40代での中絶、後悔する…？高齢出産に悩んで中絶することも多いのが40代

こんにちは！MIROR PRESS 編集部です！ 40代で妊娠が発覚したとき、産むか産まないか年齢的なこともあり悩むことも多いですよね。 実は、40代での妊娠は、高齢出産のため悩んだ末に中絶をする人も少なくありません。 では、後悔をしないためには、どのようにするのがベストなのでしょうか？ 今回は、そんな女性の心理を探るため、MIRORに届いた声を紹介します。 40代で中絶することのメリット・デメリットを踏まえながら、具体的なケースと合わせて、後悔しないために大切な考え方を一緒にみていきましょう。

メリット：高齢出産は身体への負担がとても大きいため、母体に大きなダメージを与えるのを防げる

「ただでさえ出産は体力が必要。 　高齢出産となるとそれだけで通常の何倍も辛くなってしまうから、もともと私は体が弱いので中絶を選びました」(44歳・教師) 「母体にかかる負担は高齢出産では避けられない。 　パートナーと相談して、中絶を選んだけど、二人の時間を今も大切にしています」(48歳・看護師) やはり40代の出産は、高齢出産となるため母体への影響が心配されます。 20代のころだったら産んでいたけれど、今の自分の健康面を考慮して、中絶を選ぶ傾向にあります。

メリット：高齢出産したあと、体力が落ちている状態で子育てをすることへの不安がなくなる

「高齢出産が終わっても、ハードな子育てが待っていて、こどもが大学生になるころにはもう70歳近くなっていると考えると、子育てをする不安しかない」　(48歳・公務員) 「40代から子育てをするのは心配ごとだらけで、両親に頼ろうとしてもいい年なため、子育てをサポートしてくれる人も高齢化している」(46歳・会社員) 高齢出産をするということは、高齢で子育てをするということです。 40代、50代、60代で子育てをするというのは、自分の体のコンディションを考えると、不安になるものです。

メリット：子供にお金がかかる時期に定年になったりと、やりくりに悩むリスクがなくなる

「自分の生活だけで精一杯なのに、子育てをするお金の余裕まで考えられない。 　特に、高校や大学のお金が一番かかる時期に定年していることを考慮すると、厳しい」(46歳・営業) 「こどもを産むうえで、お金のやりくりの不安があったけれど、中絶を選んだため今は金銭的に余裕のある生活をすることができています」(48歳・会社員) 高齢出産で避けられないのが、金銭的な悩みです。 出産から22年間の養育費の平均は約1640万円というデータもあります。 そこに大学進学も組み込むと2000万円以上かかってきますよね。 したがって、中絶を選択することでこの費用がかかる必要がなくなるので、金銭面で精神的に悩むことがなくなるのです。

デメリット：子供が欲しいと思っていた場合、中絶はそれだけで辛い選択肢

「子供を産む人生を考えていたから、中絶するのはとても悲しい」(44歳・アパレル) 「中絶したら母になることなく人生が終わってしまう」(49歳・メーカー) 女性として生きている以上、子供が欲しいと思うのは自然なことです。 そこで、中絶をするということは、自らその選択を奪うという行為です。 また、赤ちゃんが産まれるのを自ら終わりにしてしまうということです。 したがって、中絶というのは、母体にとって想像以上に辛い選択肢となります。

デメリット：高齢出産の負担が大きいのは確かだが、中絶をすればダメージがゼロというわけではない

「中絶も母体に負担がかかるのは避けられない、もちろん高齢出産よりは軽いけれどとても大変」(47歳・パート) 「高齢出産で母体への負担を考えて中絶を選んだのに、中絶も相当きつかった」(46歳・自営業) 中絶を選択しても、少なからず母体への負担がかかってしまうのは避けられません。 体力的にだけでなく、精神的にもダメージが大きい傾向にあります。

デメリット：子育てを経験することができないし、わが子の可愛さを知ることもできない

「周りの友達が子育てをしていると、自分は経験することが出来なかったからとても切ない気持ちになってしまう」(48歳・会社員) 「自分の子供の可愛さを経験することができなくて、女性としての自信がなくなる」(45歳・薬剤師) 子育てをして我が子の可愛さを知ることができないというのは、女性として辛い感情を抱いてしまうことも少なくありません。 特に周りの知り合いが楽しそうに子育てをしているのをみると、自分はこの喜びを感じることができないまま年を重ねる実感をしてしまい暗い気分になる傾向にあります。

40代で中絶を考える上で、人生のターニングポイントとなるため、慎重にじっくりと考えて自分にとって一番良い選択をしていきたいところですよね。 では、参考にする上で、後悔しないケース及び後悔するケースを具体的にみていきましょう。

後悔しないケース：自分自身で「中絶する」と決意できて、その理由もはっきりしている

あなた自身がはっきりとした理由をもって、「中絶する」決意ができている場合には、後悔することはありません。 金銭的な理由、体力的な理由など、理由は人によって様々です。 共通して「あなた自身が」決めた決意であれば、理由はなんであれ後悔する可能性は極めて低くなります。

後悔しないケース：子供がいなくても、夫婦2人で過ごすことが幸せだと思っている

パートナーと二人で幸せに過ごすことに幸せを感じることができる場合には、中絶したあとも彼の支えのもとで後悔しない傾向にあります。 こどもがいない分、二人の時間を充実させてることができるので、ゆったりと余裕のある生活を続けることができます。

後悔しないケース：高齢での出産はやっぱりリスクが高いと感じ、喜びより不安が圧倒的に大きい

高齢出産に対して、あなたの中で不安が喜びよりも極めて強い場合にも、中絶したあとに後悔することは少ないものです。 圧倒的な不安を抱えたまま、高齢出産・高齢子育てをするのは精神的にも険しい道のりです。 ゆえに、心配ごとが多すぎる際には、中絶したほうが後悔せずに済みます。

後悔するケース：子供が欲しいと思っているのに中絶するのは確実に後悔する…できれば産む選択肢を

もしあなたが少しでもこどもを欲しいと考えているならば、中絶してしまうと、のちのち産んでおけばよかったと後悔する可能性が高いです。 簡単にはいかないことが多いのが高齢出産です。 とはいえ、自分の子供を育てる経験は、あなたの人生に更なる彩りを加えてくれることでしょう。 少しでも子供が欲しいならば、可能な限り産むことをお勧めします。

後悔するケース：今すぐに欲しいわけではないけれどいずれ欲しいというときは、今のうちに産んでおかないと後悔するかも

今ではなく、数年後にこどもが欲しいというケースでは、今このタイミングで産むことが大切です。 数年後に、子作りをして、妊娠する可能性は何パーセントあるでしょうか？ そのときに今更後悔しても遅いのです。 さらに、高齢出産のリスクや心配ごとは今よりも大きくなってしまいます。

後悔するケース：産みたいけれど周囲に反対されていて中絶というのは、後悔が残る可能性が高い…産む選択肢を選びたい

周りの家族や知り合いから高齢出産を反対されていて、あなたの中の「産みたい」という気持ちを押し殺している場合には、中絶したあとに後悔する可能性が極めて高い傾向にあります。 あなたの人生の主役は、あなたなのです。 他人の人生を生きているのではありません。 もう一度自分の本音に耳を傾けてあげて、どうするかしっかりと考えましょう。

いかがでしたか？ ・40代での高齢出産では、中絶をすることで健康面や金銭面での心配事がなくなるメリットがあります。 　一方、我が子の可愛さを知らないままであるというデメリットがあります。 ・後悔しないためには、中絶をする理由やパートナーと二人で過ごして幸せかどうか確認しましょう。 　また、あなた自身が子供を欲しいと少しでも考えているならば、このチャンスに産まないと後悔してしまう可能性が高いです。 中絶という選択をするのは、どんな女性にとっても大変な選択です。 特に高齢出産である40代にはとても辛い選択肢です。 しかし、あなたの人生の主役はあなたです。 周りの意見に流されず、しっかりと自分の本音と向き合うことが大切です。 中絶か高齢出産のどちらを選んでも後悔しないように、しっかりとした根拠をもって、あなたの人生の選択をし、人生の次のステージに進みましょう！