人と比べる心理の正体って？メリットはある？原因を知って脱却するための方法
人と比べることはネガティブな心理が働いていることが多いです。 自分に自信が持てなくて人と比べる。 表面上でしか物事の価値をはかれなくて、人と比べる。 大切なのは、自分が納得している価値観を持つことです。 それは、自分の幸せな生き方にもつながっていきます。
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人間関係の悩みは人によって様々。
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人間関係のストレスは実はものすごく人に負担を及ぼすことが実証されています。
でも、「どうすれば問題が解決されるのか」、どうしたら実際に状況が良くなるのかが分かれば人間関係の問題は一気に解決に向かいます。
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止めたいけど止めるにはどうすればいい？”人と比べる癖の治し方”
こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 なぜ人と比べて落ち込んだり喜んだりしてしまうのでしょうか？ 今回はそんな心理を解き明かすために、20代〜30代に取材しました。 それをもとに、人と比べてしまう心理を探り、脱却するための方法を考えていきたいと思います。
あなたの人生が変わるきっかけは？
今、あなたはとても辛いのではないでしょうか？
ただ、辛い時にはそれなりの理由があります。
しかし、多くの場合は後から「あの時はああいう理由で辛かったんだ」と何かのきっかけで気付く事がほとんどです。
辛い時というのは思考がまともにできない状態とも言えます。
まともに思考ができない状態から抜け出すための手段はいくつかありますが、
一番効果があるのは「今の自分の辛さや大変さ」これを素直に話して誰かから客観的なアドバイスを受け入れる事です。
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「人と比べる」その意味は？メリットはある？心理学的効果を解説
人は自分の存在を確認するために、少なからず人と比べてしまう性質を持っています。
私たちは、自分が価値のある人間なのか不安に思っています。
しかし、人と比べることで、自分が上であると優越感を感じるのです。
その結果、不安はつかの間の安心に変わります。
ただ、自分より優れていると感じる人がいると、劣等感を感じます。
「人と比べる」ということは、この優越感と劣等感の繰り返しです。
いつまでたっても「自分」に焦点を当てることができず、人と比べて感情が浮き沈みするのです。
これは、メリットがあるとは言えないでしょう。
人と比べるその理由と心理はどこにある？
では、私たちはどうして人と比べてしまうのでしょうか。 その理由を大きく５つにわけてご紹介していきたいと思います。 自分はどのタイプに当てはまるか考えながらみていってくださいね！
自分が周りからどう評価されているかが気になる
「人と比べるっていうよりは、自分がどう思われてるのか人の評価が気になります」（２９歳・銀行員）
「周りの目が気になってなかなか行動できないところがあって、それは仕事でも私生活でも一緒ですね」（３２歳・フリーライター）
これらの意見に共通するのは、「周りの目が気になる」ということです。
自分はどう思われているのか？自分は必要とされているのか？自分はどんな人間なのだろうか？など、自分で自分の価値をはかれずに、周りの意見ばかりを気にしています。
このタイプは、自分の評価が気になるので噂話をしていると聞かずにはいられない傾向があるよう。
人と比べて自分が勝っていると安心する
「営業の成績とかで分かりやすく数字が他人より勝っていると安心しますね」（２５歳・営業）
「昔から、学校のテストの順位ばかり気にしていましたね、いまでもそれは変わらないです」（２２歳・建設）
これらの意見から分かるのは、「点数」や「数字」などがすべてと考えているということ。
このタイプは、優劣を表すのは数字であると考えています。
例えば、営業であるならば「数字」が多いか少ないかがすべてであり、それまでの努力や今後の可能性にはあまり興味がありません。
表面上で物事をとらえやすいので、肩書や容姿に左右されやすい傾向があります。
人と比べることで自分の価値をはかれる
「いつもその場限りだから、人と比べることでしか自分の価値がわからないんですよね」（２１歳・大学生）
「努力してないのが自分でもわかってるんで、人と比べることで自分の価値を感じてますね」（３５歳・飲料メーカー）
このタイプは、自分が努力をしていないことをよく理解しています。
でも、自信を持てるほど努力をすることも出来ないという現状に葛藤しています。
だから、自分の存在価値を確認するために、主に自分より経験の浅い人や若い人と比べています。
このタイプは、本質を分かっているようなふりをして話すのが特徴です。
人と比べてダメな自分にいつも落ち込んでいる
「いつも周りよりダメな自分に落胆してます」（３４歳・弁護士）
「あぁ～やっぱり自分はだめだなって毎日何回も思います」（２７歳・アパレル）
このタイプの人は、自分のマイナスな面しか見ることができていません。
自分は「できない」とか「だめなやつ」と思い込んでおり、成功しても喜ぶことができません。
このタイプの人の周りには、必ずこの人をけなす人物がいるはずです。
人との出会いで大きく変わりやすいのはこのタイプの特徴です。
人と比べることで今の自分の実力がわかる
「自分よりすごいなって思える人と比べて、追いつきたいっておもいますね！」（２３歳・旅行業）
「自分だけの世界より、もっともっとやってる人がいるって知るのはとってもいいことだと思います」（３３歳・教師）
これらの意見は、人と比べる中で唯一ポジティブな考え方です。
自分よりも「優れている」「努力している」人を見つけ出して、それを一つの目標にし、追いかけるというタイプ。
自分にもできると自信を持っており、どんどん努力し加速度的に成長していくのが特徴です。
このタイプは、自ら色々な人と会うことを楽しみます。
人と比べる癖を止めるための考え方3つ！
人と比べてしまう理由を５つ確認してきましたが、ほとんどがネガティブな思考からくるものです。
では、どうしたら人と比べることを止められるのでしょうか？
ここでは、人と比べる思考を止める３つの方法をご紹介します！
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誰でも全てが完璧ではないと知る
人と比べてしまう人の大きな特徴に、表面上だけを見てしまう点がありました。
例えば、成功してお金持ちになっている人の「現在」のみをみて、あの人は才能があったと思ってしまうような感じです。
しかし、借金だらけだったかもしれないし、人当たりが悪かったかもしれないし、成功までに失敗だらけの人生だったかもしれません。
まずは、誰しも完璧ではないことを知りましょう。
何かをはじめたときは、みんなできないし、完璧にはほど遠いです。
赤ん坊がはいはいをして、立ち上がり、次第に歩き出すように、少しずつ少しずつ出来るようになっていくものです。
それを頭に入れることがとっても大切。
自分にも何か誇れるべきところがあると知る
人と比べてしまう人は、自分のマイナス面を見てしまいがちです。
でも、自分にも必ず素晴らしい面があるのです。
それを知りましょう！
自分では気づかないかもしれないけれど、周りの人が気づいているかもしれません。
どんなに小さなことでもいいんです。
花の名前をたくさん知っているとか、折り紙が上手とか、片付けするのが得意とか。
それは、あなたが熱中できるものです。
熱中した時間が長いもののはずです。
誇れるものを見つけるには、自分の好きなことや好きなものを考えてみるといいかもしれませんよ！
上には上がいて、比べてもきりがないと知る
誰かに勝ってもまた上のレベルの誰かが出てきます。
その誰かに勝っても、また誰かが出てきます。
勝ち負けや、上下で比べている限り、きりがないことを知りましょう。
いつまでたっても自分の心は満たされることはないでしょう。
また、相手ありきのものなので、相手の気分などの状況によっても変わってきます。
それよりも、自分自身が昨日より成長しているか？
少しでもできることが増えているかを比べる方が、確かな自己評価をすることができるはず。
「人と比べる」原因別の対処法
最後は、人と比べる原因別の対処方法を確認していきたいと思います。 ここまでで、自分はどのタイプかわかってきたと思うので、原因にあった対処法をできるところからしていきましょう！
あなたが「人と比べる」原因を冷静に理解すれば楽になれるはず
まずは、どうして自分が人と比べてしまうのか？その原因を知りましょう。 自分に自信がないのか？表面上のことでしか自分の価値を確認できないのか？人に負けたくないのか？ それを知ることがまず第一歩です。 対処するのは、その原因を素直に受け入れることができてからです。
自分の良いところを見つける
自分に自信がない場合は、自分の良いところを見つけましょう。
自分でわからないときは、家族や親しい友人に思い切って聞いてみることをおすすめします。
特に友人はどこかあなたの好きなところや一緒にいて楽だと感じるところがあるから友人であるのです。
だったら、答えを持っているはずです！
あるいは、自分が熱中できるものが何か考えてみましょう。
自分が楽しいと感じることができているときに、人は力を発揮するものです。
好きなことをしているときや熱中しているときに、あなたの素晴らしい力が発揮されているでしょう。
自分なりの価値観を持つ
人と比べて、表面的に上か下かで物事を判断してしまう場合は、自分が納得できる価値観を持ちましょう。
例えば、仕事は「お金を多く稼ぐことが大切」だと感じるのか、「プライベートとのバランスが大切」だと感じるかです。
人によって価値観は違います。
週末も働いてお金を多く稼ぐことに一生懸命の人と、週末は家族でリラックスして過ごす人の給与を比べることに意味はないです。
それと同じで、自分は何が大切で、どんなことに時間と力を使いたいのかを理解しましょう。
そうすれば、自分だけの価値観ができてくるはずです。
コツは、焦らずゆっくり考えることです。
その人に勝っているからといってそれが幸せとは別であると知る
一つ前の「自分なりの価値観」と通じるものがありますが、「幸せ」の考え方は人それぞれです。
お金を稼ぐこと、世界中を旅すること、家族をたくさん持つこと、好きなことをやること、など。
誰かに勝つことが幸せとは限りません。
もしそれが幸せだと言うのなら、勝った後はどうするのでしょうか？
その後も人生は続くはずです。
勝ち負け以外にも幸せがあることを知りましょう。
まとめ
人と比べることは、自分に自信がなかったり、表面上でしか自分の価値をはかれなかったりとネガティブな原因が多いです。
・まずは、自分が人と比べてしまう原因を知ること。
・次に、自分は何が大切なのか自分と向き合うこと。
・そして、自分の大切なものを突き詰めていくこと。
これらをすることで、自分の中で大事にしたい価値観に気づき、自信も持てるようになっていくでしょう。
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