24歳第一次結婚ラッシュに焦るなら。後悔しないために知っておくべき事

高校、短大、大学を卒業し、社会人生活も落ち着いてくる頃、24歳。 世間では晩婚化などと言われているけれど、自分の周りでは、第一次結婚ラッシュ！ 「やばい、ここで乗り遅れたら、私結婚できないのかな？」と焦る毎日。 そんなあなたへ、後悔しないために知っておくべき事をお伝えしていきます。

まずは、24歳という若さで、結婚を焦るあなたへ。 自分では「もう24歳！」と感じているかもしれませんが、果たしてそうなのでしょうか？ 24歳で結婚を焦るあなたに知っておいてほしい５つの事を紹介します。

独身時代には独身時代にしかできないことがある

結婚をして寿退社をした友人や、既に子育てをしている友人が増えてきて、「主婦」に憧れを感じ始めている頃でしょう。 しかし、あなたの花の独身時代は始まったばかりだという事を忘れないようにしましょう。 社会人になり、ようやく自由にお金が使えるようになってきた24歳。 今、あなたがやりたい事はなんですか？ 旅行に行く、趣味を作る、あのバッグが欲しい、あのお店に通いたいなど･･･ まだ叶えていない願望がたくさんあるのではないでしょうか？ 主婦になり、母になると、様々な事が制限されます。 一番の制限は、自由に使えなくなるお金と時間の制限です。 誰かのために使う喜びは、自分自身へ使ってきたからこそ感じるものでもあります。 独身時代には独身時代にしかできないことがある事を忘れずに、今、自分がやりたい事は何か？ 本当に今すぐ結婚すべきなのか？ よく考えてみましょう。

結婚はゴールでもなければ、幸せの象徴でもない

「結婚をすれば幸せになれる」と世の多くの女性は思っています。 特に、若い女性であればあるほど、結婚への憧れは強いものです。 しかし、現在、世の中の３分の１は離婚している事はご存知でしょうか？ 友達３人がいた場合、その中の１人は離婚しているという事です。 結婚は素晴らしいものです。 子供が産まれれば、更に喜びは増え、幸せを感じるもの。 しかし、現実はそこからです。 他人同士がお互いの価値観をぶつけあい、譲り合って生活していかなければなりません。 喜びも２倍ですが、悲しみも２倍です。 不倫に苦しむ人、家庭内暴力に苦しむ人、愛情が冷めて仮面夫婦を演じている人･･･それぞれいくつもの事情を抱えながら、生活しているのもまた現実です。 「独身の頃の方がよかった」「自由になりたい」「あの頃に戻りたい」 そう感じている人は、世の中にたくさんいます。 結婚はゴールでもなければ、幸せの象徴でもありません。 今のあなたの環境そのものが、実は一番あなたにとって幸せである可能性もあります。 「結婚してすごく幸せ♪」とSNSで幸せアピールをしている友達も、本当はそうでないかもしれませんよ。 誰かと一緒になるという事は、それだけ難しいものなのです。 一生一緒にいるパートナーなのですから、焦って選ぶ事のないよう気を付けましょう。

24歳は周りに合わせて結婚をするのではなく、自分を見つける時期

24歳という年齢は、人生で言うと折り返しにもまだまだ届かず、自分自身を見つける為の大切な時期です。 あなた自身は、「もう２４歳だし･･･」と感じているかもしれませんが、大半の大人からは「まだ24歳でしょ！」と必ず言われる年齢である事を自覚しておきましょう。 24歳の時に働いていた職場のまま、定年を迎える人はなかなかいません。 一旦就職や進学をしたものの、「このままでいいのだろうか？」と悩みだし、様々な事に挑戦しながら「自分とは何か？」「自分は何をしたいのか？」を模索しだすのです。 結婚し、子育てをしながらでも勿論可能ですが、行動範囲や使えるお金などの自由が制限されるため、思うようにやりたい事ができないかもしれません。 「今、結婚してこの人を絶対に支えたい！人生全てを捧げたい！」と思えるのであれば、結婚も一つの選択肢ですが、「周りにあわせて結婚する」のは、勿体ないと思いませんか？ 何をしても、どんな選択をしても「まだ24歳」です。 焦らず、周りに無理にあわせる事なく、「自分とは何か、自分はどうしたいのか」を真剣に考えてみる時期だと思いましょう。

結婚をしても独身でいても、隣の芝生は青いもの

「隣の芝生は青く見える」という言葉があるように、何でも他人のものはよく見えるものです。 「あの子が持っているバッグ可愛い、欲しい」「私もあんな体型になりたい」など、今の自分に完璧に満足出来ている人は少ないでしょう。 ましてや結婚となると、パートナーの存在、安定した生活、幸せそうな姿など･･･ 自分に無い物ばかり持っているように見えてしまい、余計に羨ましくなるものです。 しかし、一方の既婚者から見れば、独身のあなたがとても羨ましく見えています。 「自分の為だけにお金を使えていいなあ」「私も結婚に焦らずにいれば、あの子の彼氏のような人と出逢えたかも！悔しい」と後悔している人もいるのです。 独身のあなたにとっては、「結婚」はまだ理想でいっぱいです。 まだ現実に変わっていないからこそ、結婚をする事でのデメリットなどが見えていないため、余計に羨ましくよく見えているのです。 実際にあなたが結婚をした後、周りの独身女性を羨ましく感じる時が来る可能性もあるのです。 信じられない場合は、結婚をして落ち着いている友人、知人に心境を聞いてみて下さい。 旦那さんの愚痴、子育ての悩みなど、予想以上の大変さを実感し、「まだ結婚はいいや」と心変わりするかもしれませんよ。

焦りを原動力に結婚をするも、のんびり自由な時間を選ぶもあなた次第

今あなたが抱えている焦りは、決して悪いものではありません。 目に見えない「焦り」という感情は、乗り越える事で、成長できるメリットがあります。 「何か現状を変えたい、行動しよう」と思っていても、日々の生活に追われる中で、なかなか行動には移せないものです。 そんな中、焦りがある事は、行動を起こす原動力となります。 例えば、焦って婚活をした結果、最愛のパートナーと出逢えた人がいます。 「あの時、あの場所へ行かなければ、きっと出会えなかったね」と笑顔で話せる時がくるでしょう。 逆に、「人と比べて焦っても仕方がないか！」と思えた人は、一歩心が大人になります。 人と比べさえなければ、何も焦る事はないのです。 あなたの人生なので、自分のタイミングで行動を起こせばいいだけの事。 周りに何と言われようと、「私は私」という心を持てるほど、強いものはありません。 それは、今後の人生にも大きく影響する事でしょう。 どちらの選択をするのかはあなた次第です。 でも、どちらも正解である事を忘れずに。 焦りという感情は、決して悪いものではないと捉えるようにしましょう。

焦りを原動力にして、結婚をしようと婚活に励んでいるあなたへ。 24歳で結婚をした場合、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか？ 24歳で結婚をするメリットとデメリットを紹介します。

焦って正解！24歳で結婚をするメリット

・若いうちにママになれるので、常に綺麗なママでいられる 子供が幼稚園、小学校と大きくなるにつれ、入学式、授業参観、運動会など、親が参加する行事が必ずついてきます。 その際、子供は自分のお母さんと周りのお母さんを比較してしまうものです。 あなたの年齢が若く、綺麗であればあるほど、子供にとっては自慢のお母さんになります。 また、近所などでも「若いママね」「いつも奥さん綺麗ですね」など、評判が良くなる可能性も。 人と比べるものではないとはいえ、自慢のお母さん、奥さんである事は、家庭円満の一つにも繋がります。 若さと綺麗さは、女性にとっていつまでも武器になるものなので、24歳で結婚した場合の最大のメリットと言えるでしょう。 ・一番魅力的で若い時期なので、いい男性と結婚できる可能性が高い 年上好きの男性が増えてきているとはいえ、まだまだ世の中の男性は若い女性を好むものです。 最近の婚活事情でも、30代だというだけで対象外にされる女性も多いようです。 しかし、19、20歳など若すぎても「価値観が合わない」と敬遠されがち。 そこで、ある程度社会人も経験し、若さも兼ね備えながらも、落ち着いてきた24歳は男性にとってメリットでいっぱいです。 婚活事情では一番重宝され、今婚活をしていれば、選び放題です。 いい男と結婚できる可能性は非常に高いと言えるでしょう。 ・結婚しないと！と焦る事なく余裕を持って30歳を迎えられる 今、あなたが焦っている焦りと、30歳を過ぎてからの焦りは、大きさと深刻さが異なります。 「まだ24歳なんだから急いで結婚しなくても」という親の言葉が、「そろそろ･･･いい人いないの？」と本気の心配へと変化するのです。 子供が欲しいのであれば尚更焦りは深くなります。 24歳で結婚した場合は、そのような深刻な焦りを経験する事はありません。 後からの余裕を手に入れたいのであれば、24歳で結婚する方がむしろ良いでしょう。

焦って結婚は間違い...！24歳で結婚するデメリット

・独身のうちにしかできないおしゃれや遊びの機会を失ってしまう 結婚をすると、よほどの大金持ちが相手でない限り、独身時代よりも自由に使えるお金が減ります。 また、すぐに子供ができた場合、子育てに追われ、気付けば毎日スッピン、動きやすい服装で過ごしており、同世代の独身女子に比べると老けて見えたりします。 おしゃれもメイクも、手入れすればするほど、磨けば磨くほど良くなるもの。 今しかできない若いオシャレができなくなる可能性があります。 また、気軽にカフェに行けなかったり、クラブ、旅行など･･･ 今しか行けない場所にも行く事ができず、独身の女性が楽しそうに遊んでいる姿を、自宅で羨ましく感じながら過ごさなければいけないかもしれません。 自由の大切さを身をもって知る事となります。 24歳、おしゃれもメイクも磨けば光り、どんどんと女性として花開く年齢です。 年を取ってしまうと、戻りたくても戻れず、似合うものも似合わなくなるという事を忘れずに。 ・勢いや焦りでの結婚は離婚や浮気につながりやすい 勢いや焦りで相手を選んだ場合、「結婚」が目標になってしまい、妥協をしたり、冷静に見る事ができなかったりします。 そのため、後々え、こんな人だったの！？最悪」と感じる可能性も高いのです。 男性が「若さ」というメリットであなたへ近付いてきたとすれば、あなたが年を重ねた時に、あなたよりも若い女性に魅力を感じ、浮気･･･ 浮気だけで済めばいいですが、本気になってしまい、離婚へ繋がるケースも多々あります。 本当に心で繋がっていなければ、例え結婚をしたとしても、独身でいるよりも辛い日々が待っている可能性があるのです。 様々な男性に出逢い、自分の目を鍛えてから選ぶ事こそ、失敗しない結婚ができるポイントの一つです。 まだ、人生経験も恋愛経験も鍛えられていない24歳。 変な男に捕まって痛い目を見ないように気を付けましょう。 ・結婚すべき相手を間違える可能性も高い 先程の焦りや勢いと繋がるデメリットですが、本来あなたが出逢うべき相手と出逢う前に、結婚してしまう可能性があります。 運命のいたずらと呼ばれるものは存在し、後から「この人だったのかもしれない！」と気付き嘆く結果になる事も。 結婚をしてしまってから出逢ってしまうと、離婚するか不倫するかしか選択肢はありません。 誰かを傷付け、自分も傷付き、「あの時焦って結婚しなければ良かった」と思いかねないのです。 どうしても今結婚したい場合は、今後一生共にする相手であるという事をしっかり覚えながら決断するようにしましょう。

24歳で結婚をする事のメリット、デメリットがそれぞれ分かったところで、では、失敗しない結婚をするためにはどのようにすれば良いでしょうか？ 早く結婚したいけれど･･･デメリットのような末路にはなりたくない！ そんなあなたへ、焦りを感じて結婚するか迷ったら！の判断基準を３つ紹介します。

結婚がしたいのか、好きな人との結婚がしたいのかどうか

結婚がしたいのか、好きな人との結婚がしたいのかどうか。 まずは、あなたの「結婚」に対する考えを見つめ直してみましょう。 将来的な事を考えた時、あなたが一番大切にし、求めているものは何でしょうか？ 「安定した生活」「とにかく自分の子供がほしい」「家族というものがほしい」「大好きな人と一生を添い遂げたい」など、様々でしょう。 次に、パートナーとなる人物への重要性や求める条件がどういうものなのか想像して下さい。 とにかく金銭的に豊かで安定した生活をしたい人は、相手の容姿や性格が少しくらい合わなくても、理想の生活は手に入ります。 しかし、大好きな人との子供がほしい、大好きな人と一緒にいたいと考えている人は、結婚する上で、パートナー選びは非常に重要です。 収入だけでなく、性格、容姿、価値観など･･･ありとあらゆるものがピッタリでなければ、いつかどこかで理想は崩れてしまいます。 また、あなたの一方的な気持ちだけでも成り立たず、相手も同様にあなたを求めていなければ、どれだけ好きでも離婚しなければいけなくなります。 好きな人との結婚を叶えたい場合、24歳で必ずできるものではないという事を覚えておきましょう。 本当に心通わせる相手とは、何歳であっても出逢う事ができます。 しっかりと男を見る目を養い、様々な経験を経てから結婚する事が、失敗しない秘訣と言えるでしょう。

周りの目を中心にするのか自分のために生きる人生を選ぶのか

周りの目を中心にするのか自分のために生きる人生を選ぶのか。 今のあなたの焦りの大きな原因は、周りの目を中心にしているがゆえのものです。 たまたまあなたの周りの友人が続けて結婚をしている事から、「自分も早くしなければ！」という自己暗示にかかってしまっています。 何度も述べてきているように、人生で見れば「まだ24歳」です。 あなたより年上の未婚女性は、世の中に溢れています。 では、その人達は未婚である事で不幸でしょうか？ そんな事はありませんよね。 あなたの先輩、上司、親族など･･･とても幸せに溢れた毎日に送っている人は大勢いるでしょう。 生き方は人それぞれです。 周りの目を中心にしなければ、結婚に焦る必要はない事がよく分かります。 それでも、家族や友人の目がどうしても気になる人は、焦りを原動力にした方が楽でしょう。 自分のために生きようと思い直せるのであれば、結婚の時期は自分のタイミングで決めましょう。

あなた自身の幸せや人生のゴール・理想は何なのか

あなた自身の幸せや人生のゴール・理想は何なのか。 結婚はゴールではありません。 その先に必ず幸せが約束されているわけではなく、結婚する事で不幸になったと感じている人もいます。 あなた自身の幸せや人生のゴール、理想は思い描けていますか？ 「結婚した」という事実に満足した後、待っているのは「日常」です。 結婚後、日常を生きる中で、「私の人生って何なんだろう」と考えるようになってしまっては、本末転倒となります。 人は、幸せになる為に何かの目標を持って生きています。 結婚だけをゴール、目標にしてしまうのではなく、その先の自分の理想を思い描いてみましょう。 結婚をする事でその理想に近付くのか、今結婚をしなければ理想の未来は手に入らないのか、結婚する事で理想と遠のくのか･･･ 今一度立ち止まってよく考えてみましょう。 あなたの友人は、あなたと同じ人生を歩むわけではありません。 同じ時期に結婚をしたとしても、それぞれ大きく異なる人生を歩んでいきます。 目の前の幸せではなく、この先何十年と続く人生を通しての幸せを考えながら、選択をしていく事が大切です。

24歳第一次結婚ラッシュに焦っている方へ、いかがでしたか？ ・24歳の今しかできない事は、結婚以外にたくさんある ・結婚したからといって幸せが確約されているわけではない ・人生は自分のもの、他人と比べる必要はない 「焦り」という感情は、あなたが生き方を見つめ直す為に必要なものです。 どのような選択をしたとしても、自分で選んだ道は、胸を張って生きていく事。 その先に、結婚をしてもしなくても、幸せな未来があるのではないでしょうか。