タロットで仕事を占う！死神が仕事占いで出た時の意味と状況別の解釈。仕事の未来/転職/人間関係

白い馬に乗った骸骨が、人々を死に導いていく様子が描かれたタロットカード大アルカナの「死神」。 そのショッキングな図柄は、タロットカードに詳しくない人にも知られているほどです。 一見恐ろしいカードではありますが、決して悪い意味ではなく、新しい人生のスタートと解釈できることを忘れてはなりません。 死を迎える人々の向こうには、昇っていく太陽が光り輝いています。 ここでいう死とは、過去との決別であり、明るい未来への新たな始まりでもあるのです。 仕事占いにおいても、「環境の変化」や「節目」「やり直し」と解釈することができるでしょう。 正位置では思いがけない変化に戸惑うことになると考えられます。 反対に逆位置では、大きな変化を免れ、ギリギリの状態を保つことになるといえるでしょう。 詳しい解釈については、これから状況別に解説していきます。 基本的な意味を解説するとともに、仕事にまつわるシチュエーション別に正位置逆位置の意味をチェックしていきましょう。

仕事に関するタロット占いで死神の正位置が出た場合、あなたに大きな変化が訪れそうな暗示です。 外的な変化と内的な変化、どちらも起こる可能性があります。 外的な変化については、会社の業績の悪化や倒産、思いがけない人事異動などが考えられるでしょう。 家族や恋人から仕事への理解が得られず、退職せざるを得ない場合もあるかもしれません。 自分の力では状況を変えることができず、不安でいっぱいになってしまう可能性があります。 内的な変化が起こる場合は、やる気が全くなくなってしまったり、集中が続かずミスが起こったりしてしまうでしょう。 今いる場所に留まらず、変化を起こすべきタイミングといえるかもしれません。 どのような変化が起こっても、落ち着いて状況を受け入れて反省し、思い切って新たな一歩を踏み出してみましょう。 変化を受け入れあなた自身も変容することで、事態が好転する可能性もあるのです。

仕事占いにおける正位置の死神のキーワード

・突然の変化や節目の訪れ ・倒産、業績の悪化、リストラ ・理解を得られない、評価されない ・やる気が出ない ・変化を受け入れ自らも変容する 仕事占いにおける死神の正位置は、このようなキーワードに象徴されます。

逆位置の場合、ギリギリで死を免れるとった解釈になります。 「もうダメだ」と思っていたことでも、奇跡的に良い結果に終わるかもしれません。 諦めずに取り組むことで、最悪の事態は避けられるでしょう。 しかしそれは、ちょっとしたラッキーに過ぎません。 本当に危機的状況を脱したいのであれば、新しいやり方を考えたり気持ちをリセットするなど、心機一転することが必要となります。 逆位置の場合は、死を迎えることを免れるという意味になりますが、再スタートを迎えることも無いということです。 曖昧な状態や勇気の出ない状態がずるずる続き、結局何も変わらないことになるかもしれません。 最悪の事態になることはないので、自分を奮い立たせて行動を起こすことが大切です。

仕事占いにおける逆位置の死神のキーワード

・最悪の事態を免れる ・再チャレンジのチャンス ・ギリギリの状態 ・曖昧な状態が続く ・状況を打開するには自分から行動を 仕事占いにおける死神の逆位置は、このようなキーワードに象徴されます。

転職についてのタロット占いで死神の正位置が出た場合、あなたにとって今が節目と考えられるので、転職には良いタイミングといえるでしょう。 自分の気持ちの変化や環境の変化を前向きに受け止めて、心機一転転職に臨むなら、新しい可能性が開けるでしょう。 転職したい理由がポジティブなものではなかったとしても、新しい職場で全てをリセットするような気持ちを持つことが大切です。 反省すべき点は改善していったほうがよいですが、忘れたい過去やしがらみは捨てていきましょう。 やむを得ず転職をしなくてはならない場合も、あなたにとって必要な転職のタイミングなのだと受け止めてください。 上手くいかなかった仕事や、思ったように行動できない自分、悪い運気とはここでお別れにしましょう。

転職を占った時における正位置の死神のキーワード

・転職にふさわしい節目 ・やむを得ない転職 ・前向きな気持ちを持つことが大切 ・生まれ変わる気持ちで臨む 転職占いにおける死神の正位置は、このようなキーワードに象徴されます。

逆位置の場合、転職すべきか現職を続けるべきか、どちらを選ぶこともできず中途半端な時期が続いてしまいそうな暗示です。 いざ転職活動を始めようと思っても、具体的な行動に出るのは億劫に感じられるかもしれません。 どうしても転職したい！という気持ちに欠けるため、本気の転職活動はできないようです。 とはいえ、現状維持はあなたの将来のためにならないでしょう。 自ら行動することさえできれば、悪い結果になることはありません。 自分を信じ、一つでも多く具体的な行動ができれば転職はうまくいくはずです。 逆位置の場合、死神がやってきてあなたを死と再生に導いてくれるわけではありませんので、自分で自分を生まれ変わらせていく努力が大切になります。

転職を占った時における逆位置の死神のキーワード

・どっちつかずの状況が続く ・具体的な行動に移れない ・一時的なラッキー ・自分自身で行動を起こすことが大切 転職における死神の正位置は、このようなキーワードに象徴されます。

ここからは、仕事に関するタロット占いで、人間関係、適職かどうか、将来どうなるかなど、様々な状況別にみていきましょう。 死神が出た時にどのような意味を持つのかを、それぞれ正位置と逆位置ごとに紹介していきます。

正位置の場合

人間関係に関するタロット占いで死神の正位置が出た場合、苦労が続くことがあるかもしれません。 または、あまり人間関係に関心が持てない状況に陥りそうです。 人事異動や転職などで、気持ちに余裕がなくなったり、周囲の人がどんな人なのか十分に把握することができない場合もあるでしょう。 今の時期は、人間関係や自分の振舞い方について悩みすぎず、淡々と事態を受け入れて仕事に取り組んでいったほうが良さそうです。

逆位置の場合

逆位置の場合、人間関係にしばらく大きな変化は起こらないでしょう。 「自分が我慢していれば良いんだ」と思っている場合は、まだまだ耐えしのぐ期間が続いてしまいます。 心身に悪影響があるほどのストレスはかかりませんが、今後状況が回復していくことは期待できそうにないでしょう。 状況を変えたいのであれば、あなた自身から行動を起こすことが必要です。 人間関係を改善する努力をしたり、周囲に相談をするのも良いでしょう。 思い切って転職をしたり異動願いを出すのも有効です。

正位置の場合

今の仕事が適職かどうかについてについてのタロット占いで死神の正位置が出た場合、今の時期はあなたにとって節目の段階であると考えられます。 この仕事を続けていきたいという強い意志が芽生えるか、きっぱりと辞め新たな道に進むかのどちらかとなりそうです。 今までのあなたから一度生まれ変わることになるでしょう。 具体的な職業でいうと、生死や命を意味することから医療や介護に携わる仕事や、人を導くカウンセラーなどの仕事は特に向いています。

逆位置の場合

逆位置の場合、今の仕事が向いているのかどうか分からないまま、モヤモヤした時期を過ごしてしまいそうな暗示です。 例え今の仕事が適職であっても、このままの状況が続くのは良くありません。 今の仕事に問題があると感じている点があれば、書き出すなどしてみましょう。 仕事の内容事態が嫌であったり不満を感じるなら、適職とは言えないかもしれません。 人間関係や労働環境に問題があると思われる場合は、周囲に相談をしたり、同じ業界内で転職をするのも良いでしょう。

正位置の場合

将来や今の仕事の成功についてのタロット占いで死神の正位置が出た場合、前途多難ではありますが、障害を乗り越えて進めば成功できる可能性は十分にあります。 そこまで至るには、業績の悪化や倒産など、絶望的な境地に立たされることもあるでしょう。 成果が上がらず苦しい時期を経験するかもしれません。 そういった状況でも、諦めずに過去を受けいれ、生まれ変わっていく気持ちの強さが求められます。 変化が起こっても拒否せず、新たな道を歩み続けていけば、事態は好転していくはずです。

逆位置の場合

逆位置の場合、状況を変える勇気を持つことが大切です。 外部からの助けや、状況の変化が訪れることは期待できないと考えられます。 成功を掴みたいなら、あなた自身が変化していくつもりで進んでいってください。 嫌な仕事や、待遇の悪い仕事であれば、思い切って辞めてしまったり、独立を選ぶのも一つの方法です。 今の環境で耐え続けることが最善の方法ではないことを忘れないようにしましょう。 行動を起こせば成功できる可能性はあるので、諦めずに方法を探っていってください。

死と再生を表すタロットカードの死神。 あなた自信に変化や節目が訪れると考えられます。 変化を受け入れ、過去を反省し、前向きに進んでいくことで新たなチャンスに巡り合えるでしょう。 失敗や突然の終わりも、新たな自分に生まれ変わるために必要なことなのかもしれません。