素直な子供を育てる為の方法とは？NG子育てもご紹介！
素直な子に育ってほしい...！多くのお母さんは、そう考えるのではないでしょうか？今回は、素直な子供を育てる為の方法をご紹介します。NGな子育ても一緒にご紹介していきます。誰からも愛されるような、素直な心を持つお子さんに育つ方法を知って、実践していきましょう。
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素直な子供を育てたい！
周りの人から可愛がられる、素直な心の子供に育ってほしい！と、そう願うご両親は多いでしょう。
今回は、素直な子供に育てるために重要なポイントをご紹介していきます。
人の指示に素直に従うというのは何かあれば指示した人間のせいにできますから、子供を言うことを聞くいい子に育てるというのは自分から行動するリスクを取らない無責任な人間に育てると言うのと同じことになる気がする
— Lithium(リチウム)絵描き (@0522_lithium) 2019年11月14日
素直な子供を育てる為の基本的な教育ルール
それでは、素直な子供を育てる為にはどんなことが必要なのでしょうか？
基本の教育ルールをチェックしてみましょう。
子供の話をきちんと聞いてあげる
嬉しかったことや不思議に思ったこと、悲しかったことなど、子供は、自分が体験したことや感じたことをだれかに聞いてほしいもの。
家から一歩出れば、自分のことだけを考えてくれる親はいませんし、自分の思う通りにならないことも多いです。
話したいことを聞いてもらえなかった場合「どうせ自分の話なんて...」と考えるようになり、自己肯定感が低くなってしまいます。
「自分の話は聞いてもらえない、自分は大切に思われていない」などと子供に思わせてしまったら、素直な心を育てることは難しくなってしまうでしょう。
どんなに忙しくても、自分に余裕がなくても、子供の話にはしっかり耳を傾け、「あなたのことに興味を持っているよ、大切に感じているよ」と示す環境を作ることが大切です。
自由な発想を認める
子どもの考える力は無限大！ 大人にはないような視点から物事を見ることができ、発想は十人十色です。 時には、「それは違うかな」とか「他の考え方の方がいいのに」と思ってしまうこともあるかもしれません。 ですが、大人の目線での意見や一般論などから子どもたちが考えたアイデアを否定してしまうことはNGです。 一般的な考え方や意見を押し付けず子ども自身に自由に考えさせ、自分の自由な考えが認められることの喜びを知ることで、子どもは「自由に考えることができる」「色々な考え方がある」ということを学びます。 自分が自由な発想を持つのと同じように他の人も色々な考え方を持つことを理解すれば、自分以外の人の考えを素直に聞き入れる心を作ることにつながるでしょう。
前向きな言葉をかける
大人が発する「言葉」は、子どもたちにとってとても大きな影響力を持っています。
特に子どもが失敗してしまったときや上手くいかないときなどは、思わずダメな部分を指摘してしまいがちですが、そんな時こそ「良いところや頑張っているところ」など、子どもが失敗を前向きにとらえられるような言葉をかけてあげることが大切です。
前向きな言葉は、子どもたちの気持ちを前向きにさせてくれます。
また、子どもたちは、大人の話す言葉を聞いていないようで実は良く聞いているもの。
子どもたちにかける言葉だけでなく、日常での会話にも気をつけたいですね。
成功は褒め、失敗は励ます
子どもは褒められることが大好き。
そして叱られたり否定されたりすることは当然嫌いです。
何かに挑戦したとき、成功したら思い切り褒め、失敗したときには励ましましょう。
たくさん褒められることで自分に自信がつき、「もっといろいろなことにチャレンジしてみよう！」と積極的に行動できるようになります。
失敗したときに、失敗を非難したり責めたりするのではなく、原因を一緒に考え「次も頑張ろう！」と励ますことで、「失敗してもいいんだ」「悪いことじゃないんだ」と感じられるでしょう。
褒められたり、励まされたりすることは、積極的な行動や素直に取り組む気持ちに大きく影響するのです。
子供に考えさせる
子どものやることには、失敗が付き物。
大人から見れば簡単なことであるために、急いでいるときなどは特に、親が口を出してしまうことは多いでしょう。
しかし、何をするにも親が考えてしまっては、子どもが考えるせっかくのチャンスを奪ってしまうようなもの。
しっかり自分なりのやり方を考えることは、子どもの心の形成にプラスに働きます。
自分が考えてやってみたことが成功すれば、「自分で考えて行動できる」ということを知ることができますし、成功する体験をたくさん自身にけいけんすることで自信につながります。
自分の考えが認められるとわかれば、他の人の考えを認めることにもつながるはずです。
ありがとう・ごめんなさいをしっかり教える
「ありがとう」と「ごめんなさい」は、人と関わっていく上で欠かせない言葉ですよね。
この二つの言葉を素直に伝えられることは、子どもにとっても大人にとっても大事なこと。
子どものころから、感謝や謝罪の言葉を必要なときにすぐに口にできるかどうかが、素直な人間に成長していけるかどうかの分かれ道になることもあります。
照れや恥ずかしさが邪魔をしてなかなか口にできない、という子もいるかもしれませんが、口にできないまま大人になってしまうと、素直に感謝したり謝罪したりすることがさらに難しくなってしまうかも。
子どもの時期にたくさん練習を重ね、習慣づけておくことが大切ですね。
他の子と比べない
大人は子どもに期待するあまり、よくできる他の子と比べてしまいがち。
自分ができないことや苦手なことを他人と比べられるのは、誰だって気持ちの良いものではありません。
他の子と比べられる環境にいると自己肯定感の低下につながり、「どうせ自分なんて」とひねくれてしまうことも。
人はみんな完璧ではないので、苦手なことや良くない部分だって持っています。
同時に、それぞれが自分にしかできないことや良いところを必ず持っているのです。
羨ましく思ってしまう気持ちを抑えて、比べたくなってしまうときこそ子どもの良いところに目を向けてあげたいですね。
素直な子供を育てたいなら逆効果！NGな子育てとは？
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ここからは、素直な子に育てるためにはどんなことに気をつけるべきなのか、やってはいけないNG子育てをご紹介。
それでは確認していきましょう。
親の考えを押し付ける
「○○はこういうものだ」、「親の言うことが正しい」などというように親の考えが一番とし、子どもに一方的に押し付けてしまうのはNGです！
子どもにとって、親の言葉は絶大な影響力を持つもの。
親の考えを押しけられてしまうと子どもは自分の考えを主張できず、「自分の意見は尊重されない」「自分の考えは大事じゃない」と感じ、自信をもてなくなってしまったり、自ら考えることを諦めてしまうかもしれません。
子どもに対して一方的に自分の意見を伝えるのではなく、まずは子どもの意見に耳を傾け、子どもの考えを受け止めてあげる姿勢が大切でしょう。
できないことを代わりにやってあげる
子どもが何かにチャレンジしているとき、隣で見ているとつい手伝ってあげたくなってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか？
できないことを親が代わりにやってあげてしまうと、その場では簡単に解決できます。
しかし、親に何でもやってもらう習慣がついてしまうよ、他人にやってもらうことが普通となり有難みを感じられない子どもに育ってしまう可能性も。
子どもに辛い思いをさせたくなくてやってしまったり、忙しいときなどがつい子どもに任せるのではなく、自分で手早く片付けてたりしてしまう気持ちもあると思いますが、難しいことに挑戦することは成長に不可欠なもの。
代わりに何でもやってあげて何不自由なく育てるのではなく、できるようになるよう「上手なサポート」を心がけたいですね。
子供の答えを待たない
何かをたずねられたときや何かを選ぶとき、子どもが答えようとしているにもかかわらずそれを遮ってしまう、返事を聞くことなく親が判断して物事を進めてしまうということも、NGです。
自分の答えは関係ない、重要でないと感じられ、「何を言っても無駄だ」「答える必要はない」と卑屈になってしまうかもしれません。
また、そのような環境で育ったために、子ども自身も「相手の答えを待てない」といった人に成長してしまう恐れも。
たとえ時間がかかったとしても、子どもが答えを出せるまでじっくり待ち、「自分の判断が重要なものである」ということを感じさせることが大切です。
ダメな行為をすぐにやめさせる
親が「ダメ」と判断するものを子どもが持っていたりやろうとしていたりする時に、見つけ次第すぐに取り上げたり、やめさせたりしてしまうと、親は「力」で解決することになってしまいます。
子どもにとっては大切なものであったり正しいことであったりしても、「なぜだめなのか」理由を知ることなく親の一存で中断させられた場合、子どもの頭には「なんで？どうして？」がいっぱいに。
「気に入らないことがあったら、力で解決すればいい」という考え方に発展してしまうかもしれません。
「ダメな行為」を見つけたらすぐにやめさせるのではなく、「なぜダメなのか」をしっかり説明し、子どもを納得させる必要があります。
心配しすぎる
子どもを心配する気持ちは誰でも持っているもの。 ですが、心配しすぎてしまうことは素直な子に育ってもらう上で良くない影響を与えてしまうかもしれません。 「一人で大丈夫かな」「手伝いが必要かな」などと子どものやることに気を配りすぎ、やることなすこと全てに手出ししていると、子どもはかえって「自分は信用されていない」「自分は一人では何もできない」という気持ちになってしまうかもしれません。 自信を持つことができないと、「どうせ自分にはできない」と卑屈になってしまったり、他人を妬んだりすることも。 あまり心配しすぎず、子どもの自立を促し自信をつけさせてあげることこそが、素直な心の成長へとつながるはずです。
無関心な態度をとる
子どもに対して無関心な態度をとることも、絶対にやってはいけない子育ての一つ。
「興味を持たれないこと」や「心配されないこと」はとても悲しく辛いものです。
親が自分に対して関心がないことがわかれば、子どもは「自分なんてどうでもいい存在なんだ」「愛されていない」と感じとても傷つくでしょう。
自分を大切にしようという気持ちが失われ、何に対しても無関心、投げやりな態度になってしまうという可能性も。
たくさんの愛情を感じられる環境の中で、子どもの心は豊かに育っていきます。
どんなに余裕のないときでも子どもを気にかけ、「見守っていること」を言葉や態度で示しましょう。
子供の失敗を非難する
大人にとっては簡単なことでも、子どもにとっては難しく感じることは当然たくさんあります。
失敗してしまったことに一番悔しく思い落ち込んでいるのは、子ども自身です。
そんなときに大好きなお父さんやお母さんから失敗を責められてしまっては、子どもの気持ちはさらに沈んでしまい、「失敗＝嫌なこと、怖いこと」とトラウマのように大きな傷となってしまう可能性だってあります。
失敗することを恐れるようになると、「自分にはできない」と決め込み、素直な心でチャレンジしようとする気持ちを失ってしまうかも。
失敗したら非難するのではなく、「なぜ失敗してしまったのか」「次はどのようにしたら成功するか」を一緒に考えることが大切です。
ご褒美で釣る
どうしても子どもが言うことを聞いてくれないときなど、大好きなお菓子やおもちゃを目の前にぶら下げて従わせてしまうと、何かご褒美がないとやりたくない、素直に頑張れない、といった「ご褒美でしか動かない子」になってしまうかもしれません。
また、「ご褒美をあげるから」と物で人の心を動かす方法を自然と身につけてしまうと、他の人に対しても同じようなことをしてしまう可能性も。
大人の都合で「ご褒美」を使うことは、子どもの成長に悪影響を及ぼしてしまいます。
日常的にご褒美で釣ってしまっている場合、少しずつ軌道修正してみましょう。
TVに子守をさせる
テレビを見ているとたくさんの楽しいものを見ることができますし、新しいことを知ることもできます。
子どもたちにとってテレビはとても魅力的で、叱られるまでずっと見続けてしまうなんて子も。
とりあえずテレビを見せておけば、親は手の空いた時間を確保でき、それぞれ自分のやりたいことをやることができます。
自分は自分の好きなことをして親は別のことに夢中、そんな状況だと「自分のやりたいことをやればいい」と考えるようになってしまい、他の人と楽しんだり周りのペースに合わせたりすることが難しくなってしまう可能性もあります。
「みんなそれぞれ自分の思い通りにして良いんだ」という気持ちを持ってしまうと、素直に他の人の意見を聞き入れられず集団生活に溶け込めないこともあるかもしれません。
手の離せないときなど、どうしても子どもの相手ができないとき以外は、
なるべくお子さんと向き合う時間を作り、楽しい時間を共有できるよう心がけたいですね。
子供の前で夫婦喧嘩をする
「喧嘩をしちゃダメ」と子どもに言うことってよくありますよね。
ですが、大人になっても、意見の食い違いや相手への不満などが原因となって言い争いになることはあります。
お父さんとお母さんが、子どもの前で喧嘩をしているのを見ると、子どもは、毎日一緒に過ごす大人の行動を見て育ちます。
子どもの前で何のためらいもなく喧嘩をしている姿を見た子どもは、どんな考えを持つでしょうか。
喧嘩しちゃダメ、と教えられる一方で、お父さんとお母さんが喧嘩してしまっては、「子どもはダメなのに、大人は良い」と素直な心が育つのは難しいでしょう。
子育てをする上での注意点とは？
良い子に育ってほしい、子育てを成功させたいと、そう考えるお父さんお母さんは多いでしょう。
ここからは、子育てをする上でどんなことに注意していくとよいか、知っておくべき注意点を5つご紹介していきます。
一つずつチェックしていきましょう。
干渉しすぎない
親は子どもを心配する生き物ですが、だからといって干渉しすぎてしまうと、それは子どものためになっていない可能性もあります。
子どもの様子が心配だからと常について回ったり、ケガをする可能性のあるものには近づけないようにするなど、過度な干渉は子どもの自立を妨げる原因となってしまうかもしれません。
また、親の干渉が原因で新しいことを極度に怖がったり、消極的になってしまったりすることも。
子どもを心配するあまり、子どもがやっていることに手出ししたり、行動を制限したりしてしまっていないか、普段の生活を振り返ってみましょう。
たくさんのことにチャレンジして、失敗や成功から学んでいくことが重要です。
ポジティブな言葉をかける
言葉の与える力は大きく、子どもの心に大きな影響を与えます。
子どもが失敗して落ち込んでいるときや、普段の何気ない会話の中など、どんなときでもポジティブな言葉をかけることで、明るく楽しい雰囲気を作ることができ、子どもにやる気を出させたり前向きな気持ちにさせることもできるでしょう。
しかし、言葉の重みに気づかず、普段からポジティブな言葉を使うことが少ない場合、子どもは「前むきな気持ちになる言葉」を知らずに成長してしまいます。
子どもに対してだけでなく、家族や友達、ご近所や電話での会話にもポジティブな表現を心がけることが望ましいでしょう。
子供の個性を大切にする
子どもたちは幼いうちに、たくさんのことを見たり聞いたり、体験したりする中で、自分だけの個性を作り上げていきます。
個性は、私たちにとって欠かせないもの。
良いところも悪いところも、それぞれが持つ大切な個性です。
子どもが、自分の個性を親から認められ大切にしてもらえることで、良いところも悪いところも「すべて含めて自分」であること、色々な人がいて良いことを理解できます。
個性を大切にしてあげれば、子どもも自分がされたように、他の人の個性を大切にすることができるはずです。
子どもの短所が目についたとき、つい周りの子どもと比べてしまうこともあるかもしれませんが、短所も子どもの個性の大切な一部だということを心にとめておきたいですね。
のびのび育てるのと放任主義は別
自由にのびのびと育てることと、子どもがやりたいようにさせておく「放任主義」は全く別のもの。
「放任主義」とは呼んで字のごとく、任務を放棄すること。
子育てをしている、という感覚は感じられないかもしれません。
自由な発想を認めゆったりした環境の中でのびのびと育てることは豊かな心の形成につながりますが、好き勝手し放題、親は子どもに無関心というのはあまりにもかけ離れていますよね。
「子どもの好きなようにやらせている」と言えばなんだか聞こえはいいですが、「育てる」ということは良い方向に導いてあげること。
子どもの自由を守りながらも、親としてしっかり気を配る必要があります。
完璧を求めない
トイレが上手にできない、テストで満点が取れない、などといったように、子どものやることに対して完璧を求めすぎないようにすることも子育てにおいて大切です。
確かに完璧にできることは素晴らしいことですし、社会に出れば完璧な仕事を求められます。
ですが、子どもたちはまだまだ「練習」の真っ最中。
あまり完璧を求めすぎてしまうと、それがプレッシャーとなり、子どものやる気を低下させる原因となってしまうかもしれません。
たくさん失敗できるのも、子どものうちだけ。
他の子はできているのに、と周りの子どもと比べて焦ってしまってはいないでしょうか？
まとめ
いかかでしたか？
今回は、素直な子どもを育てる方法や、NGな子育て、子育てにおいて注意すべき点をご紹介してきました。
親にとって、子どもが素直な人に育ってくれるのはとても嬉しいですし、良い子育てをしたいと誰もが考えることでしょう。
素直な子に育てるには、ご紹介してきたように、子どもに対する親の接し方や育つ環境が大きく影響します。
是非この記事を参考に、「素直な子」を育てる方法を見つけ出しましょう。
周りの人から愛され大切にされるような、そんな素直な子どもであふれる世の中にしていきたいですね。
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