友達がいらない理由とは？友達がいないメリット・デメリット

友達がいらない…そう思っている人も少なくないはずです。 まずは、友達がいらないと思う理由を10つ、ご紹介します。 詳しく見ていきましょう。

一人でいることが好きである

一人でいることが好きなのです。 自分から人を遠ざけているのではなく、ただ誰かといるよりも一人でいる時間の方が有意義気に感じるだけ。 友達がいなくても一人の時間を楽しむことができるため、友達がいなくても平気と思っているのです。 趣味がある、仕事が楽しい、一人で出かけるのが好きなど、友達がいなくても自分なりに楽しむことができるため、寂しさや孤独を感じることがないのでしょう。 もちろん、人数は多くなくても友達はいるはず。 しかし、友達と一緒にいなくてもそれなりに楽しめて、有意義で自由な時間が過ごせるため、友達がいなくてもまったく問題はないのです。

そもそも人付き合いがめんどくさい

そもそも人付き合いがめんどくさいと思っている人もいます。 人付き合いをすることは、相手に合わせたり、気遣いをしたりと結構疲れてしまう部分もあるものです。 それがめんどくさいと思ってしまっているため、あまり深く人と仲良くなろうとしないのでしょう。 話を合わせないといけない、相手の気持ちを考えないといけない、いつも楽しそうにしていないといけないという状態が、自分らしくいられないと感じ、ストレスになってしまうことも。 疲れやめんどくささ、ストレスを感じるくらいならば、友達はいなくてもいいかもと思ってしまうのです。

人と馴れ合いになるのが苦手

人と馴れ合いになるのが苦手という人もいるでしょう。 最初は誰だって人に気を遣い、相手の気持ちを考えて行動したり、言葉を発したりするものです。 しかし仲が良くなるにつれて、この人なら何を言っても、何をしても大丈夫という気持ちが生まれてしまいます。 その結果、相手を平気で傷つけてしまったり、相手に気を遣わずに自分本位にしすぎてしまうようになるのです。 もちろん、それはお互いに仲が良く、信頼できる関係だからこそできることでもあります。 しかし、そんな状態ではお互いに良い関係を保てなくなる、そういった関係性が苦手だと思うため、馴れ合いになってしまうくらいならば友達はいらないと思ってしまうのでしょう。

家族や身近な人といる方が好き

家族や身近な人といる方が好きな人もいるでしょう。 もちろん友達といるのも楽しいと思うのですが、それ以上に楽しいと思えるのが家族や身近な人であり、友達がいなくてもそれで満足なのです。 家族や親戚、配偶者ならば信頼関係もあるので、何でも話すことができ、気を遣うこともありません。 自分らしくいられる場所であり、めんどうな人間関係もないのです。 それだけ仲の良い関係ならば、友達がいなくても楽しい時間を過ごすことができます。 友達といることが嫌なわけではなく、友達よりも家族や身近な人といる方が好きなだけで、そちらの方が自分が楽でいられるため、友達よりも大事な存在なのです。

仕事や家事が忙しい

仕事や家事が忙しいため、友達はいらないと思うこともあります。 別に人付き合いが苦手だと思っているわけではなく、単純に自分のことで精一杯なので友達を作る暇も余裕もないのです。 毎日遅くまで仕事をしていたり、一日中家事をしていたら友達に会う時間もありませんし、体力もないでしょう。 暇な時間はなく、自分のことや家庭のことで手一杯なので友達がいても時間を作ることができません。 仕事や家事だけで一日が終わってしまうので、この生活ならば友達はいなくても平気と感じ、友達はいらないと思ってしまいます。 暇があれば友達と会いたいと思うかもしれませんが、今はその余裕がないのです。

友達を信じられない

友達を信じられないから、友達はいらないという人もいるでしょう。 過去に裏切られた経験がある、いじめられたことがあるなど、トラウマを抱えている人はどんなに仲が良くなっても、人を信用することができません。 そういった経験がなくても、所詮他人だからと警戒心を持ってしまう人もいます。 誰かに自分の秘密を話される、悪口を言われる、他に友達ができたら離れていくなど、友達に対する疑いを持ってしまうため、心から信用して付き合うことができないのです。 信用して裏切られたら自分が傷つくと思ってしまうと、相手に対して壁を作ってしまうのは当然。 そんな気持ちでいても楽しいと思うわけがなく、自分もしんどいでしょう。 こんな不安や疑いを持つくらいならば、友達はいなくてもいいと思ってしまうのです。

人に合わせるのがしんどい

人に合わせるのがしんどいから友達はいらないと思うのです。 自分が興味ないことでも話に乗らないといけない、相手の雰囲気を察してテンションを合わせないといけないなど、自分を主張できないと感じることもあるでしょう。 もちろん、それをまったく気にせずに人と付き合う人もいますが、全員がそうではありません。 相手に不快な思いをさせないように、相手が傷つかないように気を遣い、合わせてあげる人がほとんど。 しかし、相手に合わせるのは自分を抑えることになるため、正直しんどいと思ってしまうこともあるのです。 自分の気持ちではなく、相手の気持ちを優先してあげる優しい人だからこそ、そこに負担を感じてしまうでしょう。

同性の友達にはなにかと気を遣うので疲れる

同性の友達はなにかと気を遣うので疲れるという人もいるでしょう。 特に女性は、そう思うことが多く、どんなに仲が良くてもうんざりしてしまうことが多いのです。 思ってもいないのにお世辞を言ってしまったり、友達が悪いと分かっているのに味方しなければならない、また共感してあげないといけなかったりと、本音ではなく建て前で付き合ってしまうことがあります。 異性ならば、本音を言っても共感をしなくてもお互いに別の性別だからこそ、分かり合えることや勉強になることもあるでしょう。 しかし同性だと、少しの本音が関係を崩す原因になることがあるため、気を遣ってしまい、疲れてしまうのです。

結婚をして価値観が合わなくなったから

結婚をして価値観が合わなくなってしまうこともあります。 自分の環境が変わったことで話す内容も変わっていくため、独身時代に仲良くしていた人と話が合わなくなることも多いでしょう。 結婚をすれば金銭面での価値観、大切にしたいものの優先順位、子供に対する考え方も変わっていくため、独身の友達とは価値観が合わないくなったと感じてしまうことがあります。 話していても楽しくない、意見が食い違ってしまい雰囲気が悪くなるといった状態になることもあるのです。 その結果、友達はいらないと思ってしまい、徐々に疎遠になることも多いでしょう。 今は家族がいるからこそ、友達がいなくても平気と思えるのです。

自分のやりたいことを優先したい

ただ、自分のやりたいことを優先したいだけの人もいます。 友達がいらないというよりも、今自分にはしたいこと、優先したいことがあり、それに時間を使いたいのです。 友達と会う時間を作ってしまうと、その時間を割くことになってしまい、自分がやりたいことに時間を費やすことができなくなってしまいます。 資格を取りたい、仕事を頑張りたい、趣味に没頭したいなど、友達よりも優先順位が高いものがあるからこそ、今は友達がいらない状態なのです。 気持ちが落ち着き、今の状況と変わればまた友達が欲しいと思うかもしれません。 しかし今は、友達よりも自分のやりたいことに一生懸命になりたいと思っているため、友達はいらないのです。

ここからは、友達がいないメリットとデメリットをご紹介していきます。 まずは、友達がいないことで得られるメリットを一緒に見ていきましょう。

自分だけの時間を多く持てる

自分だけの時間を多く持てることはメリットのひとつ。 友達と会う時間をなくし、その時間を自分のためだけに使うことができるのです。 趣味に没頭したり、家で一人映画を見たり、仕事に集中したり、好きな場所へ旅行したりと、自分がしたいことに迷わず挑戦することができます。 誰にも邪魔されない自由な時間であり、一人でいること、できることを思う存分楽しむことができるのです。 一人で何でも挑戦できる人、一人の時間が好き、自由でいたいと思う人は、自分だけの時間が多く持てることがすごくメリットと感じるでしょう。 自分だけの時間なので、誰かに気を遣うこともなく、好きなだけ好きなことができるのです。

人間関係に振り回されない

人間関係に振り回されないようになります。 人に気を遣う、人に合わせるなどといったこともなくなれば、いじめや喧嘩、恋愛沙汰などに巻き込まれることもなくなるのです。 人に振り回されることで、自分もイライラしたり、傷ついたりしてしまうことが多く、精神的に疲れてしまうことも多いでしょう。 しかし友達がいなければ、そんなめんどうな人間関係もないため、疲れることもストレスを溜め込むこともないのです。 人に気を遣いすぎる人、自己主張ができない人は人間関係に振り回されがち。 そんな他人を優先しやすい人こそ、人間関係に振り回されなくなるということはメリットに感じるでしょう。

好きなことを好きなだけできる

好きなことを好きなだけすることができるのも、メリットでしょう。 一人でいるということは、自由な時間がたくさんあるということ。 ですので、一人旅やショッピングなど自分にお金をかけることもできますし、ひたすら趣味に没頭することもできます。 何もしたくない日ならば、ずっと寝ていても予定はないため、誰かに迷惑をかけることもありません。 自分がしたいことを好きなだけすることができ、自由な時間を満喫することができるでしょう。 友達と会う、連絡を取るなど友達に時間を割くこともないのです。 人に時間を取られたくない、好きなことだけをしていたいという人にとっては大きなメリットでしょう。

全てにおいて自己責任で判断し気持ちを強く持てるようになる

全てにおいて自己責任で判断し、気持ちを強く持てるようになります。 友達がいると、意見に流されてしまったり、自分の決断が間違っているかもと不安になってしまうことがあるでしょう。 しかし、友達がいなければ人に意見を求めることはせず、自分の判断と気持ちで動くことになります。 全て自己責任になるため、良い方向に進めばそれが自分の自信になり、悪い方向に進んでしまっても、自分を改め直すことができるのです。 友達の意見に流されてしまうと、友達のせいと自分ではなく相手を恨んでしまうこともあります。 しかし友達がないことで、しっかりと自分自身と向き合い、どんどん自分を成長させることができるのです。

噂話や悪口に巻き込まれない

噂話や悪口に巻き込まれないで済みます。 友達といると良い話だけではなく、悪い話も回ってくるものであり、嫌でも耳に入ってしまうものです。 誰かの噂話や悪口は聞いていて気持ちのいいものではありませんし、聞いたあなたもその友達の味方だと思われてしまうこともあります。 そこでまた人間関係壊れたりすることがあるため、友達がいることでそこに巻き込まれてしまうのです。 しかし、友達がいなければそんな悪い話を聞く機会もありません。 自分が嫌な気持ちになることもなく、誰かを嫌いになることもなくなり、マイナスな感情を持つこと自体が少なくなっていくのです。

ここまで、友達がいないメリットを見ていきました。 しかしメリットがあるということはデメリットもあるということです。 つづいて、友達がいないデメリットをご紹介していきます。

人との距離感がわからなくなる

人との距離感がわからなくなってしまいます。 距離を縮めすぎて不快感を与えてしまったり、逆に相手がすごく親しく接してくれているのによそよそしい態度になってしまったりと、相手との距離感を上手に掴めなくなってしまうのです。 元々人と関わるのが苦手な人は、距離感がわからないことで、もっと苦手意識を持ってしまい、どんどん孤立してしまうでしょう。 ですので、友達をすべてシャットアウトするのではなく、ある程度人と関わることをしていかないと仕事や学業、恋愛においても支障をきたしてしまい、対人恐怖症になってしまう恐れがあります。

相談相手がいない・孤独や不安感を感じやすくなる

相談相手がいないことで、孤独や不安感を感じやすくなってしまうのは、デメリットのひとつです。 人はそんなに強い生き物ではないため、つらいことがあったり、傷つくことがあったら誰かに話しを聞いて欲しいと思ってしまうもの。 しかし友達がいないと、その気持ちを吐き出すこともできません。 一人で抱え込むことになってしまうことで、誰も自分を労わってくれる人がいないと思い、孤独や不安感を感じやすくなってしまうのです。 その孤独や不安感は精神を追い詰めることもあり、鬱になってしまったり、生きることが嫌になってしまうといった危険な状態を招くこともあります。 信頼できる人が一人でもいれば、相談相手ができ、気持ちを吐き出す場所を作ることができるでしょう。

楽しみを分かち合える相手がいない

楽しみを分かち合える相手がいないのも、デメリットのひとつ。 楽しいことがあっても誰かに話すことができませんし、喜びを一緒に分かち合ってほしいと思っても、聞いてくれる人はいません。 誰も自分の楽しさに共感してくれないため、寂しさを感じてしまいます。 もちろん、一人で楽しめればそれでいいという人もいるかもしれませんが、中には楽しさを分かち合ってほしいと思う人もいるのです。 人と楽しみを分かち合えないならば、楽しいことがあってもしょうがないと思ってしまい、自ら挑戦することや好きなことを放棄してしまうこともあります。 その結果、刺激やときめき、喜びといった心動かす瞬間をなくし、退屈な日々を過ごすことになってしまうのです。

友達はいらないと思っていても、縁を切る前に考えてほしいことが4つあります。 後悔しないためにも、一度じっくり考えてから答えを出してください。

友達に対する自分の接し方を見直してみる

友達に対する自分の接し方を見直してみましょう。 馴れ合いになっていないか、無理をしすぎていないか、相手を不快にさせていないかなど、接し方を見直すことで改善点が見てくるかもしれません。 改善点が分かれば、そこを直していくことで友達付き合いをしんどいと感じることなくなっていくでしょう。 もちろん、人によって何が良くて、何を不快に感じるかは変わっていきます。 相手によって距離感を変える、話し方を変えることも友達付き合いにおいては大事なこと。 すべての人間が同じ価値観や考え方と思わず、人それぞれ違うということを意識し、一度自分の接し方を考えてみてください。

とりあえず距離を置いて必要な付き合いかどうか考える

とりあえず距離を置いてみるのもいいでしょう。 一度友達と距離を置くことで、自分の気持ちを整理する時間を作ることができます。 本当に必要な付き合いなのか、無理して付き合っているのではないかということ、一度考えてみてください。 そうすることで、自分が本当に信頼できる友達や上辺だけの友達を見分けることができます。 すべての友達が必要ないと思えば縁を切ってしまっても構いませんが、この人とは仲良くしていきたい、この人は信頼できると、自分が必要と思える友達とは縁を切らずに、変わらず交流を続けてみましょう。 自分が必要と思える友達ならば、きっと相手もあなたのことを必要としているはずですよ。

自分が無理をしていることを率直に伝えてみる

自分が無理をしていることを率直に伝えてみてください。 それでもし、友達関係が終わってしまうようならば、そこまでの関係だったということです。 しかしあなたのことを本当に大切にしてくれている友達ならば、その意見を受け止めてくれます。 どうしたらあなたが無理をしないでいられるかを、一緒に考え、対応してくれるでしょう。 あなたが本音でぶつかることで、友達も本音をさらけだしてくれます。 そこでやっと本当に信頼できる友達としてお互いに認識することができるため、一度あなたも本音で相手にぶつかってみてください。 メールやLINEといった文章だと誤解をされてしまう可能性があるため、できたら直接会って話をしましょう。

気の許せる友達数人に限定して付き合ってみる

気の許せる友達数人に限定して付き合ってみるのもいいでしょう。 友達は、たくさんいるからいいというわけではありません。 あなたも相手もお互いに気を許し合うことができ、お互いを大切と思えることこそが一番重要なことなのです。 もしあなたが友達を限定して、そのまま疎遠になってしまったのならば、その程度の仲だったということ。 気の許せる友達とならば、あなたもしんどい思いや、ストレスを溜め込むことなく友達付き合いを続けることができます。 あなたが会いたいと思える人、信頼できると思える人にだけ時間を作ってみてください。 気を許すことができない友達とは、誘われても無理に会う必要はなく、何かと理由をつけて距離を置いていきましょう。

いかがでしたか？ 友達がいらないと思うことは何も悪いことではありません。 誰だって、友達付き合いに疲れてしまうことはあるのです。 しかし、本当にその友達はあなたにとって必要がない人間かどうか、しっかりと考えることが大事。 必要だった友達まで切ってしまうと、後から自分自身が後悔してしまう可能性があるからです。 無理にたくさんの友達と付き合っていく必要はありません。 あなたが信頼でき、会いたい、楽しいと思える人だけを限定して付き合っていければそれだけで十分なのです。 メリットとデメリットをしっかりと確認しつつ、今後の付き合いについて考えてみてくださいね。