子供を育てる自信がなくなってきた...そんな女性のために贈る対処法！

子供を育てていける自信がない…そのような悩みを抱えているのは、あなただけではありません。 しかし、身近に同じような悩みを抱えている女性がいなかったり、夫に相談できない場合には自分のことで頭がいっぱいになってしまいますよね。 この記事では、育児に対して悩みを抱えている女性のために、育児に少しでも自信がもてるような対処方法をご紹介しています。 毎日頑張ってるんですから、もっと自分を認めてあげましょう。

９割以上の親が、子供を育てる自信がないと思っている

あなたは、自分だけが「育児に向いていない」「母親失格だ」なんて悩みを抱えていると思っていませんか？ それは、あなただけではありません。 なんと、親になったことのある9割以上の女性たちが「子供を育てる自信がない」のです。 しかし、周りにはそんなに悩んでいる人がいないように感じているかもしれないですね。 支援センターや図書館などに行けば、キラキラ笑顔で楽しそうにしている他のママたちがいるでしょう。 子供が悪いことをしたときの怒り方だってパーフェクト、自分にはそんな優しくできないな…なんて比べてしまうからです。 でも、そんな親御さんでも家では、育児に悩んでいます。 まずはあなただけが悩んでいるのではなく、親になれば誰しも通る道であることを確認しておきましょう。

親になれば誰もが感じる「育児に対する自信がない気持ち」ですが、どうしてそのような気持ちを感じるのでしょうか。 その原因を見ていきましょう。

母親としての経験がないから

まさに今、第一子を子育てしているのであれば、母親としての経験がないために育児に不安を感じているのかもしれません。 もしも一度でも子育てをしたことがあれば、その経験や記憶から子育てになんとなくでも自信がもてるようになるものです。 なぜならば、一度経験しているから。 母親としての経験がないのだからこそ、悩んでいるんです。 「子供のために何ができるか」「子供が今何を求めているのか」が分かりません。 そんなの初めてだから当たり前です。 第一子を育てていたり、年子の子供だちを育てている場合は、まだ母親としての経験値を積んでいるだけと考えるようにしましょう。 そうすれば、多少のことができなかったとしても「まあいいか」で終わらせることができます。

養育費など金銭的な不安があるから

子供を育てるためには、1,000万円かかるなんて聞いたことがあるかもしれません。 そんな大きな金額を知ってしまうと「本当にこのままでやっていけるのか」「子供に何不自由なく育てていけることができるのか」と不安になってしまうでしょう。 しかし、不安になっていただけでは何も変わりません。 将来の子供のために、何かできることがあるはずです。 そのために行動しましょう。 少額からでも積み立てができる学資保険、お住まいの市町村から貰える育児手当、シングル世帯であればその手当…など不安に感じているよりも動いたほうが悩みを解決できます。 また、子供を保育園や託児所に預けることができるのであれば、今からでも働きに出ましょう。 金銭的な不安には、早いうちに動き出すことが重要になります。 そうすれば、将来的にお金で困るリスクを減らすことができるんです。

自分の自由な時間がなくなってしまう恐怖

子供が誕生すると、いつでも子供中心に生活が回るようになるので、なかなか自分の時間が取れません。 独身時代や妊娠中には、自分の時間を思いっきり楽しめたでしょう。 しかし、それが必然的にできなくなってしまうんです。 「こんな生活がいつまでも続くと思うと気がめいる」と感じることもあるのではありませんか？ そのように感じられるのも幸せのうち。 子供が大きくなるにつれて、手がかからなくなると自由な時間を持てるようになります。 小学生になるくらいと想定しておくといいでしょう。 それ以降はベッタリくっついてくることも減るので、今しかないと思えば乗り越えらるはず。 後になって「あの時が一番かわいかったな」なんて思うこともあるかもしれません。

子供を守らなければいけない責任感があるから

子供がいると、どこにいても自分以外の子供の命までも守っていかなければなりません。 一人の命の責任を負っていると思うと、気持ちが重たくなってしまうんですよね。 自分の人生さえも満足に生きられていないのに、この小さな命を守ることができるのかと。 あまりにも責任感を感じて辛くなってしまうとき、あなたは自分を責めすぎているのかもしれません。 あなたはあなたが思っている以上に、とても立派なお母さんです。 だって、「子どもを守らなくちゃ」って思えているじゃないですか。 そこまで子供のことを考えることができているのは素晴らしいこと。 自分を責めず「笑顔を守ろう」と少し肩の力を抜いてみることをおすすめします。 そうすれば、今のままの自分を受け入れ、子供との時間を大切に感じられるはずです。

ストレスで精神的に疲弊しそうだから

慣れない育児にまったく性格が反対の子供とずっと一緒にいると、どこか自分が壊れてしまいそうな気持になりますよね。 ストレスで精神的に疲れすぎていると、「もういい加減にして！」なんて子供に向かって叫んでしまうことも。 そんな自分に子育てする自信がないと感じます。 でもそれでは、あまり意味がないこともあなたもわかっているはず。 もしもストレスが強いときには、積極的にリフレッシュをとるようにしてください。 身近に子供を預けられる親族はいますか？ 誰かに子供を見てもらい、30分でもいいので自分一人の時間を持ちましょう。 たったそれだけで気持ちが落ち着き、本当のあなたを取り戻すことができるからです。 親族に助けを求められない場合は、公的機関をうまく使うこと。 社会は、育児疲れをするお母さんに優しい世の中になってきています。

周りのママの大変そうな姿をみて

「自分だけ」育児に追われていると思うと、そうじゃない人が羨ましくなります。 そして「どうして私だけこんなにならなきゃいけないんだ」とマイナス思考にもなってしまうでしょう。 そんなときこそ、育児で悩んでいるのは自分だけではないということ、また周りのママたちが大変そうにしているのを見て、仲間がいることを知ってください。 育児支援センターなどに行きづらいのであれば、掲示板やSNSをのぞいてみましょう。 あなたが思っている以上に、育児に悩んでいる人はたくさんいます。 そうすることで、「自分ももっと頑張るぞ！」なんて育児のモチベーションをあげることができるのです。

自分のことで精一杯だから

子供を育てるためには、子供の面倒を見ながら自分のこともこなしていかなければなりません。 働くママなどは、自分のことで精いっぱいになってしまいがち。 子供が何かを楽しそうに話してくれても、耳を貸す暇がないのです。 でもそれは、子供たちの生活のためなので辞めることができません。 そんなに頑張るあなたはすごいです。 その場合、自分のことと思わないでください。 最終的には子供たちのためにしているから、自分のことで頭がいっぱいになってしまうはずです。 そのようにポジティブに考えていきましょう。 そうするとこれまではカツカツだった時間も、どこかゆとりが持てるようになりますから。

子供を育てることができるのか、不安になっている方もいるでしょう。 では、どうして世の中のママたちは子供を育てることに不安に思うのでしょうか？ その原因を見ていきましょう。

正しい子育ての方法がわからないので不安

「この子が初めての子だからというのもあるんですが、正しい子育てって何が正解なのかがわからないので悩みます」（24歳・主婦） 「正しい子育てってタイトルの本を買ってみたんですが、あまりにもマニュアル本みたいになっていて合わなかった…親が言うことも違うし、どれを信じたらいいのかわからない」（29歳・兼業主婦） 子供を育てるためには、できれば正しい方法で行いたいもの。 しかし、マニュアル通りに進むことはほぼないのです。 そのため、どのように育てたらいいのかわからずに悩んでいます。 答えがありふれていること、またこれまでに子育てをしたことがないためにさらにこんがらがってしまうんですね。

イライラして八つ当たりしないか不安

「よく虐待された子供の話を聞くけど、自分もやってしまわないか不安」（24歳・専業主婦） 「昔からケンカっぱやい性格なので子供の話を聞かずに暴力を振るっちゃったらと想像するだけで子供が怖い」（21歳・専業主婦） 子育てをしているとうまくいかないことが多くあるため、イライラしてしまうママも多いです。 そのストレスの発散口が見つかっていればいいのですが、「もしかしたら子供にあたってしまうかも」と少しでも感じると虐待してしまうのではないかと不安になってしまいます。

母親としての責任を果たせるか不安

「立派な母親になれるかどうかが心配」（30歳・主婦） 「母親としての責任を果たさなきゃって思うけど子供が成人するまで長い道のりで、続けられるかが不安」（22歳・シングルマザー） 母親としての責任とは、そもそもなんでしょうか。 その答えは人それぞれにありますが、その責任を果たすことができるのか心配になっています。 子供の衣食住だけではなく、しつけも行なうことが母親の役目ともいわれていますね。 自分に自信がない人ほど、その役割を果たせるのか不安に感じてしまうのです。

金銭的な不安があるから将来を悲観してしまう

「離婚したばかりで金銭的にやっていけるのか、今から心配で仕方がない」（21歳・シングルマザー） 「将来のために貯蓄してるけれど、その金額で足りるのかもわからずそわそわしてしまいます」（32歳・専業主婦） お金の悩みは、どの立場であってもなくならないもの。 金銭的なものが問題になると、人生が転落してしまう可能性もあるため早い段階から将来を悲観している方が多いです。 今の収入、将来的な収入、子供の進学状況によって変わる支出…。 親として子供を立派に育てるためには、誰もが抱える問題でしょう。

社会で生きていける子供に育てられるか不安

「私が社会不適合者だから、子供もそんな風にならないかが本当に不安で仕方ないです」（21歳・主婦） 「子供が将来的に一人で生きることになったとき、自立した大人にしてあげられるのかと悩みます」（24歳・専業主婦） 今はまだ小さい子供であっても、将来は一人で生きていかなくてはいけません。 親であるあなたはいつかこの世界からいなくなります。 そのときに親はいなくても、社会で生きていける子供でなければ心配になってしまいますよね。 子供という人間がどんな人格なのかまだ分からない状況なので、このような不安を抱えます。

誰もができる限りのことをして、自信をもって子供を育てたいと考えるでしょう。 ここでは、あなたが自信をもって子育てができるようになる方法をご紹介します。 ぜひ参考にしてみてください。

常に夫と二人で協力し合う

子育ては決して一人でするものではありません。 夫がいる場合は、夫と協力して子育てを行うようにしましょう。 そうすることで自分だけが子供の人生の行き先を握っているとも考えずに済みます。 また、子育てに行き詰ったときは夫に相談し、リフレッシュがとれることも。 とはいえ、すべてを夫に任せるのはNG。 必ず”二人で育てている”実感を持つべきです。 そのためには互いに子育てに対する意見を交換することも重要になります。

子育ての方法について、本や人の話を聞いて勉強する

子育ての方法を本で読んだり、人に聞いてみることで勉強しましょう。 そうすると「こんな子育て方法でもいいんだ」なんて思えるような、気合いのいれない子育て方法を紹介しているものに出会えることもあるはずです。 このように色々な子育て方法を知ることによって、自分の子育て方法もまた間違っていないと感じることができるでしょう。 そうすれば少しずつ、自分の子育てに自信がもてるようになります。 ポイントはいろいろな方法を聞いて比較し、そして自分に合ったものを選ぶことです。

同じような悩みを持つ仲間を持つ

人は、同じような悩みを持っている人と関わり、その悩みを共有するとストレスが減らせるもの。 だったら、同じように子育てで悩みを感じているママ友を作ってしまえばいいんです。 子育て支援センターに行ったり、SNSのコミュニティや掲示板を利用するのもいいしょう。 そうやって悩みを共有し、お互いに励ましあうことで子育てで落ち込まなくなります。 ポイントは、同じような子育ての悩みを持っているということ。 それも同じ年代の子供を持つママ友であれば、さらに良いでしょう。 しかし、ここで注意してほしいのはママ友たちの傷つくことを言わないこと。 相手もあなたと同じように悩んでいることを忘れないようにしましょう。

子育ての経験がある人にアドバイスをもらう

あなたの子供よりも年上の子供を育てているママやあなたの本当のお母さん、そして義理のお母さんなど、これまでに子育ての経験のある人にアドバイスをもらうのも良いでしょう。 そのように実際にあった体験を聞くのは、本で子供の育て方を見るのとはまったく異なります。 生のママたちの声を聴くことによって、「昔もこんなことがあったんだ」と安心できるからです。 また、長い間子育てをした人だからわかる子育てのポイントを知るきっかけにもなります。 アドバイスをもらう場合には、正直にすべてを話すこと。 そうすることで、あなたにピッタリのアドバイスをもらうことができます。

たっぷり愛情を注いで育てることを意識する

どのように育てたらいいのか分からなくなったときは、”愛すること”を意識しましょう。 たっぷりと愛情を注がれた子供たちは、免疫力が高くなることも知られていますね。 それほどまでに子供にとって、親の愛情ほど大切なものはありません。 だからこそ悩んだときはとびっきりの愛で子供たちに接しましょう。 抱きしめるもよし、思い切りヨシヨシするもよし。 そうすることで子供との信頼関係を築けるだけではなく、あなたも安心して子育てと向き合えるようになります。

適度にストレス解消することを意識する

子育てに行き詰ってしまう人の多くは、日ごろからストレス発散できていません。 そのため、本当の自分の声を聴けないだけではなく、何をしたらいいのか正常な判断ができないのです。 だからこそ、適度にストレス発散するように心がけましょう。 夫や親せきに子供を預かってもらって一人で美容室へ行く、友達と久しぶりに会う、一人でゆっくりショッピングをする…など好きなことをしてみてください。 ポイントとしては「子供がいるのにこんなことしていいのかな」と罪悪感を感じないこと。 あなたは一人の親である前に、たった一人の人間だということを思い出しましょう。

不安になってしまう原因を紙に書き出して整理する

あなたは、どうして不安に感じているのでしょうか？ ここあたりで不安になってしまう原因を紙に書き出してみましょう。 そして整理します。 すると、根本的に悩んでいたことが明らかになるからです。 例えば「子供と遊ぶのが苦手」だというのであれば「子供が好きなことがまだわからない」だけの話。 そのように整理していき、今何をすべきなのかをチェックしましょう。 この際にネガティブに捉えるのではなく、前向きに考えてください。

自分と子供の長所にフォーカスする

悩みを持つということは、自分だけではなく子どものことでも短所について考えすぎているということです。 だったら、それをやめたらいいだけの話。 これからは、自分と子供の長所にフォーカスしてみましょう！ そうすると思っているよりも、悪くないはずです。 そうすれば自然と自信につながっていきます。 とはいえ、礼儀などはしっかりと教えるようにしましょう。

子育てを頑張っている自分を褒める

あなたは、毎日子育てを頑張っています。 なかには「全然頑張っていない」と思う方もいるかもしれません。 そんなことないんです。 朝起こして着替えさせて、朝ご飯を食べさせましたよね。 学校や幼稚園に送り出したり、家で一緒に遊んだりしました。 さらに夕食を食べさせ、お風呂に入れて歯磨きも一緒にしたことでしょう。 それって独身時代であったら考えられなかったことなのではありませんか？ 頑張った自分を褒めましょう。 あなたが自分を認めることができれば、あなたはもっとラクになります。 「これがだめだったから自信がない」と悪かった点が見つかっても思い悩まないこと。 明日改善したらいいのですから。

今回は、育児について自信がないという悩みを抱えている女性に対して色々な言葉を贈ってきました。 毎日頑張っている子育て…そこには答えがないからこそ、子供が何歳になっても悩んでしまうものです。 しかし、同じような悩みを持つ仲間がいること、そしてたまには周りを頼ってリフレッシュをとること、何よりも子供のために頑張っている自分を褒めるのをやめないでください。 あなたは、お母さんになっている途中です。 子供と一緒に成長しているだけの話。 ぜひ今回の記事を参考にして、もうちょっと肩の荷をおろして子育てしてみてください。