同棲する意味を教えてくれる経験者の7つのエピソード

同棲って結婚が遅くなったり、関係がマンネリ化したり。 そもそも同棲が成功する確率って低い・・・なんて話をよく耳にしますよね。 そう考えるとそもそも同棲する事に意味はあるのでしょうか？ 同棲というものに夢見ているあなた。 今回は同棲する意味を教えてくれるエピソードをご紹介しますね。

破局に繋がるから意味が無いと言われる事も...

ゴールもなく同棲を始め、お互いの嫌なところばかり見えてしまう同棲は破局につながりやすいと言われています。 しかも周りを見てみると同棲してうまくいき、結婚したカップルの方が少ない気も・・・。 なんて事もありますよね。 好きという気持ちだけでは生活はできません。 生活は習慣から成り立っているもの。 お互いに育った環境が違うので価値観や習慣が違うのは当たり前ですよね。 その違いがもし受け入れられないものだったときは、たとえ好きでも破局してしまう可能性があると考えられます。

同棲を経験した事のある人は振り返って意味があったと思うのか、聞いてみました！

そんないい印象ばかりではない同棲に意味があるのかどうかは実際に同棲をした人に聞いた方が早い！という事で実際に同棲経験者にアンケートを実施しました。 実際の経験者の声を聞いて、同棲についてどう考えていくかを決めましょう。

今回は同棲経験のある男女50人に同棲についてどう思うか、意味はあったか、してよかったと思うかなどを調査してきました。自分の経験を踏まえた上での同棲への意見なので参考にしてみてください！実際に同棲をして見たからこそわかる事もたくさんご紹介してきます。

同棲した意味はあった！と答える人が約60%

約半数以上の人は同棲する事に意味があると感じているそう。 しかし必ずしも同棲を成功させた人が、同棲を支持しているわけでもないようです。 結果的に同棲をした後に関係が終わってしまったとしても、同棲をしたことで何かを学べたのかもしれませんね。 一緒に生活をすることに意味があったと2人に1人は感じるという結果です。

同棲した意味はなかったと答える人が約40%

反対に、同棲は意味がないと感じる人の中にも同棲は成功したけれど別になくてもよかったかなと感じる人もいます。 同棲後に結婚できた方もいますし、反対に同棲しなくても結婚できると思うなんて意見も。結婚前の同棲に対して抵抗のある親もいる可能性がありますよね。 必ずしも同棲が成功したかどうか＝同棲を支持するかどうかには繋がらないようです。

アンケート協力者50組中38組が破局。破局率は70%超え！

かなり衝撃の数字ですね（笑） 同棲すると別れてしまう、と言われるのはあながち嘘ではないようです。 70％の破局率とはなかなかなものですし、やはり同棲はよくない、破局の原因になるという考えは間違っていなかったのかもしれません。 同棲中に相手の嫌なところが見えてしまった時、簡単に別れるという選択をとることができます。 結婚をしていたら話は別ですよね。相手の嫌なところを見てすぐに別れられないのが結婚。 夫婦関係になると二人だけの問題ではなくなってしまいますからね。 その点、結婚をしていないただの同棲カップルならば二人だけの話し合いで別れることがすぐにできちゃいます。

男性の80%は意味があったと回答し、女性の50%は意味がなかったと回答している

そんな同棲ですが、男女の間にも支持率の差があるようです。 女性の方が同棲に対して否定的な意見を持っている方が多いとの結果が。 もしかするともともとの同棲へのイメージや期待値が高いのが原因かも。 思っていたものと現実の差があらわれているのかもしれません。 女性の方が同棲を楽しくて夢のあるものと高い期待をしている事が多いですからね。 好きな人と四六時中一緒にいられる。 それだけ聞けば甘い生活が待っていると思えますが、同棲はそれだけではありません。 一緒にいる時間が多くなればなるほど相手への不満も少しずつ溜まっていきます。

何を理由に同棲には意味がある！意味がない！といっているのかが気になるところですよね。 という事で引き続きアンケート結果を見ていきましょう、まずは同棲する意味がある！と主張する同棲支持派の意見を見ていきます。

間違った決定をしない

実は自分の生活に合わない相手と結婚してしまったという間違いをしないという良い点があります。 「結果的に別れたけど、逆に言うと結婚しなくて良かった」（27歳・公務員） 同棲しなければ気が合わないことを知らないまま結婚していたかもしれませんね。 付き合っている時には見えない部分が同棲をして一緒に生活をすることで見えてくるんでしょう。

結婚式に向けて同棲する事でしっかり準備できた

同棲をすることでお互いに結婚式に向けてしっかり準備ができたという意見。 「お互い忙しかったんで、少しの時間でも無駄にしたくないと同棲をしたんです。結果的に結婚式に向けて綿密な計画も建てられたのでよかったです。」（26歳・飲料メーカー） 結婚式のためには相当な準備も、話し合いも打ち合わせも必要ですよね。しかし時間が作れないような場合には十分な時間を取る事が難しく、そのせいで納得のいかない式になってしまう事も。 しかし結婚生活のスタートである結婚式になんとなくでも、マイナスな印象があると結婚生活自体不安を感じてしまいますよね。そこで同棲をし、たっぷりと時間をかけられる事はかなり同棲を活かせたと言えそうですね。

同棲している間、経済的に助かった

同棲をしている間、生活費の節約になって経済的に助かったという意見。 「家賃も抑えられて、彼女も毎日お弁当作ってくれたので節約できました。」（27歳・銀行員） 家賃だけでなく、光熱費や食費を折半すればだいぶ節約ができます。もし彼女がお弁当も作ってくれたならランチ代も浮きますよね。

反対に同棲否定派、同棲なんて意味がない！と主張する人たちの本音を見ていきましょう。 なぜ同棲には意味がないと感じるのでしょうか。

無駄に時間を使ってしまった

貴重な時間を無駄に使ってしまったという意見。 「好きでもないのにダラダラと同棲を続けて、婚期を逃した」（25歳・IT関係） 楽だから、なんとなくという流れで同棲をしていた方。やめ時が分からなくてだらだらと関係が続いてしまい、婚期を逃してしまうこともあるんですね。結婚するつもりもなかったけれど別れを切り出す事もできず気づいたら2年を失っていたなんて事も大いにあるようです。

結婚前提だったのに結果的に結婚しなかった

結婚をしたいと思って同棲をしたのに結果的に結婚をしなかったという意見も。 「結婚する気だったんですけど、同棲していくうちにこの人の考え方に付き合ってこの先何年もはきついかなと思い、結局結婚しませんでした。」（28歳・建築関係） どんなに好きでも、いざ一緒に暮らしてみると結婚相手として考えられなくなってしまったと言うケースもありますよね。お互いの価値観の違い、生活習慣。いろんなところで見られる違いが気持ちを冷めさせてしまったのかもしれませんね。

では実際に同棲してよかった、同棲して意味があったと思えるエピソードを4つご紹介していきます。 同棲を考えているのであれば参考にしてみてくださいね。

お金の節約が出来た！

「都内の結構いい場所で同棲していたんですけど、お互いの会社からの補助もあった上で家賃を折半。 都内という事で会社も近く交通費も浮かせる事ができました。 その上彼女が料理上手で朝昼晩、全部作ってくれたので１年間の同棲で３０万円くらい節約できました」（28歳・弁護士） やはり同棲のメリットの一つである節約ができる点からみれば同棲はかなり意味があると言えそうですね。 さらに同棲する相手によっては料理上手、節約上手などであれば節約をする上でのアドバンテージになると言えそうです。

生活リズムを合わせるのが大変だった

「彼氏と私の仕事のスケジュール的には問題がなかったんですけど、彼氏が寝るのが毎日遅くて。しかも寝室は同じでセミダブルのベッドを使っていたので、もうほとんど毎日睡眠不足でした」（25歳・広告代理店） 同棲をするのであれば仕事面での生活リズムだけでなく、寝る時間や時間の使い方も確認しておかないといけないんですね。些細な事と思いがちですが、こういった生活リズムのずれがストレスの原因となってしまうんです。同じベッドで寝るならなおさら。寝ている最中に相手のせいで目が覚めるなんてイラっとしてしまいます。

小さな幸せが増える

「ずっと一人暮らしをしていたので家に帰ると明かりがついている、ご飯を一緒に食べる人がいる。それだけで幸せになれて、仕事を頑張ろうと思えるんだなって小さな幸せに築けるようになりました。」（29歳・トリマー） 特に一人暮らしが長い人だと日常の幸せを実感する事が多いようです。幸せというのは日常にある些細な事なのかもしれませんね。一人では何も感じなかったことが、一緒に暮らすことで意味のある事になったということです。

一緒に暮らす事で性格的に悪い面が見つかった

「どんなに猫をかぶるのがうまくても一緒に住んでいればボロも出るんですよね。自分の場合は少しでも気に入らない事がると人に当たってきて、こんな性悪女と結婚しなくてよかったって思えました。」（25歳・公務員） 同棲をしないと気づく事のできない相手の性格もあり、それを同棲でしれることで正しい結婚への選択ができるようになるのはかなりプラスな点と言えそうですね。どれだけ可愛く着飾っている彼女でも生活態度が良くないことも考えられます。一緒に暮らしてみることでその人の本質を見れるのは良いことなのかもしれませんね。

アンケートと自由回答でいただいたエピソードを重ねて見ていくと破局・結婚を問わず同棲に意味を持たせられた人と持たせられなかった人には大きな3つの違いがある事がわかりました。 同棲する事に疑問を感じているのであれば、一度参考にしてみてもいいかもしれません。

違い①) 結婚を前提とした同棲かどうか

アンケートの結果、結婚が確定している同棲ほど、男女共に意味があった。 そう思っている割合が高く、確定していないほど女性の方に意味がなかったと感じる割合が高いようです。 同棲をしてみて結果がどうあれ、結婚を意識したものであれば何かしら学ぶことがあるということ。 ただ一緒に暮らしたいと思うだけでは同棲をする意味があまりないのかもしれません。

違い②) 女性が結婚したいがためにゴリ押してしまった事がきっかけで始まった同棲かどうか

アンケートの結果、同棲のきっかけが彼女発信であったと回答しているカップルほど男女共に同棲した意味がなかったと答える割合が高い傾向に。男性発信であったと回答しているカップルほど同棲した意味があったと感じる割合が高いんですね。 男性発信での同棲は結婚をかなり意識していると言っていいでしょう。それなりの覚悟のうえで同棲をしています。 しかし、女性が結婚がしたいがためにとにかく同棲しようとゴリ押ししてしまうと意味がないのかも。 男性の気持ちも追いついていないとうまくいかないでしょう。

違い③) 男性の収入が高いかどうか

現実的に考えて金銭面での問題はとても大きいもの。 アンケートの結果、男性の収入が高いカップルの同棲ほど男女共に意味があった、と思っている割合が高いという結果になりました。 収入が低いカップルの同棲ほど、特に女性が意味がなかったと感じやすいそう。やはり金銭面で問題があれば結婚までたどり着くことはまず不可能だと考えてもいいでしょう。聞きづらい話ではあっても事前に収入の話はした方がいいかもしれませんね。どんなに好き同士であっても、経済的に余裕がなければ心にも余裕が持てないのが現実です。

同棲する事に意味があるのかないのかは、結論としては意味はあります。 しかし、同棲に意味を見つけ出せるかどうかは個人の力量なのかもしれません。 必ずしも同棲で発見できる事はプラスなものだとは限りません。結婚する前に相手の嫌なところを見て蹴る事ができたから間違った選択をしなくて済んだと考えれば、意味があります。しかし、同棲したのに結婚しなかったと考えれば同棲に意味がないと思ってしまうでしょう。 どちらの考え方も正しいですが、どう捉えるかはあなた次第です。もちろん失敗から何かを学ぶ事ができればベストですが。同棲、一度はしてみてもいいのではないでしょうか？