モラハラ男にうんざり…モラハラにはどんな原因があるの？考え方と付き合い方

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 モラハラである彼、夫にうんざりしているあなた。 彼らはどうしてモラハラな行為や言動を起こしてしまうのでしょうか？彼らにどんな原因があるのでしょうか？これからそんな彼等にどう向き合って行くのが最適かを今回は解説して行きます。

モラハラの原因は自分が一番大好きだからではありません。 まずは彼や夫が、どのような経緯を辿りモラハラ男になってしまったかの原因を見ていきたいと思います。

「自分を正常に愛せない」という状態にいる可能性

年齢が上がってくれば自分を肯定でき愛することが出来るようになるものなのですが、自分に対する合格点が高すぎ自分を肯定することが出来ないような状態を「自分を正常に愛せない」と一つ例えてみてみます。 自分を肯定することが出来てやがて他者にも愛情を注げるようになるものなのですが、何らかしらの原因があって、これが出来ない人が自己愛性人格障害というものになってしまっている可能性があります。 自己愛性人格障害と呼ばれる原因には先天性の物が原因の場合もありますし、育ち方や考え方という後天的な事柄が原因になる場合もあります。 自己愛性人格障害と判断された場合のまま生きていくと本人も苦しいだけでなく、周りもモラハラの被害に巻き込まれる可能性が出てくるでしょう。

自尊心を傷つけられる人生を送ってきた

身近な大人、親から否定的な言葉で抑え付けられ育ってきた人も、自尊心の欠如、若しくは過剰になりがちです。 前述した「自己愛性人格障害」になってしまう人の原因にもなるような育ち方ですが、自己を確立することの出来ない無力な幼少期を送って来た人にはモラハラという行為に及ぶ原因に繋がってくる可能性が否定しきれません。 この様なタイプの人は他者に対しても、否定的な言葉や行動で追いつめる傾向があるとされます。 この原因を取り除くことをしないままでいると、本人は気が付かないまま、身近な人間、自分に従いやすいと判断した人間をモラハラで攻撃して行くことが予想されます。

自分の親など、身近にモラハラの現場を実際に見てきて育った

例えば父親が母親に対して、兄弟に対してモラハラを常に行うような家庭で育ってきた場合、自分が被害に合わないようにモラハラ行為を行う事があります。 攻撃こそが最大の防御と言えば分かり易いでしょうか？ そのようなモラハラ男になってしまう原因を持ちやすい人は、自分は良いけれど、他者に対しては厳しいという傾向が強いとされます。 この様な原因を取り除かないでいると、引き籠りになったり、定職につかないで、いつまでも親に甘えたままの生活を送っている事が多く見られます。

幼い頃に育児放棄をされたり、親に愛してもらえなかったなどで精神的に辛い目にあった

ネグレクトをされていたり、親に興味を持って貰えなかった幼少期を過ごしている場合、自分で自分を守るしかない環境だったことが想像できます。 幼い頃、自分で自分を守るというのは情報も少ない中、何とかして自分が生きる方法を自分で決めて自分で判断しなければならいと言う過酷な精神状態だったことは容易に分かります。 そのような人はこれからも自分なりの愛し方でしか自分を愛することが出来ず、他者に共感する能力が乏しい事になるでしょう。 この様な原因を解決しないでいると、今後も他者に共感し、優しく愛してあげることは出来ないことになるでしょう。 そのような状況は独自の正義感でしかなく、一般的な社会で通用するものではありません。

過保護すぎる親がいる場合もモラハラをする性格になりやすい

ここまでは親に否定される、親に放置されるなどと、精神的虐待を受けてきた人がモラハラになりやすい傾向にあるように書いて来ましたが、真逆のパターンもあり、一般的に優しすぎる親、過保護すぎる親に育てられた場合も、モラハラの原因になるとされます。 悪いことをしても、あなたが悪いのではないと、悪いことを悪いと教えず、全て親が子どもの悪い部分を被って来た場合などが代表的です。 この様な育ち方をしてきた場合は、自分には悪い所など一つもなく全て周りが悪いと判断する傾向になり、結果、モラハラ行為を生み出す原因を持ち合わせてしまうことになります。

モラハラ男になってしまう代表的原因をお話してきましたが、ここからは彼等の原因は何かを見分けるポイントをお話して行きますね。

彼の両親に何らかの原因があるか

話の端々に彼の親の悪口が普通の悪口とは違って、一般家庭では想像出来ない事であったり、逆に両親の言いなりのような話っぷりであれば、彼の育った環境に原因があると判断して良いでしょう。 この様なポイントを見抜いた時は彼が親の話をして来た時に、肯定も否定もせず、ちゃんと耳を傾けてあげる事が必要とされます。 彼の親を否定すると、それはそれで彼はまたあなたを傷つけるような発言をする可能性があります。 肯定をすればしたで、彼を否定することになってしまいます。 このポイントを見抜き、着目することによって、彼との今後のお付き合いの仕方を考えていけるメリットに繋がるはずです。 何故モラハラを行ってしまうのかの原因が分かれば彼に寄り添って深い傷を癒してあげられる可能性が出てくるのでこのポイントを見抜くのはとても大切な事と言えるでしょう。

常にストレスを抱えている？

育ち方に問題はなく、現在の状況が彼をモラハラと行為に駆り立てている場合があります。 それが仕事であったり、人間関係であったりと、自分を認めてほしいのに認めてもらえない状況に置かれている場合は、彼女であったり、妻であったりと甘えやすい、自分を認めてくれやすいところに被害者が出易くなります。 仕事関係での上司が問題だったりするのであれば、更に上の上司に相談をすることを勧めてみたり、友人関係でのストレスならば、友人達との距離を持つように時間をあなたに割くように勧めることを良いかもしれません。 彼のストレスが原因だと分かれば、解決法は山ほど浮かんでくるはずです。 育ってきた環境が根っこならばかなりの苦労が予想されますが、現時点のみの場合ならばモラハラも根深く無い事がメリットです。 一番近くにいるパートナーが彼のストレスを解決してあげる方法を導くパートナーであることを彼に知ってもらう事によってより一層彼との絆が深まる事でしょう。

どんなときでも自分が最優先されるべきという態度か

デートの行き先、食事の時間、全てにおいて主導権を握っているのは彼の状態のはず。 こちらが意見を言ってもそれは通ってないのではないでしょうか？ 甘やかされて育ってきた場合は、いつでも自分が最優先の家庭で育っていたので、それがいつまでも当たり前だと言う認識の中で今もいるはずです。 あなたの意見がちゃんと彼にも通る方向に持って行ってあげる事で、彼の常識は一般的ではないことを分かってもらえるメリットがあります。 どのポイントにしてもそうですが、早く見抜くことによって、自分では解決できないと思えば早めに彼との決別を決心するきっかけになるのもメリットと思われます。 甘やかされて育ってきたことが原因見抜けたのであれば、そのような親が背後にいる事が確認出来ますよね。

様々な原因、原因の追究をしてきましたが、具体的にどう対処すべきかを考えていきたいと思います。 簡単に別れる事が出来ない彼、夫ならば尚更大切な対処法だと思いますので是非参考にしてみて下さい。

モラハラをなんとかしたいと思うなら、専門医のアドバイスを受けるのが最も的確

モラハラは最早、「病」と言っても過言ではありません。 モラハラを行う本人も苦しんでいる場合もあります。 もちろん被害者も出る行為です。 DVと違って、身体的に分かり易く症状が被害者に出る訳でないのが重大な問題点ですよね。 「病」と言ったように、専門的知識がない人が解決しようとしてもなかなか解決への近道が見つからないものです。 こういった場合には専門的なカウンセラーや、専門医にアドバイス、治療を受けるのが最も早く的確です。 ただし、被害者のあなたが専門医に掛かってほしいというのは大変危険な行為です。 第三者などに協力を仰ぎ、彼を専門医に導きましょう。

食事面で体調を整え、相手のイライラを和らげる

多くのストレスは食事面で解決できる場合もあります。 根っこの部分はなかなか解決は出来ないのですが、現状心を落ち着かせてあげるために、何が心を落ち着けるのか、ストレスを解消させてあげられるのかの配慮をしてあげることも彼女、妻としては良いポジションにいらっしゃるのではないかと思います。 必要な栄養をたっぷりと与えてあげて、高カロリー高脂質となる揚げ物、砂糖をいつもより減らしてあげる事も重要となります。 砂糖の取り過ぎは依存症にもつながり、それが無くてはならなくなってしまうからです。 心の負担を減らすためには、体の負担も減らすことが必要です。 消化に時間が掛かり過ぎたり、体力を使い過ぎるような食事は返って心に負担を掛けることに繋がりますので注意してくださいね。

モラハラをしてくる相手との付き合い方の極意は「気にしない」こと。

相手を思い通りに動かしたい、自分が優位だと感じたいためにモラハラ男は行為に及びます。 恐怖に陥れ、自分の意のままに出来る人を被害者にしようとつけ狙っています。 被害者になりやすい人は、自分の事を責めやすい人！「自分が悪いからこの様に言われ、この様な状況になっている」と思ってしまう人です。 ですから、モラハラ男の思う壺にならぬよう、怯えてはいけません。 相手はある事無い事、あなたの弱点を責めてくるのが特技なのですから。 これは逃げる方法の一つとして書きましたが、気にしないで！と言っても、逃げられない相手からのモラハラである場合は心に負担がかなりかかってくると思います。 その為に注意してもらいたいのは、モラハラに巻き込まれていると早く勘づく事が必要になってきます。

「モラハラあるあるだな」と考えて受け流す。

この三言葉は要注意の言葉です。 たまに使うくらいなら冗談で済むでしょうが、あまりにも言われていると、これはモラハラと判断して良いと思います。 その間あなたの心にはどんどん負担がかかってきているはずです、 受け流す余裕がまだあるのであれば、言い返すと確実に喧嘩になってしまうので これらを言われたら「お前がダメだ！」「お前ができないのはどうしてだ？」「私の事はほっておいてくれ！」と心の中で言い返してみて下さい。 段々慣れて来て、少しは面白可笑しく流せるかもしれませんよ。 面白可笑しく流せている間は良いのですが、エスカレートしてくると、そのような揚げ足を取る元気がなくなると思いますので、解決できないようなら早めに別の方法で対処してくださいね。

周囲に根回しして協力をしてもらう

先ほどの例にも挙げましたがDVならば証明できる傷が残りますが、モラハラの傷は心に付くもの。 周囲は気が付いてくれません。 モラハラ男は外面が良い傾向にありますから、周囲からしたら、彼がそんなことをするはずがない！位に思うものです。 ですから常に、周囲にこんなことを言われていると言う事を根回ししておく必要があります。 周りにその印象を根付けさせることによって、あなたの味方が絶対に増えてくるはずです。 モラハラ男は独占欲も強い傾向にありますから、あなたを孤立させようともします。 逃げ場を作るという意味でも、ちゃんと言われたこと、されていることを周囲に知っておいてもらう必要があるでしょう。 注意点としてモラハラ男を見抜け無い人からはあなたが単純に悪者にされてしまうことがありますので、周囲といってもちゃんと人は選んで相談なり、話を聞いてもらうように心掛けて下さいね。

・モラハラ男になる原因は？ 自己否定され育ってきた場合が殆んど。 後天的原因でたまたま現在抱えてるストレスが影響している場合もある。 ・モラハラ男の原因を見分ける判断材料として… 自分の親をどのように表現するか、抱えているストレスが無いか、自分が最優先されることを重要視していないかをしっかりと見てみる ・モラハラ男との付き合い方 何とかしてあげないといけない相手ならば、専門医に相談するのが一番早い。 最近ではよく耳にするモラルハラスメント。 モラルハラスメントというより、やはりモラハラと言う言い方の方が耳に残っているかもしれませんね。 モラハラ男は頭が良いなと思う瞬間さえ見受けられます。 あなたの心を守るためには手っ取り早く関わり合いを持たないで下さいね！と、言いたいところですが、そうも行かない相手であれば、育った環境が原因と思うと少しだけ、モラハラ男が可愛そうにも思えませんか？ モラハラ男に支配されないように踏ん張って、彼をモラハラ男から卒業させてあげて欲しいなと思います。