DJが結婚できない3つの理由

華やかな職業のイメージが強いDJ。 ダンスフロアを自由自在に操る姿はとてもかっこよく、異性からのお声かけは非常に多いのですが、いざ結婚相手となるとなぜか敬遠されてしまう。 それは一体なぜなのでしょうか？ 今回はDJに結婚が難しいと言われる理由と、解決策を考えていきましょう。

DJは職業柄、男慣れや女慣れしてそう…と思われてしまいがちです。 また、夜遅くまで活動しているのでいざお付き合いが始まった時に不安という声もあるかもしれません。 DJの結婚できない理由として考えられることを見ていきましょう。

チャラそうに見られる

まずDJの方はチャラそうに見える点が結婚に向かない理由と考えられます。 しかし、それはDJという仕事である以上仕方ないところ。 おしゃれなクラブやバーなどでDJプレイをするにあたって、極端な話、瓶底めがねに三つ編みで行くわけにはいきませんよね？ ある程度髪を染めたり流行に合わせた服装をする必要がありますが、それを客観的に見たらどうしてもチャラいという印象を与えてしまいます。 実際に、お客様を楽しませる音楽構成やプレイを考えるなど、職人肌で研究熱心な人じゃないと務まらない仕事ですが、残念ながら第一印象からは伝わりづらいのが現状です。 また仕事を継続する上で、お客様や同業者からの絡みを邪険にできない部分があります。 決してチャラい＝人付き合いが多い訳ではないのですが、相手も華やかな人が多いのでそんなイメージを持たれてしまうのかもしれませんね。 仮にお付き合いや結婚に至ったら…と想像したときに、誰とでも親しくなれる点に嫉妬してしまったり、帰りを待つ間そわそわして嫌な気分になるぐらいなら、初めから結婚相手に選ばない、という人も多いのではないでしょうか。

生活リズムが普通の異性とは合わない

DJには、フリーランスDJと呼ばれる専業で仕事をしている人と、他の仕事と兼業しながらDJをしている人の２パターンに分かれます。 どちらにしても、お仕事をする時間帯は夜のクラブやバーの営業時間である18時～閉店まで。 自分の出番以外の時間でも、お店の店主やイベントの主催者への挨拶周りや打ち合わせ、他のDJに対する挨拶周りなどがあり、結局閉店時間まで拘束されてしまうことがほとんど。 さらに都内では仕事が終わっても終電が終わってしまい、始発を待たないと帰れなくなることもあり、拘束時間は長いです。 昼夜逆転の不規則な生活のため、どうしてもサラリーマンやOLさん等、多くの人と生活リズムが真逆になってしまいます。 ましてや兼業となると、昼間はアルバイト、夜はDJとさらに多忙になり、恋人と会う時間や連絡を取る時間の確保ができるかどうか疑問ですね。 会いたいときに会えないことから、恋人や気になる人と少しずつ距離ができてしまう事も多いでしょう。

トップになれば話は変わるが基本的に収入はそこまで高くない

DJの推定年収ランキングというものがあります。 それを見ると、なんと、10位の方で10億円の収入を得るそうです。 ちなみに1位の方は48.5億円…一生遊んでもおつりが来そうな金額ですね。 しかし、一般的な収入は、１回40分~50分仕事をして5,000円～10,000円程度というのが現状です。 仮に1日8,000円で20日間仕事をしたとしても、月収160,000円程度でしょうか。 さらに、音源となるCDはすべて自腹で購入。 社会保険に対応していない会社も多く、自分で加入しなければいけないという出費もあります。 安定した職業とも言えません。 お店専属の社員だとしてもそのお店自体が長く続くという保証がなく、仮にお店がつぶれてしまったら失職してしまうという、リスクも大きい世界です。 確かに当たれば大きいですが、結婚相手に選ぶには勇気のいる業種という印象ですね。

いろいろと原因を見てきましたが、やはり気になるのはチャラいという部分と、生活リズムの違いでしょうか。 それではどうすればいいのか、解決策を紹介していきます。

DJはモテる。遊びではなく真剣に付き合う意識を！

DJの方はその見た目と社交性の高さから、たとえ真剣にお付き合いをしていても、「もしかして遊びなんじゃ…？」と不安に思われやすい職業です。 もし結婚をしたい気持ちがあるならば、真剣に相手と付き合いましょう。 ほかの職業より異性との関係について誤解されやすい環境である以上、連絡をマメにする、相手を気遣う等の愛情表現を人の倍以上に増やしてちょうどいいぐらいです。 お相手が全然気にしないタイプならいいですが、自分の恋人や結婚相手が、仕事とはいえ夜にお酒の場で異性と会ったり絡まれたりするのは面白くないもの。 「自分を信じていないのか！」と開き直るのではなく、「いつも不安な思いをさせてごめんね、快く送り出してくれてありがとう」と感謝の気持ちをたくさん伝えて円満な関係を築くことが重要です。

生活リズムについて悩むのであれば音楽の知識を活かした転職もあり

もし生活リズムの違いに悩むのなら、DJで培ったスキルを活かして音楽業界に転職するのも一つの手です。 例えば、普段DJの仕事で実際に音楽機材を扱っているので、機材やCDの販売でしたら使用者としての意見を交えた販売活動ができるという強みがあります。 もっと人を楽しませる仕事がしたいという事であれば、ダンスフロアに集まったお客様を楽しませ続けた企画力を活かしてイベントの企画をしたり、今まで自分がしてきた準備のスキルをイベント設営に活かすという方法もあるでしょう。 いずれも昼夜逆転するようなお仕事ではないので、今までのように気になる人がいるけど会う時間がない！という事態にはなりません。 結婚相手との出会いやお付き合いに割ける時間が増えるという事は、それだけ結婚につながりやすくなりますから、真剣に結婚を望んでいるなら考えてみるのもアリです！

DJが結婚できない理由と対策についてまとめました。 研究熱心で努力家じゃないと務まらない職業にもかかわらず、世間からはチャラいイメージを持たれてしまう、大変なお仕事ですよね。 お相手との交際を真剣に考え、どうしても生活リズムの違いがネックになる場合は転職を視野に入れることで、結婚に至る交際ができる可能性は高まります。 少しでも参考になる部分があれば幸いです。 あなたの幸せを祈っています！