執着気質ってどんなタイプの人を言うの？執着気質な人とうまくやっていく方法とは
執着気質な人ってどんな人？ 今回はその特性や付き合う上での注意点を徹底解説。 「あの人、もしかしたら執着気質な人かも…」と思ったあなた。 この記事では執着気質な人とどのような点に注意すれば上手に付き合えるのか、ということについても具体的に書かれております！ ぜひ参考にしてみてください。
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執着気質の人と接するとき、気を付けるべきこととは？
こんにちは！MIROR PRESS編集部です。
あなたの周りにこんな人はいませんか？
◆負けず嫌いでなんでも張り合おうとする人
◆完璧主義で、周りにも常に完璧さを求める人
◆凝り性で1つのことに集中すると周りが見えなくなる人
それ、執着気質な人かもしれません。
彼らは自分の世界にしばしば浸ってしまい、それを周りに押し付けがちです。
あなたもすでに、そんな執着気質な人たちに巻き込まれ、毎日を辟易としながら過ごしているのでは…
今回はそんな執着気質な人たちの特徴や付き合う上での注意点、さらには上手な付き合い方まで徹底解析いたします。
執着気質で負けず嫌いなのに人生で一度も何かを成し遂げていない
— てぃあ (@tia1105tia) 2017年11月10日
メンタルヘルス研修の講師が、自分はこだわりが強い執着気質で、嫌な出来事と自分を関係づけて考えてしまうクセがあると話していた。 そのクセが出た時は「まぁいいか」を１０回言い気持ちをリセットするそうだ。
— 絵描き保健師 (@nurse_iroen) 2018年3月1日
起きたことに物語をつけず、そのまま受け止めるのは大事だ。
まずは「執着気質」について言葉の意味をご説明
そもそも、執着気質の人とは一体どのような人のことを指すのでしょうか。
少し詳しくみていきましょう。
キーワードは「こだわりの強さ」そして「負けず嫌い」。
この2つの性質を併せ持った結果、生まれてくるのが執着気質なんです。
「執着」という言葉を聞くと見るからに危ない印象を受けますが、多くの執着気質をもつ人は真面目で勤勉、努力家といった評価を受けていることがままあります。
よく言えば熱心で正義感の強い人、しかし、まっすぐな性格ゆえに、彼らは自分を曲げることができません。
そのため、周りの人間が被害を受けることも少なくないようです。
ここからはもう少し具体的に彼らの性格やタイプを見ていきましょう。
執着気質にはこんなタイプがある
執着気質といっても、そのタイプは様々です。
その中でも、執着気質の方々は大きく3つのタイプに分類することができます。
◆負けず嫌いタイプ
◆完璧主義タイプ
◆凝り性タイプ
中には混合タイプの方もいらっしゃるようですが、彼らの多くに上の3つが当てはまります。
ここからは、この3つのタイプを持つ執着気質の人はどのような特徴があるのかを詳しく見ていきましょう。
彼らがどういう心理でどんな行動を取るのか、これらを把握することで彼らと上手に付き合うコツも見出すことができるかもしれません。
人に負けたくない！負けず嫌いなタイプ
このタイプの人はとにかく人に勝ちたいという気持ちが異常に高いんです。
執着気質の人は一つのことに強い執着心を持ちますが、そのうえ、その一つのことに関しては誰にも負けたくないというプライドも併せ持っています。
例えば、仕事で同じ課題を出された人がいる場合、その人に勝ちたいあまり完璧かつ迅速にことを成し遂げようとする、それが執着気質です。
成し遂げるために自分の体や周りの迷惑は厭いません。
深夜まで残業したり、寝ずに作業したり…普通の人なら無茶だと思うような行動を平気で起こしてしまうのです。
まさに猪突猛進！
課題を誰よりも一番に達成させる、そのことだけに彼らは頭の中を支配されてしまいます。
この負けず嫌いタイプに目を付けられた人は、彼らにライバル視され、些細なことでも張り合おうとしてくるでしょう。
真面目で責任感強め！完璧主義タイプ
この完璧主義タイプの人は、自分にまかされた仕事や任務を完璧に達成させないと気が済みません。
これだけ聞くと、大変責任感の強い、頼りがいのある人に思えませんか？
もちろん、そういった評価を得ている人も中にはいるかもしれませんが、執着気質の人は責任感が強い、だけではとどまりません。
こういった人がチームリーダーになると、「妥協は一切許さない」「多少の無理をしてでも俺の言った要求を成し遂げろ」などといった無茶な要求を周囲に求め始めます。
逆に部下になった場合も「クオリティに納得できない」という理由でいつまでも頼んだ仕事を提出しないといったトラブルが生まれることも…。
自分一人だけであれば職人気質として重宝されるかもしれませんが、周りの人間と協力して仕事をすることには向いていないようです。
マニアックでなんにでも凝るところがあるタイプ
完璧主義タイプと似ているところがありますが、こちらのタイプはあらゆることに凝ってしまう人を指しています。
簡単な作業でもとにかく凝るタイプなので、作業効率が悪く、融通がきかないので「もうそれくらいでいいよ」と言われても納得がいくまでそれ以外の作業にとりかかることができません。
もちろん集中力や作業1つ1つのクオリティは高いので、アーティスト気質という面では長所と捉えられることもできるのですが、こちらも周りと歩調を合わせることが困難なため、チーム作業には向いていないです。
では執着気質の人と接するときの《注意点》とは
さて、ここまで3つの執着気質タイプを見てきました。
それぞれに特徴がありますが、やはり「負けず嫌い」「完璧主義」「凝り性」という3つのキーワードは執着気質の人を代表する特徴と言えるでしょう。
このような特徴を持っている人、あなたの周りはいませんか？
おそらく、そんな執着気質の人たちと付き合うことは非常に気を遣うと思います。
協調性がなかったり、感情の起伏が激しいので常に顔色を伺う必要がでてくるでしょう。
ここからは、そうした執着気質の人たちとうまく付き合っていくコツをご紹介していきたいと思います。
細かい指示・相談をする
前述したように執着気質の人たちは完璧主義という特徴があるため、「適当」というレベルがどの程度なのかということがわかりません。
そのため、「適当ってどこまで？」「だいたいって…？」という思考が生まれると彼らはパニックを起こしてしまいます。
彼らがパニックになると我を忘れてヒステリックになってしまったり、イライラを抑えきれずにあなたに八つ当たりをしてしまうこともあるでしょう。
そんな彼らに必要なことは詳細で明瞭な指示出しです。
納期や提出する人間はもちろん、中間的に「30分経ったら一度どこまでできたか報告して」という指示を出すことで、両者が安心して作業することができます。
「頑張りすぎでは？」という言葉はNG！頑張りを褒める
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この鑑定では下記の内容を占います
１）あなたの性格と本質 ２）あなたが持っている才能/適職 ３）あなたが自信を持つ方法 ４）自分が嫌い。変わるには？ ５）幸せになるためにすべき事は？ ６）人生が辛い、つまらない。好転はいつ？あなたの生年月日を教えてください
年月日
あなたの性別を教えてください
彼らは「他人よりも頑張っている」ということがモチベーションになっていることが多いです。
そんな彼らに「頑張りすぎなんじゃない？たまには休むことも大事だよ」という言葉は逆効果。
頑張りを認められていない、むしろ自分の行動を否定された、と感じることもあるのです。
まずは彼らの頑張りを認めてあげましょう。
褒められることで、彼らは自分を認めてくれる人間として少しずつあなたに心を開いてくれるはずです。
そこからまた、少しずつ距離を詰めていってあなたの考えや相手の考えをすり合わせていきましょう。
彼らと付き合うためには何よりも根気強さと丁寧な対応が求められます。
正義感が強めなので、彼らを相手に倫理に反する話はタブー
彼らがもっとも信用していること、それは倫理や法律といった一目で善悪の判断がつくものです。
そのため、少しの倫理違反も許せません。
この考えが間違いではないのですが、彼らが厄介なのは、そのタブーを犯した人間に対して、自らが制裁を加えなくてはという「極端な正義感」です。
歩きスマホをしている人間に対してわざとぶつかっていったり、大声で批判をしたり…
彼らの正義感をなるべく刺激しないように、倫理に関する話はなるべく避けるようにしましょう。
触らぬ神に祟りなし…です！
《執着気質のタイプ別！》彼らとうまくやっていく方法
彼らと上手に付き合うためには、彼らの頑張りを認めてあげたり、丁寧な説明が必要だったりと、相当な気遣いが必要になってきます。
トラブルを避けて関わらないようにできる人は「そんなに気を遣う必要ないじゃん」と思うかもしれませんが、共通の友人だったり仕事仲間であればそうもいきませんよね？
そこで、ここからは彼らとの関係を良くするためにするちょっとした言動を、タイプごとにご紹介します。
あなたの近くにいる執着気質な人が前述したタイプのどれにあてはまるのか考えながら読み進めてみてください。
勝手にライバル視されないように！自分はマイペースと伝えよう《負けず嫌いタイプの場合》
負けず嫌いタイプの人が厄介なのは、自分より優れている、または自分と競い合っていると認識した相手を勝手にライバル視してしまう点です。
すると、彼らはあなたの行動や発言を逐一監視し、あなたが抜け駆けしないか常に把握するようになるでしょう。
そうなってしまう前に、きちんと彼らに「私はマイペースなので、あなたと競い合うつもりはない」ということを明確に伝えてあげましょう。
敵意や競争心がないことがわかると、彼らはあなたに執着する意味がなくなります。
さらに、彼らの頑張りを素直に褒めてあげることで、ライバルという立場から自分を応援してくれる支援者という認識に代わるはずです。
「力を抜いて・１００％は求めてない」リラックス法も教えてあげよう《完璧主義タイプの場合》
完璧主義タイプが常に100%のものを追求している理由の一つに、周囲に認めてほしいからという承認欲求があることをご存知でしょうか。
彼らは内心自分に自信がないが故に、完璧なもの出せば必ず周りから認められるだろうという思考があるのです。
そのためまずは素直に彼らを認めてあげてください。
彼らは承認してもらえる人物には敵意を解きます。
彼らが心を開いた状態で初めて「100％を常に求めてはいない」「もっと力を抜いてやってもいいんだよ」と諭してあげましょう。
もし彼らに「じゃあ100％じゃないなら何％？」「力を抜くってどうやって？どこまで力を抜けばいいの？」というパニックが生じたら、丁寧に、できれば数値的に(80％程度でいいんだよー等)説明してみてください。
相手の得意分野に入り込まないこと《凝り性タイプの場合》
凝り性タイプの人は、自分の領域に入られることを特に拒みます。
それは、自分が唯一発揮できる力の場を誰かに盗られてしまうのではという恐怖心故です。
そのため、彼らの作業をむやみに手伝ったり、やり方を否定することはやめましょう。
最初のうちはどんなに時間がかかっても彼らのやり方を一度は受け入れ、「よくできている」という評価を与えてみてください。
そのうえで、「次はこんなやり方をしてみると効率があがるかもしれない」「こういうやり方をした方が、より君の力を発揮できると思うよ」とアドバイスを加えてあげましょう。
認めてくれた人間の言うことを彼らは素直に聞くはずです。
執着気質の方がいるなら！参考にしてくださいね
3つのタイプを中心に、執着気質な人たちの特徴、そして彼らとうまく付き合うための方法を解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
簡単におさらいしてみましょう。
☆執着気質な人は主に3つのタイプに分けられる
・負けず嫌いタイプ
・完璧主義タイプ
・凝り性タイプ
☆執着気質な人と付き合う上での注意点
・あいまいな指示を出さないこと
・頑張りすぎている行いを否定しないこと
・倫理的な話はなるべく避けるようにすること
☆彼らと上手に付き合うコツは…
≪負けず嫌いタイプ≫マイペースだから、あなたと張り合う気はないと明確に伝えること
≪完璧主義タイプ≫彼らの頑張りを認めつつ、頑張りすぎないでいいことを具体的に教えてあげること
≪凝り性タイプ≫彼らの領域に踏み込まず、遠目からサポートしてあげること
彼らがこのようにあらゆるものに執着してしまうのは、彼らが何かに集中している間はそれ以外の煩わしさから解放されるからであり、完璧なものであれば誰かに認めてもらえるという考えがあるからです。
そんな彼らを真っ向から否定するのではなく、許容しつつ、うまく回りとの協調が取れるよう、サポートしてあげることが重要なのかもしれませんね。
記事の内容は、法的正確性を保証するものではありません。サイトの情報を利用し判断または行動する場合は、弁護士にご相談の上、ご自身の責任で行ってください。
