不倫を相談するならどこの誰？的確な対処のためにしっておくべき事。

「旦那が不倫してるかも・・・」 こんなショックなことはありませんよね。 好きな人と結婚できたのに不倫されているかもしれない、という非常事態。 そんな時あなたは誰に相談しますか？ 状況に応じて正しい相談相手を選ぶことができますか？ 今回は「不倫を相談するならどこの誰？的確な対処のためにしっておくべき事。」をお届けします。

1) そもそも旦那さんが不倫してるかどうか、確かな証拠はありますか？

「女の勘でわかる！」というのも一定本当だと思いますが、それだけでは妄想と言われて、その間に証拠を消されて終わりになってしまう可能性が高いでしょう。 定期的に連絡を取っていたり、会っていることがわかるメールやライン、証拠写真、領収書など、確実に不倫していると言えるような証拠を集めることが重要です。

2) パートナーが不倫をしていたとして、どうしたいかが明確に決まっていますか？

もしも不倫が確実だった場合、今後どうしたいかきちんと定まっていますか？ これによって次にするべきことが決まって来ます。 １度なら許せるのか、離婚という道を選ぶのか、感情的になっていない時に自分がどうしたいのかを冷静に考えてみましょう。

証拠がある・ない 離婚する・しない・どうしたらいいかまだわからない あなたが今どれに当てはまるかによって、適切な相談相手が変わって来ます。 それではそれぞれの組み合わせによって誰に相談すべきなのか見て行きましょう。

1) 証拠あり×方向性あり(離婚したい)なら相談は弁護士へ

初回相談無料などもありますので、離婚の意思が固いのであれば弁護士に相談しましょう。 弁護士に依頼をすると当然ながら費用がかかります。 しかし、弁護士に依頼しなかったことによって、お金が支払われない、話し合いが長期化するなどのトラブルを避けることができます。 また、弁護士は専門家なので、離婚できるかどうかや、慰謝料や財産分与がいくらになるかなど、状況に合わせてきちんと対応してくれますし、法的に有効な書類作成をしてもらえるなどの大きなメリットがあります。 他の手段もいろいろとネットで検索すると出てくると思いますが、筆者としては迷わず弁護士がおすすめです。

2) 証拠あり×方向性あり(離婚はしない)なら相談はお互いの両親へ

これは正直難しい判断でもあります。 あなたとの関係性がしっかりとできていて、非常に常識のあるご両親だと信頼できるなら、相談して旦那が改心するようにお灸を据えてもらうといいでしょう。 しかし、相手のご両親だということを忘れてはいけません。 結婚して家族になったものの、あなたは他人です。誰でも自分の息子は可愛いもの。 「１回くらい許してやってくれ」「浮気は男の性じゃない」 最悪「浮気されるあなたが悪い」なんて言われる可能性だってあるかもしれません。 あなたの望んでいる答えと違うことを言われる覚悟もしておきましょう。 ただ、良識のある親だった場合普通はそんな事は言わないので、もしあなたが悪いといった旨を言われたなら離婚を考えてみるのもいいでしょう。

3) 証拠あり×方向性なしなら選択肢の金銭リスクなどの想定をした上で、相談は占いや友人へ

あなたがパートナーの浮気を相談したいと思った時に、パッと頭に浮かぶ友人はそんなに多くはないでしょう。 羞恥心をさらけ出してまで相談できる友人はかけがえのない存在で、生涯を通して信頼できる友人でしょうから、親身に相談に乗ってくれるでしょう。 実際には、この友人に相談しても、困っている状況を好転させる解決策は出てこないかもしれません。 しかし、人と会って誰かに自分の言葉で話すことによって自分自身の気持ちを整理することができます。 誰かに話すという面では、一見全然関係のない占い師に話すのもいいかもしれません。 離婚するのか、関係を修復させたいのか、別居した後の収入や子供のことなど、 自分が本当に心配している本当の気持ちを気づかせてくれるきっかけになりますし、 今後の方向を決める上では助言をしてくれる相手に相談する事が重要なので友達・占い師などがおすすめです。

4) 証拠なし×方向性あり(離婚したい)なら相談は探偵事務所へ

探偵事務所に相談するのは、もっとも手っ取り早いといえます。 探偵事務所の仕事の8割以上は不倫調査だそうです。なので、浮気・不倫に関しては、相談も含めて多くの現場に立ち会ってきたプロと言えるでしょう。 探偵・興信所には、単なる調査員と、悩みを聞いたりアドバイスができる相談員がいます。 どうしたら有利に離婚できるか、どんな証拠を集めるべきか、すべきことは何か、相談員に悩みや困っていることをとことん聴いてもらいましょう。 相談は無料で、匿名でもOKのところが多いので、試しに使ってみるといいと思います。

5) 証拠なし×方向性あり(離婚はしない)なら相談は直接旦那へ

証拠なし、ということですが、できれば浮気が確実な場合は旦那との話し合いをする前にその証拠を確実に抑えておくことをオススメします。 この証拠は相手に突きつける必要はありません。 むしろ今後の関係修復を望むのであれば、旦那がある程度の逃げ道・言い逃れの余地を残しておく必要があります。 ただ、旦那が言い逃れをしてその場を収めようとした時に、浮気の証拠を断片的に匂わせることで「完全に知られているな」と観念させることが重要です。 ここを証拠を掴んでいなくてもうまくできるのであれば、証拠なしの状態で挑んでも良いでしょう。 ただ１つ、単に許すだけでは浮気は再発するものだと肝に銘じてください。

6) 証拠なし×方向性なしなら離婚カウンセラーやNPO・ネットでの相談を

浮気・不倫・離婚の無料相談所のNPO法人では、専門のカウンセラーによる浮気や不倫の悩み相談を無料でしてくれます。 メンタル面のケアや今後のアドバイス・サポートなどもしてくれるので、証拠はないけど不安な気落ちや、思ってることを打ち明けて聞いてもらうのもいいかもしれません。 今ままで相談に来た人たちがどうしてきたのか、離婚を選んだのか、結婚生活を続けたのか、実際に経験した人たちの話も教えてもらえるでしょう。 そういった事を踏まえて今後どうしていくのかをじっくり考えていくのがおすすめです。

逆に自分が不倫している場合は誰に相談すればいいいのでしょう。 状況別で誰に相談すべきなのか見て行きましょう。

1) もし辞めたい気持ちがあるなら本当に信用のできる親友

不倫をやめたいと思っているなら、なんでも話せる親友に相談してみましょう。 不倫を推奨してくれる友人はいないでしょうから、不倫を恋愛相談として話すのではなく、一緒に立ち直る相談に乗ってもらう感覚の方がいいかもしれません。 新しい出会いの場所や、男友達などを紹介してもらうなどして、不倫相手と会う時間を減らす協力をしてもらいましょう。

2) 精神的に疲れていると自覚があるならカウンセラー

精神的に疲れていて、正常な自分ではないと思うなら、プロのカウンセラーに相談しましょう。 ストレスなどで判断力が鈍っていたり、善悪の判断がつかないなどの異常な状態になっている可能性がないとも言い切れません。 カウンセリングを受けることで、不倫状態から抜け出すきっかけになるかもしれませんし、そのまま不倫から結婚をするところまで突き進んでいくかもしれませんが、とにかく大事なのはあなたの精神を休ませてあげる事です。 その道のプロに相談する事でまずはあなたの心を休ませてあげましょう。

3) この先を決めたいならば占い師などの相談の専門職の人

この先どうするのがいいのか判断できない場合は占いに頼るのもいいかもしれません。 正直相性が良い悪いとかに関しては信憑性があるのかどうかは怪しいところですが、その結論によってどっちにしろ結論が出るのであれば一つの手段にはなるかと思います。 また、女性専用の匿名電話カウンセリングなどもあるようです。周りの人になかなか話せることでもないでしょうから、利用してみても良いかもしれません。

4) とりあえず話を聞いてほしいならネットの掲示板やコミュニティサービス

とにかく誰かに話を聞いてもらいたいならネットに書き込んでみても良いでしょう。 質問サイトでよく不倫の相談をしている方を見かけますから、同じ境遇の人や、不倫の末うまくいった人、うまくいかなかった人の経験談や、周りの第三者から見てどう思われているのか、色々な意見が聞けるでしょう。 ただ、大概は厳しい言葉が帰ってきているので、その辺は覚悟して書き込んだ方が良いでしょう。 もし厳しい言葉が帰ってくるのが嫌なのであればママリというサービスなどはそこまで厳しい言葉が飛ばない環境ですのでおすすめです。

いかがでしたか？ 不倫されている場合も不倫している場合も、冷静に自分がどうしたいのかをきちんと考えて、あなたがどうしたいかに合わせて、適切な人に相談しましょう。 色々な人に相談してしまうとそれでご飯を食べている人も多いのが不倫の世界。 食い物にならないように気をつけて相談相手を選んでみてくださいね！