AB型が性格悪いと言われてしまいやすい7の理由

タイトルを読んで「え、そうなの？」と眉をひそめた方へ。 なぜ彼らの性格が悪いと思われてしまうのか、気になりませんか？ 実は周囲の方とAB型の方に、認識のずれがあるせいなのです。 世界的にみても、人口が圧倒的に少ないとされるAB型。 少数派は理解がされづらい、というのは世の常ですね。 ここではその誤解を招く主な理由について、じっくりとみていきましょう。

AB型本人からすれば「合理的な判断」、他人からすると「二重人格」

もともと感受性が豊かなAB型は、繊細で細かなところにもよく気が付きます。 そのため、普段は対人面において人情味あふれる行動をとるのですが、彼らは同時に冷静な視点も持ち合わせているのです。 人と仲良くしながらも客観的に見ることができるため、例え仲の良い人が関わっていたとしても、問題が浮上すると情に流されたりせず合理的な解決策をとります。 しかし仲良くしてきた人からみれば、そんな言動をとられると、なんだか突然突き放されたような、今までのその人ではないような、そんな印象を受けてしまいますね。 ここが二重人格のように思われてしまうひとつの原因になっているようです。

AB型本人からすると「自分の時間を大切に」、周りからすると「付き合いが悪いやつ」

社交上手なAB型。 冷静な彼らは、全員と仲良くすることは不可能なんだと、無意識に悟っています。 どうしても苦手な相手とは、無理に付き合おうとはしません。 仮にいやいやながら付き合ったとしても、お互いに良い結果を生まないとわかっているからです。 平和主義で争いを好まないため、できるだけ未然に防ごうとは努力します。 本人が意識していようといまいと、人よりもそうしたところには気を配っているはず。 しかし自分の限界をよく知っているために、ストレスのたまる相手とは距離を置くようです。 そんなところが、付き合いが悪いと思われる要因なのでしょう。

AB型本人からすると「言葉にするのが難しい」、周りからすると「良くわからないやつ」

相手の言葉の裏が気になるAB型は、誰かと話しながらも、頭の中ではあれこれと考えを巡らせています。 話をそっちのけで、相手に対する想像を膨らませていることも多いようです。 いまの発言、どんなことを思って言ったんだろう？ もしかして、裏でこう思ってたりして。 あれこれ胸の内でつぶやきながら、彼らはどう返すのがいいかを考えます。 そうしたとき彼らはどうすると思いますか？ 黙ってしまうのです。 曖昧に流すこともあるでしょう。 口に出してしまえばあとには引けませんが、話していなければどうにでもなりますからね。 ただこうした態度が、人との間に壁を作ってしまうことも事実でしょう。

AB型本人からすると「本気で言っていない」、周りからすると「愚痴・悪口が多いやつ」

慎重なAB型は、付き合い始めは基本的に無難なことしか言いません。 当たり障りのない会話をしながら、時間をかけて相手を観察するのですね。 そして一度信用できると判断すると、彼らは初めて本心を見せ始めます。 ただ、安心して話せるようになるのはいいのですが、そうすると失言が目立ってくるようです。 当人はまるで悪気がないのですが、客観的な視点を持つ彼らは時折「なまじ当たってるから痛い」という、急所をえぐるような鋭い一言を放ちます。 彼らからすれば親しい間柄だからこそいえる冗談のようなものですが、言われた側から見れば、これまでとの態度の差も含め、やはり混乱のもとでしょうね。

AB型本人からすると「自分に自信があるだけ」、周りからすると「ナルシスト」

常に一歩引いた目でみているAB型は、周囲の人間をきっちりとチェックしています。 いったいどんなところが強みで弱点か、冷静に観察しているのです。 また同じように自分自身のことも観察し、言動など気を付けている方も多く、そんな自分に多少自信を持ってもいます。 ですがやはり人間ですから、完全に自分の欠点を把握しているわけではありません。 人から何か指摘を受けると、人一倍気を付けていたつもりなのにとショックも大きく、デリケートな彼らの中には「そんなはずない！」と反論する人も一定数いるようです。 とはいえ、ナルシストというよりは過剰に自分を観察している部分がある、というほうがしっくりときますね。

AB型本人からすると「自然体でいたいだけ」、周りからすると「礼儀やマナーがないやつ」

誰かと一緒にいるあいだ、ついつい考えごとをしてしまうのはAB型の一種の癖のようなもの。 何も考えずゆっくりと過ごす時間は、彼らにとって重要な意味を持ちます。 表面上はそう見えなくとも、感情があちらこちらへよく動く人です。 寂しがり屋が多いのですが、複雑に揺れ動く内面のバランスを定期的にはかる必要があるのです。 加えて、興味のないことには無関心を決め込むのもAB型の特徴。 礼儀やマナーよりも、できる限り自分に正直な生き方がしたいタイプですね。 他人がどう言おうと何が自分にとって合っているのか、ある意味しっかりと基準が出来上がっている人ともいえます。

AB型本人からすると「面倒な事はしたくない」、周りからすると「非協力的」

理性的でありながらも、強い感受性をあわせ持つせいでしょうか。 場の空気を読みムードメーカーとして動くこともあるのですが、AB型はころころと気分が変わり、気が乗らないことにはどうしても腰が上がりません。 自分にとって興味のないことにはまったくやる気が起きませんし、また面倒なことも極力避けようとします。 人間関係のいざこざも、あらかじめ起きないよう工夫はするのですが「苦手だから付き合わない」と一度心に決めると、例え印象を悪くするのがわかっていても、仕方がないと割り切る人です。 そうした気分屋な側面は、はたから見ればややいい加減にも感じられ、非協力的といわれることもあるのでしょう。

捉えどころがないように見えるAB型の性格は、このように考えれば比較的理解しやすくなります。 人よりよく動く感情的な側面はともすれば暴走しがちです。 彼らの中には、そうした面を抑え社会へ適応するため、理性的なストッパー役が内在しているのでしょう。 しかし状況によってはその調整がうまく働かず、気分にむらがあったり、ころころと言動が変わって見えたり、そんな瞬間があるのです。 彼らは、ひとりの時間をとりいれることでその均衡を保っているわけですね。 「AB型は性格悪い！」 そう見えるかどうかは、立場や人により判断がわかれるところでしょう。