年の差婚の結婚式はどうしたらいい？困ったことや気を付けるべきこととは

年の差があるカップルにとって、結婚式ではどんな問題が起きるのか不安ですよね。 そこで、編集部に寄せられた内容から、年の差婚の結婚式で困ったことをご紹介していきます。

お互いの理想の結婚式が違いすぎた

「私たちは年の差が10歳もあるので、結婚式に対するイメージ自体違っていました。 彼は今の時代と全く違う理想があって、古臭いなと感じました」（23歳・アパレル） 「理想の結婚式像を出し合っているときに、意見がバラバラで。 ケンカすることも多く、ドレス選びなどは一人でやりましたね」（30歳・事務） 年の差がある場合、結婚式に対する理想はバラバラ。 そのため、なかなか意見が合わずにケンカをしてしまうこともあるようです。 お互い妥協しなくてはいけない部分が多くなりそうですね。

友人の余興に親族が引いていた

「カレとの年の差は20歳。 もちろんその分彼の親族も年配の方が多くて、私の友人の余興にドン引きしていました」（21歳・パート） 「結婚式と言ったら余興は楽しみですよね。 でも、私たちの結婚式ではジェネレーションギャップがありすぎて、全く盛り上がりませんでした…」（27歳・受付） 年の差があると、どうしてもジェネレーションギャップを感じてしまいがち。 余興では、若者のノリに彼がついてこれないだけではなく、親族もついてこれない悲しい事態も予想しなくてはいけませんね。

親族が高齢で配慮が大変だった

「私の親族は若い人ばかりでしたが、彼の親族はほとんど60歳以上。 介護することが多く、私たちよりも周りのお世話をすることにみんな集中していましたね」（25歳・公務員） 「親族が高齢だったので、盛り上がりに欠けましたし、配慮するのも大変。 みんな最後は介護疲れでしたね」（20歳・歯科助手） 結婚式に集まるのは、高齢の方ばかりとなってしまうと、結婚式を楽しむことができない事態も！ 配慮するのも大変ですし、年の差があることを後悔することもありそうです。

BGMの好みが全く合わなかった

「彼と結婚式の打ち合わせをしていく中で困ったのは、BGM。 年の差が25歳あるので、私の知らない曲ばかり流そうとして大変でした」（24歳・秘書） 「私たちが1番揉めたのは、音楽ですね。 彼の好みの音楽を結婚式で流しましたが、私の友人は知らない曲ばかりだと洩らしていました」（29歳・会計） 年の差があると、好みのBGMも変わってきますよね。 結婚式で流したい曲を流しても、友人や親族が全く知らない曲だと、シーンとなることも多くなりそうです。

ブーケトスの参加者が少なく気まずかった

「結婚式に集まったみんなは、結婚している人たちばかり。 だからブーケトスは2，3人しか人が集まらなかった…」（31歳・会社員） 「彼の友人は年の差がある分既婚者が多く、私の友人しかブーケトスに参加しませんでした。 そのため、気まずい思いをしましたし、盛り上がりに欠けましたね」（22歳・アルバイト） 結婚式で参列者が盛り上がるブーケトス。 しかし、年の差があり参列者が既婚者の場合、参加する人は少なくなってしまいます。 数人しか参加しないなんてことになれば、あまり盛り上がらない可能性もあります。

ここからは、年の差婚の結婚式のポイントを5つご紹介します。 大事なポイントをおさえて、最高の結婚式を作りあげていきましょう！

落ち着いたシンプルな式にする

まず大事なのは、シンプルさです。 あまりにもジェネレーションギャップのある結婚式にしてしまうと、参加者は盛り上がることができません。 派手すぎる結婚式に引いてしまうことも考えられます。 そうならないためには、派手すぎないシンプルな式になるようにしましょう。 落ち着いた老若男女楽しめる式を考えてください。 そうすることによって、ジェネレーションギャップを感じさせない式になるはず。 シーンとなる事態も防げるでしょう。 どうしてもシンプルな式が嫌ならば、盛り上げ役などを配置するといいかもしれませんね。

年の差婚であることを招待客に説明しておく

結婚式を挙げることで、年の差があることは参加者全員が知っているとは限りません。 そのため、若者からは「いつの時代の結婚式だよ…」と思われたり、年配者からは「こんな派手な結婚式ははじめて…」と思われてしまう可能性があります。 そうならないためにも、年の差のあるカップルであることを説明しておきましょう。 「10歳差があるので…」「20歳年の差があるので…」と話しておくことで、参加者は理解してくれるでしょう。 説明しておくことで、「今の人たちはこんな結婚式を挙げるのね！」と、参加者も楽しみながら結婚式を堪能できるはずですよ。

カジュアルすぎない式場を選ぶ

結婚式を挙げることが決まったら、式場選びは大変ですよね…。 年の差があるほど、意見の食い違いなどもあり、苦戦するカップルは多いはずです。 そんなときは、カジュアルな結婚式場を選ぶのではなく、カジュアルすぎない式場を選んでみましょう。 そうすることで、お互いバラバラの意見でも取り入れやすくなります。 また、年配の参列者が多くても、式場の方が手伝ってくれることもあります。 いくら年の差があっても安心して結婚式を挙げることができるでしょう。

引き出物は招待客によって変える

結婚式に参加する人にとって楽しみなのは、終了後にみる引き出物であることも。 「どんな引き出物かな～？」とドキドキしながら袋を開けた経験、みなさんもあるはずです。 しかし、年の差があると、「こんなもの？」と思われたり、「古臭くない？」と思われてしまうことも。 いまどきの引き出物を理解してくれない可能性もあります。 そうならないためにも、接待客によっては引き出物を変更しましょう。 年齢にあったものを選ぶことで、喜んでもらえる可能性が高くなります！

幸せであることを十分にアピールする

年の差があると、どうしても心配されることが多くなるはずです。 「旦那さん、20歳も年上なんだって？」「奥さん、10歳も年下で大丈夫？」なんて言われることも。 なかには、年の差カップルに対していい印象を持っていなかったり、マイナスなことを言う人もいるかもしれません。 そうならないためにも、幸せであることをアピールしましょう。 親族はもちろん、友人にも結婚式を挙げられることがどれだけ嬉しいことなのか伝えましょう。 そうすれば、参加者は安心して2人のことを祝福してくれるようになるでしょう。

年の差婚の結婚式をあげる際の注意点をご紹介します。 これから結婚式をあげる予定のある年の差カップルは、必見です！

招待客は親戚とごく親しい友人だけにする

参列者は新郎新婦の親戚と、絶対に来てほしい仲のいい友人だけを招待するようにしましょう。 あまり多くの参加者を呼ばないようにしてください。 年の差カップルの場合、参列者は高齢である可能性が高いです。 そのため、参列者の中には介助が必要な方や、長時間の式を苦痛に感じる人もいるかもしれません。 それでは結婚式を楽しみたいと思っている人も、高齢者の介助にあたらなくてはいけなくなってしまいます。 楽しむことができなかったり、思い出作りができない可能性もあります。 疲れる結婚式を挙げるのではなく、全員が楽しめる結婚式を目指してくださいね！

ブーケトスは行わない

結婚式でブーケトスを楽しみにしている人も多いはず。 しかし、参加者が少ないと、盛り上がりに欠けてしまいますよね。 そうなるとせっかくの結婚式が台無しになってしまいます。 この問題を解決するためには、ブーケトスは行わないという選択をしてみてはいかがでしょうか？ 現代では年の差カップルが増えている傾向にあるため、このような選択をするカップルは少なくありません。 どうしても参加者を喜ばせたいという人は、ブーケトスではなく、別の参加者が楽しめるような企画を考えてみてもいいかもしれませんね！

余興よりも歓談の時間を多くとる

結婚式の楽しみといえば、余興かもしれませんね。 みんなが盛り上がる時間になること間違いなしです。 しかし、年の差カップルの場合、参加者の年齢もバラバラになってしまうので、盛り上がりに欠けてしまう可能性が高いです。 シーンとなった余興なんて、悲しいですよね。 そうならないためにも歓談の時間を多く取るように意識してみましょう。 披露宴での歓談の時間は、BGMを流して楽しくおしゃべりしてくださいね！

今回は、年の差カップルに起こる結婚式問題についてご紹介しました。 編集部の寄せられたみなさんの意見をみていくと、ジェネレーションギャップを感じている年の差カップルは多いようです。 そんなジェネレーションギャップを感じさせないくらいの幸せな結婚式を行いたいものですね！ また、大事なポイントや注意点もご紹介しています。 これから結婚式を挙げようと考えている年の差カップルは、ぜひ参考にしてくださいね。 みなさんの結婚式が幸せな式になることを編集部一同願っています！