過去の恋愛をいまだに思い出す…吹っ切る方法と過去の恋愛話をしないほうがいい理由

あの時の彼のしぐさや瞳、大きな手や優しい声、過去の恋愛を思い出してばかりいませんか？ 基本的に、過去の恋愛を自発的に思い出すときは良い思い出を記憶から引っ張り出してきます。 確かに、思い出というのは美しいものなのですが、過去の恋愛を思い出してばかりいるというのはあまり良い習慣とは言えません。 今回は、過去の恋愛をいまだに思い出して前に進めずにいる、そんな人にはぜひ読んで頂きたい、吹っ切る方法と、なぜ過去の恋愛話をしないほうが良いかという理由をお伝えします。

一般的に「男性の恋愛は別フォルダに保存、女性の恋愛は上書き保存」と言われるように、女性は過去の恋愛を引きずらないとされています。 しかし実際には過去の恋愛を引きずり、前に進むことができない女性は実際にはたくさんいます。 なぜ、過去の恋愛を引きずってしまうのでしょうか。

理由：その人が初めての彼氏だった、初恋だったから

初めての彼氏というのは、特別な思い出です。 初めての彼氏とのお付き合いする期間が長ければ長いほど、次の恋愛に動くことは難しくなります。 「16歳から23歳まで付き合って別々の道へ進みました。 その後に違う人とお付き合いをしましたが、何かが違う気がして初めての彼をよく思い出します」（28歳・エステティシャン） 「初めて真剣に愛した男性は忘れることができません。 結婚まで決まっていましたが、お互いタイミングが合わなくなりお別れすることに。 今でも彼との幸せな家庭を思い描いてしまいます」（35歳・会社員） 初めての恋愛が素敵であればあるほど、次の恋愛と比べてしまいます。 次の恋愛でしっくりこなかった場合、初恋の相手を思い出してしまうようです。

理由：互いに嫌いになったわけではなかったのに、遠距離などで別れてしまったから

嫌いになって別れた場合、相手の顔などみたくない！というほどになりますが、色々な理由で別れを選択せざるを得ない状況であった場合、当時の恋人を思い出すようです。 「ずっと順調に付き合ってきたのに、彼の海外勤務が決まりお別れをすることに。 転勤を機に結婚の話も出ましたが、私も夢の途中であったために別れを決断しました。 今も幸せだった頃をよく思い出します」（32歳・会社員） 「当時付き合っていた彼と私は大阪と神奈川の遠距離恋愛。 会えない日も寂しくないよう、電話やメールなど連絡もまめにしていました。 月に２度、会える日は楽しみで仕方が無かったのですが、どうしてもその距離に勝てず、また、私が引越しをすることも、彼が引越しをすることも考えられなかったので別れました。 今も良い友達ですが、あんなに大好きだった人は忘れられません」（29歳・看護士） 大人になると恋愛もシンプルではありません。 好きだからと言ってやみくもに一緒にいることができない場合もあります。 切ない思いをした分、過去の恋愛であっても美しいものとして思い出されるのです。

理由：その人との結婚を考えるほど真剣に付き合っていたから

引きずるほどの過去の恋愛は、真剣に付き合っていた証拠です。 結婚を考えるほどの人との恋愛は、忘れることがなかなかできません。 「私は30歳までに結婚をしたいと思っていました。 しかし当時の彼は結婚に悲観的で、私のプレッシャーに負けてしまい別れることに。 結婚するなら彼しかいない、と思っていたので、当時のことをよく思い出します」（29歳・派遣社員） 「優しくて、素敵で、大好きだった彼とは絶対に結婚したいと思っていましたが、彼にはその気がなく時間だけが経ちました。 彼も私の結婚願望に気付いていたので、私に幸せをあげられないと別れることになりました。 別れて5年が経ちますが、未だに彼を超える存在が出てきません」（29歳・会社員） 結婚を考えるほど好きになった相手というのはそれほどに素敵だったということです。 過去の恋愛とわかっていても、なかなかその相手を超えるほどの男性には会えず、過去の恋愛を思い出します。

理由：誤解や行き違いなどが解けないまま別れてしまったから

彼の一方的な見解から別れてしまった結果、悔しさと、あのときこうしていれば、という思いから、その恋愛を思い出すようです。 「私にはとても仲の良い男友達がいますが、当時の彼は嫉妬深く、男友達と私の関係をずっと疑っていました。 それでも私は彼が大好きだったので、男友達と距離をとるようにしていたのですが、疑いが晴れずに彼は去っていきました。 何度も連絡を取って誤解をとこうとしましたが聞き入れてもらえず。 それでも私は今も彼が大好きで仕方がありません」（24歳・フリーター） 「彼との恋愛を大切にしたいという気持ちが大きくなりすぎて、彼に嫌われないようにいつも気を使っていました。 結果、彼は私が彼に心を開いていないように感じたらしく、本音がわからない、と別れを告げられました。 その後何度も本当の私を知ってほしいといいましたが聞き入れてもらえず。 ちゃんと話をしていれば、とたらればばかり考えます」（24歳・美容部員） 誤解があるままの別れはもやもやが残り、そうして思い出が美化されたまま気持ちだけが残ってしまうようです。

理由：勢いで自分から振ってしまい、冷静になってなぜ振ってしまったんだろうと後悔しているから

過去の恋愛を忘れられないことはどんなデメリットがあるのでしょうか。

過去の恋愛の彼氏がどんどん美化されていくにつれて、男性の理想が高くなってしまう

過去の恋愛を超える恋愛はできないと考えてしまい、新しい恋をする気になれない

新しくお付き合いや結婚をしても「元彼の方がよかった」という気持ちがつきまとう

過去の恋愛にとらわれていると、新しい彼氏や、結婚した場合でも、あの彼がよかったな、という気持ちがずっとついて回ることになります。 相手に対してそんなに失礼な話はないですよね。 過去の恋愛は過去のものです、大切なのは今一緒にいる人。 大事にするためにも過去とはお別れしましょう。

ここからは、過去の恋愛を吹っ切る具体的な方法についてお話します。 具体例は5つです。

忘れようとすると「あの恋を忘れなきゃ！」と逆に強く印象に残ってしまうので、無理に忘れようと頑張らない

趣味や仕事、人付き合いなどで多忙な状態にして考えないようにする

過去の恋愛を思い出すときは、決まって何もしていない時です。 忙しくしていれば、恋愛のことなど考えてもいられませんので、わざと、仕事とプライベートとを充実させて、過去の恋愛を思い出す時間をなくしましょう。 すると、自然とその恋愛を考えなくなっていきます。

付き合っていたころに悩んだことやつらかったことが本当になかったのか思い出してみる

過去の恋愛は時間が経つにつれて美化されますので、まるで嫌な思いなど何もなかったかの様に感じることがあります。 しかし、お別れをしたという事実があるとおり、二人は上手くいかなかったのです。 合わなかった理由や、つらかった事などを思い返すと、その恋愛は特別なものではなかったと気付くでしょう。

出会いの機会を増やし、意識して他の男性にも目を向けるようにする

髪を切るなど、思い切ったイメチェンをすることで気分転換をする

髪を切ったら「失恋したの？」と声をかける昔ながらの人もいますが、髪を切るといったイメチェンは気持ちが明るく新しくなるため、過去の恋愛を吹っ切るにはおすすめです。 新しい自分になると、新しいものにチャレンジしたくなる気分になります。 新しい出会いを求める気持ちにもなるのでイメチェンしてみましょう。

元カレや元カノの話をわざと聞いてくる恋人っていますよね。 ですが過去の恋愛を恋人同士でお話するのは、あまりおすすめと言えません。 おすすめできない3つの理由をお伝えします。

そもそも、恋人の昔の恋愛話を好き好んで聞きたがる人は少ないため

そもそもなのですが、恋人が昔どんな相手と恋をしていたのかなんて、聞きたくない人のほうが多いわけです。 嫌なものをわざわざ話す必要は全くありません。

前の恋人の話が出ると、比較されているような気持ちになってしまうため

元カレや元カノの話を出されると、自分はそうではないな、と比較されているような気分になります。 比較されるのは気持ちのよいことではありません。 ケンカの引き金になりかねないので、過去の恋愛はお話しないようにしましょう。

別れる経緯などの話に自分たちを重ねてしまい、別れるきっかけにもなるため

過去の恋愛の終わり方を聞いていると、自分たちに重ねてしまうことがあります。 もしもこの状況になると、自分たちも別れるな、と感じてしまうことで、別れそのもののきっかけとなってしまいます。 わざと別れる原因を探すことになるので、別れた話は避けましょう。