別居したら終わりって本当?別居中の夫の心理と離婚を避けるための対応策
別居したら終わりでいずれ離婚するという話は本当なのか、別居にまつわる実情と別居中の夫の心理、離婚を避けるための対応策までじっくり解説しています。旦那から別居したいと言われてしまった、別居中の状態から戻る方法が知りたいなど、夫婦の別居問題に悩んでいる女性は必見です。
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夫婦は一度別居したら終わり、遅かれ早かれ離婚するという話を聞いたことはありませんか。 結婚して毎日生活を共にしていれば色々なことが起こるため、些細な一言がきっかけになって喧嘩したり、誤解から気持ちがすれ違ってしまったりと夫婦関係にトラブルは付き物ですよね。 そしてそうした出来事によって夫婦仲の悪化が深刻になってしまったときは、一度距離を置くために別居する形で改善を試みる選択もあるのですが、ただ別居しただけではいい関係に戻るのが難しく、結果そのまま離婚してしまう夫婦が圧倒的に多いのだそうです。 それでは別居後の離婚を回避して夫婦仲を再構築するためには一体どうしたらいいのでしょうか。 ・別居したら楽になったけどいまさら戻れる気がしない ・別居中の夫から連絡がないときはどうしたらいい? ・別居後の話し合いはどのくらいでするべき? ・別居からの復縁率は高い?低い? そこで今回はこのような悩みを抱えている女性に向けて、別居したら終わりだと言われている理由や別居中の夫の心理、離婚を回避するための対応策を詳しく解説していきます。 別居したいと言われたときの対処法も紹介していますので、別居の話が出て不安になっている方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
別居したら終わりと言われている理由
夫婦は同じ家で暮らす、生活を共にするという形が一般的なため、好き好んで別居することはなかなかありませんし、もし喧嘩やすれ違いが起きて関係が悪化したとしても、すぐに別居に踏み切ることはないでしょう。 そのため多くの人が別居に対して重く、マイナスな印象を持っていて、別居したら終わりだ、そこまで関係が悪化したらもう戻れないと感じることになるわけですが、果たして実際のところはどうなのでしょうか。 別居したら本当に終わりなのかそうでないのか、ここでは別居後に起こりうる展開にについて詳しく解説していきます。
別居したら終わりだと思い込みやすい
別居することで物理的に距離ができてコミュニケーションをとる機会が減ると、次第に心の距離も広がっていくため、いくら家族でもお互いの存在がどんどん薄れ、遠くなっていきます。 そうなると、きっとこの先どんどん気持ちが離れていくんだ、そのうち離婚するんだというマイナスな思考に入っていくことになり、思い込みの影響もあって、別居したら終わりというイメージに沿った消極的な行動を自然にとってしまうことになるのだそうです。 こうした心の変化は遠距離恋愛とよく似ていて、結婚している夫婦でも、離れて暮らす時間が長くなれば遠距離同様に別れやすい状態になってしまうでしょう。
戻るきっかけが掴みにくい
別居している状態では再構築に向けて行動するきっかけ、変化を起こすタイミングが掴みにくいのも、別居したら終わりだと言われているひとつの要因です。 夫婦関係が上手くいかなくて別居した結果、一度離れることで心が楽になり安定した生活ができていれば、わざわざ変化を起こそうという気持ちにはなりにくいですよね。 それに、そろそろ再構築したい、別居を終わらせたいと思ったとしても、相手が拒絶するかもしれない、逆に離婚を切り出されるかもしれないと思うと不安になり、勇気が出なくて行動できなくなってしまう人が多いのです。
別居後の離婚率は高い
離婚率そのものは年々上がっていて、厚生労働省の統計では結婚した夫婦の3割が離婚しているということが明らかになっています。 そして別居後の離婚率となるとより割合が高くなるようで、公的なデータではないものの7~8割もの夫婦が別居したその先で離婚を選択しているといわれています。 別居したからといって100%離婚するわけではありませんが、一度別居した夫婦の多くがそのまま離婚していることを思うと、夫婦仲の復縁、再構築は容易なことではないといえるでしょう。
他の異性に意識が向きやすい
別居することによってパートナーや子どもと離れ、ひとりで暮らす場合はどうしても寂しさを感じやすいため、他の異性に意識が向いて不倫しやすくなるのも離婚率が高くなる原因のひとつになります。 家族と一緒に暮らしていても不倫する人はもちろんいますが、寂しさを感じやすく、誰の目も気にしなくていいひとり暮らしの状況の方が、圧倒的に不倫しやすい環境なのは間違いありません。 不倫が本気の恋になるのか、それとも寂しさを紛らわすための一時的なものに留まるのかは人それぞれ異なるものの、別居中の不倫が発覚すれば、はじめは再構築したいと思っていても心が折れてしまう人が多いでしょう。
別居の理由が大きく影響する
別居したら終わりでそのまま離婚するのか、それとも戻れるのかは、そもそもの別居に至る原因、理由が大きく影響しています。 たとえば不倫や金銭問題が原因で信頼関係が壊れて離婚を前提に別居することもあれば、価値観や性格が合わず、喧嘩が絶えなくて険悪なムードになり、一時的に距離を置くために別居することもありますよね。 別居後に夫婦関係改善に向けて努力できるのか、根本的な原因が解決できるのか、ふたりの在り方によって戻れるか離婚になるかは変わってくるでしょう。
別居したら終わりって本当?別居中の夫の心理
別居する夫婦は何らかの問題が生じてふたりの関係が悪化した結果、一緒に生活することが難しくなって別居を選ぶわけですが、その理由は人それぞれ大きく異なります。 そのため別居したことがプラスマイナスどちらに作用するかは定かではなく、当然別居中の夫の心理も様々なのです。 ここでは実際に別居して離れたあと、男性側は一体なにを思い、どのような心理状態になっているのか、男の本音を詳しく解説していきます。
1)解放感を味わう
別居したことで夫婦間に物理的な距離ができると、多くの男性は自由を感じて解放感を味わうことになります。 たとえ相手が大切に思っている妻だったとしても、自分以外の誰かと共に生活するとなると気遣いや配慮は必要で、ひとり暮らしのように自由気ままに過ごすわけにはいかないですよね。 夫婦関係に何らかの問題、トラブルがあれば常日頃から不自由さや窮屈さ、息苦しさを感じている可能性が高いですし、そうした問題がなく穏やかに過ごしていたとしても、別居することで身軽になれば多くの男性が解放感を味わうことになるのです。
2)寂しさを感じる
別居して身軽になった既婚男性は、はじめは自由になれた喜びを噛みしめながら解放感に浸るのですが、時間の経過と共に喪失感や物足りなさを強く感じるようになり、寂しさで心が揺れやすくなります。 自分が何をしてもパートナーに迷惑をかけない、影響が出ないという状況は、自由で責任がなく身軽に過ごせる反面、他者とのつながりが薄れて孤独感を感じやすいものなのです。 そうしたポジティブ面とネガティブ面、どちらの要素が強く出るかは別居後どのくらいの期間が経っているかのタイミングだけでなく、本質的な性格、現実的に仕事が上手くいってるかも影響するでしょう。
3)現状にモヤモヤが募る
性格の不一致で一緒に居ると喧嘩が絶えない、生活リズムの違いがストレスにつながっているなど、別居することで物理的に距離ができると関係性が良くなることもあるものの、根本的な問題が解説できていないことによるモヤモヤを抱える男性もいます。 男性の脳は問題解決思考といわれていて、トラブルが起きた、問題があると認識しているにもかかわらずそれを放置することにストレスを感じやすいのだそうです。 別居することが根本的な問題解決になることも勿論ありますが、そうではなく、対症療法的に距離を置いている場合はモヤモヤを抱えやすいため、早く問題を解決してスッキリしたいと思っていることも多いようです。
4)もう一度やり直したい
別居して一度離れる経験をしたからこそ、パートナーの大切さ、愛情に気付いてもう一度やり直したい、また一緒に暮らしたいという前向きな思いが大きくなることもあります。 たとえば魔がさして不倫した、ギャンブルに大金をつぎ込んでしまったなど、自分の行動が原因で別居することになった場合は、これまでの行いを深く反省して心を入れ替えるタイミングとなるでしょう。 生活を共にしている状態では相手の存在がまるで当たり前のように感じてしまうため、別居することによってかけがえのない日常を失うことになり、そこではじめて大切なものに気付くというケースもあるのです。
5)再構築を諦めている
一度別居したら終わり、もう戻れないというイメージは女性だけでなく男性側にもあるようで、別居を重く受け止めているからこそ再構築を諦めかけている、もしくはすでに諦めていることもあります。 別居して物理的な距離ができるとコミュニケーションの機会が自然と減ることになり、次第にお互いの存在感が薄れて心も離れていきますよね。 そうなると、別居している今の状態が自然な姿、当たり前という感覚になり、また一緒に暮らすイメージが湧かなくて再構築への希望が持てなくなってしまうのです。
6)新しい幸せを掴みたい
前述したように、別居した結果それが当たり前になって再構築を諦めてしまう男性も出てくるため、そうした状況ですでに新しい幸せを掴もうと気持ちを切り替えている人も中にはいるようです。 それが他の異性との恋愛ということもあれば、仕事での昇進、起業、夢の実現など、恋愛でも家庭でもない他の目的、目標に目を向けていることもあるでしょう。 この場合、残念ながらすでに彼の心の中では夫婦関係、家族関係が破綻しているという認識で、まだ法律上は婚姻関係にあったとしても、ふたりの幸せとは別の未来を思い描いているのです。
別居したいと言われたときの対処法
別居後の男性心理は人によって大きく異なるため、一度別居すると戻れない、終わりになるとは言い切れないものの、物理的な距離と共に心の距離も離れてしまう可能性が高いのは確かです。 そのためなるべくなら別居していない状態で問題を解決したいところなのですが、すでに別居の話が出ていて対応に困っていることもありますよね。 ここではそんな状況で活用できる具体策として、別居したいと言われたときの好ましい対応、別居を回避する秘訣を解説していきます。
冷静に受け止める
夫から別居したいと言われたときは、まずは一旦受け止めること、相手の思いを否定しないことが重要です。 別居は決して簡単に決断できることではないため、相手はあなたの知らないところで一生懸命考えた結果、今そうした結論に辿り着いたはずです。 そのためそれを否定することは相手の意見だけでなく、存在そのものを否定することになり、与える印象がかなりマイナスになってしまう可能性が高いでしょう。 全然話を聞いてくれない、自分の意見を拒絶されたと思われてしまうと、別居どころか早々に離婚を決意することも考えられます。
自分の気持ちを見つめ直す
別居したいという相手の思いを否定せず一旦受け止めることができたのなら、自分はどう思うのか、これからどうしたいのか、自分自身とじっくり向き合って本音を知ることも大切です。 相手の思いを否定しないことはとても大切ですが、だからといって自分を抑え、一方的に合わせていれば自己犠牲でどんどん苦しくなってしまうでしょう。 大事なのは自分も相手も尊重することで、違いを知り、その上でどうしていくか、どう歩み寄るかを一緒に考えていくことができると、夫婦の絆は確実に強くなっていきます。
問題解決に取り組む
旦那さんが別居したいと言っているときは、そこに何らかの理由、原因があるはずなので、それを明確にすること、そして問題解決のために一緒に取り組むことが大切です。 夫婦間にはいろいろな問題が起こりますが、必ずしも別居しないと解決できないものばかりではなく、むしろお互いの思考、行動を変えれば改善できる問題の方が圧倒的に多いでしょう。 勢いで、そして流されるまますぐに別居を決めず、冷静に対処して根本的な問題をじっくりと見つめ直すこと、今できることにふたりで取り組む姿勢が大事ですね。
感謝の気持ちを積極的に伝える
夫婦間の問題、在り方をじっくり見つめ直して別居以外の形で問題解決に取り組むときは、並行して感謝の気持ちを積極的に伝えることも重要です。 毎日一緒に生活して相手の存在が当たり前になっていると、どうしても次第に感謝が薄れ、本当は感謝できること、ものも沢山あるのに不平不満にばかりにフォーカスして心が貧しくなってしまいがちです。 そうした感謝のない心では、どんな状況でもないものねだりで苦しくなってしまいますし、夫婦関係を改善することも難しくなるでしょう。
前向きな関わりを増やす
別居の話が出るくらい夫婦関係が悪化しているときは、相手の嫌なところが芋づる式に見えてきて、どんどんマイナスな感情が大きくなってしまうため要注意です。 一度は永遠の愛を誓い、添い遂げると決めた夫婦だからこそ素敵なところ、好きなところはよく分かっているはずなので、そうした見えにくくなっているプラスの要素に意識が向くよう、意図的に前向きな関わりを心がけましょう。 夫の言動に一喜一憂せず、いつも笑顔で明るく接してポジティブな言葉を使っていれば、次第に意識が切り替わり、自分だけでなく相手も別居したい気持ちが小さくなっていくはずですよ。
別居中にやってはいけないこと5つ
別居したら終わりになる、絶対に離婚するとは言い切れませんが、実際に別居を経て離婚に進む夫婦は少なくありません。 そのため別居している状態でどうやって問題解決に取り組み、関係を改善していくかが重要なのはもちろんのこと、マイナスな印象を与えないこと、離婚を決断させない関わりも大事になるでしょう。 それでは別居中の状態から再構築したいとき、離婚せず元に戻りたいときにやってはいけないNG行動を解説していきます。
1)頻繁に連絡する
別居して離れていると相手の気持ちが見えにくくなるため、このまま離婚になったらどうしようとマイナスな想像をして不安になる女性が多いのですが、そこで相手の都合を無視して頻繁に連絡するのはNGです。 別居中は離れていて接点が少ないからこそ、ひとつのプラスな面、マイナスな面がより強く印象に残りやすいものです。 そのため自分の言動を相手がどう感じるか、どう受け止めるかをこれまで以上に深く想像することが大切になるでしょう。
2)束縛する
いつどこで誰と何をしていたのか、事細かに質問して精神的に相手を縛り、間接的に自由な行動を制限する、こうした別居中の束縛は印象を悪くする典型的なNG行動です。 別居していると相手の普段の行動がまったくわからないので知りたいと思うのは当然のことですし、それ自体は決して悪いことではありません。 ですがあまりにも詳細に質問されるとまるで信頼されていないように感じてプライドが傷つくだけでなく、自由がないことに息苦しさを感じて離婚を決断する可能性が高くなるでしょう。
3)家庭の事情を公開する
近年は年齢問わずたくさんの人がSNSを利用して他者とつながっていますが、自分の情報をどこまで見せられるか、どこから知られたくないかの基準は人それぞれ異なります。 そのため別居したことをSNSで公にする、他者に家庭の事情を赤裸々に話すなど、相手のプライバシーに関わる情報を勝手に公開しないことも大切です。 とはいえ誰かに話を聞いて欲しいときもあるのが人間なので、不特定多数ではなく気心の知れた親友やプライバシーを守ってくれる専門家に相談するのなら問題ないでしょう。
4)共通の友人・知人を巻き込む
ふたりの間に共通の友人、知人がいる場合は、別居を伴う夫婦問題にそうした人たちを巻き込まないことも重要です。 あなたはただ話を聞いてもらいたくて相談したつもりだったとしても、自分の味方を増やそうとしている、そのためにあることないことを吹き込んでいると旦那さんに誤解されてしまう恐れがあるのです。 どんなに気を付けて言葉を選び、慎重に話したとしても、伝言ゲームになればどんどんニュアンスが変わってしまうため、批判的な言葉が間接的に伝わってより関係が悪化しないよう、夫婦間の問題はあまり口外しない方がいいですね。
5)他の異性と交流する
すでに別居している状態だけど離婚はしたくない、いい関係を続けたいと思っているのなら、他の異性と親しくして不倫を疑われないよう気を付ける必要があります。 たとえばパートナー以外の異性とサシ飲みをした場合、それは法律上の不貞行為ではなく、肉体関係がない限り不倫にはならないのですが、旦那さんがどう感じるかはまた別の問題なのです。 別居することで物理的な距離ができると心の距離も離れやすくなるため、不信感につながるような疑わしい行動は避けることも意識しておきましょう。
別居からの離婚を避けるためにやるべきこと
別居は必ずしも悪手ではなく、一度離れたからこそ再構築できた、より良い関係性になれたというケースもたくさんあります。 しかし残念ながらそのまま離婚する夫婦の方が圧倒的に多いため、前章で紹介したNG行動を避けるだけでなく、戻りたい、復縁したいと思われるような変化を自分から起こすことも大事になるでしょう。 それでは具体的にどのような行動をとればいいのか、離婚を避け、復縁を引き寄せるためにやるべきことを解説していきます。
定期的に連絡を取り合う
別居すると顔を合わせる機会がなくなってどんどん存在感が薄れていくため、そのまま気持ちが離れて離婚することにならないよう、定期的に連絡を取り合うことが大切です。 とはいえそれが負担になってしまっては元も子もないので、時間的に余裕のある週末に電話でリアルタイムのコミュニケーションをとる、それ以外は各々のタイミングでメッセージを送るなど、お互いのペースを尊重して決めることが大事になるでしょう。 別居して顔を合わせることがなくなり連絡も取らないとなると、ほぼ確実に気持ちが離れていくので要注意です。
深いコミュニケーションを意識する
別居中は自然に顔を合わせることがなく、主に電話やメッセージでコミュニケーションをとることになるため、対面して話す時よりも誤解が生じやすい状況です。 そのため用件だけを簡素に伝えるのではなく、なぜ、どうしてといった言葉の裏にある感情を一緒に伝えることがとても重要です。 夫婦といえど性格や価値観が違う人間なので、きっと伝わるだろう、普通こう解釈するだろうと思い込みでコミュニケーションをとっていると、いつの間にか大きな溝ができてしまうでしょう。
焦らず今を大切にする
一日でも早くいい関係に戻れたらそれが一番なのですが、早く再構築しなきゃ、このまま別居し続けたら離婚になっちゃうと焦れば焦るほど心が揺れてモヤモヤするため、先を急がず今を大切に過ごすことも重要です。 未来は今の積み重ねで創られているため、今この瞬間を大切にできなければ前向きな流れを引き寄せることは難しくなるでしょう。 まだ起きていない未来や過去への後悔など、考えたところでどうにもならないことはなるべく意識しないよう心がけ、今あるものに目を向けて感謝の気持ちを持つこと、今この瞬間を大切にする在り方はどんなときでも大事な基盤になります。
別居後の話し合いを計画する
別居したものの離婚はしたくない、なんとかして再構築したいと思ったときは、だらだら別居を続けてお互いの存在感が薄れる前に話し合いの計画を立てた方が良いでしょう。 連絡を取り合う中で、自然な流れで会って話そう、今後について話し合おうという展開になるとは限らないため、受け身になって待ち続けた結果、タイミングを逃してしまわないよう注意が必要です。 話し合いが大事だと頭では分かっていても、日々忙しくしているとつい先延ばしにしてしまうものなので、どのくらいのタイミングで会って話すかをあらかじめ決めておくのも良いでしょう。
自分の時間を大事にする
日々近い距離感で関わる夫婦だからこそ、近付き過ぎて大事なものが見えなくなったり、相手に過度に期待したりと、深く入り込むことで起こるマイナス面は意外とたくさんあります。 精神的自立、適度な距離感は円満な夫婦関係を維持するために欠かせないことなので、別居を機に趣味や友達付き合い、自分磨きなど自分のために時間を使い、心の依存先を分散させることも大切です。 そうすることで依存心が薄れ、適度な距離が保てるようになると、別居して相手の様子や気持ちが見えにくい状態でも考えすぎることがなくなり、心が安定していい関係を取り戻せる可能性が高くなるでしょう。
自分の課題と向き合う
夫婦関係が上手くいっていかないときは、相手との関わり以前に自分自身が課題を抱えている可能性が高いため、長い目で見て人生を振り返り、同じことを繰り返していないか、自分の中に変えたいと思うところはないか、学び、成長の視点で見つめ直すことも重要です。 それというのも夫婦関係はお互いに影響し合って成り立っていて、関係が悪化するときはどちらかが全面的に悪いというケースは意外と少なく、お互いに乗り越えるべき課題を抱えていることがほとんどなのです。 相手は変えられなくても自分の思考、行動は変えられますし、自分が変われば相手に影響を与えることができるため、離婚を避け再構築を目指すためには自分と向き合うことも大事になるでしょう。
まとめ
別居したら終わりだと言われているのは本当なのか、別居にまつわる実情と別居中の夫の心理、離婚を避けるための対応策までじっくり解説してきましたが、いかがでしたか。 別居したら必ず離婚するとは言い切れないものの、物理的な距離が離れることによってお互いの存在感が薄れ、夫婦としての自覚がなくなれば再構築は難しくなります。 決して焦る必要はありませんが、あてもなく長期間別居を続けると離婚しやすいことをしっかりと腹落ちさせた上で、受け身にならず前向きに行動することが大事になるでしょう。 他人を自分の思い通りにコントロールすることはできませんが、自分次第で影響を与えることはできるため、あとで振り返ったときに後悔することのないよう、いま自分のやれることに集中していきたいですね。
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