうちに関心を失うことがほとんどです。愛情が冷めると、以前のように積極的にコミュニケーションを取ろうとしなくなります。浮気をしていなくても、旦那の冷たい態度は愛情の変化を示すサインの可能性が高いです。

旦那が冷たい時は、妻が何を言ってもしっかりとした会話が成り立たないことが多いので、妻ばかりが漠然とした不安やストレスを抱えがちです。ほっとく方が楽だと感じる妻もいますが、ほっとくべきかどうか悩んで、結局答えが出ない場合も。態度が冷たい旦那に対して、何をすべきかわからない人は、ここで紹介する5つのステップを試してみてください。

まずは自分に非がないか考えてみる

旦那が冷たい態度を取り始めた時にまず一番大切なのは、自分の行動を振り返ることです。無意識のうちに旦那を傷つけるようなことを言ったり、態度に出してしまったりした可能性を考えてみましょう。 喧嘩をした後に何度も文句を言う、旦那の努力を無視してしまう、といった態度を取ったのであれば、旦那が冷たくなる原因が妻である可能性はとても高いです。 まずは自分の言動を客観的に見直し、喧嘩のことや旦那が不機嫌そうだった日などを書き出してみてください。「もしかしてこれが原因？」と感じる出来事が見つかるかもしれません。自分に非がなくても次のステップに進みやすくなります。

軽く理由を聞いてみる

冷たい態度が続いている理由がはっきりしない場合、優しく理由を尋ねてみるのも一つの方法です。ただし、感情的に「なんで！？」と聞くのではなく、冷静に「理由を教えてほしいな」と聞くことがポイントです。 「何かあった？何でもいいから教えてほしい」といった言い方をして、旦那が答えやすい環境を作りましょう。無理に理由を求めるのではなく、旦那が話しやすいようにサポートすることが大切です。もし旦那が話したがらない様子であれば、それ以上追及せずに「話したくなったら聞かせてほしい」と伝えて、再度タイミングを見て話せるようにしましょう。

数日間ほっとく

旦那が冷たくなっている理由がわからず、優しく理由を聞いてもいつまでも答えが得られない場合は、少しの間ほっとくことも効果的です。冷静になりたい時に無理に話しかけられると、逆に旦那はプレッシャーを感じて、心を閉ざしてしまうことがあります。あえて距離を置いてみることで、旦那は自分の気持ちを整理する時間を手に入れられるでしょう。 数日間、お互いにあまり干渉せずに過ごすことで、旦那は心の整理がつき、自分から話し始めるかもしれません。妻も冷静に状況を見つめ直すことができるので、解決に近づきます。

「ありがとう」と言葉で伝える

旦那の冷たい態度が続いていると、どうしても気分が落ち込みがちになりますが、そんな時こそ「ありがとう」という言葉を忘れずに伝えることが重要です。旦那が冷たくなっている背景には、もしかしたら妻の感謝が足りなかったり、評価されていないと感じたりしていることがあるかもしれません。 ちょっとしたことでも、「いつもありがとう」「支えてくれて嬉しい」といった感謝の言葉をかければ、旦那の気持ちがほぐれていきます。旦那は「自分を理解してくれている」と感じ、冷たい態度を改めるきっかけになることがあります。

楽しく過ごせそうな予定を提案してみる

旦那の冷たい態度を元に戻すためには、共に楽しく過ごす時間を作るのも一つの手です。何か新しいことを一緒に始めるのは、夫婦の絆を強めるのにぴったりですよ。二人で出かける提案をしてみるのもいいでしょう。 二人で楽しめる予定を提案することで、旦那の気持ちを少しでも明るくすることができるかもしれません。普段の忙しい日常から少し離れて、リラックスできる時間を持つことが、冷たい態度を解消する手助けになります。 なお、お誘いのタイミングは、旦那が冷たい理由を理解し、解決へと進展し始めている時です。

冷たい態度を家族に取る旦那は、対応次第でほがらかな状態に戻る可能性があります。しかし、なかには本気で距離を置くべき冷たさの旦那もいるので、要注意です。冷たい態度が明らかに理不尽だったり、妻の心に影を落としたりする場合は、数日ではなくきっぱり距離を置く選択も大事ですよ。

完全に無視をする

旦那が冷たい時、何を話しても「うん」程度の返事もなく完全に無視されるなら、それ以上歩み寄るのがとても難しいです。完全に会話を避けられると不安になりますし、解決の糸口が見えず疲れてしまいます。会話を求めても返事すらしない旦那なら、物理的にも精神的にも距離を置くのが賢明です。 どんなに気持ちを伝えようとしても、旦那の心が開かないため、無理に接触を試みるよりは少し時間をおいて冷静に対応することが重要。無視が続くようなら、旦那が何か隠している、あるいは解決する気がない可能性もあるでしょう。

常に喧嘩腰で暴言を吐く

旦那の冷たい態度のパターンが、妻に対して暴言を吐くパターンだと、関係を改善するのはとても難しいです。非常に深刻なサインといえるでしょう。 暴言が続く場合、背後に深い不満やストレスが隠れていることが多いです。自分の言葉で妻が傷つくことを理解しているうえで暴言を吐くのは、明らかな悪意といえます。 どちらが悪かったかというきっかけは関係なく、こうした状態になったら距離を置くのが安全です。暴言は決して受け入れてはいけないものですので、まずは冷静に「その言い方は傷つくよ」と伝え、状況がわからないなら専門家のカウンセリングを受けることも選択肢として考えましょう。

マウントを取ってくる

冷たい態度を取るだけでなく、妻に対して上から目線で高圧的な態度を取るようになったら、距離を置く必要があるでしょう。例えば、「お前より俺のほうがもっと大変なんだ」といった言い方をしたり、妻の意見を受け入れずに自分の立場を強調してきたりするのは、ちょっとした話し合いすらできない状況に陥っているサインです。 この態度は、旦那自身が心の中で自信を失っているか、何かしらの不満がたまっている可能性があります。しかし、夫婦は本来フェアな関係であるべきです。ほっとくと夫婦の関係がこじれるため、旦那に注意してから一度離れるのがいいでしょう。

子どもにも冷たい

妻に冷たい態度を取るだけでなく、子どもに対しても冷たい態度やきつすぎる態度を取る旦那とは、距離を置くべきです。特に小さな子どもであれば、親の優しさや守る気持ちがなくては、すくすくと育ちません。普段から子どもに冷たくしたり、無視したり、怒りっぽく接するようになった場合は、家庭内のバランスが大きく崩れている証拠です。 詳しいことを理解できる年齢ではなくても、家庭内での冷えた空気は子どもにも伝わるので、子どもが不安を感じてしまいます。大人同士の問題を通り越してしまっているので、子どもを連れて一旦夫の側から離れましょう。

表向きは夫婦仲の良さをアピールしている

冷たい態度をとるようになった旦那が、外に出ると仲睦まじい夫婦や家族をアピールしている場合、少し警戒する必要があります。 表向きには「仲良し夫婦」を演じる余裕があるということは、無意識ではなく意識的に妻に冷たく当たっているということです。家に帰ったとたんに口を利かなくなったり、高圧的な態度に戻ったりするのは、人として認めていい接し方ではないでしょう。 実は、裏で何かを隠している可能性だって考えられます。このような態度を取る旦那は、自己保身を優先していて、見栄を張っている場合がほとんど。夫婦間で本音を話し合う気持ちはなく、取り繕えればいいと思っているので絆は薄いです。

帰宅する時間が急に遅くなった

旦那の帰宅時間が急に遅くなったのは、浮気のサインかもしれません。妻がどれだけ献身的に旦那に接しても、冷たい態度を貫くのは、他の女性との間で心が満たされてしまっているからかも……。 本気度の高い浮気の時は、こうして旦那が家庭を顧みないあからさまな態度を取るのが、特徴の一つといえます。仕事の忙しさアピールやや急な予定変更も、浮気をしている旦那に多い行動です。 浮気の可能性を捨てきれない以上、冷静な話し合いは必須。話し合いに応じない旦那なら、距離を置いて様子をよく見るしかないでしょう。無理に詮索して逆上されないよう気をつけてください。

触れると極度に嫌がる

旦那が冷たくなり、触れることを極度に嫌がるようになるのは、旦那の心の中ですでに妻の存在を「嫌だ」「苦手だ」と認識しているサインかもしれません。 夫婦間でのスキンシップが減り、軽い触れ合いすら拒否されることで、妻は孤独感や不安を感じやすくなります。もし旦那が触れられるのを嫌がる理由が、仕事や家庭のストレスによるものであれば、無理に触れようとせず、まずは旦那が落ち着ける環境を作ることが大切です。 しかし、もし旦那が明らかに意図的に距離を取っている場合は、関係の修復をテーマに向き合う必要があります。少しずつコミュニケーションを取りながら解決策を見つけましょう。

旦那が冷たい態度を妻に取る原因は、妻の言動だけではありません。仕事や友達との出来事、ちょっとしたハプニングなど、旦那自身のトラブルで苛立ち、八つ当たりしている可能性も。直接的な理由がわからなくても、感情が揺れてしまう出来事があったのは事実でしょう。 ほっとくべきかどうか迷うところですが、まずは原因を探るところから始めるのが賢明です。妻が原因で旦那が冷たいのなら、原因を理解して謝る必要があるかもしれないからです。なお、聞いても応えようとしない旦那を責めて立てるのはNGなので、注意してくださいね。 問題解決は大事ですが、無理に解決しようとすると夫は余計に冷たい態度を取るようになるかもしれないので、焦らず進めましょう。物理的な距離を取って、お互いに冷静になる時間を作るのもおすすめです。ただ、根気よく向き合うあまり、あなただけが本音を押し込んで、辛い思いをしないように注意しましょう。