友達への嫉妬をなくすコツ！逆に嫉妬してくる友達にはどう対処すればいい？

いつも一緒にいる身近な存在だからこそ、時には友達に嫉妬してしまうこともあります。 では、どのようなシチュエーションで友達に嫉妬することが多いのでしょう？ まずは、友達に嫉妬した瞬間について見ていきましょう。

友達に素敵な彼氏ができた時

「親友に彼氏が出来てこの間、初めて会ったのですが、イケメンで正直嫉妬しました。 しかも家は超お金持ちで性格も良くて、大企業勤めで将来有望と聞いて…。 親友にこんな感情を抱くのはどうかと思いますが、彼氏もいない私からすれば羨ましい限りです。 親友が彼氏の話をする度に嫉妬の感情と戦っていますが、嫌味を言ってしまいそうで怖いです」（25歳・事務） このように、友達に素敵な彼氏が出来た時に嫉妬してしまう場合もあるようです。 素敵な彼氏に愛される友達が「羨ましい」と思ってしまうようですね。 友達が幸せそうだと自分も嬉しいですが、どうしても自分の今の現状と友達を比べて嫉妬してしまうのでしょう。

友達がみんなから褒められてる時

「同じグループ内の友達がすごく可愛くて、初めのうちは私も『可愛いよね』などと褒めていたのですが、その子は毎日何かしらみんなから褒められていて、次第に嫉妬の気持ちが湧いてきました。 私なんて一日の内で一度も褒められてない、と感じて勝手に嫉妬しています。 嫉妬の気持ちを表に出すことはありませんが、側で見ていて最近はイライラしてしまいます」（20歳・大学生） このように、友達がみんなから褒められている時に嫉妬してしまう人もいるようです。 自分が普段褒められる機会が少ないと「どうして私は褒められないのに、あの子は褒めてもらえるの」と嫉妬してしまうようですね。

友達が他の人と仲良くしてる時

「友達が最近やけに私との誘いを断るな、と思っていたらSNSで私の知らない友達と仲良さそうに映っていたのを見て嫉妬してしまいました。 別に恋愛感情はありませんが、何だか友達をとられてしまったような気がして嫉妬してしまいます。 私の誘いを断っていたのも『この子の方が優先なの？』と思ってしまい、何だかモヤモヤしています」（27歳・会社員） このように、友達が他の人と仲良くしている時にも嫉妬の感情が湧いてしまうようです。 恋愛感情ではありませんが、いつも仲良くしていた友達をとられてしまったかのような気分になり嫉妬してしまうようですね。

友達が幸せそうにしてる時

「私って、性格悪いのかな？とこの間、思った事があって…、友達が何だか幸せそうにしていて嫉妬の気持ちが湧きました。 その時の私は彼氏に振られて財布も落として散々な目にあって落ち込んでいたのですが、その横で友達が幸せそうに彼氏とメッセージのやり取りをしているのが見えて嫉妬してしまいました」（33歳・会社員） このように、本来喜ぶべきはずの友達が幸せそうにしている時にも嫉妬してしまう事があるようです。 自分と友達を比較してしまうからこそ、嫉妬してしまうのでしょう。 しかし自分の状態が良いと、友達が幸せそうにしていても微笑ましいだけのはずです。

友達が自分が欲しかったものを持っていた時

「期間限定のメイクセットがあって、数量限定だったんで買えなかったんです、朝から並んだのに…。 すると翌日、会社の同僚がそのメイクセットを持っているのを見て、嫉妬の感情が湧いてしまいました。 その同僚とはとても仲が良くてよく飲みに行ったりもするのですが、何だかその日は話しかける気にもなれず、そっけない態度をとってしまい後から反省しました」（35歳・販売） このように、自分が欲しかったものを友達が持っていた時にも嫉妬してしまうようですね。 凄く欲しくても手に入らなかったものを友達があっさり持っていたりすると、「私は買えなかったのに」という理不尽な感情が湧いてしまうのでしょう。

普段は仲良しなのに、ふとした時に湧いてくる友達への嫉妬心。 どうして嫉妬心が生まれてしまうのでしょう？ ここからは、友達への嫉妬心が生まれる仕組みについて見ていきましょう。

誰よりも身近に感じている相手だから

友達ってとても身近な存在ですよね。 家族とはまた違った身近さがあります。 家族にも話せないような事でも、不思議と友達には話せたりします。 ですが、誰よりも身近に感じている相手だからこそ、嫉妬してしまうのでしょう。 身近に感じていた存在が急に自分の知らない一面を見せてきた時に、思わず嫉妬の感情を持ってしまいます。 誰よりも友達のことを分かっていると思っていても、知らない一面を持っているのは皆同じです。 しかし身近な存在故にその知らない一面を認めたくない、という感情が出てきてしまうのですね。

友達は自分と同じレベルだと思っているから

友達はみんな自分と同じレベルだと思って接していて、その期待が裏切られた時に嫉妬心が湧いてしまうことも考えられます。 自分と仲がいいのだから友達も自分と同じレベル、と無意識の内に思っていたのでしょう。 しかし、同じレベルではないということが発覚してしまった時に、嫉妬してしまうことがあります。 例えば友達が幸せそうにしている時や、友達に素敵な彼氏が出来た時など、「自分と同じ」と思っていたものが一瞬で崩れてしまうことで「同じじゃなかったんだ」と思い知ってしまうのですね。

いつも共感できる相手だから

友達はいつも共感できる相手だと思っていると、共感できない時に嫉妬してしまうことがあります。 身近な存在でいつも一緒に過ごしていると、自然と共感できる相手だと認識してしまうのでしょう。 ですが、一部共感し合える部分はあっても、人間ですから共感できない部分もある訳です。 その「共感できる」という期待を裏切られた時に嫉妬心が湧いてしまうのでしょう。 例えば自分が欲しいと思っていたものを友達が持っていた時に、「買えなくて残念だったという気持ちを共感し合えると思ったのに、友達は自分の欲しい物を持っている」となれば共感は出来ませんよね。 このように、共感出来ないからこそ、嫉妬してしまうのです。

友達への嫉妬は嫉妬した本人の気持ちもモヤモヤさせてしまうため、出来れば友達に対する嫉妬を無くしたいですよね。 そこでここからは、友達への嫉妬をなくすコツについて見ていきましょう。

友達のことを羨ましいと素直に認める

嫉妬心とは、元は「羨ましい」と言った気持ちのことです。 まずは友達のことを羨ましいと素直に認めましょう。 羨ましいと思う気持ちを認めずに、見て見ぬふりをし続けているといつか嫉妬心で友達に心にもない言葉を言ってしまったりするかも知れません。 そうならないためにも、まずは羨ましいという気持ちを認めてあげることが大切です。 羨ましいという気持ちを認めることで、激しい嫉妬心を燃やすこともなく「今自分は友達の事が羨ましいと思っている」という事実を客観的に認めることが出来るはずです。

自分も負けないように頑張ろう！と前向きに捉える

嫉妬心を持つということは「友達と比較して自分が負けている」という事を認めたくない気持ちを少なからず持っているという事です。 ですので、「負けたのが悔しいから嫉妬する」というネガティブな感情ではなく、「自分も負けないように頑張ろう」と前向きに捉えることが大切。 前向きに捉えることで「頑張ろう」という気持ちが湧いてくるので、ネガティブな感情に押しつぶされずに友達と接することが出来るでしょう。 そうすれば、モヤモヤとした気持ちになることもありませんね。

どうしたら友達に近づけるのかを考える

嫉妬するということはその友達のことを「羨ましい」と思っているという事ですが、羨ましいと思うのは友達のどのような部分なのか考えてみて下さい。 そしてどうすれば自分もそのようになれるのか、一度じっくり考えてみましょう。 例えば友達が幸せそうにしている様子に嫉妬してしまいそうになった時は、自分も友達のように幸せそうになるためにはどうすればいいのかを考えるのです。 「友達はちょっとした嬉しい事があっただけで幸せそうにしているな」などと分かれば、その考え方を参考にして、小さなことにも感謝して生活していると少しのことで幸せ気分に浸れて友達に嫉妬することもなくなるはずです。

嫉妬＝自分磨きの発奮材料に変える

嫉妬の感情をネガティブに捉えるのではなく、嫉妬心を自分磨きの発奮材料に変えるという方法もあります。 例えば誰からも褒められる可愛い友達に嫉妬してしまうのなら、自分もその友達みたいになれるよう自分磨きをするのです。 ですが自分磨きって、ダイエットなどの根気が必要なことも多いですよね。 モチベーションが長続きしないことも多いですが、しかし、そこで嫉妬心を発奮材料に変えて「あの子みたいに可愛くなるんだ」という気持ちを持ち続ける事で結果的に自分磨きが成功することもあるでしょう。 捉え方次第で、自分をより高めてくれる最高の要素にもなるのが嫉妬心なのです。

嫉妬しちゃうよ～と本人に言う

嫉妬してしまうという事はなかなか友達本人には言いづらいかも知れません。 ですが、嫉妬の気持ちを相手に伝えずにため込んでしまうと、モヤモヤとした気持ちになってしまいますよね。 そこで、嫉妬してしまうということを友達本人に言ってみて下さい。 真剣に「嫉妬する」と言われると友達も困ってしまいますが、「嫉妬しちゃうよ～」と軽く伝えることで冗談のように受け取ってくれるでしょう。 冗談っぽく伝えるだけでも、直接本人に気持ちを言えたことで嫉妬心が和らぐはずですよ。

自分が友達に嫉妬してしまった時は、自分の気持ちの問題なので考え方も変えていけますが、反対に友達に嫉妬されてしまった時はどうすれば良いのでしょうか？ 最後は、友達に嫉妬されてしまった時について見ていきましょう。

自分が自慢し過ぎてないか考える

友達に嫉妬されてしまったなら、自分に原因があることもあります。 友達に必要以上に自慢し過ぎていると、友達があなたに嫉妬してしまうこともあるでしょう。 自分が友達に自慢しすぎていなかったか考えてみて下さい。 もし「自慢しすぎていたかも」と思い当たる節があるなら、友達が嫉妬してしまったのはあなたにも原因があるということです。 これからは友達に自慢しすぎることがないよう気を付けることで、友達からの嫉妬を減らせるはずですよ。

気にせずやり過ごす

友達に嫉妬されて自分自身に原因がないのなら、気にせずやり過ごしましょう。 自慢している訳でもないのに友達が嫉妬してきたのなら、それは友達の考え方の問題なのでどうすることも出来ませんよね。 「嫉妬されて嫌だな」と思うかも知れませんが、必要以上に深く考え過ぎず、上手くその場をやり過ごしましょう。 友達もずっとあなたに嫉妬していると疲れてくるので、気にせずやり過ごしていればその内友達の考え方も変わり、嫉妬されなくなるはずです。

嫉妬されることを喜ぶ

嫉妬されるということは、あなたがそれほど周囲から魅力的に思われているという嬉しいことです。 「羨ましい」「良いな」と思われているという事でもあるため、悲観的になる必要はありませんよね。 むしろ、嫉妬されることを喜びましょう。 嫉妬されて喜ぶことで嫌な気持ちになることがありませんし、逆に嫉妬されると嬉しい気持ちになるので嫉妬をマイナスの感情だと思わなくなります。 そうすれば友達の嫉妬も「嬉しいこと」として受け入れられるはずです。

いかがでしたでしょうか？ 友達への嫉妬は「醜いもの」と思ってしまいがちですが、考え方を変えることで嫉妬心がプラスの感情へ変わっていくこともあるようですね。 友達という身近な存在だからこそ、自分と比較したり期待を裏切られたような気持ちになって嫉妬してしまうことは仕方がないことです。 友達に変化を求めるのではなく、自分の考え方を変えていきましょう。 また、反対に友達に嫉妬されてしまった時も悩むのではなく嫉妬をやり過ごし、自分に原因が無かったかどうか考えてみて下さい。 自分に原因がない嫉妬心は「嬉しいもの」として捉えてポジティブに考えていきましょう。 嫉妬と上手くお付き合いして、これからも友達との関係を続けていきましょう！