同棲する時期はいつ？入籍前？それとも入籍後？それぞれのメリットとは

恋人と同棲を始めるタイミングって、難しいものですよね。 入籍してから同棲をするべきか、または入籍する前から同棲をしてもいいのか。 まずは、カップルが同棲をするタイミングをご紹介します。 これをふまえて、同棲をするタイミングを考えてみてくださいね。

1番多いのは結婚する1ヶ月〜11ヶ月前

1番多いのは結婚する1ヶ月～11か月前です。 お互いに入籍することを決めた、プロポーズをされた段階で同棲を考え始めるカップルが多いでしょう。 もう婚約者という立場になっているので、結婚に向けて行動を移す時期になっていきます。 入籍をする前にこれから一緒に住む家を決めて、少しの同棲期間を経て結婚をするという流れで考えることが多く、基本的にはもう相手と結婚を決めている状態です。 ダラダラと同棲をすることもなければ、お互いにこれから一生夫婦としてやっていく覚悟があるからこそ、同棲に対する不安もないため、このタイミングで同棲をするカップルが多いでしょう。

1年前から同棲を始めるカップルも多い

入籍をする1年前から同棲するカップルも多いでしょう。 同棲をするとなると不動産屋に行ったり、家具を買ったりといろいろと時間がかかるものです。 ですので、早めに行動に移し、ある程度、生活環境を整えてから結婚しようと考えたのでしょう。 同棲期間を少しだけ楽しむことができますし、お互いの生活リズムを知ることもできます。 夫婦になるための予行練習的な感じであり、結婚に向けての準備期間と考えて1年前から同棲を始めるカップルも多いのです。 1年もあれば相手のことを知ることができるため、生活も安定していき、夫婦になるための関係性も作っていくことができます。

結婚した同じ月から同棲開始

結婚した同じ月から同棲を開始することもあります。 入籍をするまではお互いにお互いの生活をし、結婚をし夫婦となってからきちんと体制を作るカップルもいるのです。 同棲をする必要もないと考えていて、一緒に住むのは結婚してからでいいと思っていたのでしょう。 そしてお互いが自立できているため、離れていても信頼関係を築けていけたため、同棲をする必要もなかったのです。 結婚をして、一緒に住んで、これから夫婦としてやっていくという基本的な手順を踏み、入籍前に同棲を経験しないカップルも多くいます。 お互いの都合などもあるので、このタイミングになってしまうこともあるでしょう。

結婚後1ヶ月以上たってから一緒に住み始めるケースも

結婚後1ヶ月以上たってから一緒に住み始めるケースもあります。 必ずしも、入籍したらすぐに一緒に住まないといけないわけではありません。 お互いの都合やタイミングもあるため、結婚をして、おまだ別々に暮らしているカップルもたくさんいます。 入籍を済ませ、夫婦になった時点で部屋決めをし、家具を買いに行くという行動に移すことも多く、住み始めるのが少し遅くなってしまうこともあるのです。 準備に時間がかかってしまったり、仕事の都合でタイミングが合わない場合は結婚後に住み始めることが多いでしょう。 入籍はすぐにできますが、一緒に住むのには準備が必要なため1ヶ月程度かかってしまうこともあります。

結婚しても同居していない人も！

結婚しても同居しない人も中にはいます。 お互いに夫婦ではあるけど、プライベートがほしい、一緒に住むメリットが分からないという夫婦は一緒に住まない選択をすることがあるのです。 遠距離だった場合も、仕事をやめる選択ができず、入籍後も離れて暮らすカップルだっています。 週末婚といった、土日だけ一緒に暮らすという選択をする夫婦もいるため、同居をするかは人それぞれ。 稀なケースではありますが、お互いにしたいことやお互いの生活リズム、プライベートがあるためそれを尊重し合い、こういった形をとって夫婦としてやっていくこともあるのです。

では、入籍前から同棲するメリットっていったいなんなのでしょうか。 ここから入籍前から同棲するメリットを7つ、ご紹介します。 一緒に確認していきましょう。

相手の素を知ることができる

相手の素を知ることができるのは、メリットのひとつ。 やはり一緒に暮らさないと分からないことってたくさんあるものです。 今まではデートの時間しか相手を知ることができませんでしたが、同棲をすることで長い時間一緒にいることができます。 心を許していくことで、相手の性格や価値観、考え方を知っていくことができ、今まで以上に相手の素の部分を見ることができるのです。 気が抜けると、自分の素というものはどんどん表れていくものであり、それは自分も同じこと。 今までよりももっと相手の良い分はもちろん、悪い部分も見ていくことができ、相手をより一層知ることができるようになっていき、距離も縮まっていくでしょう。

生活費が節約できる

生活費が節約することができるのも、メリットのひとつ。 ひとり暮らしをしている時よりも、かかる生活費が少なくなります。 家賃は折半することができますし、公共料金の支払いも折半、食費も半分になるためかかるお金が少なくなるのです。 ですので、お互いに結婚に向けて貯金をすることができ、ひとり暮らしの時よりも金銭的負担は減っていくでしょう。 同棲をすることで一緒にいることができるため、休みの日は必ずデートに行かなくてもよくなります。 家でまったりとした時間を過ごすこともできるため、デート代も浮かせることができるのです。

2人の時間が増える

2人の時間が増えていきます。 今まではデートの時しか一緒に過ごすことができませんでした。 しかし同棲をすることで、一緒にいる時間が増えていき、二人で話す時間や楽しいと思える時間も増えていくのです。 やっと2人でいる時間が増えて、気持ちも満たされることが多く、幸せを感じる瞬間も増えていくでしょう。 離れている時の寂しさや不安も感じることが少なくなっていき、お互いをもっと知っていくこともできます。 2人の時間が増えることで、相手の気持ちや考え方、生活リズムを知っていくことおできるため、関係性も変わっていき、信頼度も増していくでしょう。

結婚への本気度がわかる

結婚への本気度がわかるのも、メリット。 同棲をダラダラ続ける人なのか、それとも同棲をしたことでまた気持ちが変わり結婚をする意識をたけ目てくれるのかを感じることができるはず。 結婚を本気で考えているならば、ダラダラと同棲をすることはないでしょう。 きちんと期限を決めたり、入籍日を決めたりと結婚に向けて準備を進めてくれるはずです。 両親への挨拶なども考えてくれるはずなので、結婚を本気で考えてくれることを感じることができるでしょう。 しかしまったく結婚の話題を出さないとなると、結婚への本気度は薄いと判断できます。 同棲をしたことで、相手がどう行動するか見極めることができるでしょう。

結婚生活のイメージができる

同棲をすることで結婚生活のイメージができます。 一緒に暮らすことがどういうことか、どういう生活リズムになっていくのかを感じることができるのです。 そうすることで、もっと結婚に対して現実味を持つことができ、結婚に対する覚悟も持てるでしょう。 相手が家事をどこまで手伝ってくれるのか、夜はどんな風に過ごしているわかるため、結婚後の二人のことも想像しやすくなります。 ここでストレスや不満が溜まってしまうと、今後相手と暮らしていくのは難しいという判断もできるはずです。 結婚生活の疑似体験ができるため、結婚に対する考えもまた変わっていきますよ。

1人じゃないので防犯上の安心感がある

1人じゃないので、防犯上の安心感も感じるでしょう。 特に女性は1人暮らしで不安を感じることが多く、誰かに頼れるということがすごく心強く感じられます。 彼に守ってもらえる環境というのが、とても心を落ち着けてくれるのです。 今までは物音がするたびに怖くなってしまったり、ストーカーや空き巣などの不安もあったでしょう。 しかし男性と一緒に暮らしていることで、そういう対象から外れることも多く、犯罪に巻き込まれるケースも少なくなります。 誰かがいてくれることの安心感、1人じゃない強さはとても心強く感じられるものでしょう。

万が一合わなくてもリスクなく関係を終わらせることができる

万が一合わないくてもリスクなく、関係を終わらせることができます。 お互いに結婚を意識している仲であっても、一緒に暮らさないと分からない部分も多くあるのです。 同棲をしたことで相手の嫌な部分や不満なところ、生活リズムが合わずストレスが溜まってしまうことがあり、それで結婚は難しいと感じることもあるでしょう。 しかし入籍前なので、そう感じてもすぐに関係を解消することができ、お互いの戸籍にバツをつけずに済むのです。 同棲をしたことで結婚生活をイメージできるため、お互いに本当に今後も夫婦としてやっていけるのか見極めることができるのは大きなメリット。 合わないと感じても、同棲を解消することでリスクなく関係を終わらせることができるのです。

ここまで、入籍前から同棲するメリットを見ていきました。 しかし、メリットもあればデメリットもあるのです。 入籍前から同棲をするデメリットもあわせてみていきましょう。

プライベートな時間が少なくなる

プライベートな時間が少なくなってしまうのは、ひとつのデメリットでしょう。 1人暮らしと違い、他人と一緒に住むことになるので、自分1人の時間というものが取りづらくなってしまいます。 お互いの生活リズムもあるため、そこに少し合わせていかないと同棲は上手くいきません。 ですので、少し不自由に感じてしまうことも多く、1人になる時間があまり取れないことがストレスになってしまうこともあります。 お互いのプライベートをしっかりと守りたいならば、少し家賃は高くなってしまいますが、お互い自分の部屋を持てるように部屋数の多い部屋を選ぶと、プライベートを作ることができるでしょう。

お金の管理で喧嘩になりやすい

お金の管理で喧嘩になりやすい場合もあります。 一緒に暮らしていくため、公共料金の支払いや家賃の支払いなど、折半することも多くあるでしょう。 しかし、相手のお金がない、自分のお金がないとなった時に支払いを負担しないといけなくなることがあり、そこで揉めてしまうこともあるのです。 デートの時も割り勘なのか、お互いにデート費用を貯めてそこから払うのかで、またお金の管理も変わっていきます。 自分の負担が大きいなど不満が溜まってしまうと、どうしてもいお金のことで喧嘩になってしまうこともあり、同棲が上手くいかないと感じてしまうこともあるでしょう。 同棲を始める前に、きちんとお金のことを話し合い、お互いが納得できるように管理方法を決める必要があります。

新鮮さがなくなってしまう

新鮮さがなくなってしまうこともあります。 同棲する前は、週に2回から3回程度会い、お泊りもたまにする程度だったでしょう。 しかし同棲をしたら、ずっと一緒にいることになるため、お互いに同性をする前のような新鮮さがもてなくなってしまう可能性も高いのです。 相手の生活感も感じてきますし、一緒にいることが当たり前になり同棲する前のデートの時のドキドキ感を感じることも少なくなっていきます。 ですので、マンネリ化をしてしまったり、刺激を感ず飽きてしまうこともあるのです。 刺激や新鮮さを大切にしたい、飽きやすい性格ならば、同棲は考え直した方がいいでしょう。

結婚のタイミングを失う

結婚のタイミングを失ってしまうのも、大きなデメリット。 一緒に住んでいることに満足してしまい、結婚をする意味が分からなくなってしまうことがあるのです。 結婚をしても変わることがないと感じると、ずっとこのままでもいいと思ってしまい、結婚のタイミングを失ってしまいます。 きちんと同棲する期間を決める、同棲と同時に入籍すると決めるならば結婚のタイミングを逃すことはありませんが、ダラダラと入籍期間を決めずに同棲してしまうと結婚をしないまま、何年も同棲だけを続けることになってしまうでしょう。 ただ同棲をしたからするのではなく、同棲をする意味を考えるようにしてください。

結婚していないのに家事をしなければならない

結婚していないのに、家事をしなければいけません。 もちろん1人暮らしをしていたならば、生活をするために家事をしなかればいけないことは分かっているでしょう。 しかし同棲をすることで2人分の家事をすることになり、負担も増えるのです。 相手が家事を手伝ってくれないと不満に感じてしまったり、お互いにやり方がありそこで衝突してしまうこともあるはず。 入籍し結婚をしたら夫婦になるため、家事をすることに関しては当然のことと思えるかもしれませんが、同棲中はまだ他人であり、他人の分まで自分が家事をしないといけないのです。 きちんと分担して家事をすることができればいいのですが、どちらかだけが家事の負担がかかってしまうと、どこが不満やストレスになってしまうでしょう。

喧嘩が増える

喧嘩が増えてしまう可能性もあります。 一緒に住むことで、相手の嫌な部分や、だらしないところなど相手の知らなかったところが見えてくるようになるのです。 生活のことで意見が食い違ったり、相手の態度や言動にイライラしてしまい、喧嘩に発展してしまうことも少なくありません。 何度も喧嘩を繰り返すうちに愛情がなくなってしまったり、同棲を解消したいと思ってしまうこともあるでしょう。 今まではデートの時だけ相手を見ることができたため、そこまで大きな衝突はしなかったでしょう。 しかし一緒にいる時間が長くなればなるほど、不満やストレスも増えていき、喧嘩になってしまうことも多いのです。

破局した場合のリスクが大きい

破局した場合のリスクが大きいのも、デメリットのひとつ。 もし入籍する前に喧嘩やすれ違いが多くなっていき、結婚することができないとなってしまった場合、どちらが出ていくのか決めなければいけません。 他の部屋を探すのにも時間はかかりますし、残るにしてもこの家賃や公共料金を支払っていくことができるのか考えなければいけません。 引っ越しもお金がかかり、すぐに出ていくことも難しく、家具の処分もどうするか考えることになるでしょう。 同棲をすぐに解消することが難しく、破局後もお金がないとなかなか行動に移ることができないため、リスクはとても大きいのです。

いかがでしたか？ 入籍前に同棲するのはメリットもあれば、デメリットもあるものです。 きちんとそこを考えてから行動に移さないと、後から後悔してしまう可能性も高いでしょう。 相手としっかりと話し合い、お互いに納得できる形をとるようにしてくださいね。 そして、結婚を考えているならば同棲をする前にきちんと入籍するタイミングも決めておきましょう。 そうすることで、結婚するタイミングを逃すことなく、同棲をすることができます。 メリット、デメリットをしっかりと確認し、お互いにとっていい選択をすることが幸せに繋がっていくでしょう。