年の差カップルは失恋しやすい？実体験から導く原因と年の壁を乗り越える秘訣

こんにちは！ 年の差恋愛と聞いて最初に何を思いつきますか？ 2～3程度の年の差だと、わざわざ年の差恋愛とはあんまり呼ばないかもしれませんね。 5～10歳差くらいを年の差恋愛と呼ぶとしましょう。 そこで湧いてくるイメージは、年の差カップルは価値観や考え方の違い、生活環境の違いなどもあり 失恋しやすいのかな？長く続くのかな？というのもありますよね。 どちらかが社会人でどちらかがまだ学生というパターンもあれば、年上彼女に年下彼氏というパターンも。 今回は年の差カップルはやっぱり失恋しやすいのか実際のエピソードを交えて検証してみました！

実際に年の差のある彼氏との失恋エピソードを聞いちゃいました！ どんなことが理由で失恋してしまうのか見ていきましょう。

6歳年下の彼と価値観が合わずに失恋..

「はじめて会った時に可愛いな～と思って付き合った6歳年下の彼がいたんですが、当時私はすでに社会人で彼は大学生になったばかり。 好きでしたが、まだ生活する厳しさも知らないしお金の価値観も違ったりして、私がきっちりしているとかそういうのもだんだん嫌になってきたみたいですれ違い、結局失恋(20代後半・女性)」 「年下の彼氏は甘えるのが上手いけど、年上なんだからなんでもしてくれると思っているフシが… 男らしさは感じなかったですね。 年の差のせいか価値観も全然違うので、喧嘩もよくしましたがそのたびお説教みたいで疲れるって言われてましたね～(笑)(30代・女性)」

20代の彼が子供すぎて失恋

「20代だった元カレは、性格が行き当たりばったりであんまり深く物事を考えることがなくて、なんていうか真剣な話ができなかったんですね。 嫌なことがあるとふてくされちゃうし、仕事もすぐ辞めるし女の子とも遊びに行くし。 まだ若いんだからしょうがないと包容力のある年上のいい女を演じることに疲れてお別れしました(30代・女性)」 「当時私が30歳過ぎで、彼は20代の前半。 無邪気で明るい彼でしたが精神的にまだまだ子供で、将来とか考える私とそんなことは全然まだ頭にない彼との年の差はやっぱり辛かったし、落ち着くのを待つのには時間がかかりすぎると思って…(30代後半・女性)」

１５個上の彼の結婚願望が強すぎて失恋

「私がまだ専門学生の頃に、バイト先の上司だった15歳上の人を好きになって付き合ってましたが、年齢的なこともあって常に結婚を前提とした話をされていました。 でも正直私には夢もやりたいこともあったし、結婚が嫌とかではなくて考えることがちゃんとできなかったというか…徐々に重くなってきてしまって別れました(20代・女性)」 「15歳くらい年上の彼氏と付き合っていた時、体力の違いに寂しい思いをすることが多かったです。 もう仕事で疲れ果てちゃってたり、休みの日もずっと寝ているので気を使ってた。 早く結婚して手料理作ってよ～とか支えて欲しいと言われるのも、まだ彼氏彼女として楽しみたかった私としては違ったのかな(20代後半・女性)」

年の差があると色々な苦労があるんですね。 では先ほどの年の差カップルの失恋エピソードを元に、年の差カップルが失恋する原因を5つご紹介していきます！

価値観の違い

価値観の違いから別れてしまうカップルは多い…！？ 価値観の違いと言えば、誰にでもあるものですよね。 別に年の差でなくてもあるもので、価値観の一致する人を望んでしまうというのは当たり前の心理です。 自分と似た考え方や感じ方をしている人に、どうしても安心感を覚えるのが人間ですよね。 特に女性は「そうそう！わかる～！」という共有が大好きです。 でも年の差があることで、実は普通に誰にでもあるこの「価値観のずれ」をさらに大きく感じてしまいがち、ということがあります。 本当は年の差があるからじゃなくても、「年の差で価値観が違うんだ」と思い込んでしまったり、 それを悲しく思ってしまったり。 でも実際に年の差があるから価値観が違うのかどうかはわかりません。 そういう風に考えてしまいがちなところに、落とし穴があるのかもしれませんね。 価値観の違いは理解があれば乗り越えられる問題です。 実はその価値観の違いこそが、新しい考え方や感じ方を自分に与えてくれることもありますよ。

ジェネレーションギャップ

やっぱりジェネレーションギャップは避けられないかも…！ 生まれた年代によって育ち方や考え方、行動に差ができることをジェネレーションギャップと言いますよね。 分かりやすく言うと昭和生まれと平成生まれがどうしても違うのは、年代のずれによって起こるもの。 例えば中学生くらいですでにスマホを持っている人と、そんなのはあの時なかったと思う人でも差が出ますよね。 食の好みや人付き合いの仕方、恋愛に対しての行動もジェネレーションギャップとしてあるでしょう。 ここはもう否定することはできないし、どうしても一緒にはできません。 本人的にも悪気があってそうしているわけではなく、当たり前にあった環境がそうなのです。 基本的には年の差カップルである程度のジェネレーションギャップは仕方ないと割り切る必要があるのではないでしょうか。 そこを面白いと感じて楽しめたらもっといいかもしれません。

恋愛観・結婚観の違い

恋愛観・結婚観の違いも多くあります。 現代においての結婚は、一昔前とは違います。 「男性が外で稼いで、女性は家庭に入り家事と育児に専念する」というのはもう当たり前の常識ではなくなってきていますよね。 特に女性でも自分のやりたい仕事をバリバリこなす人もいますし、恋愛や結婚のスタイルそのものが変わってきています。 男性も女性も「自由度が高まっているのが現代」というところでしょうか。 女性の方が年上の場合、年下の彼氏の「流れに任せればいいんじゃない？」的な雰囲気がモヤモヤしたり、恋愛ばかりしていられないと焦ることもあるでしょう。 男性が年上の場合は、世代の違いから「結婚して子供を産んで欲しい」と早い段階で望むこともあるのではないでしょうか。 こうした年の差で起きる恋愛観・結婚観の衝突が別れを招くことがあるようですね。

関係に上下ができてしまい破局

関係に上下ができてしまいがちで、年上の方が説教くさくなることも原因かも。 女性と言っても年上で仕事もきちんとしていて自立していれば、年下の彼氏といて「もう少ししっかりしたら？」と気になって言ってしまったり、子ども扱いしすぎてしまったり。 どうしても年上の方が何かと引っ張っていく事が多くなったり、言い合いになると人生のお説教のようになってしまうことで関係が悪くなって破局ということがあるようです。 年の差があるとなかなか難しいかもしれませんが、年下でも自分なりのライフスタイルがあるので、あまり上下関係にならないような工夫が必要ですね。 上から言うのではなく相手の立場に立った言い方をしたり、年上を相手にすべて聞き入れるということもしないで感じたこと、言いたいことをちゃんと言い合える関係になれるかどうかが大事でしょう。

身体的な老化に嫌悪感を感じ

身体的な老化に嫌悪感を感じたり、体力の差にがっかりしてしまうなんてことも・・・。 相手と一回り以上の年の差がある場合などは、エピソードにもあったように、どうしても身体が疲れてしまって気持ちに追いついていかないということがあります。 休みの日にたまにはどこかへ・・・と思っても相手は休息を優先したいと思っていたり、年上すぎてテーマパークや人混みは疲れるから苦手という人も。 もっと彼氏彼女として一緒に色んな事がしたいのに、恋愛のたのしみというよりは「はやく落ち着きたい」と言わんばかりの彼だと、だんだんしんどくなってしまうことがあります。 ですが体力的な衰えは、どうしようもないんですよね…！ 疲れている時は無理しないで休ませてあげて、体力を温存してもらいましょう。

ここまで年の差カップルが失恋してしまう原因を見てきましたが、それでもやっぱり年の差があるからといって無理なんだと諦めるのはまだ早いです！ 事実、年の差カップルが成功して結婚するパターンもたくさんありますから。 年の差があっても別れたくない！と思っているあなたに、失恋しないための秘訣をご紹介していきます。

年の差に注目しすぎない

年の差の部分に目を向けすぎると、余計に気になることが増えるだけ！ 年の差があっても、他に相手の好きな部分や内面的に共通するところ、一緒にいる時間の居心地・・・ 年の差があるからこそいい部分にいつも目を向けてみましょう。 「年上で理解力があるから、なんでも相談できる」「落ち着いていて安心感がある」などプラスな面もたくさんあるはずです。 同年代同士だと、カップルでも張り合ったりライバル関係になることもありますが 年の差カップルの場合はそういうことが少ないんですよね。 他にも、価値観の違いを感じるのは「年の差があるからじゃない」という人もいます。 そもそも価値観と年の差を強く結びつける理由はなく、どんな長年のカップルでも夫婦でも価値観に違いがあるのはみんな同じで、大切だからそれを理解し合い、認め合って関係性を作っていくものだからです。 なので年の差に注目しすぎないで、いいところに注目して人と人としての付き合いを大切にしてみてはいかがでしょうか？

年の差のないほかのカップルと比べない

年の差のないほかのカップルと比べても、それが正解だとも限らない！ 他人に流される必要はないというと、簡単に言いすぎかもしれませんね。 時には同い年や年代が近いカップルが、同じ立場で悩みや環境を共感しあえて、同じ趣味を楽しんでいたりするのを見ると「いいな～」と思うこともあるでしょう。 でも年の差があるからこそ、違う考え方や経験の差からくるためになる話が聞けたり、勉強になったり… 同年代にはない魅力もありますよね。 特に真剣な話や将来の話が相談しやすいというところと、年上の方の立場が社会経験が豊富なことが多いので男女共に頼りになる一面も。 年の差の彼に、自分の同年代と比べるような言い方をしてしまうのも相手が嫌な思いをするかもしれません。 年の差のない他のカップルと比べないで、自信を持ちましょう！

対等な関係を築く

年の差があってもなんでも言い合える対等な関係を築くと更に良いですね！ 先ほど紹介したように、年の差があると上下関係になってしまうことがあります。 どうしても年を重ねている方が大人で、正しいんだと思い込んでしまったりもします。 でもそうでもないこともあります。 「年下だから人生経験の多い方に逆らえない」というのは違うものです。 彼氏彼女な以上、年の差をおいておいて対等に物事を話せる関係づくりは大切ですよ。 我慢をしてしまうことで「年の差があるからこんな風になるのかな」と年の差というポイントにこだわってしまうきっかけになるかもしれません。 何歳でも、カップルはお互いをちゃんと尊重して平等である方が長続きしますよね。 年の差があることをマイナスに捉えないためにも、信頼してちゃんと本音を言い合える関係になっていきましょう。

いかがでしたか？ 年の差のカップルは失恋しやすいのか？という答えは、結局人によるし、いかに年の差があることのプラスな面を見つめて、年の差恋愛を充実させていけるかということになりそうです。 「好きな気持ちには適わないんです！」なんて意見もありますしね。 年の差だから失恋しやすい…なんて思わないで、お互いに与えあえる関係を築いていってくださいね♪