バイトを辞めたい時の第一関門「いい感じの理由」が思いつかない！正しい辞め方って？

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 突然ですが、「バイトを辞めたい！」って思う事ってありますよね〜。 ちなみに筆者は結構思う事がありました笑 今回の記事ではバイトを辞めたいと思った瞬間とその理由を、20代~30代の方から伺いました！ 実際にどうすれば円満にバイトを辞めることが出来るのかなどを深堀ってみたので、是非参考にしてみてくださいね！

バイトを辞めたい場合、なかなか言い出せないこともありますよね・・・。 そしていざ辞めたいと話しても、「今時の人はすぐ辞める」などと言われそう。 ではバイトを辞める場合の理由について、ベストなものはあるのでしょうか？ 気持ちよく送り出してもらえるような、バイトを辞める理由を経験者の方から聞いてみましょう！

資格取得の勉強を始めた！学業が忙しくなった、就職活動など

大学のときファミレスで働いていたときのことです。 このままでは単位が取れなくて留年してしまう・・・となるとバイトなんかやってる場合じゃないし、留年したら桁違いのお金がかかるからすみません！と話しました。 もちろん学生だったのでいつまでも働けるわけではないって勤め先も分かっていたし、こっちもあと１ヶ月は続けますね！って話したので円満でした 最後の時は、今度は遊びに来てね！と言ってもらい、社会人になってからもそのときのお店の人とは付き合いがあります」（21歳・大学生） 何かやりたいことがある、他にやらなければいけないことがあるという理由であれば、背中を押してくれるところは多いですね。 そして学生ということで、いつかは夢を見つけて旅立っていくということを雇い主も分かっていることです。 ということで、本来の道に戻るためにバイトを辞めるということで揉める要素はありませんね！

腰を痛めた！医者に止められたなど健康上の理由

「同時にバレーボールの部活もやっていて、出来るときだけ居酒屋でバイトしてました。 突き指はしょっちゅうしてましたし、たまには大きな怪我で休むこともあったかな。 怪我をしやすいっていうのはバイト先も元々分かってました。 辞めたいと思った時、この怪我を理由にしてみたらすんなりOKでした。 居酒屋なのでテキパキ動かなきゃいけないけど、なかなかそれが難しい、動くと足腰が痛いし通院もしてる、今は回復に専念したいので・・・と話しました。 体が理由で出来ないのは仕方ないと言って、最後の日まで楽しく働けました」 （20歳・大学生） 体の事情で出来ない、ドクターストップを使うのは良いですね。 雇い主も無理にさせるわけにはいきませんし、体がどういう状態なのかは医者しか分かりません。 医者がバイトは控えろと言ったのであれば、したがうより他ありません。

バイト先に通うのに少し不便な場所に引っ越すことになった

「バイト先からは、シフトが入っていない日でもたまに連絡が来て、忙しいから来て欲しいとか、休んだ人がいたから来てくれないかと突然言われる日がありました。 家が近かったので出来る限りは応えてあげてたんですが、近所だから出来ることなんですよね。 ちょっと通うのに時間がかかるところに引っ越しすると、通勤にかかる時間とか交通費とか考えると前より損する事が多くなるんです。 ということで、引っ越しを理由に辞めました。 交通費は出ないバイト先だったので、こっちの負担も考えてくれたのか、無理には引き留められませんでした」 （2１歳・専門学校生） バイトに通うにも出来るだけ近い方がいいですね。 交通費が出るかどうかもその職場によりけりだと思います。 家が遠くなれば、通勤にかかる時間も多くなり、その時間で出来ることもあるかもしれません。 となると、通うのが不便ということであれば正当な辞める理由になりますね。

両親の手伝いをすることになったなど「家庭の事情」

「実家が飲食店をやっていて、将来は後を継ぐつもりでいました。 それはまだ先なんですが、ただ辞めたいとは言いづらくいろいろ考えました。 今から修行ということで家の仕事に携わることになったという理由をバイト先に話したところ、頑張れ！と快く送り出してくれ、家の事を理由に出したのは悪かったなと思いながらも、誰も傷つかず笑顔で辞めることが出来たので良かったです」 （25歳・フリーター） 他で働くとなると言われた方は良い気持ちはしませんが、実家の仕事を手伝うとなれば応援してくれる人がほとんどでしょう。 実家が事業をやっている、店を経営しているとなれば、辞める理由に出してみてもいいかもしれませんね。

もう少し稼げる仕事、または別の時間帯に入れる仕事をみつけた

「副業でバイトをしてましたが、本職の残業が多くなりなかなかバイトに早くから行けなくなってしまいました。 バイト先は遅れて来てもいいとは言ってくれてたんですが・・・。 勤務出来る時間が少なくなったことと、そのせいで収入も少なくなったので、思い切ってバイトを変えてみようと思い探してました。 そして希望に合った仕事を見つけたので、その通り話しました。 バイト先も、給料のこととなると何とも出来ないし、あなたの生活もあるからと認めてくれました。 この職場も好きでしたが、やっぱり自分の生活があってこそなので、これで良かったと思います」 （27歳・会社員） 本職を持っているとなると、その時間以外でバイトを探さなければいけないので限られてきますよね。 働ける時間やどれだけ短時間で高収入を目指すかが大切になってきます。 お金が必要という、当たり前ですが大事な事情が有る場合、やはり今までのバイトではダメな場合もありますね。 時間帯が合わないという理由であれば、納得してくれるでしょう！

円満に辞める、相手を不快にさせない辞め方はとても大切ですね。 ですが辞めるタイミングも同じか、それ以上に大切になってきます。 これを間違ってしまうと、お世話になった職場に迷惑をかけてしまいますね。 ということで、辞める場合のタイミングについて考えて行きましょう！

一般的には「2週間前」忙しい職場なら「1か月前」には言おう

これは法律で決まっていることになりますが、通常は最低でも２週間前までに退職の意思を伝えなければいけません。 この２週間というのは、働いている人も職場も守るために設定されています。 急に辞められては職場は人手が足りなくて困りますよね。 そして働いている側は、いつまでも辞めさせてもらえなければ困ります。 両者を守るために法律で決められているのがこの２週間という期間です。 これはバイトでも正社員でも同じ。 勤めている以上、人を雇っている以上はどこでも通用する期間なのです。 でも、もし事前に分かっているのであれば２週間と言わずもっと前から伝えてあげた方が良心的でしょう。 職場も人材を探す時間が十分に取れるので、バタバタしなくて済みますね。 ということで、出来る限り早く伝えてあげましょう！

上司と二人きりになれるタイミングを狙おう

バイトを辞める時、それを伝える相手というのはある程度決まっていると思います。 責任者、店長などですね。 他の従業員やバイトに聞かれてしまえばちょっとした騒ぎになってしまいますので、まず最初に話すのは担当の人にしましょう。 やはり責任者は、自分に最初に話してほしいと思うでしょう。 その中で最初は引き止められたり、条件交渉などもあるかもしれません。 なので出来れば辞めることを伝える相手と二人できちんと話せるタイミングを見つけて言いましょう。

引継ぎをきちんとできそうなタイミングがベスト

あなたがバイトを辞めるということは、その職場は新たに募集しなくてはなりません。 そして一般的には辞める人が新しい人に引継ぎしますよね。 仕事に慣れているあなたが新人に教えるということは、やはり仕事の効率も悪くなりますし、一時的に人手不足になります。 なのでバイト先の忙しい時期は避け、新しい人にきちんと引き継ぎ出来る時間を取りましょう。 あなたが抜けても大丈夫！という状況をなるべく作ってあげたいですよね。

忙しい時期は迷惑になるのでなるべく避けよう

どこの職場にも繁忙期というものがあると思います。 季節だったり、月末だったり、時間帯だったり様々ですが、忙しい時は避けるようにしましょう。 例えば居酒屋だったら忘新年会、歓送迎会シーズンは忙しいですよね。 忙しい時に、仕事に慣れている人に抜けられれば職場も大変です。 なのでバイト先の繁忙期を避け、新しい人を見つける時間を作ってあげましょう。 そしてその新しいバイトの方がある程度のレベルまで育つのを待って辞めるのがベスト。

ただ、世の中にはどんなに真っ当な理由を伝えても辞めさせてくれないバイト先もありますし、 単にどうしても辞めたいのに辞めさせてくれない時もあるでしょう。 そんな時は、もちろん抵抗しましょう「拳で」！ ではなく、しっかりと辞めさせてくれないバイト先の管理者に対して伝えるべき内容があります。 バイト先との関係性は悪くなってしまうとは思いますが、確実にバイトを辞められる最後の必殺技をお伝えします。

「労基に相談に行きます」と伝える

ではここからは、やってはいけない辞め方をお話していきましょう。 お世話になった職場に、嫌な思いはさせたくありませんよね。 辞めるにしても、最後まできちんと、誠意をもって仕事をしましょう！

辞めることを上司以外の同僚に先に言ってしまう

同僚やバイト仲間に辞めることを話してしまい、もしそこから本来最初に言うべき上司に聞こえて言ったらどうでしょうか？ その上司の方は、良い思いはしませんよね。 本人は言わないのに周りは知っている、なんで決定権のある自分に言わないの？と不快に思います。 そしてあなたが抜けた穴を埋めるのも、新しいバイトを探すのもその担当の上司です。 むやみやたらに辞めることを言わないようにしましょう。

LINEやメールなどで辞める意思を伝えるのはNG

やはり大事な話は直接言いましょう。 言いにくいことかもしれませんが、ＬＩＮＥやメールだと一方的ですよね。 相手と直接話し合いが出来る状況で伝えなければなりません。 あなたがバイトを辞めるということで、職場の方からも確認したいことや聞きたいことが少なからずあります。 なのできちんと話せる状況で、面と向かって伝えましょう。

何も言わずに突然行かなくなってしまう

これは問題外ですが、突然行かなくなれば多大な迷惑をかけます。 連絡がないので職場は来ると思っているのに来ない・・・来ないと分かっていれば対策は出来ますが、忙しくなって人が足りない状況になればどうすることも出来ませんよね。 そして法律で決まっている２週間前には辞める意思を伝えるというもの。 これを守らないと訴えられてしまう場合も。 ということで、必ずいつまでというのは伝えてあげましょう。

バイトを辞めたいとき、どのような理由であれば角が立たず円満に辞められるかをお話してきました。 職場のせいにしない、どうしようもない自分の理由が良いですね。 そしてバイトというのはいつでも好きな時に辞めていいわけではありません。 出来るだけバイト先の仕事が滞らないよう、出来るだけ時期やタイミングを考えて辞めましょう。 また、バイトを辞めるにあたってやってはいけないこともお伝えしました。 最後が台無しだと、今まで一生懸命頑張ってきたことも台無しになってしまいますよ。 ということで、辞める方も職場も人たちも、気持ちよく終れるよう心がけましょう！