いつまでたっても「自信が持てない」人に知って欲しい努力しない自信の付け方

自分に自信が持てない人はたくさんいますが、どうして自信が持てないのでしょうか？ 自分に自信が持てないと卑屈になってしまったり、堂々と何かをする事がためらわれますよね。 この記事では、自分に自信が持てない原因や自信をつけるための方法についてご紹介していきます。

そもそも、どうして自分に自信が持てないのでしょうか？ まずは、自分に自信が持てない原因についてみていきましょう。

自分は「ダメな人間」という思い込み

自分自身で「自分はダメな人間」と思い込んでしまった結果、自分に自信が持てなくなってしまうことがあります。 何のきっかけでそう思うようになってしまったのかは人によりますが、元々ネガティブな思考ばかりしていると簡単に「自分はダメな人間だ」と思い込んでしまうことがあるでしょう。 自分自身でそう思ってしまうと、そのイメージが抜けずに何をしても「ダメな人間だ」と思うばかりの悪循環に陥ってしまうかも知れません。 そうなると自分に自信を付けるどころか、どんどん自信が無くなっていく一方ですよね。

大きな失敗をして、それを引きずっている

大きな失敗をしてしまい、その失敗をいつまでも引きずっているとどんどん自信が無くなってしまいます。 大きな失敗をして落ち込んでしまうのは仕方がないことですが、その失敗をいつまでも引きずってしまうと自分に自信が無くなっていき、さらなる失敗を呼ぶ原因となってしまうこともあるでしょう。 人によってはたとえ大きな失敗をしてしまっても気持ちを切り替えて「仕方がない、次は頑張ろう」と思える人もいますが、自分に自信が持てない人はそのように簡単に気分の切り替えが出来ないことが多いのです。

成功体験が少なく、自信がもてない

もともと成功体験が少なく、そのせいで自分に自信が持てないこともあります。 人は成功体験を繰り返して徐々に自分に自信がついていくものですが、成功体験自体が少ないと自信をつけるためのきっかけをなくしてしまうからです。 失敗してもいいから、色々なことに挑戦するという気持ちを持っていないとなかなか成功体験は増えていきませんが、挑戦すらしていない状態では成功体験が出来るはずもありません。 また、挑戦しても毎回失敗に終わってしまい、成功体験が少ない場合もあるでしょう。

失敗を極度に恐れ、怖がっている

失敗することを極度に恐れて怖がっている人は、新たなことに挑戦する機会も自分で潰してしまうため、自然と成功体験の数も減っていきます。 さきほどの解説に通じるものがありますが、成功体験を積み重ねていかないことには自分に自信をつけることは出来ませんよね。 そのため、失敗を極度に恐れて怖がり、挑戦を避けて生きてきた人は成功体験が得られず、自信も持てなくなっていってしまうようです。 「失敗しても仕方がない」という気持ちを持てず、「失敗が怖い」「失敗したら終わりだ」とネガティブな考えになっているのでしょう。

人の批評、批判を気にしすぎている

人の批評や批判を気にしすぎている人も周りの意見に左右されすぎて、自信が持てないことが多いです。 例えば誰かに貶されたり批判されたりするだけで、「自分はダメなんだ」と思い込んでしまい、人の意見をそのまま鵜呑みにしてしまいます。 けなしたり批判したりする人もいますが、反対に褒めてくれたりする人もいるはずです。 ですが人の批評、批判ばかり気にしている人は、褒められた時は自分に自信が付いても、再び誰かから批判的なことを言われると途端に自信が無くなってしまうでしょう。

自分に自信が持てない人は、一体どのような思考や行動をしているのでしょうか？ ここからは、自信が持てない人の思考と行動の特徴についてみていきましょう。

失敗するくらいなら、挑戦しない

自分に自信が持てない人は「失敗しても良いから挑戦してみよう」「失敗は成功のもと」とポジティブに思うことが出来ず、「失敗するくらいなら挑戦しない方がマシだ」とネガティブな思考をしていることが多いです。 そのような思考をしているため、実際に何かに挑戦することはなく、そのせいで失敗することはありませんが成功することもありません。 挑戦することから逃げている状態なので、自分に自信がつくこともなく失敗する可能性が少しでもあれば、その事柄を避けて生きているでしょう。

人に笑われたくない、恥をかきたくない

自分に自信が持てない人は「人に笑われたくない」「恥をかきたくない」と思っています。 人からの批判などが気になってしまうため、人に笑われたり恥をかいたりすることは、とてもショックなことなのです。 このようにネガティブなことばかり考えてしまうため、何かに挑戦する時にも「笑われたらどうしよう」「恥をかいてしまうかも」と言った気持ちが邪魔をして、結局挑戦を諦めてしまうこともあるでしょう。 そしてそのせいで成功体験が積めず、自分に自信が持てないようですね。

自分の短所ばかり気になる！長所には目がいかない

誰でも短所と長所の両方を持っているものですが、自分に自信が持てない人は自分の短所ばかりが気になってしまいます。 ですが短所ばかりに目が行くことで、更に自信を無くしてしまうのです。 長所も持っているはずなのに長所には目がいかず、短所ばかりに注目してしまい、その結果「自分はダメだ」「悪いところばかりだ」と、どんどん自信を失ってしまいます。 ネガティブ思考だと悪いところにばかり目がいってしまいますが、そのせいで自分の長所を認めてあげることが出来ないのです。

ダメに決まっている…ネガティブな考えばかり浮かぶ

何をするにしても自信がない人は「ダメに決まっている」と、始めから決め付けて行動してしまう傾向にあります。 始まってもいない事を「ダメに決まっている」と決めつけてから始めると、上手くいくはずがありませんよね。 そしてその結果、さらに自信を無くしてしまうのでしょう。 このようにネガティブな考えばかりが浮かび、そのせいで失敗してしまう事によりさらに自信が無くなってしまうようですね。 何度も言いましたが、自分に自信がない人は気付かないうちにネガティブな思考に陥ってしまっているようです。

姿勢が悪く下を向きがち

自分に自信が持てない人は思考だけでなく、行動にもその考えが表れてしまいます。 自分に自信がない人は姿勢が悪く、下を向きがちです。 自信がないので他人となるべく目を合わせなくても済むような、他人に顔を見られなくても済むように、猫背になって視線を下にしているのでしょう。 ですがそんな体勢で居続けることによって、なおさら自信は無くなっていきます。 誰も自分に気づかないように猫背になって体勢を小さくし、自信が持てない自分を更に追い込んでしまっているようですね。

自信が持てない状態を克服するためには、どうすれば良いのでしょうか？ ここからは、自信が持てない状態を克服する簡単なステップについてみていきましょう。

STEP1:手が届く、小さな目標をつくる

自信を付けるためには、成功体験を地道に作っていくしかありません。 ですがいきなり大きな事に挑戦しても成功する可能性は低く、時間もかかってしまいますよね。 そのため、まずは手が届く範囲の小さな目標を作りましょう。 例えば「朝は6時に起きる」「1日5回はありがとうと言う」など、簡単に達成できそうな目標を作ってみるのです。 手が届く目標を設定し、少しずつ達成していくことで徐々に自分に自信がついていきます。 「これなら出来る」と思うような目標を作ってみましょう。

STEP2:目標に向かって努力する

目標を設定出来たら、次は目標に向かって努力していきましょう。 たとえ小さな目標でも、「これくらい簡単に達成できる」と舐めてかかると失敗してしまうこともあります。 例えば設定した目標が「1日5回はありがとうと言う」という事だとすると、日常の中で意識的に「ありがとう」という言葉を使っていくのです。 何も考えず努力せずに過ごしていては、結局簡単な目標すら達成することが出来ません。 目標に向かって努力する姿勢は、目標達成のために必要不可欠なものですね。

STEP3:成功出来たら、自分を思い切り褒める

目標が成功出来たら、自分を思い切り褒めてあげましょう。 「こんなに簡単なことで自分を褒めるなんて馬鹿らしい」と思うかも知れませんが、たとえどのような小さな目標でも、達成出来たら自分を褒めてあげるのです。 成功出来た時に自分を思い切り褒めることで、「自分でも出来る」という自信が湧いてきます。 言葉で褒めるのも良いですが、何か自分にご褒美を用意するのもアリです。 「これが出来たらご褒美にスイーツを一つ買ってOK」など、自分で決めておくと良さそうですね。

STEP4:もう少しだけ難しい目標をつくる

簡単な目標が達成出来たら、次はもう少しだけ難しい目標を作ってみましょう。 「達成できるかな？」と少しだけ不安な目標を作って下さい。 例えば「今日は仕事でのミスは1つまで」「3日間ウォ―キングを頑張る」など、以前の目標よりも多少レベルアップしたものが好ましいでしょう。 ですが、あまりにも大きな目標はNGです。 「仕事で1週間ミスなし」など、頑張っても無理かも知れない目標は失敗してしまう可能性が高いため、少し難しい程度が丁度良いでしょう。

STEP5:目標に向かい努力し、できれば褒める

簡単な目標の時と同じように、目標に向かい努力しましょう。 そして、達成できれば自分を褒めてあげて下さい。 簡単な目標の時と違って、たくさんの努力をしなければ達成できない分、褒める時はたくさん褒めてあげましょう。 そして何かご褒美を用意するなら、簡単な目標の時よりも少し豪華なものにしてみるとやる気も湧いてきそうです。 また、失敗してしまう可能性もあるという事を覚えておきましょう。 ですが、もし失敗してしまってもめげずに違う目標を設定して下さいね。

注意1:なるべく成功可能な目標にすること

ここまでで共通して注意することは、なるべく成功可能な目標にすることです。 簡単な目標の時も、少し難しい目標の時も、「これなら出来るかも」と思うような目標を選びましょう。 初めから大きな目標を設定してしまうと失敗し、挫折してしまう可能性があります。 そうなると余計に自信が無くなってしまうこともあるため、大それた目標を設定するのではなく、自分の今の力で達成可能そうな目標にしましょう。 目標選びは大切な部分なので、間違えないよう注意して下さいね。

注意2:コツコツ、地道に取り組むこと

目標を設定して終わりではなく、コツコツ地道に取り組むことが大切です。 目標を設定すれば自然と達成される訳でもないので、毎日の努力が必要ですよね。 ですがコツコツと地道に取り組むことが苦手な人は「やっぱりこんな事は意味がない」「やめてしまおう」と直ぐに投げ出してしまうかも知れません。 それでは自分に自信が持てないままなので、「直ぐには達成できない」という事を頭に入れて地道にコツコツ頑張りましょう。

努力してみても、どうしても自信が持てない人もいます。 そこで最後は、そんな人に向けて、前向きになれるオススメな習慣について見ていきましょう。

仁王立ちして、背筋を伸ばす

猫背になって縮こまっていることでどんどん自信が無くなっていきます。 そのため、姿勢を縮こまらせるのではなく、仁王立ちして背筋を伸ばすようにしましょう。 「姿勢一つで変わるの？」と思うかも知れませんが、意外と姿勢は自信に関係があるのです。 胸を張って仁王立ちすることで背筋が自然と伸び、自信に溢れた姿になります。 自分に自信が持てなくても、姿勢だけでも正すことで考えも前向きに明るくなっていくでしょう。

笑顔を増やす

意識的に笑顔を増やすよう心がけましょう。 面白いことがないと笑う機会はあまりないかも知れませんが、たとえ面白くなくても笑顔を作るのです。 そうしていると、いつの間にか気持ちが明るくなっていきます。 まずは表情を変えることで、意識まで変化していくのです。 日常の中で笑顔を意識し、積極的に笑うことを心がけるだけでも随分気持ちが前向きになっていくでしょう。 そして笑顔を増やすことで周囲に人も増え、結果的に自分に自信が付くきっかけにもなります。

声を大きく、ワントーン明るくする

自信がないと声が小さくなり、聞こえにくい状態となってしまう事も多いですが、そのままではどんどん自信を無くしてしまいます。 そのため、声を大きくすることを意識し、今よりもワントーン明るくなるよう気を付けてみましょう。 大きな声の人って、それだけで自分に自信があるかのように見えますよね。 形から入ることで、結果的に自然と気持ちもついてくるものです。 ワントーン明るくするようにすると、声だけでなく気持ちも明るく前向きになっていくのを実感できるでしょう。

鏡に向かって自分を褒める

鏡を使った方法も効果的です。 毎日鏡に向かって自分を褒める習慣を付けてみましょう。 馴れていない頃は少し気恥しい気持ちになってしまうかも知れませんが、習慣にしてしまえば自然に出来るようになります。 「その洋服似合ってるね」「今日も可愛い」など、人に言われた嬉しくなるような言葉で自分を褒めることで、まるで他人に本当にそう言われているかのような気分になり、気持ちが明るくなりウキウキしてっくるでしょう。 そうなると前向きになることが出来るため、自分に自信を持つことにも繋がっていきますよ。

服装、見た目をイメチェンする

思い切って、服装や髪型などの見た目をイメチェンしてみましょう。 イメチェンしてみることで、思いもしなかった自分を発見できるかも知れません。 自分に似合った服装や髪型、メイクなどが分かれば自信もつくはずです。 何が自分に似合っているのか、色々な物を試してみて下さい。 イメチェンは勇気のいる事ですが、イメチェンが成功するとそれは自分の自信になります。 また、イメチェンをすることで、気持ちが変り明るく前向きな気分になれるでしょう。

いかがでしたか？ 自分に自信が持てないことは辛いことですが、成功体験を少しずつ積み重ねていくことでやがて自分に自信が持てるようになっていくはずです。 自信が持てない原因にはさまざまなものがありましたが、ネガティブな思考や思い込みによって自分自身で自信を無くしてしまっている場合もあります。 それはとても、もったいないことですよね。 意識的に成功体験を積めるステップを試し、自信を取り戻して下さい！