意外と人生は諦めた方が充実するかも、正しく人生を諦める方法

人生思った以上にうまくいかないことが多いときだってありますよね。時にはすっぱりあきらめてしまった方がうまくいく事もあるもの。そんな時の諦めの方法をお伝えいたします。

1 ) 諦めてる人といえば何もしないニート

心の病を抱えている、あるいは親の介護などの特別な理由があって働けていないなどの事情を抱えてない限り働かないという選択肢はただのニートになります。本当に働きたくても働けない人たちにとってニートの存在はある意味うらやましいもの。何もせず親のスネをかじって生きていく姿は社会的にも歓迎されない生き方。ニートをしている人たちにもそれぞれ事情はあると思いますが、こんな諦め方はよろしくないですよね。

2 ) やりたいことを諦めたらアウト

やりたいことがやれる環境に身を置いているのに何かと言い訳をして諦めているのはよくない諦め方。今そうやって諦めて後々「こうすればよかった」「ああしてたら」と言い訳だけの「タラレバ」だらけの人生にになりませんか？ その時過ごした時間はもう戻ってきません。過去は変えられなくても未来は変えていく努力はできます。やりたくても物理的に出来ない状況になる前にやりたいことが出来るときにどんどん行動に移してきましょう。

3 ) 人生諦めて無関心、無気力になると周りも辛い

人生を諦めてしまい無気力になった最大限の感情は「死にたい」という感情。もうここまで来ると本当にあなた自身も支えてくれる周りのご家族や友人もあなたと同じくらい辛い思いをします。筆者の話になりますが10代前半に心の病を発症して「死にたい」という感情に凄く振り回されたことがありました。何に対しても無気力で明日を生きていく力が湧いてこない。だったらいっそ死んで楽になりたい。 「この世に自分の命がなければ明日を生きていかなくたっていいでしょ？」と物凄く極論な考えをするまで精神的に追い込まれます。 もうここまで来てしまったら周りに何を言われても心に響かない状態になってます。でも周りは当然あなたに「それでも生きてほしい」と願っている。そのギャップにもがき苦しむんです。 あなたは「もうどうでもいい。」と無気力になっているのに周囲は「ここまで落ち込んでいるあなたを見るのは辛い。どうしたらあなたがあなたらしく生きていけるのか？」と考え込み負の連鎖になっていきます。

諦めないことによって起こるマイナスな出来事を自分自身から少しずつ手放していきませんか？心には問題を抱え超える容量が人それぞれ違ってきます。抱え込む問題が山積みになって心がパンクする前に物事を諦めて問題の中身を整理整頓していく作業も時には必要です。

人生諦めると気が楽になる

筆者が心の病を発症した際にまず行った事は、原因となっている事を極力辞めました。病気を発症した原因の一つとして中学校での人間関係もあったので、当時の主治医に「学校に通学しないで休むように」勧められたのも相まって中学２年生で不登校生になり学校に通学する事を辞めてしまいました。今、思い返すとこれも「人生を諦めて気を楽にする」一種の方法です。 「少しくらい休んだって何も影響はない。」となんとか自分自身に言い聞かせ休んでいるときは思いっきり自分の時間を過ごすようにしていました。 諦められる環境に居るのであれば時にはすっぱり諦めてしまった方が今後の人生を生きていくにあたって気が楽になっていく一つの手ががりです。 限界まで追い込まれて原因にもがき苦しんでいるんだったらいっそ諦めて逃げてしまった方が解決策に繋がっていきます。

諦めたら自分のやりたいことをできる人生に

私が諦めたのは「人間関係」と「親子関係」を主に諦めました。もともと友人を含む様々な対人関係を構築していくのは得意ではなかったので「対人関係は広く浅く」構築しなければならないという考えから「対人関係は深く狭く」という考えに徐々に変えていったら気が楽になりました。 親子関係もかなり特殊な関係性になっていたので「親子はこうであるべき」「こんなことしたら周りから非難される…。」という世間一般の固定概念に囚われないようにしながら少しずつ発症するきっかけになった母親から離れていきました。 今でも気楽に話せたり変に気構えず連絡を取れる友人はごく数人ですが、いろいろ抱え込み過ぎていた当時より気が楽になり趣味などやりたいことに集中できる環境を自然と作り出せる環境になっていきました。 今「こうしなければならない」「自分はこうだから…。」とあなたの中で諦められない原因を探っていませんか？客観的に見たら諦めるのを躊躇しているように見えるのかもしれません。 「いつまでも辛い現状は続かない」って言われたとしてもいまいち信じきれないかもしれませんが、諦めることによって思わぬ別の人生の選択肢が開けることだってあります。

人生諦めたら人目を気にしなくなった

なかなか物事や人生を諦められない大きな原因の一つとして、その諦めをしたら周りからの意見が気になりがちなのですがそういう時に限って周りはさほど気にしていないもの。筆者の例を挙げると親子関係を諦めるかどうか悩みに悩んでた時に周囲に相談したらあっさりと「親子関係をいっそ辞めちゃえば。そんなこじれた関係は親子ではないよ。」という回答が大半でした。 そんな回答を様々な人から貰ってもいまいち踏ん切りがつかず「それでも母親なんだけどな…。」と悩む日々を過ごし「病気を発症する原因となった母を中心に一切連絡は取らない。」を決めてからは人目を気にせず過ごすことが出来てます。 諦める要因は人それぞれ。現在も、母が私の周りに居たら困るけど居なくて困ったことはほぼありません。それを他人からどう捉えられるのは案外あなたの人間性も関わってきます。 諦めることによって心がずいぶん軽くなることはたくさんあります。

諦める行動が全てが悪い事ではないのです。そこで諦める決意の決め手として １・それを諦めたら心が楽になるか？ ２・諦めたことによって大きなリスクに直結しないか？ ３・諦めが次の解決策に繋がる見込みがあるか？ これらが大きなポイントになってきます。

諦めは絶望ではない

諦めるに諦められないときって意外とあなた自身が自ら心を追い込んでいるときはないでしょうか？どん底まで落ちて絶望の淵に立たされているような気分に追い込まれて次に打つ手がないように思いがちですが、極論を言ってしまうとどん底まで落ちたらもうこの先の下まで落ちる底はないので後は這い上がっていくだけです。 その這い上がっていく一つの過程として物事を諦めていくのが大切になっていきます。諦めは絶望として捉えていくのではなく問題解決の片付けする手段の一種です。

周りにとらわれず自分のやりたいことをやる

「あなたはこうであるべき」「こうしなければならない」そんな固定概念に囚われ過ぎていると本来のあなたらしらがどんどん失われていきます。人生の主役はまぎれもなくあなた自身であり他の人が変わって過ごしていくことは一切できないのです。 やりたいことを思いっきりやっていた方があなたらしく輝けるのであれば、出来ない理由を極力探さないでより一層輝ける方法を探して実行した方がいいですね。

自分の人生だから諦めるはただの選択肢

物事を諦めるのはあなた自身がより生きやすく生きていく手段であります。どう諦めていったら自分の心がより軽くなって生きやすくなるのかの選択肢を選んでいく作業です。諦めることによって見えてくる新たな選択肢もあります。 思いつめすぎず世間一般の世論に囚われ過ぎない様にしていきましょう。何が正解でどれが不正解なのかは人生を過ごしているあなたにしかわからないことだってたくさんあります。

時には適当に生きたっていいんです。真面目に生きていくことも大切ですが、諦める事はこれからの人生を楽しく物事を円滑に過ごしていく一つのキーワードになっていく場合もあります。 諦めたことによって見えてくる解決策も大切にしながらより楽しく人生を過ごすきっかけ探しをしていきたいですね。