結婚できないことに劣等感を感じる必要はない。あくまで結婚は幸せのための手段です。

周りは結婚しているのに、いつまでも結婚できない。 劣等感を感じる毎日、苦しいですよね。 どうすれば対処できるのでしょうか？

そもそも、「劣等感」という言葉を辞書で見てみましょう。 辞書には、こう書かれています。

平たく言えば自分が他の人と比べてダメで、自信がなくなり小さくなるような感覚を覚えるあれのことですよね。 ですが、考えてみてください。 そもそも結婚をしているということが「えらい・正しい・優秀」だとされるのは盲目的だと思いませんか？ 結婚をしていない女性でも優秀な方はたくさんいらっしゃいますし、もちろんそれは男性でもそうです。 むしろ、結婚をしていないでしっかりと働いている女性、素晴らしいじゃないですか。 つまり、そもそも劣等感を抱いているのは他人との比較もありますが、「結婚をしていることが女性としての正しい道である」という幻想をどこか持ちすぎているのかもしれません。 劣等感を抱く必要なんてどこにもないのに持ってしまっていませんか？ 今回は結婚をしていないことに劣等感を抱いてしまう原因を細かく分解し、それぞれ対処法をご紹介。 その後、実際に根本的に劣等感を抱かないようにするためにはどうすればいいのかをご紹介していきます。 是非、あなたの心にダメージを与える不必要な辛さを解消していってください。

"自分がどうしたいか"ではなく"世間にどう見られるか"を気にしているから

自分がどうしたいかではなく、世間にどう見られているかを気にしている人。 まだ結婚してないの？と思われるのが嫌なパターン。 自分は自分、どう思われてもいいと思える強い心を持ちましょう。 世間ばかりを気にして結婚を急ぐと、いい結果に繋がりません。 また、女性が社会で活躍する時代。 あまり世間はあなたが思うほど気にしていないのかも..！

結婚するという出来事が人生のゴールや当然の道になっているから

いつか必ず結婚できる。 結婚をして当然。 そのように子供の頃から考えていた方にとって、現在結婚できていないという事実は当たり前のことができていないという劣等感として襲いかかります。 解決法としては、もっと小さなところから目標を立てましょう。 結婚というのは今の世の中本当に難しいことです。 目標を大きな「結婚」というものに置くのではなく、「とりあえず1ヶ月に1人新しい異性とご飯に行く」など簡単に達成できる目標にすることで自信を持つことができます。

結婚することが幸せの必要条件だと思い込んでいるから

周りと比べて結婚していないから自分は不幸なのだと思っている方も、劣等感を抱きやすいパターンの一つです。 ですが、あくまで結婚は必要条件ではなく、十分条件。 人生の一つの選択肢です。 まずは他の選択肢も視野に入れて置くことで劣等感を抱くことなく、心に余裕を持つことができます。 まずは、結婚以外にも幸せを感じる時間があると、劣等感は安らぐはず。 他の人には分かってもらえない、自分だけの幸福な瞬間を持つだけでも(仕事帰りにハーゲンダッツを食べるだけでも) 劣等感を感じる瞬間は減るでしょう。

原因はわかったけれど、そう簡単に劣等感は消えない。 では、どうすれば劣等感は消えるの？ 結婚できない劣等感に対する、根本的な解決方法についてご紹介します！

①結婚しているかどうかであなたを判断する人との深い付き合いをやめる

性別や女性の生き方について多様な価値観を認めようと世界中の政治家・人種が努力している世の中にまだ存在していることが驚きですが、一定数はやはり結婚というのを女性の大目標だと考えていて、それを他人に押し付けるような価値観の人がいます。 特にtwitterを眺めていると、女性としての生き方を人に押し付ける村の老人のような人がたくさんいらっしゃいますよね。 結婚していないことは何も悪いことでもないのに、そのことをけなしたり、いじってくるような人との深い付き合いを断つことからはじめましょう。 そういった人たちの態度や視線が、結婚していない女性に持たなくてもいい劣等感を持たせる最低の存在で、癌のようなものです。 まずは、そういった人たちから距離を取ることで、あなたの心の安全をキープしましょう。 どんな時も冷静な判断をするためには、まず心に余裕があることが絶対条件です。

②考え方を、「結婚するのは人からの評価のためではなく自分のため」という考え方にする

先ほど申し上げたように、劣等感の根本的な原因は他者や平均的な感覚、もしくは自分との比較によって起きるものです。 人からの評価のためではなく、自分のために選択としての「結婚」という風に捉えるだけで劣等感の一番大きな要因である「他者との比較」から遠ざかることができます。

③自分にとっての幸せが本当に結婚なのか一度整理する

自分にとっての幸せは、本当に結婚ですか？ 「結婚よりももっとやりたいことや幸せなことがある！だから今は自分は幸せなんだ！」 そういう道もあるかもしれません。 時間がかかってもいいので、どういう人生を歩みたいかを考えてみましょう。 結婚は目的ではなく、あくまで手段です。

いかがでしたか？ 結婚できないと劣等感を感じる人は、実は結構多いのです。 ですが、周りの人の考えは気にすることはありません。 あくまで結婚は幸せのための手段です。 目的化しないことだけは気をつけて、自分の人生の幸せについてゆっくりと考える時間をとってみてください。