社会人2年目で仕事ができないと悩む人へ。まだまだ大丈夫な理由と対処法

「社会人2年目なのに仕事できなくて辛い」と悩んでいませんか。 確かに新人ならまだしも、2年目になって仕事できないのは辛いですよね。 気持ちはすごくわかります。 でも、実はそんなに悲観的にならなくていいんですよ。 今回は、まだまだ大丈夫な理由と、仕事できなくて辛いと感じるときの対処法について解説します。

ここでは、社会人2年目ならではの仕事ができなくて辛いと感じる瞬間をご紹介します。 あなたが辛いと感じる瞬間はあるでしょうか？ 一つずつ見ていきましょう。

新入社員が入ってきて教育係になった

「1年目は自分の仕事をやれば良かったのではまだマシでしたが、社会人2年目は新人の教育係になって仕事が倍増になりました。 自分の仕事をしながら新人の面倒も見ないといけないので、すごく辛いです。 自分の仕事が思うように進まず、かなりのストレスになっています」（24歳・男性・プログラマー） 自分の仕事に加えて新入社員の面倒も見ないといけなくなり、キャパオーバーしたという体験談です。 自分の仕事だけなら自分が頑張ればどうにかなりますが、新入社員の教育係となるとそうはいきません。 新入社員が思うように動いてくれず、ストレスとなって自分が仕事できないように感じてしまうんです。

今更分からないことを聞けない

「2年目になったのに細かい質問をするのは恥ずかしくて困っています。 どうして1年もいたのに基本的なことで困ることがあるんだろうと思うと憂鬱な気分です」（20歳・女性・事務） 新入社員の頃はわからないことがあるとすぐに聞いていたという人も、後輩ができて社会人2年目になるとすごく聞きづらいと感じてしまいます。 「そんなこともわからないのか」と言われるのが怖いのと、自分でもこんなこともわからないのかと思ってしまい、落ち込んでしまうんです。

同期は着々と仕事をこなしている

「同期はみんな優秀。 それに比べて自分は…と思うと仕事が辛いです。 学生時代まではそんなに周りとの差を感じることはなかったのですが、社会人になって1年、2年となると同期との差が浮き彫りになって嫌気が差します」（26歳・男性・IT関係） 自分がどうこうではなく、他人と比較して辛いと感じる体験談です。 周りが優秀だと相対的に自分が仕事できないと感じてしまうので、投げ出したくなってしまうんですね。

ケアレスミスを毎日のようにしてしまう

「毎日のようにミスをしては怒鳴られてばかり…。 1年目ならまだしも、2年目になっても怒られてばかりなのはさすがにへこみます」（24歳・男性・営業） ケアレスミスをなくせない人っていますよね。 自分でもどうにかしたいと思っているのに、どうしてもミスを重ねてしまって落ち込んでしまうわけです。 新人じゃないのにミスばかりしているのも辛さを感じる理由です。

自分には人より優れたスキルがないという劣等感

「周りは資格持ちやTOEICの点数が高いなど、優秀な人ばかりです。 対して自分はどうしてこの会社にいるんだろうと思ってしまうくらい平凡な人間です。 周りや友達の話を聞けば聞くほど辛い気持ちになって仕事を辞めたくなります」（23歳・女性・IT関係） 自分は人よりも優れたスキルがなく、平凡だと感じて劣等感を覚えているパターンです。 周りや友達に比べて自分は何もないと思うと、自分が駄目な人間のように感じるんですね。

実は社会人2年目で仕事できないと感じて悩むことはよくあるんです。 ここでは、社会人2年目ならではの辛さについて解説します。

新人に社員教育をしないといけないのに自分ができてない

新人に社員教育をしないといけないのに自分ができていないというものです。 自分ができていないのに教育なんてできるはずがないと思ってしまうんですね。 自分は新人と変わらないんだと感じてしまい、劣等感から憂鬱な気分になってしまいます。 新人もきちんとできていない先輩を見る目はありますから、次第に新人が言うことを聞かなくなるなんてことも…。 余計に自信をなくしてしまい、仕事できないで辛いと感じてしまうのです。

これから仕事ができるようになる見込みがない

将来性が見えなくて辛い気持ちになるというパターン。 自分がこれから仕事ができるようになる見込みがないと感じ、このまま働く意味があるのだろうかと感じてしまいます。 自分が成長していると実感できればまだやる気が出るのでしょうが、全く成長できている気がせず、将来に希望を見いだせないでいます。

同期は成長しているのに自分だけ取り残されてる感

自分があまり成長できていないと感じていても、周りも似たようなものだったらまだ気にならないでしょう。 そういうものだと思って、そのうち成長できると楽観的に考えることができるからです。 しかし、同期が成長しているのに自分だけ全く成長できていないと、取り残されているように感じて仕事が辛いと感じてしまいます。 同期が成長していて自分が成長していないのですから、責任は自分にあります。 「自分が成長しないのは自分が駄目だからだ」と感じて、辛いと思ってしまうんですね。

入社時と何も変わってないような気がする

入社したときと、周りの環境も自分の能力も変わっていないような気がして辛くなるというもの。 冷静に考えたときに自分の成長を感じられないため、「自分は仕事できない人なんだ」と思って辛くなるんです。 「このまま年だけを重ねて人として劣化していくだけ」などと考え、気分が全然上がりません。 先に希望を持てず、辛いという気持ちが勝ってしまうんです。

2年目なのにできないと自己嫌悪してしまう

普通に考えたら、社会人2年目になったら新人の頃より仕事ができるものです。 1年間の経験を積んでいるのですから、そう考えるのが自然でしょう。 自分でも2年目になったら少しは仕事できるようになるものだと思っているので、考えと現実のギャップに悩まされて辛いと思うことがあるんです。 「社会人2年目になったら仕事ができるようになるのに、自分は全然できない、駄目だ」と思って自己嫌悪で苦しくなってしまうわけですね。 自分が考える「普通」に自分が達していないので、仕事できない、辛いと思ってしまいます。

社会人2年目で仕事できないのは辛い、駄目だと感じる気持ちはわかります。 しかし、言ってしまえばそれは考えすぎで、そんなに心配しなくても大丈夫なんですよ。 ここでは、社会人2年目で仕事できないと悲観しなくていい理由を解説します。

自分が思っているほど人は感じていない

自分ではこんなに仕事できない、無能だなどと思っているかもしれません。 しかし、人は自分が思っているほどよりも、あなたを仕事できない人間だと思っていないんです。 厳しいことを言われるかもしれませんが、それは期待してのこと。 もしも本当に仕事ができずどうしようもないと思うなら、厳しいことを言いませんし、簡単な仕事しか任されなくなってしまいます。 仕事に苦労しているのは、それだけ難しいことを任されているということです。 もっと自信を持っていいんですよ。

他にも同じように悩んでいる人はいるはず

周りはみんな優秀で悩みもなさそうに見えるでしょうが、そんな人はまれです。 優秀なのは確かでしょうが、実際はみんな自分なりの悩みを抱えているんです。 そつなく仕事をこなしているように見える人も、実は毎日必死になってやっていて、できる人間に見られるように頑張っているのかもしれません。 悩みがなさそうに見える人が実はネガティブで毎日悩んでばかりというのもよくある話です。 自分が思っているよりもみんな悩みを抱えているものですから、悲観的にならなくていんです。 あなた一人だけ仕事ができないとか、思い悩んでいるということはありません。

もしかしたら他に向いてる仕事があるかもしれない

あなたが仕事できないのではなく、環境や職種が合わないだけという可能性も高いです。 ある職場では駄目社員扱いされた人が、転職した途端周りに感謝されるような存在になったというケースもあるんです。 なので自分が全て悪いという考え方は捨ててください。 自分に合った仕事や職場があるのではないか？と今一度考えてみてください。

他人と比較せずマイペースにこなせばいい

他人と比較する気持ちはわかりますが、比較してもきりがありません。 頑張っても頑張っても上の存在がいて、ずっと気になってしまうことになるからです。 他人と比較しても辛いだけですから、もっとマイペースに仕事をこなすようにしましょう。 自分のペースでコツコツと仕事をこなせばそれでいいのです。

自分がどうなりたいかで未来は変わる

十年後、二十年後に自分がどんな存在になりたいか考えてみてください。 それによって今後どうするべきかも変わります。 社内でエリートコースを歩みたいならもっと頑張らないといけないでしょうし、趣味を楽しむ生活をしたいならそんなに仕事で悲観的になる必要もないでしょう。 今の自分はどれくらい仕事ができて、将来的にどんな存在になりたいかによって、必要なスキルや能力を逆算して出してみてください。 これから自分がどうするべきかわかれば、辛い気持ちもなくなりますよ。

仕事ができる社員になりたいという方のために、社会人2年目の仕事必勝法を解説します。 以下の内容を参考にして、できる自分になっちゃいましょう。

できない箇所をノートに書きだす

自分ができないことをノートに書き出してメモするという方法です。 自分の課題をハッキリさせる効果があるだけではなく、自分が何をできるようになったのか、成長を感じられるというメリットがあります。 何となく仕事をしているという人には特に効果的ですから、自分のできないことや課題をノートに書くのを始めてみてください。

できない箇所は認めて先輩にアドバイスをもらう

一番良くないのは、できない自分を否定することです。 自分ができない事実を認めて、先輩や上司にアドバイスをもらってください。 社会人2年目は、先輩たちから見ると新人と大差ありません。 新人よりはマシというくらいで、まだまだ未熟と思われますし、むしろそれが普通なのです。 なのでできないことを認めてアドバイスをもらうことは何も恥ずかしいことではありません。 できることを増やすためにも、先輩や上司をどんどん活用していきましょう。

これをクリアできたら絶対に成長する

今、あなたはとても苦しんでいます。 仕事できなくて辛い、辞めたいなどと思っていることでしょう。 しかし、その苦しい状況をクリアすると、あなたは絶対に成長できます。 苦しんでいるときは成長しているときなのです。 苦しいから駄目だと思わず、チャンスなんだと考えてください。 今自分に何ができるのか、どうすれば仕事ができるようになるのか考え、行動しましょう。

実績を積んで次のステップアップを考える

今は社会人2年目でほとんど実績がないでしょう。 そこで、仕事の実績を積み重ねることを目標にして、ステップアップを考えてください。 自分がより良くなるために仕事を頑張ると思えば、やる気も出ますよ。 ゲームのレベルをアップさせるような感覚で、楽しみながら仕事の実績を重ねましょう。

新人が入ったら良い手本になれるように内面を磨く

仕事のスキルだけではなく、気の持ちようなど内面を磨くことも大事です。 新人の手本として自信を持って振る舞えば、案外うまくいきます。 多くの記事や自己啓発本などを読むなどして、自分を高めていきましょう。 占いで自分の方向性を示してもらうのもいいですよ。

社会人2年目で仕事できなくてどうしても辛い、我慢できないという人のために、辛いときの対処法について解説します。

家に帰ったら仕事のことは忘れる

オンオフをハッキリさせることで気分を必要以上に下げないという方法です。 家に帰ったら仕事のことは忘れて、自分が好きなことをしてください。 その代わり職場では仕事を頑張ればいいのです。 プライベートはプライベート、仕事は仕事とわけることができれば、一日中落ち込むこともなくなります。

仕事以外に何か楽しみを見つける

仕事以外の時間が充実すれば、仕事を頑張るパワーが身に着きます。 逆に仕事以外の時間が充実していないと、毎日が楽しくなく、仕事も辛いと感じるでしょう。 趣味や恋愛など、仕事以外にも楽しめることを探してみてください。 新しいことを始めてもいいですし、今あるものをさらに楽しむ方向性でもいいでしょう。 とにかくプライベートを充実させて、仕事を頑張るパワーを蓄える方法です。

転職を考える

頑張っても無理、仕事に希望が見いだせないというときは、転職を考えるのもありです。 転職は決して逃げではありません。 今の職場からのステップアップと考えればいいのです。 何かいい仕事があれば、思い切って転職しましょう。 自分の人生ですから、自分が好きなように仕事を選んでいいんですよ。 無理して今の職場に残る意味はありません。

これだけは人に負けないというスキルを身につける

何か一つでいいのでは、これだけは人に負けないというスキルを身に着けてください。 一つでも自信となる武器ができれば、それを生かして仕事ができるようになります。 何も武器がない状態と、一つでも武器がある状態では、精神的な負担は全然違います。 自分は何もできないと思わなくなるので、かなり気が楽になりますよ。

ランチは美味しいものを食べてリフレッシュする

食事は意外と馬鹿にできないもので、おいしいものを食べると元気になりますし、体に悪いものばかり食べると具合が悪くなってメンタルにも影響を及ぼしてしまいます。 もしかしたら、食生活が偏っていることで集中力が落ちて、仕事に影響が出ているのかもしれません。 そこで、おいしいランチを食べてリフレッシュすることをおすすめします。 おいしいものを食べて健康的になるだけではなく、気分転換になってまた仕事を頑張ろうという気持ちになれますから。 自分にご褒美を与えるのは大事です。

社会人2年目で仕事できないことで辛いと感じる人は多いです。 社会人2年目で仕事できないと悩んでいるのは自分だけではありませんし、悲観的にならなくていい理由もたくさんあります。 将来の自分を考え、自分がどうしたらいいのか一度ゆっくりと考えてみましょう。 今回ご紹介した対処法を参考にしつつ、今の辛い気持ちを乗り切ってください。