【虹の橋】愛猫にもう一度会いたい。猫は死後どうなるの？

死んだあとの愛猫は虹の橋と言われる場所へ行くと言われています。 そこはどのような場所なのでしょうか？ まずは、虹の橋について見ていきましょう。

虹の橋とは天国のちょっと手前にある場所のこと

虹の橋とは、天国のちょっと手前にある場所のこと。 この虹の橋のたもとで、亡くなったペット達は飼い主の事を待っていると言われています。 そこはまるで天国のような場所で、丘や草原などの緑にあふれる景色が広がっており、新鮮な水や沢山の餌があり、色んな動物たちが楽しく過ごしているのです。 生前は病気だった動物も、怪我をしていた動物も、ここではすっかり元気になり健康な体で駆けまわっているとされています。

人間に愛されていた動物は死ぬと虹の橋に行くと言われている

人間に愛されて亡くなった動物は、死ぬと虹の橋に行くと言われています。 この虹の橋で、飼い主がやってくるのをずっと待ち続けているのです。 どうしても動物は飼い主より先に亡くなってしまうものですが、後から亡くなった飼い主はこの虹の橋を訪れ、生前可愛がっていた自分の愛するペットたちと再会し、そのまま一緒に天国へ上っていくと考えられているのですね。 生前人間に可愛がられていた動物たちは、亡くなった後すぐに天国へ上るのではなく、愛しい飼い主、パートナーとの再会を待ち、一緒に天国へ上っていくための待機場所として虹の橋で過ごしているようです。

虹の橋という不思議な場所があると言われているように、愛猫が亡くなってから不思議な体験をする人は少なくありません。 ここからは、愛猫との不思議な体験について見ていきましょう。

可愛がっていた猫の死後、ペットショップでそっくりな猫と再会

「数か月前、ずっと可愛がっていた猫が亡くなりました。 老衰で仕方がないことだと分かってはいたのですが、悲しみは癒える事なくずっとふさぎ込んでいたのですが、友人に誘われてペットショップへ行った際、そのペットショップで亡くなった猫にそっくりな猫と出会いました。 初めて会うというよりもまるで再会したかのような気持ちになり、その猫も私が近づくと一生懸命寄ってきたのです。 「絶対あの子だ」と確信し、即その猫をお迎えしました。 一緒に過ごしだしてからも好きな餌や仕草など本当にそっくりな事が分かり、生まれ変わってきてくれたと信じています」（45歳・会社員） このように、可愛がっていた猫が亡くなった後にペットショップで見つけた猫がそっくりで、お迎えしたところ何もかもが以前飼っていた猫とそっくりだったようです。 生まれ変わって、また会いに来てくれたのかも知れませんね。

最愛の猫が死んでからも、足元を引っかかれたような感覚が

「長い間飼っていた猫が病気で亡くなり、しばらく落ち込んでいたのですが、時々足元を引っかかれるような感覚がし始めたんです。 その子は生前、よく私の足元を引っかいてジャレついていたのですが、その時の感触と全く同じで驚き、足元を見るのですが何もいません。 家の中なので当然私以外誰もいませんし、もしかしたらあの子が私の様子を見にきてくれていたのかも知れません。 私が元気を取り戻してからはそのような現象は起こらなくなり、安心して天国へ旅立っていったのでしょう」（29歳・事務） このように、最愛の猫が死んでからも足元を引っかかれたような感覚が続いたという体験もありました。 落ち込んでいる飼い主を心配して、亡くなった猫が元気付けに来てくれていたのかも知れませんね。

子猫の頃から飼っていた猫、死んでからも匂いがする

「子猫の頃から飼っていた猫がいたのですが、数年前に亡くなりました。 とても落ち込んでいたのですが、いつまでもこのままではいけないと思い、引っ越したんです。 その子との思い出が沢山詰まった家にいるのが辛かったので引っ越したのですが、引っ越し先なのにも関わらず、死んでからもその子の匂いがしてくる事があります。 以前の家ならまだ匂いが残っていても不思議ではないですが、引っ越し先なのでどうして匂いがしてくるのか謎でした。 今では、あの子が私の様子を時々見に来ているのかな、と思うようになりましたね」（26歳・会社員） このように、猫が死んだあとも匂いがし続けるという体験もありました。 引っ越したのにも関わらず匂いがしてくるという事は、心配で一緒についてきたのかも知れませんね。

必ず虹の橋で愛猫に会えるのでしょうか？ ここからは、猫の死後はどうなるかについて見ていきましょう。

死んだことがわからず、飼い主の元に居続ける

人間でもそうですが、死んだという事が分かっていないことがあります。 「死」という経験がないため、死んだ時に「今、自分は死んだ」という認識がなく、生前と同じように飼い主の元に居続ける猫もいるみたいです。 この場合は生前と同じような行動をしている事が多く、同じような生活パターンで飼い主と一緒に過ごしているでしょう。 飼い主の目には見えませんが、死んだ事を認識できない猫はずっと生前のまま飼い主に寄り添って暮らし続けているようですね。

なぜ構ってくれないのかと、怒りを感じる

死んだ事が分かっていないと、突然の飼い主の態度の変化に猫は戸惑うでしょう。 当然、飼い主の目には死んでしまった猫の姿は見えないのでいないものとして過ごしていますが、急に構ってくれなくなった飼い主に猫は怒りを感じます。 そして「遊んでほしい」「もっと構ってほしい」という気持ちから、飼い主にちょっかいを出しにいくでしょう。 少し引っかいてみたり、飼い主が嫌がるような事をしたりなど色々試してみるのですが、飼い主にその姿は見えていないので更にヒートアップするはずです。 そして何をしても構ってくれない飼い主の様子から、死んでしまった事を認識するかも知れません。

ずっと飼い主の足元にじゃれついている

死んだあとも、ずっと飼い主の足元にじゃれついている猫もいます。 急に構ってくれなくなった飼い主の気を引くためだったり、生前の行動と同じようにじゃれついている場合もあるでしょう。 そのため、猫が亡くなった後に、「まるで引っかかれているみたいな感覚がする」「あの子が足元にすり寄ってきたような感触がする」など、不思議な体験をする飼い主は多いようです。 飼い主の足元にじゃれついて「構ってほしい」「遊んでほしい」アピールを行っているようですね。

すぐに成仏して虹の橋へ行って幸せに暮らす

死んだあと、すぐに成仏して虹の橋へ行くケースもあります。 生前のようにこの世に残り続けるのではなく、すぐに成仏する事が出来ると虹の橋で幸せに暮らすことが出来るみたいですね。 飼い主の元気そうな姿を見届けたりして、「もう大丈夫だな」と安心すると成仏する事が出来るため、そこからは虹の橋へ上って飼い主の事を待ち続けるのでしょう。 虹の橋では様々な動物たちが過ごしているので一人ぼっちではありません。 幸せに暮らしながら飼い主を待っているのです。

虹の橋で飼い主が来るのを待って一緒に天国へ

虹の橋で飼い主が来るのを待ち続け、ついに飼い主がやってきた時に感動の再会を果たし、そこでやっと一緒に天国へ行く事が出来ます。 天国ではもう二度と離れ離れになるような事はなく、ずっと大好きな飼い主と一緒に過ごす事が出来ます。 また、虹の橋で飼い主を待っている間、他の動物たちがいて一人ぼっちではないとはいえ、大好きな飼い主が傍にいない事は辛かったかも知れません。 ですが待った甲斐あって、大好きな飼い主と離れる事なく一緒に天国へ行く事が出来るので嬉しいでしょうね。

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虹の橋で他の猫たちと幸せに暮らしていると考える

ここでご紹介した、「虹の橋」で他の猫たちと幸せに暮らしていると考えてみましょう。 「もう二度と会えない」などと思ってしまうと、余計に辛い気持ちが増してしまいますよね。 ですが虹の橋で待ってくれていると信じる事が出来れば、胸を張って再会できるように自分の残りの人生をしっかり歩もうという、活力が湧いてくるはずです。 また、病気やケガで亡くなってしまった場合も、虹の橋では健康な状態に戻り幸せに暮らしているのですから、「もう辛い思いや苦しい思いはしていない」と思う事で気持ちが明るくなるでしょう。

愛されていた幸せな記憶を忘れないはず

猫も人間と同じように、愛されていた幸せな記憶を忘れないはずと思う事で、一緒に過ごしてきた時に意味はあったと思えるはずです。 精一杯愛し、愛情を注ぎ続けたあなたのその気持ちは、必ず愛猫に伝わっていることでしょう。 きっとあなたに感謝し、幸せだったと思っているはずです。 そのことに気が付き、そう思う事で「大切な時間だったな」と愛猫との思い出がかけがえのない思い出として残ります。 愛猫はあなたに愛されて幸せな一生を終える事が出来たのですよ。

姿はなくてもずっと絆は消えないと信じる

肉体が消えて魂だけの状態になると姿は見えなくなってしまいます。 しかし、姿は見えなくてもずっと絆は消えないと信じることで、今でも愛猫と繋がり続けているような不思議な感覚がしてくるでしょう。 愛猫が死んでしまったからと言って、二人で過ごした時間や思い出が消える訳ではありません。 大切な時間や思い出は、確かな絆となって、目には見えなくても二人を繋いだまま残り続けるのです。 死んだらそこで終わりではないので、愛猫との絆を信じ、自分の人生を頑張って歩んでいきましょう。

私たちが覚えている限り魂はずっとそばにいるから寂しくない

姿形は消えても、愛猫の事を覚えている限り魂はずっとそばにいるから寂しくないと思うようにしましょう。 目には見えないだけで、覚えている限りずっとそばにいてくれるなら寂しい気持ちも和らいでいきますよね。 愛猫の事を忘れてしまった時が、本当の別れであり、心の中でずっと覚えている限りは本当の別れではありません。 「魂はずっとそばにある」という思いで過ごしていると、気持ちも落ち着いてくるはずです。 「いなくなってしまった」「もう会えない」と思い込まず、このように前向きな気持ちで捉えるとまた違った見方が出来るでしょう。

虹の橋で再会できることを信じていればいい

亡くなってしまった愛猫に「会いたい」と思うのは当然の事です。 そのため、すぐには再会できなくても自分の人生を全うし終えた後、虹の橋で再会できることを信じるようにしましょう。 「もう会えないんだ」と思うよりも、「自分の人生を精一杯生きた後、また虹の橋で会う事が出来る」と信じることで、前を向く気になるはずです。 また、悲しい気持ちもありますが、愛猫が虹の橋で元気に過ごしている姿を想像するだけで、「また会う日まで自分も頑張ろう」と思えるようになるかも知れませんね。

いかがでしたでしょうか？ 虹の橋とは、人間に愛された動物が過ごす場所であり、そこは天国のような空間でその場所で飼い主、パートナーが訪れるのを待ち続けているようです。 そして飼い主、パートナーが亡くなった後、虹の橋で暮らしている最愛のペットを迎え、一緒に天国へ上ると言われています。 そのような場所があると想像するだけで、「また会える」という気持ちが湧き、少し前を向く気になれるのではないでしょうか。 最愛の愛猫を亡くしてしまった傷はなかなか癒えませんが、虹の橋を信じ「虹の橋で幸せに暮らしているんだ」と思うと気持ちが軽くなるはずです。 自分が死んだあと、虹の橋で愛猫と再会できる日まで自分の人生を精一杯生き抜きましょう！