冷めてる人って言われる！でも自覚なしで困っている皆さんへ！

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 あなたの周りに「あのひと冷めてるよね」と言われる方はいませんか？また、あなた自身「もしかして自分は冷めてるのかな」と感じたことはありませんか？ 今回はそんな冷めていると言われる人の特徴やタイプ、そしてどうすれば冷めていると思われなくなるのかについて考えて行きましょう。

あなたは「冷めてる人」と聞いて、どのような人を想像するでしょうか。 冷たい人？いつも1人でいる人？友達の少ない人？ まずは「冷めてる人の特徴」について調べてみましょう。

《1》人への執着がない

冷めてる人の特徴として「人への執着がない」ということが挙げられます。 執着とは「ひとつのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと」を指す言葉です。 つまり、冷めてる人は「人に心をとらわれない」状態であることがわかります。 ではなぜ人に心をとらわれないのでしょうか。 人以外で考えるとわかりやすいのですが、人にはそれぞれ好みや趣味など得意なことがあり、例えばアニメが好きな人はアニメにこだわり、映画が好きな人は映画にこだわります。 しかし好きではないこと、興味のないことに対してはこだわりを持たず執着することもありません。 人への執着がなく冷めてる人だと思われるのは、人に対する興味がないため人にとらわれないからなのです。

《2》感情の変化が表れにくい

感情が顔に出ない人、つまり、いまどういう気持ちなのかが読み取れない人も「冷めてる人」だと思われます。 どんな状況においても常に冷静な人や、話し方に抑揚のない人、話し声の小さな人なども感情が読み取りにくいため、冷めてる人だと思われることが多いでしょう。 しかし必ずしも常に冷静なわけではなく、心の中ではとても慌てていたり驚いていたりすることもあるのですが、どう表現して良いのかわからない、といった人も多いのです。

《3》自分は自分、他人は他人という線引きをしている

冷めてる人には「団体行動が苦手」という特徴もあります。 自分は自分、他人は他人という線引きをしているため、他人のペースに合わせて行動することができない、もしくはしたくないのです。 自分は自分と割り切っているので、他人のペースに合わせることにメリットを感じません。 もちろん、他人に「自分のペースに合わせて欲しい」とも思わないため、余計に冷めてる人だと思われてしまうのでしょう。

冷めてる人の特徴については先述のとおりですが、その中でも色々なタイプの「冷めてる人」がいます。 あなたは、またあなたの友達はどのようなタイプの「冷めてる人」なのかをチェックしてみましょう。

タイプ①：みんなが笑ってしまうようなことがあってもあまり笑わないタイプ

友達同士で話をしているときに、みんなが声を出して笑っているのに表情が変わらない「あまり笑わないタイプ」の人。 周りは「興味ないのかな」「面白くないのかな」と気になってしまいますが、実はそういうわけではなく本人は充分面白くて笑っているつもりの場合もあります。 先ほど触れた「感情の変化が表れにくい」という人がこのタイプに当たります。 もちろん話に興味がないという場合もあるでしょうが、どう表現して良いかわからないと思っていることも充分考えられますので、歩み寄ってみるのもひとつの方法です。

タイプ②：飲み会のような場所でもあまり話に乗ってこないタイプ

ついいつもより陽気になってはしゃぐ人の多いお酒の席でも、表情を崩さず1人で飲んでいるような「話に乗ってこないタイプ」の人。 そもそも団体行動が苦手という特徴からもわかるように、実は「飲み会」という席そのものが好きではない人も多いのではないでしょうか。 自分は自分、他人は他人という線引きをする人は、自分のペースで飲めない、酔えない、盛り上がれない、といった場所にいることを苦痛に感じてしまいます。 そういうタイプの人は「お酒の席」では盛り上がれないけれど、カフェやレストランなら平気だという場合もありますので、別の場所に誘ってみると違う一面を見ることができるでしょう。

タイプ③：喜怒哀楽が表に出ないため感情が読み取りにくいタイプ

嬉しくても悲しくても腹が立っていても、それが顔に出ることの少ない「感情が読み取れないタイプ」の人。 人の喜怒哀楽の中で一番わかりやすく、触れる機会が最も多いのは「哀」であり「泣く」ことでしょう。 例えば卒業式や失恋など別れの場面で泣かない人は「冷めてる人」だと言われます。 しかしそういう人は冷めているのではなく、哀しいという気持ちを「泣く」という方法で表さないだけで、哀しいという気持ちはちゃんと感じていることが多いのです。 やはり感情の表現の方法がわからないため、どう振る舞えば良いのか悩んでいるのかもしれません。

自分ではそんなつもりはないのに、周りから「冷めてる人」だと言われてしまう人がいます。 なぜ冷めてる人だと言われてしまうのか、その理由を考えてみましょう。

他人よりも喜怒哀楽の沸点がずっと高い

水が沸騰する温度は100度なので水の沸点は100度です。 それには外圧（外からかかる圧力）が関係しており、外圧が高くなれば沸点も上がります。 それを感情に置き換えて考えると、冷めてる人は喜怒哀楽が沸点に達するまでの時間が周りの人よりも遅い（沸点が高い）と言えます。 そしてそれは、周りの人が感じている外圧よりもっと高い外圧を感じているからとも言えるでしょう。 外側からのプレッシャー（圧力）を強く感じるため、感情を上手く開放できず、沸点が高くなり感情が表れにくくなっているのかもしれません。

興味のない話にはことごとく興味が湧かず、乗り気にならない

冷めてる人には「人への執着がない」という特徴があるということは先ほども触れましたが、人への執着がないため人の話にも執着がなく、よほど興味のある話でない限り乗り気になることは少ないでしょう。 興味のある話には積極的に加わる人もいますので、話に乗ってこない人が冷めてる人だとは言い切れません。 興味のあることとないことの差が激しい人は、こだわりが強い人だとも言えますので、得意分野や専門分野などでは周りが驚くほど熱い人に変わる可能性もあります。

騒がしい場所に行くと本気で疲れ、周りに合わせられない

人混みや賑やかな場所が苦手な人は少なくありません。 「人酔い」という言葉があるように、人の多い場所で気分が悪くなるという人は、友達と一緒にいることは楽しくてもその場所にいることには疲れてしまうのです。 疲れてしまうと当然言葉数も減ってしまいますし、何より具合が悪いため周りに合わせることができなくなってしまいます。 静かで落ち着いた場所なら疲れないという場合もありますので、場所を変えてみると良いでしょう。

周りから冷めてる人だと言われる人には何らかの特徴や共通点がありました。 では、冷めてる人と言われないためにできることはないでしょうか。 次の項目で一緒に考えてみましょう。

感情の表現をいつもより大きめにすることを心がけましょう

感情が顔や動作に表れないため冷めてる人だと思われている場合は、オーバーリアクションを意識しましょう。 嬉しい、楽しい、驚きなど感情を表すときは、自分では大袈裟だと思うくらいを心掛けてください。 自分では冷めているという認識がないのに周りからそう思われているのは、やはり感情表現が物足りないことが大きな理由です。 まずは、笑うときに口を開けて声に出すことを意識してみましょう。

もう少し他人の話に興味を持ちましょう

興味のないものに興味を持てというのも難しい話ですが、もしかするとそのカテゴリーやジャンルは食わず嫌いだっただけで聞いてみると楽しかった、ということもあります。 大切なのは興味のない話を我慢して聞くことではなく、人の言葉（気持ち）を聞くという姿勢です。 話に興味がないというのは、言い換えれば「あなた（友達）に興味がない」と言っていることにもなりますので、もう少し人の感情に寄り添うことが大切です。

話に乗り気になれなくても聞き役ぐらいにはなりましょう

乗り気になれない話であれば、積極的に話す必要はないので聞き役になりましょう。 相手は話したいことやあなたに伝えたいことがあるのです。 「乗り気じゃないのにわかったフリをしてその場にいるのは失礼じゃないか」という考え方もありますが、話を聞いてもらって嫌な気持ちになる人はいません。

人と関わる時間をもう少し持ちましょう

興味のない話は聞くことすらなかったという人は、人と関わる時間も少なかったはずです。 聞き役として話に参加することで人と関わる時間は増えるはずですが、もう一歩踏み込んで友達と過ごす時間を自分から作ってみましょう。 あなたの得意分野であることに付き合ってもらうというのもひとつです。 あなたから誘うことで相手の認識も変わります。

表情筋を動かすトレーニングをしてみましょう

感情が表情に出にくいため冷めた人だと思われている人は、表情筋が硬くなっていることもあります。 もともと表情筋は顔や首の皮膚に付着しているため、大きく動くことはなく微妙な動きをするのが特徴です。 まずは鏡の前で口を大きく開け「あ、い、う、え、お」と声に出し、普段使っていない筋肉が動いている感覚をつかんでください。 後はその感覚を忘れないように、日頃から表情筋を意識しながら過ごしましょう。