無職でいることへの焦りの対処法。焦ると仕事が見つからない負の連鎖？

大学を出た新卒の学生でさえ、就職するのが難しい現代。 次の仕事を決めずに仕事を辞めると、次の仕事を見つけるのは大変です。 このまま無職だったらどうしよう・・・！と焦る気持ちも良くわかります。 この記事では、無職でいることへの焦りの気持ちの対処法や 原因、無職から脱するためにはどうしたらいいのか？をご紹介します！

立派な社会人なのに無職で焦りを隠せない…！と思っていませんか？ 働かなければ食べていけないですよね。 確かに焦る気持ちもわかりますが、焦っていても何も変わりません。 むしろ焦りは判断力を鈍らせます。 ここでは、その「焦り」の感情にどう対処したらいいのかをご紹介します。

焦りを感じる原因を洗い出す

まず、なぜ「無職だと焦る」のかを考えてみましょう。 「次の仕事が見つかるかどうかの保証がない」というのが一番ではないかと思いますが では、どうして「次の仕事が見つからないかも…」と思うのかを考えてみましょう。 資格を持っていない、年齢が・・・ブランクが長くなってしまう…など様々かと思います。 資格がなければ取得を目指せば良いですし、ブランクができるのであれば無職でも勉強を欠かさずにいるとか 心の持ち方や頑張り方は色々あります。 年齢が上がるほど転職しにくいというのはありますが 焦らず自信を持っている人は、何歳でも魅力的に映ると思いますよ。 まずは焦りの原因を見つけて、それに「焦りを感じなくてよい」と思うよにしましょう。

焦りを感じないように、資格や趣味に没頭する

先ほど、焦りを感じる原因に「資格」という言葉が出ましたが 無職である今が、ある意味チャンスです。 職探しはしつつ、でも時間的に余裕は絶対あるはずですから、資格の勉強にはもってこい！ 普段仕事をしていたら打ち込めない趣味などにも没頭できるチャンスです！ 何もせず、ただ「無職」である焦りに駆り立てられ追い詰まるよりも、資格を取ったり趣味に没頭した方が 無駄な時間を有効活用できて気分もあかるくなるでしょう。

焦る気持ちを紙に書いたり、人に話す事で溜め込まないようにする

自分の気持ちと向き合うには、「書き出す」ことが一番効果的です。 客観的に自分を見ることができ、対処法も見つかることがあります。 まず、素直にあせっている気持ちを書き、それはどうしてなのか？を書き出してみましょう。 得体のしれない不安や焦りからは解放されますよ！ それと同じように、信頼できる友人などに相談して話を聞いてもらいましょう。 聞いてもらうことで発散することができ、またアドバイスや励ましなどをもらうことで勇気づけられたりするでしょう。

焦りを感じている自分の姿を認識し、落ち着きを取り戻す

焦りを感じる気持ちはどうしようもありません。 ですが、「焦っている！」というのを無理やり落ち着かせる行為は逆効果です。 まずは落ち着いて、今の状況を把握しましょう。 「私は、仕事が見つからずに焦ってる」ということを認識して、ではどうしようか、ということを冷静に考えるようにしましょう。 焦っていると何をしていても頭からそのことが離れず、失敗をしてしまったりすることが増えます。 その前に、「私は焦っているからちょっと落ち着こう」と自分に言い聞かせましょう。

焦っても何も変わらない、今は休む事に尽力すべきだという現実を受け止める

就活をしているのに全然仕事が決まらない…！と焦っても、仕事が見つかるわけではないですよね？ 早く働きたい！でも、仕事が見つからない…きっとそれは、神様からの「休みなさい」というメッセージなんだ！ととらえられると少し楽になります。 焦ってブラック企業に就職するよりも、時間がかかっても良い会社に勤められた方が良いですよね？ 現実、焦るとブラックな会社に手を出してしまうことが多く、勤務が始まった後苦しむことになりかねません。 焦りは禁物です。

焦れば焦るほど無職のループから抜けられず、さらにまた焦る・・という負の連鎖になります。 それはなぜなのか？ ３つの理由をお伝えします！

焦ることで正常な判断ができなくなってしまう

焦り、とは一種のパニックのようなものです。 パニックに陥ると、正常な判断ができなくなりますよね。 正常な判断ができなくなることによって、チャンスが目の前を通っても捕まえることができなくなります。 結果、無職の時間が長くなる…という負のループです。 良い就職先を見つけたいのであれば、まずは落ち着いて状況判断とチャンスを逃さない目を養いましょう。

焦りを感じることに頭のパワーも集中力も奪われてしまい、何も手につかなくなる

焦って「早く働かなきゃ」と考えると、夜も眠れなくなったり 何かをしていても突然無職の焦燥感に襲われることがあると思います。 そうなってくると、体力的にも精神的にもだんだん疲れてきて、集中できなくなったり やらなければならないことも手につかなくなったりします。 「何も考えず、ただ体と心を休ませる時間」というのは必要です。 焦りが良い効果をもたらすのであればよいのですが、まったく逆の効果が出てしまうので 「今日は就活のことは考えない！」という日を決めて、心と体をリセットすると 状況が冷静に見れるようになって良いです。

焦ることで失敗が増え、落ち込み反省し、またできない自分に焦るループができてしまう

焦っていると、どうしても失敗が増えます。 面接までこぎつけても、焦りからうまく話ができなかったり 言わなくてもいいことまで言ってしまったりすることも。 相手の面接官からの質問に答えられず、不完全燃焼で終わってしまって結果不採用…という事が合ったりすると 余計自分を責め、落ち込んで、「自分はダメだ…」という悪い流れができてしまいます。 会社側も、焦っていることは面接の段階で気付くそう。 どんなに焦っていても、それを微塵も感じさせない余裕は持っていた方が好印象です。 意欲と人当りをアピールできるようになれば、就職も遠くありませんよ！

焦る気持ちを手放すことができれば、心に余裕ができます。 余裕ができれば周りを見渡す目が持てます。 そうすることにより、小さなチャンスでも見つけられるようになるのです。 では、どのようにして焦る気持ちを手放せばいいのか…？ 焦りを消し去り、無職を脱するその方法をご紹介！

今はしっかりと休みながら、焦らない訓練をする時間だと認識する

初めは30分、１時間、半日、1日とどんどん焦ってはいけない時間を増やしていく。 休みも同じ。 何もしない事で焦るのであれば、初めは数分何もしない〜から最終的に何もしない事を受け入れられるように訓練してみてください。 そして「これは神様からの試練なんだ」と思いましょう。 そして、これは焦らない訓練をする時間であり、自分に必要な時間なんだと理解してください。 これから先、たくさんの「焦り」を感じる場面があるでしょう。 でも、今回のこの「無職での焦り」をうまく回避することにより、「焦り」に対しての経験値が上がります。 これから先の「焦り」を感じる場面で、今の経験はきっと役に立つはずです。

小さな成功体験を積み重ねて、自信をつける

また、焦りの原因として「失敗した」という挫折感があると思います。 折れてしまった心を元気にするには、日々の小さなことでもいいので「成功した！」と思えるものを積み重ねていくことです。 どんな小さなことでもいいので「昨日はできなかったけど今日はできた」とか 「初めてこんなことができた！」でも良いです。 そういった「成功」の積み重ねにより、自分に自信がつきます。 自信がつくと、それは見た目に現れるものです。 見た目から自信が感じられるようになると、人として魅力が増していきます。 そうなってきたら就職活動もより有利に進められるようになるでしょう。 この機会に資格に挑戦して合格する！なども、自信をつけるにはもってこいですね！

何か没頭できる事を見つけて、焦りを感じない時間を増やしていく

「焦り」を手放すには、無駄に考える時間を作らないことです。 趣味や勉強など、没頭できるものを見つけてください。 そして、それに没頭している間は焦りを感じないことに気付いたら、その時間を増やしていきましょう。 「焦らずにいられる」と実感できれば、焦りを手放すまではあと少しです！ 焦りは人を良い方向へは導きません。 焦りを感じる時間が少なくなってきたら、自分自身を見つめる時間を作るようにしてみてください。 そうすることで、自己啓発にもなり、より良い就活ができるでしょう♪

心の健康は体から！運動・食事・睡眠を徹底し、体の健康を取り戻す

一番大事なのは、自身の健康管理です。 焦って食事ものどを通らない、あまりよく眠れない、だから外出もあまりしない…なんていう生活は、不健康極まりないですよね。 ちゃんとご飯を食べ、きちんと寝て、たまには外に出て散歩したり運動したりすることは 身体の健康にはもちろん、心の健康にもつながります。 食事がとれなくなり睡眠不足になり、といった状況は 肌艶も悪くなりますし、覇気も感じられないため、面接では「陰鬱」な印象になるでしょう。 雇う側も「健康でハツラツとしている人がいい」と思うのは当然です。 いざ面接！というときのためにも、基本生活は乱さないようにしましょう。

いかがでしかか？ この記事で大事なことは３つ ・焦りの原因を突き止める！ ・焦りは何も良い効果を得られない！ ・就職したいなら焦りを上手に手放そう！ でした。 無職でいることに焦りを感じるのは当然のことです。 ですが、その焦りを上手に回避していかないと、どんどん悪循環に飲まれて心身ともに病んでしまいます。 正しい判断をして、ちゃんとした会社に長く勤めたい！と思うのであれば、一時も早くその焦りの感情を手放しましょう。 無職を脱するには、焦りの感情にどのように向き合うかが大事なことです。 それに気づいたあなたは、無職を脱する日もそう遠くないですよ！ 今からでも、焦らない時間を作るようにしましょう♪