すぐに怒鳴る彼氏が怖い。別れたい。彼が怒鳴る理由とDV男から安全に離れる方法

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 世の中には自分の彼女に声を荒げるという行為をしてしまう、いわゆるDV男性がいらっしゃいます。 この問題は非常に根が深く、一夕一朝で解決できるものではありませんが、DV男性に共通する特徴や怒鳴ってしまう理由などを把握する事で上手く対処できる事もあります。 今回はその様なポイントを交えつつ、別れるかどうかの判断基準や安全な別れ方などを紹介していきますので、参考にしてみてください。

女性に対して大声で怒鳴ってしまうような男性にはいくつかの共通した特徴が見られます。 例えば彼女の事を異常なほどに束縛するような男性は、女性の行動が把握できない時には怒鳴りつけてしまう事が多いです。 ここでは、その様な男性の特徴を大きく分けて5つご紹介します。 自分の彼氏がどのパターンに当てはまるのかを知っておけば、後々役に立つと言えますので参考にしてみてはいかがでしょうか。

1-①異常に束縛したがる

異常に束縛したがる男性と言うのは、恋愛関係においてはよく見られると言えます。 ただ、一般的には彼女のことが心配だからという理由で行動を把握したがるようになり、ちょっとした外出でも相手の確認などを行うのです。 しかしDV男性の場合はこの理由が大きく違っており、彼女が心配なのではなく「自分の知らない行動を取られたくない」と言う物になります。 これはいわば強力な支配欲求となっていて、いつどこで誰と何をするのかが把握できない事に苛立ちを感じ、その結果として怒鳴りつけるという行為に至るのです。 ただ、裏を返せば行動を完璧に把握できているならDV男性とはなりえないと言う事で、対処は比較的簡単な部類に入るでしょう。

1-②感情の起伏が激しくちょっとしたことで機嫌を損ねる

次にDV男性の特徴として挙げられるものは、感情の起伏が激しいと言う点になります。 また、この場合はその時の気分で好き嫌いが変わるという特徴もあり、今までは平気だった言葉などでも急に激昂する事があるのです。 つまり、その日その日で機嫌を損ねてしまうポイントが違っていて、女性としては日常生活そのものが息苦しいものと言えます。 さらに、この様な特徴を持つ男性は、怒鳴るだけではなく物を投げたりなど恐怖感を煽る行動を取ることが多いです。 したがって、深刻度の高い場合によっては怪我などをする恐れのある関係であり、根本的な解決は難しいと言えます。

1-③立場の弱い人間が相手だと強く出る

こちらは一般的に言われている言葉である「マウンティング行為」を思い浮かべると理解しやすいのではないでしょうか。 自分よりも立場の弱い相手に対しては居丈高な態度を取る男性は、DV男性となってしまう可能性が極めて高いとされています。 例えば飲食店のスタッフなどもそうなのですが、年下の女性や子供に対して横柄な態度を見せた場合には注意が必要です。 ただ、この特徴は相手が強く出た場合には改善されるかもしれず、怒鳴られても言い返す事ができればその後は行われなくなる可能性もあります。

1-④最初はビックリするほど優しい

DV男性と離れられない女性の意見として最も多い物は「優しいところもある」というもので、DV男性は女性が自分の思い通りになっている間は非常に優しいです。 特に付き合い始めたばかりの頃などは女性が男性を思いやる場面が多く、それに満足しているので優しい態度を見せています。 しかし、女性が何か気に入らない行動を取った場合にはいきなり怒る事があり、優しさとのギャップが大きい事から女性の恐怖も大きくなります。 そして、別に嫌いになったわけではないので怒鳴った後にはまた優しくなります。 これが、上記の離れらない女性が口をそろえて言う「優しいところもある」という理由に繋がるのです。

1-⑤自分勝手で相手の意見を聞かない

DV男性に共通している最大のポイントは「自分勝手」と言う物ですが、それに加えて相手の意見を聞かないという特徴があります。 これは自分の考えこそが最善のものであり、他の意見は全て間違っているという考えが根底にあるのです。 なので学歴が高い男性に多く見られ、口答えしようものなら激しい怒りを表すことがあります。 ただ、この場合はただ従っていれば怒鳴られる事もなく、よほどの不利益を被りそうなケースでもなければ言うことを聞いていおけばよいとされているのです。

ここまでですぐに女性を怒鳴ってしまう男性の特徴を見てきましたが、何もすべての方が自分勝手だと言う事でもなく、そこには怒鳴ってしまう理由があると言われています。 それは上手くコミュニケーションできない歯がゆさであったり、自分でも気がつかない心の傷など様々ものが考えられます。 その為、ここではただ自分勝手といだけではなく、DV男性が怒鳴ったり怒ってしまう理由などを説明していきます。

家庭環境などが原因？彼自身もDV被害者だった可能性

これは特別男性だけに見られるケースではありませんが、自身が子供の頃にDV被害に逢っていた場合には自分もDVを行う可能性が高いとされています。 なぜならば、なにかしらの問題に直面した時解決する方法として「暴力的な手段」以外を知らないことが理由となり、一方的に怒鳴る事で全ての問題が解決できると考えているのです。 したがって、恋人が何か気に入らない事をした時には怒鳴って黙らせようとしますし、場合によっては力づくでねじ伏せようとするでしょう。 ただ、この問題は非常に根が深く話し合いなどで改善できる事はありませんので、医師の力を借りるなどしなくては根本的な解決は望めないとされています。

口ベタで思ったことをうまく表現できない

次にDV男性が怒鳴ってしまう理由になるのは、思ったことを上手く表現できないと言う物です。 例えば、女性の言動が原因で腹を立てた際に、それをうまく説明できない事が原因で怒鳴って誤魔化そうとしています。 これは語彙力の不足やコミュニケーション能力が発達していない方によく見られますが、本人も怒鳴りたくて怒鳴っているわけではありません。 なので、男性が言いたいことを言い終わるまで黙って待てば怒鳴られる可能性を減らせます。

他での怒り・ストレスをあなたに吐き出している

こちらは簡単に言い表せば「八つ当たり」になるでしょう。 例えば、仕事で何か嫌な思いをした場合など何か気に入らない事があった時にはそれを彼女に吐き出すケースもあります。 また、テレビなどを見ていて自分の意見と違うなども怒りの切っ掛けとなりうるので、場所を選ばない事も特徴的なポイントです。 この場合は特に気にしない事が最も良い対策となっており、男性の方も八つ当たりであることは理解していますので、そこまで激しく怒鳴りつける事もないでしょう。

何かにつけて怒鳴る男性と一緒にいることに苦痛を感じる女性は多いのですが、ただそれだけで別れを決断する方は少なくなっています。 DV男性は優しい部分もありますし、何よりも「すぐに怒鳴る」という行為は、離れようとする決定的な切っ掛けにはなりえません。 しかし、すぐにでも別れた方が良いケースもあればそうではないケースがありますので、ここで紹介する判断基準を参考にしてみるのも良いと言えます。

一度でも暴力を振るわれたら別れるべき

まず、いくら気持ちが残っていても絶対に分かれるべきだと言えるのは、直接的に暴力を振るわれた場合になります。 また、この時には殴ったり蹴ったりだけではなく、体の近くに物を投げられるなども該当しており、とにかく自分の身に危険を感じたのならば別れるべきと言えるでしょう。 そうでないと暴力がエスカレートしてしまい、最悪の場合は命にかかわる問題へと発展するかもしれません。 したがって、一度でも暴力を振るわれたなら別れを決断し、必要があれば警察などに相談する事も視野に入れた方が良いです。 なお、問題を大きくしたくないと我慢してしまう方も多いのですが、暴力がエスカレートすると男性も女性も取り返しのつかない事態になりますので早めの対応が大事だと言えます。

彼といて、楽しいよりも辛い気持ちになることの方が多い場合

次に別れを選んだ方が良いと言えるケースになるのは、彼と一緒にいて楽しくなるよりも辛い気持ちになってしまう事が多いと言う物になります。 いつも彼の顔色を窺っていたりするのは精神的な負担が大きいですし、何かにつけ怒鳴られるのも同じ様な心の負担です。 なので、一緒にいて楽しいや嬉しいと感じる場面より辛い事の方が多くあると心を病んでしまうかもしれません。 そうなればいくら気持ちが残っていても、良い方向に進む事はありませんので、別れてしまった方が良いと言えるのです。

彼との将来に希望が持てるかどうか

別れるかどうかを決めきれない時には、彼氏との将来の事を考えるのも良い手段になるとされています。 例えば、結婚すれば一緒に居る時間は長くなるでしょうし、子供が生まれれば家事と育児の問題が出てくるでしょう。 その時に彼がどの様な対応をしてくるのかを想像してみて、協力体制が取れないようなら別れてしまった方が良いかもしれません。 また、その前の段階として自分の親に紹介できるかどうかも判断基準の一つになります。 この時に少しでも躊躇いを感じるのならば、自分の中でも何か問題があると考えているはずです。 したがって、この先もずっと一緒に居られるのかどうかを考えることは有効な手段であり、自分が見落としていた彼氏の問題点にも気づける方法と言えます。

DV男性と別れる決断をした時には、可能な限り安全な別れ方をする事が重要です。 そうでないと思わぬトラブルに発展する可能性がありますし、場合によってはその場で暴力を振るわれる事も考えられます。 ここではDV男性と安全かつ確実に別れる方法を説明しますので、お悩みの方は参考にしてみてください。

彼のあなたへの気持ちが冷めるようにもっていく

まず、DV男性が怒鳴ったりする根底にはその女性の事が好きだという気持ちがあります。 好きだからこそ自分の言うことを聞いて欲しいのであり、興味の無い相手には暴力的な言動を見せる事は無いと言えるのです。 したがって、彼の気持ちが冷めてしまうような行動を取ることが良いされ、例えば彼が嫌うような女性と同じ様な特徴を意識してみたりする事は効果的と言えます。 さらに、普段からだらしない格好をしてみたりなど、彼が一緒に居たくはないと思わせる方向に持っていく事も有効性は高いです。 こうすることで、彼の方から別れを切り出してくれるかもしれず、その場合は自分の身を安全は確保されたも同然と言えるでしょう。 なお、あまりにも人間性を疑われるような言動を取った場合にはあらぬ誤解を周囲に与えるかもしれませんので、事前に友人などには伝えておいた方が良いと言えます。

親や兄弟姉妹、友人など第三者をいれて話し合う

一対一での話し合いが危険だと思われる場合には、親や兄弟姉妹など家族に同席を頼む事がよいとされています。 また、それが難しい場合には友人に頼む事が良く、とにかく自分と彼氏以外の第三者を入れる事が重要です。 第三者がいればそれほど暴力的な言動も見られなくなりますし、万が一怒鳴るなどの行為があった場合でも第三者が制止してくれるでしょう。 ただし、この時には自分に肩入れされてしまうと彼が激昂する可能性がありますので、あくまでも中立的な立場でいるようにお願いしておく事が大事です。

DVの証拠を残して通報することも視野に

これは自分の力ではどうしようもなくなった場合の方法になりますが、録音データや撮影した動画などの証拠を持って通報してしまうのも別れ方の一つです。 話し合いに応じなかったりしつこくつきまとってくるような場合には、個人の力では対応しきれなくなるので警察に頼る必要があります。 また、被害届などを提出しておけば相手への抑止力になりますし、場合によってはそれだけですんなり別れられる事もあるでしょう。 ただし、この方法は執念深い男性に対しては逆効果になってしまう事がありますので、その場合は引っ越しなどが必要になるかもしれません。

すぐに怒鳴る彼氏に恐怖を感じた時には、適切な対応を取らないと自分の身に直接的な危険が迫る事があります。 そして、その適切な対応になるポイントは次の三つです。 ・怒鳴る理由を探る ・別れた方が良いのかよく考える ・安全に別れる方法を実践する まず彼が怒鳴る理由を探る必要性があるのは、男性がやりたくてやっているわけではない可能性がカギになります。 何らかのトラウマやコミュニケーションが下手など、やむをえず怒鳴ってしまう事がありますので、最初に彼がなぜ怒鳴っているのかを探るのは重要です。 次に、単なる自分勝手が理由で怒鳴っていた時には、この先も一緒に居られるのかなどをよく考え、必要があるのならば別れを選択した方が良いと言えます。 そして、いざ別れると決めた時には自分ができる準備はすべて行い、万全の態勢で別れ話に臨む事が良いでしょう。 いかがでしょうか。 DV男性に怒鳴られる事は強い恐怖を感じますが、一緒に乗り越えていく事もできれば別れてしまった方がお互いの為と言う事もあります。 なので、ただ嘆いてばかりいないで何か行動を起こす事も大切だと言えるのではないでしょうか。