妻の不倫で離婚しそうな場合どうしたらいい？離婚はしたくないときに妻ができること

こんにちは、MIROR PRESS編集部です。 不倫していたことがバレた妻側の立場...離婚危機を感じて激しい後悔に襲われているのでしょうか。 「こんなことになるなんて..」と焦りでどうしていいかわからないあなたに、妻の不倫を受けて男性が思うことを整理していきたいと思います。 離婚はしたくない！不倫はバレてしまったけどできることはないの...？ そんな今できる対処方法も是非参考にしてみてくださいね。

まずは妻の不倫が分かった時の夫の気持ちをご紹介します。 その心理を理解し、波風をこれ以上立てないようにするにはどう接していけばいいのか探っていきましょう。 実際に妻に不倫されたことのある男性/妻を持つ男性からお話を聞いていきます。

《1》信じていたのに裏切られたような気持ちになり、悲しくなる

「率直に悲しいというのが第一でした、信じて疑っていなかったので...まさか自分が必死に働いている間に妻が不倫していたなんて。 分かった時は、今までの信頼が崩れてしまう思いでした」(32歳・飲食業) 「え...まさか、信じてたのに。 という裏切られたんだなという気持ちと、妻として一人の女性として信じられなくなった」(28歳・会計士) ”信じてたのに”という気持ちは、やはり避けて通れない感情です。 男性にとって結婚する人というのは、自分の人生を捧げる覚悟を持って決めることがほとんど。 この人なら...と思っていた信頼のある妻に裏切られたショックは、悲しいの一言に尽きるようです。

《2》ばれないと思ってこっそり不倫をされていたのかと考えると怒りを感じる

「男だから鈍感でわからないと思ってたのでしょうか。 自分の妻の異変くらい気づくよ、と言いたかったし、嫌なのは大丈夫バレないって思ってバカにしていたんじゃないかと思うんです」(27歳・公務員) 「隠し事や悪いことをしているっていう罪悪感はなかったのかな？と... どんな気持ちで普通に僕に食事を作って用意して笑っていたんだ？と思うと怒りが湧いてきます」(31歳・営業職) 隠そうとしていたこと、隠せると思っていたこと、そのものが「自分を甘く見ている」「まるでバカにしているんじゃないか」と考える夫は多いみたい。 男性として、夫としてのプライドが傷つき、不倫していた最中に普通に会話していたんだ...と過去を回想して怒りの感情も湧いてくるでしょう。

《3》不倫されたことは辛いけれど、できるだけ離婚はせずになんとかしたいと考える

「不倫された経験者ですが、発覚したときは頭が真っ白でイライラばかりでした。 でも、離婚って簡単ではないし、互いの両親や子供のことを考えると離婚はできないなと」(26歳・作業員) 「他の男に触られたのかと思うと腹も立つし辛かったですが、すぐに離婚とはならなかった。 これまで一緒に歩いてきたこと、色々な苦労も共にしてきた妻だからこそ、なんとか立て直したいと冷静になったあとで考えましたね」(35歳・運送業) 妻の不倫=即座に離婚、とはならない夫側の意見もありました。 不倫された直後やしばらくは頭に血が昇り、冷静にはとてもなれないようですが...落ち着いて考えると両親への思いやお子さん、これまでのことを振り返って離婚の選択肢を消す人もいます。

《4》母親が不倫なんて知ったら子どもがつらい思いをしないか、子どものことが心配になる

「一番は子どもの気持ちを考えてなぜ、不倫を踏みとどまれなかったのかという気持ちでした。 子供なりにもわかるところはあるだろうし、日頃すごくいい母親をやっていただけに、これを子供が知ったらどんな思いをするのだろうと...」(34歳・総務) 「僕の家庭は子どもが3人いますので、上の二人に関してはもしかしたら何かがおかしいと気づいていたのかもしれない、とすぐに考えました。 僕自身も辛かったですが、子供に悪影響が出ないかどうかが不安で不安で」(40歳・経営) 妻の不倫→子供が知ったらショックを受けるのではないか、傷ついて何か精神的な悪影響を及ぼすのではないか？といたたまれない気持ちになるというのも夫側の心理です。 やっぱり子供が一番に信頼しているはずの「お母さん」が不倫をしていた、ということの大きさが懸念される問題ではないでしょうか。

《5》不倫をするような妻とはもう離婚したいと考える

「不倫ができるということ自体が、夫に嘘がつける、騙せる、自分の欲求に走る人なんだと思ってしまって妻である以前に人間性を疑ってしまうようになったので離婚を申し出ました」(29歳・IT企業) 「不倫されたことで、今後また信じてやっていくという自信がなくなりましたね。 一時的に許すことはできるかもしれないけど、いつまでも残ると思ったので、一生添い遂げる相手として考えた時に無理だなと思う」(32歳・電機会社) 妻と言うのは男性にとってある意味絶対的な場所を許した存在であり、自分の生涯や仕事の稼ぎも任せられると思うからこそ結婚した存在です。 不倫と言う嘘や夫に対しての偽りが、大きくその信頼を壊してしまうんですね。

たびたび聞くのは夫の不倫によって傷つく妻、という話だったりしますが、その逆の妻の不倫と言う出来事も、女性と同じく夫はとても大きなショックを受けるということ。 それでも過ちは過ち、なんとか妻を許したいと考える男性も中にはいます。 そこで離婚したくないと思っている方が許してもらえるためにやってはいけないNG行動を見ていきましょう。

《1》「なかなか帰ってきてくれないあなたも悪い」などと旦那にも責任を押し付ける

本当のことだったとしても、不倫の言い訳に旦那さんを持ち出すのはNGです。 あなたが不倫するに至った原因は、もしかしたら旦那さんが寂しい思いをさせていたこともあるのかもしれません。 優しくなかったのかもしれません。 それでも離婚をさけたいのなら、「あなたが○○するから私だって」「いつもほったらかしだったじゃない」などの責任転換していると誤解される言い方はしないことです。 多くの場合、旦那さんは「家庭のために働いて何が悪い」「どうして何も言わなかった？」「それで不倫していいってことにはならないだろ」と思ってしまうもの。 あなたの心の中にある不満も、不倫したことの理由にはできません。 思うふしがあったとしても不倫したことにつなげてしまわず、素直に認めなくては旦那さんの気持ちはおさまることがないでしょう。

《2》不倫について問い詰められたはずみで旦那に暴言を吐いてしまう

不倫について問いただされるとき、感情的な旦那さんの勢いにまかれて暴言を吐いてしまうと、その言葉が決定打となって「もう離婚だ！」となってしまう恐れがあります。 夫婦は感情的な話し合いを始めると、言いたくないことまで言ってしまうことだってあるでしょう。 特に不倫問題でまだ感情が整理できない旦那さんは、怒りが先立って思い切り問いただすことも多いです。 そこでうっかり「たいした稼ぎもないくせに！」「昔は散々私を泣かせてきたくせに！」などの仕事に関する暴言や、女性に多い”過去を持ち出す”ということは絶対に避けましょう。 過去には色々なことがあったでしょう。 それでも過去は過去、でいなければあなたの不倫も過去にはしてもらえません。 「不倫したくせに、勝手なことばかり言って俺のせいにするつもりか」と火に油を注いでしまうことになりかねません。

《3》「いざとなったら不倫相手に養ってもらうから」と自分から突き放すようなことを言う

「どうせ離婚するんでしょ！」「別にもういいよ、相手もいるし」と、傷つくのを恐れて自ら旦那さんを「もういらない」と突き放してしまうのはやめておきましょう。 そこでうまく「離婚するとは言ってないだろ」「相手とは別れて帰ってこい」...なんて言葉が旦那さんから出てくるわけではないものです。 口を滑らせてしまえば、不倫されてズタズタになった男のプライドがさらに傷つき、不倫相手と比べられているような気持になるとさらに怒りが大きくなります。 まるで「私には離婚しても相手がいるの、一人じゃない」というような口ぶりはNG。 あくまでも「離婚はしたくない」と強く思っているのなら、意地になってはダメですよ。

ここまで妻の不倫で離婚にならないための、注目すべきNGポイントを見てきましたが、では、実際にどのような言動を夫に向けていけば離婚を避けられる可能性が上がるのでしょうか。 不倫した妻が夫にできる対処方法を見ていきましょう！

《1》不倫がバレてしまったらとにかく誠実に謝ること！

素直に、誠実に、感情的にならないで！とにかく夫の気持ちが静まるまでは謝り続けること！ 不倫された側からすれば、妻を攻め立てたい気持ちや、信じられないというショックから感情的にまくしたててしまうことも多いでしょう。 それでもとにかく謝って、真摯な姿を貫くことに意味があります。 男性は「心から悪いと思っている様子」「心底反省しているのかどうか」というポイントに重きを置いて見つめるところがあり、それがきちんと伝われば離婚を避けてくれる可能性が上がります。

《2》あれこれ言い訳をしない。事情があったとしても不倫をしてしまったのは妻側の落ち度

「だって...」「でも...」という言い訳は封印して！どんなに夫に対して不満があったとしても、不倫していいという理由にはできないことだと受け止めましょう。 ”不倫したのだって理由がある”...あまりにも一方的に責められるとそう言いたくなってしまう人もいるかもしれません。 でも言い訳をしていると思われた時点で、「自分のことを正当化している」というマイナスの印象を旦那さんに植え付けてしまうことになるでしょう。 「不倫したことは、私が悪かったです」と素直に折れて納得する姿勢が一番重要です。

《3》「ペナルティがあれば受けるので離婚しないでほしい」と自分からペナルティを受ける

できれば夫から言ってくる前に「ペナルティを受けてもいい」「何か誓約をつけたかったらそれでもちゃんと聞く」とあなたから申し出ることで本気が伝わることがあります。 ”夫が言う前に言ってきた”という姿勢が、それほど反省しているのだと実感してもらえる鍵になるかもしれません。 「それでもいいから離婚したくない」とはっきりとした意思を伝えることです。 その本心をぶらさないようにし、許してほしいと思う気持ちを徹底して伝えていきましょう。 ただ、あまりにも無理難題を突き付けられたなら「できない」とは言わずに考えるのも手。 「常に家から出るな」「スマホを持つな」「俺の言うことにはすべて従え」など、最悪モラハラやDVを誘発してしまう危険性があるからです。 精神的に追い込まれて見せた夫の発言や行動に、恐怖を覚えるほどならひとまず実家に帰るなどの距離を置くことも視野に入れましょう。 それだけ妻の不倫は、夫の性格を変えてしまうほどショックなことで、しばらくは感情が抑えられないことも多いと覚悟をしておいた方が無難です。

いかがでしたか？ 妻の不倫を知った時、夫はあなたの妻としての信頼と、人としての信頼を失い、回復するためにはとにかく真摯に謝ること、言い訳をせずに非を認めることが必要かもしれません。 夫婦の間で異性トラブルが起きた時、感情と感情のぶつけ合いになり、隠していたお互いの不満や本音があふれ出してしまうことで離婚の流れになることが多くあります。 ですので、できる限りの冷静さを保てるように心構えをしておきましょう。 不倫をしてペナルティを受ける場合は、どんなことでも100％受け付けることがすべてではありません。 あまりにも夫が感情的な場合は、落ち着いて少し離れてみることも考えてください。 そして許してくれたときは、”二度と不倫なんてしない”と、強く心に誓ってくださいね。 (ライター/morita.hkmm)