共依存体質を持つ人の心理的特徴とカップルの特徴！克服する方法も

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時々思うこと

自分には「共依存」の傾向があるのではないだろうか

ということ

善し悪しはさておき、なかなか根深い自分の特徴のひとつ、かも

— コータ (@kota_kikuchi2) 2019年1月14日

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 ・友人や恋人から「重い」と言われていながらも、尽くすのがやめられない ・大切な人が自分から離れていってしまうのではないかと不安に感じる ・パートナーの干渉がひどくてうんざりしているのに離れられない 上記のような相手との関係に悩み、１人で苦しんでいませんか？ 自分にとってかけがえのない存在の人だからこそ仲良くいたいのに、上手くいかないのはつらいですよね。 そんなあなたのつらく苦しい気持ちの背景には、もしかしたら「共依存」が隠れているかもしれません。 問題となっている共依存状態から抜け出せば、今よりもずっとあなたの心が楽になり、相手との関係も良くなりますよ。 共依存体質の原因や特徴、共依存から抜け出すための方法をご紹介します。

今、あなたはとても辛いのではないでしょうか？ ただ、辛い時にはそれなりの理由があります。 しかし、多くの場合は後から「あの時はああいう理由で辛かったんだ」と何かのきっかけで気付く事がほとんどです。 辛い時というのは思考がまともにできない状態とも言えます。 まともに思考ができない状態から抜け出すための手段はいくつかありますが、 一番効果があるのは「今の自分の辛さや大変さ」これを素直に話して誰かから客観的なアドバイスを受け入れる事です。 MIRORでは有名人やアスリートも含む1000人以上の人生相談に乗ってきたプロが、秘密厳守であなたのために本気でアドバイスをしています。 今は辛くても、気付く事で世の中の全ての人に大きな幸運や転機の可能性が開かれています。 今、辛さを感じている人は是非一度試してみてください。
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共依存って何？という人のために、まずは共依存の意味をご紹介しましょう。 共依存とは、「相手のために尽くす人」と「尽くしてくれる相手に依存している人」の関係性を示す言葉です。 「相手のために尽くす人」とは、友人や彼氏に対してまるで母親のように世話を焼いてしまう人のこと。 自分がやる必要のないことまで手を出してしまったり、尽くされる側の行動に対して過干渉になったりすることがあります。 「尽くしてくれる相手に依存している人」つまり尽くされる側は、尽くす人の尽くし方が重たいと感じつつも、それを許してしまい離れることができません。 恋愛漫画に「恋人がいなければ生きていけない！」なんてセリフがでてくることがありますが、共依存とはまさしくこの言葉通りの状況なのです。 お互い離れられずにいると干渉や要求はどんどんエスカレートし、日常生活に支障をきたすこともあります。

共依存とは「相手のために尽くす人」と「尽くしてくれる相手に依存している人」の関係であるとお伝えしました。 なんとなく意味を理解して頂けたでしょうか？ ここからは、共依存体質の人に共通している特徴について解説します。 どんな特徴を持っているのか、詳しく見ていきましょう。

共依存体質を持つ人は、基本的に「自分よりも相手の希望を優先」します。 無意識のうちに「たとえ自分が損をしてでも、相手を尊重することが大切だ」と考えてしまっているためです。 気が弱く、自分が嫌だな・苦手だなと思うことでも頼まれると断れなかったり、本当はつらいのに「大丈夫」と嘘をついて相手に合わせたりしてしまいます。 そのため、集団生活を送るなかでヘトヘトに疲れてしまうことも珍しくありません。

共依存体質の人が自分の気持ちを抑えてまで相手に尽くすのはなぜかというと、それは「感謝されたいから」です。 頼まれたことにノーと言わないのも、率先して相手のタスクを手伝うのも、「ありがとう」「あなたがいて助かったよ」の言葉がほしいから。 感謝の気持ちを貰うためなら、全力で人の役に立とうとします。 共依存体質の人は、必要とされる・感謝されることで最大限のパフォーマンスを発揮できるのです。 その反面で「ここまでやったのだから評価されて当たり前だろう」という気持ちも持っていて、感謝されないと過剰に落ち込んだり怒ったりすることがあります。

何かを決めなければいけない場面で口癖のように「どっちでもいいよ」と言ったり、周りの意見を聞いてからでないと決められなかったりなど、主体性がないのも共依存体質の人の特徴です。 周りから人任せで無責任な人だと思われてしまうことも少なくありません。 このような特徴を持つ共依存の人の背景には、次のような過去が隠れています。 ・過干渉に育てられた ・常に共依存気質の親の機嫌をうかがっていなければいけなかった ・自分の意見が受け入れられず、親の言うとおりに生きてきた 幼少期から親や周りの機嫌をうかがってばかりいたり、自分の意見や主張を受け入れられなかったりしたために、「自分はどうしたいのか・どうありたいのか」がわからないのです。 進学や就職活動など、自分自身で決断すべきタイミングでさえも決断できないことがあります。

共依存体質を持つ人には、 ・相手の希望を優先する ・尽くして感謝されたいと思っている ・自分で決断できない という３つの特徴があることがわかりましたね。 ここからは、共依存体質の特徴を持つ人をさらにタイプ分けして解説します。 「自分にベタベタしてくるあの人も、もしかして共依存かも…？」と悩んでいる人は、当てはまる特徴がないかチェックしてみてください。

常にテキパキと人の世話を焼いている人の背景には、先ほどもご紹介した「人の役に立つことで感謝されるのが嬉しい」という心理が働いています。 このタイプの人は、集団生活の中でも「優しくていい人」「いつも頑張ってる努力家な人」に見られることが多いですよね。 そんな他者からのそんな評価が嬉しくて、ずっと人のために尽くし感謝される自分であろうするのです。 単純に世話好きなだけであれば問題ありませんが、そこに生きがいを求めていたり、感謝されることで自分の価値を感じたりしている場合は共依存の可能性が高いと言えるでしょう。

共依存体質を持つ人のなかには、強い孤独感を持っている人が大勢います。 寂しがりなだけだと思う人も多いのですが、共依存体質の人の場合、以下のように「ただ寂しい」というレベルでは済まされないのが特徴です。 ・友達が学校を休むと言えば自分も休む ・彼氏の出張中は家事も仕事も手につかない ・少しでも連絡が取れないと何十回何百回も電話してしまう 家族・恋人・友人などの依存相手がそばいるときは普通の人と同じように過ごせますが、少しでも離れたり連絡が取れなくなったりすると、極端に不安定になります。 そのため、いつも誰かにくっついて行動したり、常に連絡を取り合ったりするのです。

「自分よりも相手の希望を優先すること」は、共依存体質を持つ人に共通している特徴のひとつです。 自分の意見を言わず周りに合わせてばかりのタイプの人は、まさにその特徴に当てはまると言えるでしょう。 このタイプは自分に自信を持てない人が陥りやすく、周りからの批判を恐れるあまり自分の意見を飲み込んでしまいがちです。 嫌なことを嫌だと言えず、不本意ながらに同意することも少なくありません。 権力を持つグループや多数派の意見のなかにいないと落ち着かず、そこで評価されるために無理をすることもあります。

ここまで共依存体質を持つ人の特徴をお伝えしてきましたが、あなたやあなたの大切な人に当てはまる点はありましたか？ 続いて、共依存体質を持つカップル＆夫婦にはどんな特徴があるのか見ていきましょう。

とにかく喧嘩が多いのが、共依存状態のカップル＆夫婦の特徴です。 尽くす側が情緒不安定に陥りやすく、相手が自分の思い通りにならないとヒステリックに泣き叫んだり、極端に物事を考えてすぐに別れを切り出したりすることがあります。 ときには第三者が仲介に入ならければ収まらないほどの騒ぎになることも。 相手の愚痴や不満を口にすることも多く、どう見てもしあわせそうには見えないのに、なぜか絶対に別れないという特徴も持っています。 なぜかというと、お互いに苦しいながらも「相手に必要とされてうれしい」と感じてしまっているから。 どんなに自分がつらくても、相手がそばにいてくれることのほうが大切で別れられないのです。 実際、尽くされる側のなかには「不安定なときは腹が立つけど、心が安定しているときはいい子だから」と話す人もいます。

共依存のカップル＆夫婦がもっとも苦手としているのは、「お互いが別々に行動する時間」です。 お互いに依存しているため、相手が自分のそばから離れてしまうと不安でたまらなくなります。 相手の存在が心の安定剤のようなものになっているのですね。 どこへ行くにも何をするにもパートナーが一緒でなければ気がすまず、常に二人で一緒にいるのはそのためです。 ・仕事を休んでパートナーの出張についていく ・友達との予定をドタキャンしてデートを優先する など、周りが迷惑・不快に感じる行動を無意識にとってしまうこともあります。

共依存体質の人には、嫉妬心が強く束縛が激しい一面があります。 パートナーが離れてしまうのを恐れるあまり、過度に疑ってしまうのです。 「今度の休みはどこで誰と会うの？何するの？」と予定を細かく聞いて把握しようとすることはもちろん、「駅ついた？証拠の写真送って！」と事あるごとに報告のLINEや写メを要求することも。 まるで心配性の親のような行動をするため、パートナーに「俺のプライバシーはないのか！」とうんざりされてしまうことも少なくありません。

自分だけでなく、相手のことも苦しめてしまう共依存。 共依存体質の人の特徴を知って、「自分の共依存体質でパートナーを振り回したくない」という気持ちになった人も多いかと思います。 かけがえのない家族・友人・恋人を傷つけることなく大切にできたら、自分もしあわせですよね！ 「共依存体質から抜け出したい！」と悩んでいるあなたに、今からでもできる克服方法を3つご紹介します。

カウンセリングはお値段も敷居も高い、と苦手意識を持っている人がほとんどかもしれませんが、克服のためには専門家の力を借りることも必要です。 カウンセラーと相談しながら自分にベストな克服方法を見つけていけるため、「自分１人で戦っているような感覚」を感じずに済みます。 寂しさや孤独感を感じないぶん、自力でどうにかしようとするよりもストレスが軽減されますよ。 普段は心の奥底に閉じ込めている自分の気持ちも発散できるので、いいリフレッシュにもなるでしょう。

共依存体質を克服するためには、自分のいいところを自覚し、自信を持つことが大切です。 長い付き合いの友人や信頼できる先輩などに、自分のいいところを教えてもらいましょう。 自分のいいところを教えてもらったら、メモに書き出すなりLINEをスクショするなりして、再び落ち込んだときすぐに目に入る状態にしておきます。 絶対に、人にほめてもらうことを習慣化しないこと。 ほめてもらうことを習慣化してしまうと、そのために人に尽くすようになり共依存に逆戻りです。 相手に「また？」と嫌な顔をされて、余計に傷ついてしまう可能性もありますよ。

共依存は、お互いが相手に依存している状態です。 その状態から抜け出すには、どちらか一方または両方が、相手から自立しなければいけません。 ・親の共依存に苦しんでいるなら、ひとり暮らしをする。 ・恋人相手なら、電話は週に2回までにする、会う回数を減らす。 ・夫婦なら、ちょっとしたお出かけについていくのやめてみる。 上記のように原因である相手から離れたり、相手がいなくても問題なく過ごせる自分を作る努力をしたりなど、自立に向けて少しずつ動いてみましょう。 それができないうちは、共依存体質は治りません。

誰しも大切な人の力になれると思うと嬉しいものですが、自分の生活がある以上、依存されてしまうと苦しいですよね。 最後に、共依存体質を持つ人との付き合い方について解説していきます。 依存されて共依存に陥らないためにも、日頃から付き合い方を工夫していきましょう！

まずは、会う回数や連絡を取る回数を減らしましょう。 相手からの誘いを断わったら「忙しくてしばらく会えない」と伝え、連絡も必要以上に取らないようにします。 はじめのうちは「距離置こうとしてるよね？私なにかした？」としつこく迫られたり、逆上してあなたが傷つくようなことを言ってきたりするかもしれません。 しかしそれは、共依存体質の人が「自分からあなたが離れてしまわないように」と心のコントロールをしようとしているだけなので、気にしないでください。 相手が可哀想だとか、こんなことをしてる自分って性格悪いのかな？と思う必要はまったくありません。 自分の思い通りにはならないと判断したらターゲットを切り替えますから、そのときまでの辛抱です。 うっかり少しでも反応すると一気に引きずられてしまうので、注意してくださいね。

「どこへいくにも何をするにもくっついてきて、正直うざい！」と感じたら、突き放しても大丈夫です。 誰だって自分一人で行動したいときくらいあります。 それなのに、いつまでも相手に気を使って優しく接するのは、あなたとってもストレスですよね。 本格的な共依存に発展してしまう可能性もあるので、早いうちに対策しておくのが賢明です。 相手を傷つけてしまうのが心配なら、「今日は私、一人で行動したいんだ」とやんわりと伝えるようにしましょう。 それでもし不安げな顔をしていたら、「あなたのせいではないんだけど、少し気分がよくなくて」と相手を気遣う気持ちを添えると、安心させてあげることができますよ。

「不安だから一人にしないで」と迫られたら、「あなたは本当は強い人だから、大丈夫だよ！」と背中を押してあげましょう。 相手に言われるがままにそばにいてしまっては、ずっと状況は変わらないままです。 一人でいると不安になってしまうのは、本人に自信がないから。 共依存体質を持つ人は、自分で自分を「誰かに依存しなければ生きていけない弱い人間だ」と決めつけてしまっているのです。 角の立つ言葉で突き放すのではなく「強い人だから大丈夫だよ、やっていけるよ」と伝えることで、相手に自信をもたせてあげることに繋がります。

共依存の背景には、親子関係のトラウマや強い孤独感など、自力ではどうにもできない原因が隠れています。 性格上の問題だと思い込んで共依存だと気づかない人も多いですが、その状態を改善しないままでいると、大切な人をずっと苦しめてしまうことにも繋がりかねません。 親しい友人や恋人がそばにいないと不安でたまらなくなるという人は、一度カウンセリングを受けたり相手と距離をおいたりして、克服する努力をしていきましょう。 共依存体質を克服できれば、あなたの人間関係はより心地よいものになるはずです。