先輩からのお誘いを断るには？上手な断り方のポイントを伝授します

先輩の誘いを断ることをせずに曖昧にしておくと、思わぬデメリットが生じてしまいます。 一体どんなデメリットがあるのか見ていきましょう。

優柔不断なやつだと思われる

先輩の誘いをそのままにしておくと、あなたは優柔不断な人だと思われてしまいます。 先輩の立場からすれば、オーケーならオーケー、断るなら断るではっきりして欲しいんですね。 先輩も人間ですから、物事が決まらず曖昧なままだと、そわそわして落ち着かないと感じてしまいます。 曖昧な態度ほど困るものはありませんから、きちんと答えないことはおすすめできません。 仕事で失敗したわけでもないのに先輩からの評価が下がるのはもったいないことです。 優柔不断なイメージを持たれると、仕事でも大事な役割は任せられないと思われてしまいます。 自分の損にならないようにするためにも、曖昧な態度はやめましょう。

乗り気ではないんだなと思われる

ハッキリと断ることをしないでも、曖昧な態度をとるだけで、乗り気ではないんだなとか、自分のことを好きじゃないのかなと先輩は思います。 先輩にネガティブなことを思われたくなくて曖昧にしておいたのに、結局悪いようにとられるのだったら意味がありません。 それなら早い段階で断った方がお互いのためです。 ”先輩からの誘いに対して曖昧な態度をとることにはメリットがない” とよくわかりますね。

先輩から誘われなくなる可能性も

もしも曖昧な態度をとっていると、もう二度と先輩から誘われなくなるかもしれません。 ハッキリした態度をとってくれないならもういいやと思われるわけです。 脈なしと判断して、それ以上のアクションを起こさなくなります。 あなたが先輩とできるだけ関わりたくないならそれでもいいかもしれません。 しかし、今後もある程度は親しくしておきたいと思うのなら、誘われなくなるのは大きな痛手です。 曖昧な態度をとると、自分の想像以上に悪い影響が出ることがあるんです。 先輩と今後どのような関係を築きたいかによって、対応の仕方を変えましょう。

先輩の誘いを断るのって難しいですよね。 機嫌を損ねないようにする必要があるので気をつかいます。 ここでは、先輩の誘いを断るときのコツを解説します。

誘ってくれたことを感謝してから断る

ただ断るのではなく、先輩が誘ってくれたことを感謝してから断るようにしてください。 ただ断るだけだと、先輩があなたに拒絶されたような気持ちになるかもしれません。 最悪の場合、先輩が怒るリスクもあります。 そうなることを防ぐために、断る前にワンクッション入れようというわけですね。 ありがとうと言われれば、先輩も悪い気はしません。 本当は誘いに乗りたかったけど何か理由があるんだなくらいに考えます。 これなら、先輩が怒ることはあまりないでしょう。 他のコツと組み合わせることで、先輩にいい気分をさせたまま断れるようになりますよ。

代替案を提示する

短い時間の軽い誘いなら乗る、他の都合がつく日にどこかに行く約束をするなど、代替案を提示するという手があります。 やる内容または日にちをずらして提案するイメージですね。 あなたが代替案を出すことで、嫌な誘いに乗る必要はなくなります。 代替案があれば誘いに乗る気はあるのかと思うので、先輩もそこまで口うるさく言ってくることはないでしょう。 何も言わずに断るのに比べると、やる気と好意を示すことができるので印象はいいです。

嘘の理由で断らない

先輩の誘いを断るために、嘘の理由を言う人がいます。 これはあまりおすすめできません。 なぜなら、嘘はバレることが多いからです。 仮にバレた場合、先輩の心証は最悪ですし、周りに「あいつは嘘つきだ」と言いふらされるリスクもあります。 周りがあなたの味方をすればいいですが、先輩の味方が多数いた場合は、職場に行きにくくなってしまいます。 会社内で気まずい思いをしないためにも、嘘の理由で断ることはやめましょう。 何か理由を用意するにしても、嘘にならないようなものを考えて言うことをおすすめします。

予定を確認すると言ってワンクッション置いてから断る

いきなり断るのではなく、予定を確認するといって待たせてから断るという方法です。 ワンクッション置くことによって、真剣に検討した雰囲気を醸し出すことができるわけですね。 先輩も、予定を確認してもらったうえで断られたら強く言うことはできません。 忙しいことはわかっているので、断っても責めるということはないでしょう。

調整してみますと前向きな姿勢をみせる

前項と近いものがありますが、こちらはさらに前向きな感じを出しています。 スケジュール調整をすると言うことで、行く気があるんだと先輩に思わせることができるんですね。 前向きな雰囲気を演出しつつ断ることで、悪い印象を持たれることを防げるというからくりです。 このあたりは、仕事と同じですね。 ただ断るのではなく、誠意を示したうえで断れば、相手はちゃんと対応してもらったという気分になります。 先輩の対応も仕事だと思えば、うまくかわすことができるでしょう。

行けなくて残念な気持ちを伝える

断るときは、行けなくて残念な気持ちを伝えましょう。 残念に思う気持ちを示すだけでも、かなり印象は良くなるんです。 自分が誰かを誘って断られたときに、相手が残念そうにしていたら、仕方ないかとか、また今度誘うしかないかなどと思いますよね。 先輩も同じで、あなたが残念そうにしていることで気が紛れて、仕方ないと思うようになるんです。

毎回断れない場合は1時間だけならと条件を提示する

先輩によっては、何回もお誘いをしてくるということがあるでしょう。 さすがに毎回断るのは問題があるという場合は、1時間など時間を指定して誘いに乗るという手があります。 妥協案を示すわけですね。 少しだけ誘いに乗って機嫌を取って、何とか先輩の誘いの時間をしのぎましょう。 それでも誘いが激しくて困る場合は、他の先輩や、先輩よりも身分が高い人にお願いして、どうにかしてもらうことをおすすめします。

先輩の誘いを断るには、何か理由が必要です。 でも、先輩の誘いを断る理由って案外思いつかないものですよね。 ここでは、先輩の誘いを断る理由をいくつかまとめています。 以下の中から使えそうなものを選んで、断る理由にしちゃいましょう。

体調不良

先輩の誘いを断る理由の定番、体調不良です。 体調不良なら無理に誘うわけにはいきませんから、先輩も引き下がってくれるでしょう。 病弱を装っておけば、誘いを断る理由としてかなり便利なものになります。 毎回のように使うのは難しいでしょうが、他にいい理由がないときは、体調不良を言い訳にしましょう。 ただしあまりにも元気に振る舞っているのに体調不良と言うのは無理があるので、あからさまな嘘はやめてください。

家庭の事情

家が大変で…などと言って、家庭の事情を理由に断る方法です。 家庭の事情に踏み込むことはできないので、先輩といえども引き下がるしかありません。 また、家が大変だと言えば、しばらくの期間先輩の誘いを断ることができるというメリットもあります。 家が大変な人というイメージが職場でついてしまうものの、先輩の誘いをどう断るのか迷い続けることに比べると、まだラクなものでしょう。

金欠

金欠を理由に断るというもの。 先輩が全ておごると言い出すかもしれませんが、お金がないのを無理やり連れだすわけにはいかないので、ある程度なら断れます。 特に先輩もあまりお金がないタイプなら有効ですね。 先輩がお金があって気にするなと言ってくる場合は、悪いのでと言ったり、そういった貸し借りはしたくないということを伝えてかわす必要があります。

エステなどを予約している

エステがあって行けないと断る方法です。 エステは高いお金を払いますから、まさかキャンセルしろとは言ってこないでしょう。 タイミングが悪かったと言えるので、理由としては便利です。 不定期に行っていると言えば、エステを理由に何回かは断れることもできます。 このように、何か予約しているものに行くからと言って断るのは有効です。 エステ以外でも、美容院やカウンセリング、通院といったことを理由にして断るといいでしょう。

ダイエット中

先輩から食事の誘いがあったときは、ダイエット中を理由に断るのはいかがでしょうか。 できるだけ食べないようにしているのでと言って断るわけですね。 先輩は、ダイエットなんて必要ないとかもっと食べろと言ってくるかもしれませんが、のらりくらりとかわして避けるようにしてください。 先輩が冗談が通じるなら、セクハラですよとジョークのように言ってもいいでしょう。

先輩からの誘いを断るのにはコツがあります。 まず、曖昧にするのはやめてください。 曖昧にすることは、ただ断るよりも印象が悪くなることが多いです。 かならずハッキリとイエスノーを答えるようにしましょう。 また、先輩からの誘いを断るときは、断りの言葉以外に前向きな言葉や感謝の言葉などを入れるのがコツです。 残念そうな雰囲気を出すのも大事ですね。 とにかくワンクッション入れることで、断られて拒絶されたという印象を与えるのを防いでください。 今回の内容を参考にして、先輩からの誘いをうまく断りましょう。