恋愛がめんどくさい人に知ってほしい恋愛をするメリットと楽しむ方法

恋愛がめんどくさいと感じている人のほとんどは過去に失敗をした経験があり、心の中に「もうあんな思いはできればしたくない」と臆病になっていることが多いです。 恋愛そのものが嫌になったり、めんどくさいのではなくて、「傷つくこと」「傷つけること」が怖くなると、もうやめておこうと自然になっていってしまいます。 これは自分を守ろうとする防衛本能でもあるので、誰にでも備わった素晴らしい能力です。 それでもふと一人きりになった時「寂しいな」と感じることは誰にでもあるはず。 長い充電期間からもう一度、勇気を出して恋愛に目を向けてみるのもいいかもしれません。まずはあなたがなぜ恋愛がめんどくさくなったのか、冷静に向き合ってみると自分の気持ちが見えてきます。

1 ) 好きな人と出会うまでがめんどくさい

本当に好きになった人に限ってもう恋人がいたり、ちょっといいなと思って付き合ってみると全然想像と違っていたりして、好きな人と出会うこと自体がめんどくさくなってしまったパターンです。 他にも職場やまわりの環境が恋愛に向いていなかったり、かと言って合コンに参加するのも気が引ける…、ということもあります。好きな人を作ろうとガツガツするのも、なんだかめんどくさいし恥ずかしいと言う自尊心の表れでもあります。 仕事が忙しくて余裕もなく、好きな人と出会う以前にお金も時間もかけられないのが現状だという人は、出会いを求めて行動することすらめんどくさくなっていきます。

2 ) もやもやした気持ちを味わうのがめんどくさい

好きな人が出来ると大人でもやっぱりもやもやします。忙しくてなかなか会えなかったり、好きな人の職場に魅力的な人はいるんだろうかと考えたりして、不安になったり寂しくなったりします。相手のことを思いやれば思いやるほどちょっとした我慢が積み重なり、最後には大爆発してめんどくさくなってしまいます。 嫉妬したり、寂しいとか会いたいという気持ちは、一人ではほとんど存在しない特別な感情です。 「こんな気持ちになるのが嫌だから、一人の方が楽」と思ってめんどくさくなります。

3 ) 自分に合った人と付き合えた事が無いため、めんどくさい

自分に合った人と付き合いたいけど、好きな人は自由で自分の方が合わせないといけなかったり、合わせていることさえ気づいてもらえないことはよくあります。 大体のカップルは長く一緒にいるうちに自分の価値観や考え方、生活習慣のちょっとした相手とのズレが必ず生じてきます。それでもそれを押し殺してずっと付き合っていくと、どんな人が自分に合っているのかわからなくなり、相手に対する愛情もなんとなく冷めてしまいます。 合わせることに疲れてしまう人の多くは、相手を思いやる優しさを持った人です。 恋愛が楽しいというより疲れてしまう。それはあなたが悪いわけではなく、真剣に恋愛と向き合えているということの証拠です。

では、恋愛は無理をしたり疲れることばかりかと聞かれるとそうでもありません。 結果はひとまず置いておくとして、恋愛を楽しいなと感じている時期も確かにあったはずです。 一人ではなくパートナーがいることで日々の生活にやる気が出たり、笑顔になれたり、目標が出来たりして、一人では感じられない安心感や気持ちを共有できる喜びも恋愛にはあります。 恋愛における成功した後のメリットを考えてみます。

1 ) 長期的に考えるとパートナーと助け合う事で経済的にもメリットが大きい

経済的なメリットについて考えます。これは単なる同棲すれば生活費が半々だとか、経済的に余裕のある方が食事代を積極的に払ってくれるだろうという計算ではありません。 恋愛中の心の栄養が、結果的に単調だった毎日の仕事にやる気を持たせ、仕事でつらいことがあった時や責任のある仕事を任せられた時にはパートナーに相談し、「つらい」「自信がない」ときに共感してもらえる。一人では抱えきれないときにパートナーがいることでネガティブな感情を発散させることができるのは、仕事においても成功につながるメリットのひとつです。 自分のためだけに生活をしていると、体調が悪い時や急な病気の時も、経済的な理由から十分な休息が取れず、つらい思いをすることもあります。 長期的に考えると、将来を見据えてもパートナーの存在はありがたいですよね。 一人での生活は頑張り続けなくては成り立ちませんが、パートナーと一緒に将来設計を立て、そこに向かっていけることは経済的なメリットも高いだけでなく安心感へとつながっていきます。

2 ) 恋愛が上手くいった時には精神的にも肉体的にも満たされる要素が多い

大人になると現実的なことも恋愛において考えるのが普通です。うまくいかないだろうと考えてしまっては諦める。それを繰り返していては前に進みません。 恋愛がうまくいくと精神的にポジティブになれ、「自分の居場所がある」「自分を必要としてくれる人がそばにいる」という自信が表情や行動にも表れます。 こういった承認欲求を満たすために恋愛は必要不可欠。 相手にも同じことを思ってもらえていれば、満たしあう関係として、精神面がとても充実します。 また女性にとってスキンシップは魅力的でいられるための大事な要素です。 スキンシップがもたらす効果を、心理学者も認めています。 肌の触れ合いは幸せを感じるホルモンを脳内へ送らせ、女性の輝きと美しさを引き出すための大切なプロセスです。自分の魅力を内側から引き出すには、恋愛が重要だと言えます。

3 ) 失敗の度に何度もやり直さなければいけないが、逆に言うと何度でもできる

恋愛は失敗してやり直しての繰り返しです。人生の大切な時間を費やして、時には自分の時間を犠牲にしてもパートナーとの時間を優先したりもします。 それでも失敗してしまった時は、「時間の無駄だったのかな」と思えたり、「どうせこんな結果になるならあの時他のことをしていれば、違う道があったかもしれない」と思ったり、過去の自分を責めたりと、失敗の度に後悔する。そんなことの繰り返しです。 でも逆転の発想をすれば、何度でもチャンスはあります。失敗なくして成功はありません。これは恋愛も同じです。たくさん失敗をすることはあなたの経験値を高め、より次に踏み出したときに経験が生かされます。年齢や性格は関係ありません。恋愛は何度でも挑戦できる、いわばいい意味でゴールのない人生の経験と言えます。

恋愛がもたらすメリットに気づいたところで、具体的にどうすれば恋愛がめんどくさくならないようにできるか考えていきます。実際に恋愛してみるとなかなか理屈だけでは行動に起こすことが難しい。そう思ってしまう人がほとんどです。過去と同じ行動ややり方を繰り返していては、同じ結果になります。 恋愛を楽しむための具体的な考え方と方法を知って、これからの恋愛に生かしていきましょう。

1 ) 失敗してもいい、と気軽に考える。

恋愛がめんどくさくならないようにするスタンスとして、自分にも相手にも最初から完璧など求めず、失敗したらまたその時にちゃんと考えよう、と楽に構えること。 完璧な人はこの世にいません。お互いにダメなところもあってこそのパートナーシップです。焦らずにお互いをゆっくり理解し、ゆっくりと育てていく事を意識する。ぶつかり合ったり、すれ違うことは当たり前のことです。価値観がずれているからと言ってすぐに否定はせず、「そんな考え方もあるんだ」「この人はこんな風に思うんだな」と理解をしていく事。それがあなたの魅力をさらに高めていきます。 失敗してもいいです。何度でもやり直せます。失敗すること自体を恐れるより、「失敗してもいいからこの人のことをよく知ってみたい」と気楽に構えておくと、ハードルが下がります。

2 ) お金と時間のかからない恋愛の進め方をする

お金と時間がかかってしまう恋愛とはどんなものでしょうか。 まずは最初から誠実なお付き合いをしていけるパートナーを選ぶことが重要ですが、お金をかけないようにするにはありのままの自分で自然体でいることが大事です。相手に気に入られようとお金を美容につぎ込んだり、相手の好みに合わせた自分を演出するのはやめる。 逆に言えば自然なあなたを魅力的に思ってくれるパートナーは、無理にお金をかけなくても大事にしてくれます。 時間をかけていくことも大切ですが、時間をかけすぎることはやめる。どうしてもこの人との将来は無理そうだと感じたら、無理しないでお別れしても構いません。 付き合う前に自分は将来を見据えた付き合いがしたいとはっきりと相手に告げて、誠実に向き合ってくれる相手か見極めましょう。遠距離などの物理的な時間は、相手と相談しながら無理のない範囲で埋めていければ大きな問題にはなりません。

3 ) 思ったことをはっきりと伝えながら恋愛をしてみる

先ほども記述しましたが、相手に合わせてばかりの恋愛は疲れてしまいます。最低限、相手を気遣う心こそ必要ですが、自分の思ったことを時にははっきりと相手に伝えることが大事。 「これは自分には違うと感じた。あなたはどう思う？」と押し付けないようにしながらも、はっきりと相手に伝えると意外な反応が返ってくることもあります。控え目になりすぎると本音でものが言えなくなってしまいます。うわべだけの関係は恋愛がめんどくさくなる原因になります。 自分の気持ちも大事にして、相手の意見を聞くことで新しい発見になり、同じ失敗の繰り返しをすることがなくなります。

いかがでしたか。恋愛をめんどくさいと感じるより、もっと楽に相手をとりあえずよく知ってみようと思えれば、恋愛は必ず転がっているものです。素敵な出会いがあれば毎日が明るくなり、自分にも自信がつきます。今なんとなく気になる人はいませんか？その人を知ることから気軽に始めてみてはいかがでしょうか？