徳を積む行動とは？徳を積むと得られる効果や実践の方法を徹底解説！

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 「徳を積む」とは一体どういう事なのでしょうか？ まずはその意味について見ていきましょう。

幸運をつかむために善い行いを積み重ねること

「徳を積む」という事は、幸運を掴むために、善い行いを積み重ねることを言います。 徳を積むとはその行いによって他の人から感謝され、尊敬されるようなものの事です。 そして徳の反対は「不徳」と言い、他の人から恨まれたり憎まれたりする行いをすることなのです。 徳を積むことでこの「不徳」は相殺されるとされているため、不徳を消したければ徳を積めばいいという事なのですね。 「人のためになること」を行うことで、結果的に自分も幸運になっていくのが「徳を積む」という行為なのでしょう。

「徳を積む」と聞くと何か修行でもしないといけないのかな？と思ってしまいそうですが、実際には日常生活の中で出来ることが沢山あります。 ここからは、徳を積むという行動の例について見ていきましょう。

電車で席をゆずる

やろうと思えば簡単に実践できる、徳を積む行動の一つに電車で席を譲るというものがあります。 電車に乗っていて、老人や妊婦さん、具合の悪そうな人を見かけた時に「席を譲ろうかな」と思うことがあると思います。 ですが、なかなか声をかけづらかったりして結局席を譲れないまま目的の駅に着いてしまったという経験はありませんか？ そんな時に勇気を出して席を譲ることで、徳を積むことが出来るのです。 他人を気遣い、他人のために席を譲るという行為が徳を積むことに繋がっているのですね。

道端に落ちているゴミを拾う

行動するのに特に勇気も必要なく、日常的に手軽にできる徳を積む行動として、道端に落ちているゴミを拾うというものがあります。 歩いている時に目についたゴミを拾うだけなので簡単ですよね。 また、ボランティアなどでゴミ拾いを積極的に行っても良いでしょう。 「誰かが拾ってくれるだろう」と放置せずに自分で拾うことで、道が綺麗になり結果的に他人の役に立つことになるため、ゴミを拾うという行動は徳を積む行動なのです。 明日から目に付いたゴミを拾ってみましょう。

友人の悩み相談にのる

「相談がある」と友人に言われたことは誰でもあると思います。 そんな時に「忙しいから」と後回しにせず、友人の相談に乗ってあげることで徳を積むことが出来ます。 友人は悩みを抱えて困っている状態ですよね。 そのような状態の友人の相談に乗ることで、友人の気持ちがスッキリし、結果的にあなたが相談に乗ったことで友人の役に立ちます。 そして相談に乗ってもらった事を友人は感謝するでしょう。 徳を積むという事は人から感謝されることを率先して行う行為でもあるため、友人の相談にのるという行為は立派な徳を積む行動なのです。

率先して職場の掃除をする

職場の掃除って家の掃除と違って適当になりがちですよね。 「自分の家じゃないから掃除しなくても良いか」と思ってしまう事もあります。 ですが、職場が綺麗になることでそこで働いている人たちの掃除の負担が減り、キレイな空間で気持ち良く仕事をすることが出来ます。 ですから、率先して職場の掃除をするという事は、徳を積む行動なのです。 率先して職場の掃除をして、そこで働いている人たちを気分良くする事は、人のためになる行動ですよね。

誰にでも礼儀正しく挨拶する

意外かも知れませんが、誰にでも礼儀正しく挨拶するという行動も、徳を積む行動です。 「おはようございます」「お疲れ様です」「こんにちは」など、普段何気なく挨拶する場面は沢山ありますよね。 毎日するものだからこそ別段意識した事もない挨拶ですが、普段意識していない分、誰にでも礼儀正しく挨拶することを心掛けるだけで徳を積むことが出来るのです。 どのような場面でもきちんと礼儀正しく挨拶されれば、相手の人は気分が良くなります。 反対に適当な挨拶をしていると蔑ろにされているような気分になり不快ですよね。

徳を積むことで一体どのような効果が得られるのでしょうか？ ここまでで、徳を積むという行動は一見他人のためだけに行う行動のようにも思えますよね。 自分に何か返ってくるものはあるのでしょうか？ ここからは、徳を積むことで得られる効果について見ていきましょう。

人望があつまる

徳を積むことで人望が集まる効果が期待出来ます。 徳を積む行動は全て他人を想い、他人の為に尽くすような行動ばかりでした。 そのため、他人のために尽くすその行動を周囲は見ており、「あの人は良い人だ」「あの人は人のためを思って動いている」と思うでしょう。 人のために動く良い人に人望が集まるのは当然の事です。 他人のためにしてきた行動が、人望となって返ってくるという事ですね。 自分の行いは人に見られていないと思っているかも知れませんが、意外と周りは見ているものです。

ポジティブ思考になる

徳を積むことでどんどんポジティブ思考になっていきます。 徳を積めば積むほど、人から感謝され気持ちが良くなりますよね。 そのため、起きた出来事を前向きにポジティブに捉えるようになっていくのです。 気分が沈んでいるとついネガティブになりがちですが、徳を積んで人から感謝され尊敬され気分が明るくなっていく事によって、考え方もポジティブに変化していくでしょう。 そしてそのポジティブ思考は更に徳を積むための動力となり、好循環が生まれていきます。

仕事がうまくいく

徳を積むと周囲の人から感謝され、尊敬され人望も厚くなります。 そのため、仕事もうまくいくことが多いでしょう。 自分の力だけではできない仕事も、自然と周囲の人が助けてくれるようになるので順調に仕事が進んでいきます。 人望があると自分が困っている時に助けてくれる人が必ず現れるようです。 人のために行動している人は同じように、周囲からの助けも得ることが出来ます。 お互いに助け合いの精神が出来ているため、人と人との関わりが大切である仕事がうまくいくのも当然なのですね。

自分に自信がつく

人に感謝されるような行動や、尊敬されるような行動をすると徳を積むことが出来ますが、人に親切にして感謝されると自分も嬉しい気持ちになりますよね。 何だか自分のことを褒めてあげたくなったりもします。 そのため、徳を積む行動をとることでそれが自分の自信へと変わっていくでしょう。 人から感謝されるほど、自信はどんどんついていきます。 「必要とされている」と自分でも思うため、人から頼られる自分のことを好きになっていけるはずです。

運気がよくなり出会いが訪れる

徳を積むことで自分の運気もよくなり、良い出会いが訪れたりもします。 あなたが人に親切にし、感謝されるような行動をして徳を積んでいることでその対価として運気がよくなっていきます。 そして、良い運気は良い出会いを運んできます。 恋人や友人、仕事に繋がる関係など、「良い出会いだな」と思えるような出会いが増えていくでしょう。 また、運気がよくなることで出会いだけでなく、仕事やお金など様々なものを運んできてくれます。

具体的な徳を積む行動以外にも、沢山の徳を積む行動があります。 そのため、自分なりに出来る徳を積む方法を探すことも大切です。 ここからは、自分なりに出来る徳を積む方法を探すための心得について見ていきましょう。

誰かの役に立ちたいという気持ちをもつ

徳を積む行動というものは、誰かの役に立って感謝されるような行動です。 そのため、徳を積む行動を見つけるためには、「誰かの役に立ちたい」という気持ちを持つことが大切です。 その気持ちが実際に行動に移すための動力となります。 「誰かの役に立ちたい」と思って過ごしていると、いつもよりよく周囲を見るようになり「あの人は今困っているかも」と、気付きやすくなります。 そして行動に移し、人の役に立つことで徳を積むことが出来るでしょう。

自分の感情をコントロールする

徳を積むためには自分の感情をコントロールする必要があります。 いつもイライラして人に当たってばかりだと、「人から感謝されるような行動をしよう」とは思わないですよね。 イライラとした気持ちに支配され、人から感謝されるどころか、「嫌な人だな」と反対の事を思われてしまいます。 そのため、自分の感情をコントロールし、イライラしたり気分が落ち込んでいてもなんとか明るくしていく事で、人から感謝されるような行動をとることが出来るでしょう。 負の感情に気持ちを支配されてしまわないように、上手くコントロールすることが大切なようです。

自分が幸せを感じることをする

自分が不快な気持ちになるような事は、徳を積む行動には繋がりません。 たとえそれで相手があなたに感謝して喜んでいたとしても、あなた自身が不快な気持ちになってしまうのであればそれは徳を積むための行動ではないでしょう。 徳を積む行動は相手も自分も幸せを感じられるものです。 そのため、徳を積む行動なのかどうか迷った時は、自分が幸せを感じることができるかどうか、について考えてみて下さい。 自分も相手も幸せを感じられるようなら、それは徳を積む行動でしょう。

他人の良いところをみつける

徳を積むためには、人の悪いところばかり見て批判ばかりしていてはいけません。 悪いところではなく、他人の良いところを見つけるようにしましょう。 悪いところばかりに注目していると「この人のために何かしてあげよう」という気持ちにはならないですよね。 反対に他人の良いところを見つけると「この人の役に立つことをしてあげたいな」と自然に思います。 そのため、徳を積むための行動をするためには、他人の良いところを見つける事が必要なのですね。

うわさ話や悪口に左右されない

噂話や悪口に左右されない心を持つことも大切です。 徳を積む行動をしていると、時には「偽善者」と悪口を言われてしまうこともあるかも知れません。 ですが、そのような噂話や悪口を言っている人たちは、あなたに対して嫉妬しているだけです。 徳を積み周囲から感謝され人望が集まることで、嫉妬の対象になってしまうのですね。 そのような噂話や悪口を真に受けていると、せっかくポジティブになってきたはずの気持ちがネガティブな方向へ傾いていってしまう事もあります。 噂話や悪口に左右されず、聞き流しましょう。

相手の意見を聞き尊重する

「人に感謝されるような行動をしたい」と思い、先走り過ぎてしまうと感謝どころか他人に迷惑に思われてしまう事もあります。 一歩間違うと「おせっかい」ともとられてしまいがちな行動を控えるためには、相手の意見を聞き尊重することが必要です。 相手が本当にその行動を望んでいるのかどうかを、相手に確認する必要があるという事ですね。 まずは行動に出る前に相手の意見を聞き、その意見を尊重した上で相手の役に立つ行動をとることで、相手から感謝されるはずです。

見返りを求めない

人から感謝される行動をしても、相手が素っ気なかったり、「余計なお世話」とののしられてしまうことも時にはあります。 ですが、ここで「せっかく手伝ったのに、お礼くらいちょうだいよ」と思ってしまうと、それは相手に見返りを求めていることになります。 お礼だけでなく、物やお金でも見返りになります。 このように見返りを求めてしまう事で、それはもう徳を積む行動ではなく見返り欲しさの自分のための行動になってしまいます。 ですので、徳を積むためには相手に見返りを求めないことが重要です。

ここまでで、徳を積む行動や徳を積むための心得について理解出来たと思います。 では、実際に徳を積むための行動に出る場合、何に注意すれば良いのでしょうか？ 最後は、徳を積む上での注意点について見ていきましょう。

自分を犠牲にしない

自分を犠牲にしてまで他人の役に立とうとするのはNGです。 徳を積むためには、他人だけでなくまず自分自身も大切にしなくてはいけません。 自分を大切に出来るからこそ、他人の役に立つ事も出来るのですね。 そのため、人から感謝されるような行動だったとしても、自分を犠牲にするような行動は徳を積む行動とは言えないでしょう。 例えば、自分の方が仕事が忙しく他人を助けている余裕は全くないのに、他人の仕事を優先するというような行動が自分を犠牲にしている行動と言えます。

うわべだけの気持ちで行わない

うわべだけの気持ちで行うと何の効果もありません。 それこそ偽善ですよね。 本当に心から「相手のために何かしてあげたい」と思った時にこそ、徳を積む行動をとりましょう。 「めんどくさいな」「適当に終わらせよう」と心で思いながら人に感謝されるような行動をしても、徳を積むことは出来ないのです。 それなら始めからしない方が良い位です。 「この人の役に立ちたい」「助けてあげたい」と心で本当に思った時こそ、徳を積む行動に出るべき時でしょう。

打算的な考えをもたない

「ここで親切にしておけば、後から助けてもらえるかも」「今助けておけば、今後味方になってくれるかも」と言った打算的な考えを持たないよう注意が必要です。 先ほど説明した、見返りを求める事に通じることがありますが、打算的な考えを持って徳を積む行動を行っても、徳は積めません。 見返りを求めない行動こそが徳を積む行動となるため、打算的な考えを持ってしまった時点でもうそれは徳を積む行動とは呼べなくなってしまいます。

いかがでしたでしょうか？ 徳を積むとは、人の役に立ち人から感謝され、尊敬されるような行動を積み重ねる行為でしたね。 徳を積む行動は難しいものではなく、他人に親切にするという日常生活の中で簡単に実践できるようなものばかりでした。 また、徳を積むことで自分にとってもプラスの効果が働き、自分の運気も良くなっていくなんて嬉しいですよね。 ご紹介した徳を積む行動以外にも沢山の徳を積む行動がありますが、自分なりの徳を積む行動を探すには見返りを求めず純粋に「相手の役に立ちたい」と思う気持ちが必要でした。 自分を犠牲にせす、うわべだけの気持ちや打算的な気持ちで行わないよう注意しながら、ぜひ自分と他人のために徳を積んでいきましょう！