職場レクリエーション何にする？社員が喜ぶレクリエーション15選！

組織力アップのためにレクリエーションを開く企業は多いですよね。 しかし、いつも似た内容のレクリエーションばかりで飽き飽き…なんてこともあるでしょう。 そこで今回は、職場でおすすめのレクリエーション15選についてご紹介していきます。 社員全員が楽しめるようなアイデアが盛りだくさんなので、ぜひ幹事のみなさん参考にしてみてくださいね。

そもそも、職場でレクリエーションを開くことにメリットはあるのでしょうか？ レクリエーションを開こうかなとお悩みの幹事さんや担当者さん、まずはどんなメリットがあるのか参考にしてみてください。

仲間同士のきずなが生まれる

レクリエーションで行動を共にすることによって、相手との距離感が縮まり絆が生まれるメリットがあります。 会社に属していても、部署が違えば全く知らない人ばかり。 ましてや同じ部署だったとしても、挨拶はしても会話まではしない…という人も多いでしょう。 仕事を円滑に進めるためにも職場内でのコミュニケーションは必要不可欠なものですが、毎日仕事ばかりだと距離を縮める機会が少なくなってしまうので、絆を深められるレクリエーションはとてもおすすめなんです。 特に、まだ会社に馴染めていない新入社員や、新しく部署に異動してきた人がいる場合なんかに最適ですよ。

人間関係の悩みが解消される

レクリエーションで相手と打ち解けることができれば、悩んでいた人間関係の解消に繋がるというメリットがあります。 仕事をするうえでストレスになりやすい人間関係。 どんな職種であれ人間関係のいざこざはありますが、解決手段があまりなく、大勢の社員がストレスを抱えながら仕事をしている状況です。 しかしレクリエーションをすることで、苦手だと思っていた人や、逆に避けられていた人などと交流する機会が与えられるので、話し合って打ち解ける機会ができます。 特に、女性が大勢働くような職場では人間関係が複雑化しているので、レクリエーションをして話し合う機会を与えてあげるといいかもしれません。

リフレッシュできる

レクリエーションでは、体を動かしたり、脳を活性化させたりすることで心身ともにリフレッシュできるというメリットがあります。 職場におけるレクリエーションは多種多様ですが、どれも「楽しむ」ことを目的としているものばかり。 そもそもレクリエーションという言葉には、「疲れを癒す」「楽しむ」という意味があるので、「楽しみながら日頃の疲れを癒しましょう」というコンセプトで行われることがほとんど。 夢中になって楽しめるようなレクリエーションを選べば、日々の疲れやストレスが軽減されますよ。 社員へ日頃の感謝や労いの気持ちを込めて開催してみてはいかがでしょうか。

それではさっそく、職場でのおすすめレクリエーションについてご紹介していきます。 まずは、社内で手軽にできるものから見ていきましょう。

表彰式＆パーティ

社員のモチベーションアップのために、表彰式やパーティを開く企業は多いです。 表彰式と一口に言っても、パーティのような大規模なものから、一ヵ月に一度や数ヵ月に一度程度開かれる小規模なものもあります。 どちらにせよ、表彰された人は嬉しく感じ、それを見ていた人は「負けてられない」と闘志を燃やし、社員たちの仕事へのモチベーションが上がることは間違いないでしょう。 あとは、会社の創立記念や社員の誕生日といった特別な日にパーティを行うのもアリ。 あえて職場内で行うことでお店にわざわざ出向く必要がなくなるので、誰もが気軽に参加できます。

謎解きゲーム

最近は人気が定着しつつあるリアル脱出ゲームですが、それも謎解きゲームの一種です。 チームを組んで協力し合いながら謎を解いていくのが基本的な遊び方なので、自然とコミュニケーションをとる機会が与えられます。 謎解きはクイズとは違うので、知識ではなくひらめき力が大事。 そのため、仕事のときとは違う一面を垣間見ることができ、苦手だと思っていた人の良さに気付けたり、あまり関わりがなかった人と距離を縮めるにはもってこいです。 謎が難しすぎると解けずに時間だけが経過してしまうので、ほどよく難しい謎をいくつか用意するのがポイント。 小さな達成感を何度も味わうことで、チームの親睦が深まること間違いなしですよ。

ビンゴ大会

「何が当たるんだろ～」というワクワク感があり、誰もが楽しめるのがビンゴ大会。 景品を用意する手間はありますが、それ以外は特に準備もいらないので幹事も楽なのが特徴です。 ビンゴの醍醐味といえば、やはり1等などの目玉商品を当てること。 家電やディズニーチケットといった商品を用意することで、子供のようにはしゃいで楽しむこと間違いなしです。 ビンゴの景品は、できれば全員分用意するのがいいでしょう。 ただし、予算が気になるようであれば手頃なものでOK。 社内の食堂の食券、ネタグッズ、仕事で使える文房具など、ハズレだけど笑っちゃうというものだと場も盛り上がるでしょう。

クイズ大会

用意するものは比較的少なく、誰でも気軽に楽しめるのがクイズ大会です。 定番ではありますが、レクリエーション選びで外したくないなら無難にクイズ大会を選んでみるといいでしょう。 クイズ大会は個人戦もグループ戦もできるので、職場の人数に合わせて企画できるのが魅力。 ただし、コミュニケーション力を高めるために企画するのであれば、自然と話す機会が生まれるグループ戦がおすすめですよ。 クイズ大会の問題を用意するときは、誰もがつまらないと思ってしまう時事ネタを避けるようにするのがベター。 せっかくなら、「社長の名前をフルネームで漢字で書け」「創立記念日は？」といった職場に関連するクイズを出すとおもしろさが増しますよ。

家族の職場見学

社員の家族に職場環境を知ってもらうために、ファミリーデーと呼ばれる職場見学が昨今では注目を集めています。 「家族が職場見学をする意味は、果たしてあるのか」という疑問があるかもしれませんが、実は社員のモチベーションが上がる効果が期待できるんです。 家族が仕事を理解してくれることで働きやすさを感じる人もいれば、家族を意識して今まで以上にやる気を見せる社員もいるでしょう。 仕事が順調にいくことで家庭環境の向上にも繋がりますよ。 子供がいる家庭が多いのであれば、子供も参加できる職場見学がおすすめ。 家族同士が交流できる場を設けて、社員のモチベーションアップに繋げてみましょう。

レクリエーションを職場内でするのもいいですが、社外で開催するのもアリですよ。 次は、社外でおすすめのレクリエーションについて見ていきましょう。

社員旅行

社員たちの労をねぎらうための慰安旅行や、スキルアップやコミュニケーション活性化のための社員旅行といったように、目的別で旅行に出掛けるのもいいでしょう。 会社全体で旅行はもはや定番のレクリエーションではありますが、社員は金銭の負担がない、もしくは格安で旅行を楽しめるというメリットがあります。 会社を離れて感じる非日常感は、日頃の疲れやストレスを癒してくれるものになるでしょう。 また、社内の人間の意外な一面との遭遇もあるので、新しい発見も多くあるのが旅行の醍醐味です。 無理なく行ける場所だからこそ参加したいと思えるものなので、行先を決めるときは社員の意見なども交えつつ考えるようにするのがいいでしょう。

バーベキュー、お花見、キャンプ

自然の中で開放的な気分を味わえる季節もののレクリエーション。 毎日室内で過ごす社員にとって、自然とのふれあいは気分をリフレッシュするいいきっかけとなります。 バーベキュー、お花見、キャンプといったアウトドアなレクリエーションは、準備や場所取りなど少々手間がかかるのがデメリット。 しかし、準備を分担してみんなでやればすぐに終わりますし、同じ準備をしている人同士で話す機会も生まれるので、楽しく会話している最中に終わってしまいます。 職場の人間だけで開催するもよし、社員の家族も呼んで大勢で楽しむのもアリ。 開放的な気分を味わいながらおいしい食事をとり、お酒を片手に語らいあってみましょう。

運動会

普段、体を動かさない職種の人たちにおすすめしたいのが運動会。 子供の頃のようにがむしゃらに体を動かすことで、仕事のストレス解消や、運動不足解消など、心身共に健康になる効果が期待できます。 子供の頃のような本気の運動会もいいですが、基本的な運動会をアレンジした大人も楽しめる運動会がおすすめ。 やる側も見てる側も楽しめる、そんなコンセプトのもと行えば盛り上がること間違いなし。 ただし、はりきりすぎてしまうと怪我をしたり、熱中症になったりという可能性もあるので、参加する社員の年齢や健康状態を考慮して種目を決めていくようにしましょう。

ボウリング大会

ボウリングはスポーツの一種ではありますが、そこまで運動神経に左右される協議ではありません。 そのため、老若男女問わず楽しめてレクリエーションでは人気のスポーツなんです。 ボウリングの良さはそれだけでなく、自然と距離感が縮まるのも魅力。 ストライクが決まればハイタッチ！といったように、まるで昔からの友達のような距離感に自然となることができるんです。 ボウリングがどうしても下手で楽しめないという人が多いのであれば、ガターに落ちないように全レーンでバンパーレーンを設置してスコアを競うのもアリ。 参加者全員が楽しめるように工夫して開催してみましょう。

演劇鑑賞

演劇鑑賞はハードルが高いと思われがちなので、意外と行ったことがない人は多いもの。 だからこそ、この機会に体験してもらおうとレクリエーションに組み込む企業が増えています。 演劇はもちろん観て楽しむものですが、それ以外にも表現力が豊かになったり、集中力や想像力が養われたりとメリットがいっぱい。 そのメリットはどんな職場でも役立つスキルになるため、身につけておいて損はありませんよ。 ただし、コアな演劇を選ぶと参加者の好き嫌いが別れてしまうので、ライオンキングなどの定番なミュージカルや、よしもと新喜劇、アニメを舞台化したものなど、馴染みやすいものを選ぶのがおすすめです。

ここからは、ちょっと変わり種なレクリエーションをご紹介。 定番なものばかりに飽き飽きしている幹事さんは、ぜひ参考にしてみてください。

スポーツ鬼ごっこ

足が遅い人でも楽しめるのが、スポーツ鬼ごっこの魅力。 子供の頃にやっていた鬼ごっことは少し違い、チームを作って相手の陣地の宝を獲得していくという競技。 機敏に動くので運動量はかなりのものですが、鬼ごっこと違い走り回るわけではないので足が遅い人でも楽しめるのが魅力なんです。 そしてこの競技、戦略を駆使しないと勝てないといった部分もあるので、チームワーク力が非常に重要。 即席で作られたチームでいかに協力できるかがポイントとなるので、自然とコミュニケーション能力が向上するでしょう。 スポーツだけど遊び要素も欲しいとお考えであれば、ぜひおすすめしたいレクリエーションですよ。

サーキットを貸し切ってのカーレース

男性なら、一度は夢に見るカーレース。 レーサーのように風を切りながらサーキットを駆け抜ける爽快感は、他ではなかなか味わうことができませんよね。 男性からの人気が高いのは事実ですが、意外にも女性からの人気もあり、男性に交じって凄まじい勝負を繰り広げる人もいます。 男女問わず仕事では見られないカッコイイ一面を垣間見れる瞬間がたくさんあるので、それをネタに会話に花が咲くこともあるはずですよ。 サーキットを貸し切るときは、レンタルカートを取り扱う店舗を選びましょう。 あとは、ヘルメットやグローブなどを無料で貸し出してくれる店舗だと、準備物が少なくすむのでおすすめです。

バブルサッカー

サッカーといっても、技術力がなくても楽しめるのがバブルサッカーの魅力。 バブルサッカーは海外生まれですが、最近では日本で人気を見せるスポーツのひとつです。 ビニール製の大きなボールにスポっと入り、あとはフットサルをするような感覚でゲームを進めていくのですが、とにかく動きづらいので空振りしたり、転んだり、やる側も見る側も笑ってしまうのが特徴。 サッカーの技術がない人がやっても楽しめるというメリットがあるため、昨今では注目を集めるスポーツとなっています。 思い切りぶつかっても双方に痛みはないため、ストレス発散するいい機会。 楽しく汗を流してコミュニケーション力を高めてみましょう。

サバイバルゲーム

ハラハラドキドキのスリルを味わえるのがサバイバルゲーム。 相手に銃で撃たれたらアウトといたって単純なルールですが、戦略やチームワークが勝負の決め手となります。 サバイバルゲームは大自然の中で行われることが多いですが、実は屋内型もあるんです。 屋内型であれば天候を気にすることなく開催できるというメリットや、衣服が泥だらけになるという心配がありません。 そして、最近では低パワーの銃もたくさんあり、体に当たってもそこまで痛くないので女性でも気軽に参加することができますよ。 チームワーク力が磨かれるゲームでもあるので、組織力アップのために企画してみてはいかがでしょうか。

チャンバラ合戦

スポンジでできた刀を持ち、相手の腕についた「命」と書かれたボールを落とす、これをチームに分かれて行うのがチャンバラ合戦。 会場の白熱した空気は、まさに戦さながらの臨場感です。 チャンバラ合戦は一種のスポーツではありますが、特に運動神経は必要ありません。 それよりも必要なのは、軍議と呼ばれる話し合いとチームワークです。 みんなで協力し合わなければ勝利するのが難しい競技なので、自然とコミュニケーション能力が向上しますよ。 このチャンバラ合戦は、数十人～数百人という大規模で行うほうがおもしろさが増します。 社員数が多い企業にぜひおすすめしたいレクリエーションです。

レクリエーションを開催するのなら、せっかくですから社員全員に楽しんでもらいたいものですよね。 そこで次は、職場のレクリエーションを企画する際の注意点について見ていきましょう。

社員の意見を聞いてみること

社員のために開催するレクリエーションですから、まずは社員の意見を聞いてから決めるようにしましょう。 よかれと思って会社側が企画したとしても、社員が乗り気ではない…これでは開催する意味がありません。 むしろ逆に社内全体のモチベーションを下げてしまい、業務に多大なる悪影響を出してしまう可能性があります。 ですから、レクリエーションを企画する際は社員の意見を聞きながら進めるのがいいでしょう。 案を出してもらったり、複数の中から多数決で選んだり、アンケートなどを用いて全員が納得するレクリエーションを企画してくださいね。

休日に強制参加させないこと

レクリエーション開催日が会社の休日であるのなら、社員に参加を強制しないようにしましょう。 先ほども言いましたが、レクリエーションを行うのは社員のため。 その社員を休日に呼び出し強制的に参加させようとすれば、仕事へのモチベーションは下がるいっぽう。 また、強制参加させたことで不信感が生まれてしまい、大きな溝ができてしまう可能性があります。 ですから、休日に開催する場合は自由参加という形にしておくのが無難。 もしくは、本来なら仕事の日をレクリエーションの日に変更して開催するようにすると、社員の参加率がアップするでしょう。

案内文を全員に共有すること

「そんなイベント知らなかった…」という人が出てしまわないように、案内文を社員全員で共有するようにしましょう。 会社全体のイベントだからといって、職場の掲示スペースにただお知らせを貼るだけでは見ていない人も多いです。 これでは参加率が悪くなってしまうので、必ず案内状を作成して共有するようにしましょう。 社員のLINEやメールアドレスを知っている場合はそちらでもいいですし、紙に印刷して配布するのもわかりやすくていいですね。 内容が伝わるように書くのはもちろんですが、長々と書くと読む気が失せてしまうので要注意。 的確かつ簡潔に仕上げるようにしましょう。

職場でおすすめのレクリエーションについてご紹介してきましたが、いかがでしたか？ 毎日笑顔が絶えない職場にするためには、レクリエーションを通して社員同士の絆を深め合うことが大事。 普段は挨拶しか交わさないような人とでも自然と会話するチャンスが生まれ、距離感が近くなるのがレクリエーションのメリット。 多種多様のレクリエーションの中から選抜するのは難しいですが、それを社員たちと話し合って決めるのも素敵なコミュニケーションになるはずです。 社員全員が楽しめるレクリエーションを企画してあげてくださいね。