彼女の両親と食事に行くことになった！服装やマナーなど気を付けるべきこととは？

彼女の両親との食事が決まったら、まずは場所選びをどうしたらいいか悩むところですよね。 どうせなら気にいってもらえるようなお店選びをしたいものです。 まずはお店選びのポイントから紹介していきたいと思います。

落ち着いて話ができる静かな店

自分自身のことをはじめ、彼女との交際についてなど彼女の両親にわかってほしい、知ってほしい話をする場所でもあるので、ガヤガヤしたお店よりも落ち着いて話ができるお店の方がいいですよね。 彼女の両親の話を聞こうとしても、周りの騒音でよく聞き取れないなんてことがあっても失礼になってしまいます。 できれば個室などがあるお店で、自分たちだけの空間ができるお店がいいでしょう。 静かで落ち着いた場所の方が話しやすく、きちんと向き合って会話もしやすいはずです。

かしこまり過ぎない店

背伸びをし過ぎてしまうと、あとで自身の首を絞めてしまうこともあるので、等身大で勝負できるようにかしこまり過ぎないお店選びを心掛けてみましょう。 相手が年上である分、自分より食に詳しかったり、経験豊富であっても当たり前のことだと思っておきましょう。 そのうえで完璧を求めたりするのではなく、失敗しないお店選びを意識すると気持ちに余裕をもつことができるようになります。 かしこまり過ぎたお店で背伸びをした自分を繕い、緊張もしてしまうことも重なっては、うまくいくこともうまくいかなくなってしまう可能性もあります。

超高級店より、比較的お手頃価格の店

高級店ではかえって彼女の両親に気を遣わせてしまうこともあります。 自分自身が全額払うことであるからといって見栄を張り過ぎてしまうのも問題ありですよね。 長いお付き合いになるかもしれないということも念頭においておくことが大切で、最初が肝心ですから自然体に近いなかで相手によく思われるように努力していきましょう。 お店の印象が自分の印象と捉えられるので、お手頃価格の中でもおすすめしたいお店や雰囲気のいいお店を選ぶといいですね。

暗めのムードある店より、明るい照明で顔が良く見える店

お店の雰囲気は大切ですが、デートではないので暗めのムードのあるお店は今回は外しましょう。 お互いの顔やよく見える、明るめの照明を使っているお店の方が好感をもたれます。 相手のことがよく見えた方が、雰囲気がわかったり、相手の反応も見えて話もしやすくなります。 自分自身もよく見られるということなので、気を付けて意識した方がいいこともありますが、その分自分の人柄をわかってもらいやすくなると前向きに捉えていきましょう。

彼女の両親の食の好みに合った店

事前に彼女から彼女の両親の食の好みを聞いておきましょう。 ただ大好物な料理を扱っているお店を単純に選んでしまうと、好きなだけに厳しい評価をされてしまうこともあるので注意が必要です。 相手の意向ばかりではなく、自分自身のことも考えてお店選びをした方がいいでしょう。 彼女の両親が和食よりもフレンチが好きだった場合に、自分自身がテーブルマナーができていないとマナーに集中し過ぎて話がおろそかになってしまうということもあります。 自分も無理なく、相手の好みにも合わせたお店を選んでいきましょう。

お店が決まったら、次に悩むのはどんなものを着ていったらいいかですよね。 仕事ともプライベートとも違う気もしますし、彼女の両親から気にいられるような、いいイメージをもたれる服装はどんな服装でしょうか。 早速、一緒にチェックしてみましょう。

スーツにネクタイなら間違いなし！

何を着ていったらと迷った時や、きちっとした服が手持ちにはないと思った時には、スーツにすればまず間違いないでしょう。 できればノータイよりもネクタイをきちんとしていた方が好印象を与えます。 人は見た目ではないという意見ももちろんありますが、第一印象は見た目から入るものです。 そのときにスーツを着ていくことで、真剣に向き合おうとしてくれている真面目な印象になりますし、場にそぐわないという心配もありません。

カジュアルでもジャケットを羽織ってきちんと感を出す

スーツでは張り切り過ぎなのではというときや、カジュアルなお店での食事や相手に気を遣わせないためにも普段着でというときには、ジャケットをひとつ羽織るだけで印象は違ってきます。 インナーはシンプルなものを合わせ、ボトムスはできればデニムよりもコットンパンツ、チノパンなどにして、ジャケットを羽織ればきちんと感が出るようになります。 アクセサリーや小物などもシンプルを意識すると、全体的にバランスのとれたきちっとした印象をもたれるようになるでしょう。

清潔感ある服装

きちんとしていて、真面目そうな印象をもたれるのも大切なポイントですが、その服装がよれよれであったり、靴が汚れていたりしては台無しになってしまいます。 シャツなどはアイロンをかけておくなど、ピンと張ったものを着るようにしましょう。 ジャケットもシワができてないか、汚れや糸くずなどはとっておくようにしたりしておくことですね。 見落としがちなのが足元です。 ボトムスの裾がほつれていたりしていないか、靴は磨いてあるかなどを気にしておくといいですね。 清潔感のある人は好印象をもたれるのは鉄則でもありますので、ここは落とさないようにしたいですね。

高級ブランドで固めたファッションは避ける

きちんとした印象の服装が望ましいですが、一目で高級ブランドであるとわかる服装でいい印象を与えるのは難しいでしょう。 ブランド物と分かる服装をする人に対しては、着るものへのこだわりが強いイメージがもたれたり、服へのお金のかけ方などが透けて見えてしまい、イメージが良くないことの方が多いんですね。 何のために高級ブランドの服を着るのかということをもう一度考えてみましょう。 そして、彼女の両親との食事は何を目的にしているのかということを考えてみると、服装がメインでないことがわかってくるはずです。

行く店に合った服装にする

きちんと感が出ていて、清潔感のある服装であるなら、ある程度カジュアルなものでもいい印象を与えることはできます。 けれど、たとえば落ち着いた和食店にデニムを履いていくなど、お店にそぐわない服装というものもあるので、選んだお店に合わせて服装も選ぶようにしましょう。 お店の雰囲気と自分の服装を合わせることで、TPOをわきまえているという好印象を与えることもできるので、お店選びとともに大切にしたいポイントですね。

いざ食事の日を迎えて、彼女の両親を目の前にしたら、何を話したらいいかわからないなんてこともあります。 そうなる前にきちんと準備をしておくことで、会話がつまって焦ってしまうということがなくなるはずです。 これから紹介する会話に関するポイントをしっかりとチェックしておきましょう。

彼女から両親の趣味をあらかじめ聞いておいて、その話題を

共通の話題は相手との距離を縮めるのに有効な話題の一つです。 相手の好きなものやこと、趣味などの話をして、相手の心をほぐし、会話の盛り上がりに繋げていきましょう。 自分も興味がないと、なかなか話を広げていくことは難しいですし、相手のことをリサーチしておかないとその話題に振りづらかったりしますよね。 ですので、彼女から彼女の両親の話をいろいろと聞いておくようにしましょう。 自分の知らないことだったとしても、興味があれば質問形式で会話のネタになることもあります。 知らないことでも恐がらずに、相手のことが知りたいという気持ちで話題にすることで、ちゃんと盛り上がるようになりますよ。

自分の出身地の話

相手の懐に入って話をするのが苦手だったり、聴くことが上手くできないという人もいますよね。 そういうときには自分の話をしてみましょう。 特に自分の出身地の話など、そこでの有名人や特産物、地元あるあるなどの雑談で雰囲気を和ませてもいいですね。 彼女のお父さんが野球ファンなら地元野球の話や、食べ物にこだわりがあれば地元の特産物を紹介してみたりなどしてみましょう。 自分のことを話しつつ、相手の話を引き出して、共通点探しやいいところ探しをすることで次の話題へと繋げていくことも可能になっていきます。

彼女とどういうお付き合いをしているか

彼女との馴れ初めなど、どんな風に知りあったのか、どんなところに惹かれたのかなどを話すといいでしょう。 彼女の両親との一番の共通点は彼女です。 彼女のことを褒めることは、両親が褒められていると同じように感じ、喜ばれたりします。 彼女も嬉しいですし、みんながいい気分になることで、その場の雰囲気もとてもよくなりますよね。 彼女との交際について、事細かな説明をするというよりは、彼女のいいところや自分にとっての彼女の存在がどんなものかを両親に説明するようにするといいでしょう。

質問されたことには誠実・丁寧に答える

彼女の両親との会話は、自分から振ることばかりではなく、向こうもあなたのことが気になっています。 自分の娘がどんな人と付き合っているか、どんな考えを持っている人なのかなど、会話からでも知りたいと思っています。 ですので、向こうから質問されることも多かれ少なかれあるでしょう。 あまり身構え過ぎずに、「正直に」「誠実に」「丁寧に」を心掛けて答えるようにしてみてくださいね。 相手の目を見て、きちんと答えようとしている姿勢は相手にも伝わりますので、自分を知ってもらうチャンスと捉えて堂々と自身を持って臨むようにしましょう。

彼女の子どもの頃の話などを聞く

彼女の両親との一番の共通点ともいえる彼女の話を中心にしてみるのもいいですね。 特に子どもの頃の話などは、両親にとってもかけがえのない思い出でもあるので、盛り上がる話題のひとつです。 事前に彼女から子どもの頃のエピソードを聞いておくと、「こんなことがあったそうですね」というように話を振ることもできます。 彼女のいいところは小さい頃からあるものなんですねなんていう風に、彼女を褒めつつ子育てしてきた両親も気分がよくなり、話しやすくなる効果も期待できますよ。

彼女の両親との食事の場面で絶対に守っておいた方がいいマナーがあります。 5つのポイントを紹介していきますので、是非頭に入れて当日を堂々と乗り切りましょう。

最初の挨拶はきちんとする

何事も最初が肝心という言葉があるように、第一印象が決まる出会った数分を大切にしましょう。 「あ、どうも」ですとか、「こんにちは」と言ったきりでお店に入っていくなど、なんとなくで挨拶を流すことはないようにした方がいいですね。 たとえば「はじめまして、○○さんとお付き合いさせていただいている○○と申します。 本日はわざわざ足をお運びいただいて、ありがとうございます」など、きちんと自分の名を最初に名乗り、今回の御礼の言葉を忘れずにしましょう。 自己紹介などは、席についてから落ち着いてしてもいいですが、最初の時点できちんと名乗り、挨拶をしておくことは第一印象から好感がもてます。

言葉遣いには注意する

普段、彼女と過ごすことが多い分、癖でいつものような話し方になってしまうこともあるので言葉遣いには十分注意を払うようにしましょう。 もちろん彼女の両親に対してタメ口はいけませんが、彼女に対してもいつもより丁寧に優しく話すように心掛けましょう。 彼女とのやり取りを気にしてみている親御さんも多いですから、彼の方が偉そうにしていたり、逆に彼女の言いなりばかりでもあまりいい印象を与えません。 ここは彼女とも事前に話し合いながら、お互いに気遣い合い、支え合う姿を見せれるといいですね。

遅刻は絶対NG！10分前には着いておく

時間にルーズな人はだらしないというイメージをもたれてしまいます。 余裕を持って行動するようにし、遅くとも10分前には約束の場所に着いておくようにしましょう。 遅刻をしてしまうと、どんなに素敵なお店を用意していても、服装をきちんとしていても、全てを台無しにしてしまう威力をもっています。 彼女の両親の時間をいただいているという自覚をもち、自分の時間としても大切に扱うようにすると意識も変わり、早めの行動もできるようになります。 何が起こるかわかりませんから、早めに着いて近くの喫茶店で時間を潰してもいいでしょうし、遅刻だけは避けれるように行動しましょう。

食べ物を口に入れたまましゃべらない

食事をしながらの会話になってきますが、食べ物が口に入ったまましゃべるのは行儀が悪く、相手に対して失礼な行為です。 食べ物を口に入れた時に話しかけられたり、質問されることもあると思います。 すぐに答えなきゃと思ったり、焦ってしまう気持ちもわかりますが、まずは落ち着いて、きちんと飲み込むことです。 一呼吸おいた方がきちんと整理されて答えられるということもあるので、そう前向きにとらえて落ち着いて話をするようにしましょう。

お酒は程ほどに

緊張してしまって、いつもよりハイペースにお酒が進んでしまう人もいます。 もしくは彼女のお父さんにすすめられて断り切れずに、ぐいぐいと飲まされてしまうということもあるでしょう。 お酒を飲み過ぎてしまった自分を想像して、何か粗相をする前に、まずは自分をしっかりと保ちましょう。 緊張するのも分かりますが、お酒に頼ってもいいことはないということを覚えておきましょう。 彼女のお父さんに自分の技量よりもすすめられてしまいそうなときも、自分の気持ちをきちんと伝えられるようにしておきましょう。 ただ無理ですと伝えるのではなく、申し訳ないという気持ちがあること、ありがたいという気持ちがあることを合わせて伝えることでお父さんもわかってくれるはずですよ。

どんなに準備を完璧にしていても、1つの言動で全てが水の泡になってしまうことも。 そんな彼女の両親との食事でやってはいけないこと、注意をしなくてはいけないことをこれから紹介していきたいと思います。

全額、彼女の両親に支払ってもらうこと

支払いの時にどうにか自分で払うことができても、あとあとご両親からいくらだったかなど尋ねられたりと、自分たちの分は支払いますとおっしゃってくれることもあるかもしれません。 そうしたときには「こちらからお願いをしてきていただいていますので…」など丁寧にお断りするのが礼儀としてもいいでしょう。 彼女の両親から「御馳走してもらう義理はない」など、押し問答のようになって雰囲気が悪くなってしまうようなら、「では○○円いただいてもいいですか？」とこちらから値段を提示しましょう。 だいたい7：3を目安として、3割くらいをもらうイメージでいるといいかもしれませんね。

両親にタメグチで話す

彼女と一緒にいるということで、普段の喋り方になってしまうなんていうこともあります。 食事の時間も中盤になってくると緊張がだんだんとほどけてきて、気が抜けてしまって、ついタメ口が出てしまうことも。 彼女に引っ張られてしまう心配があるときには、彼女に対しても丁寧な言葉で対応しておくと、混乱がでなくていいでしょう。 少し間違えてタメ口になってしまってもいきなり失礼だなと怒る人は少ないですが、あえてタメ口で話すのはNGだと考えている人は多いので、言葉使いには注意が必要ですね。

両親の前で彼女を呼び捨てにする

彼女の呼び方は普段は呼び捨てという人は多いかもしれません。 ですが、彼女の両親の前では彼女の呼び方は「さん付け」にした方がいいですね。 呼び捨てには親しみや、普段の姿を見せることができると思える人もいるかもしれませんが、彼女の両親と出会ったばかりの時に見せる姿は彼女への尊敬や尊重などの愛情を見せるようにしましょう。 彼女のを一人の女性として、一人の人として尊敬し、一緒に歩みたいと思っているという気持ちを伝える時に呼び捨てでは、なかなか伝わりにくかったりします。

両親の前で、彼女に命令する

普段、彼女にいろいろと命令していたり、言いたいことを言っているという人もいますよね。 彼女はそんなあなたがいいと言ってくれているかもしれませんが、彼女の両親は命令されている娘の姿は見たいとは思わないものです。 どちらかといえば大切にされているんだな、娘のいいところをたくさん知っていて一緒にいたいと思ってくれているんだと感じる姿が見たいものです。 彼女への頼み事は一度飲み込み、自分でできるなら自分で行い、もし頼むならば言い方を変えるようにしましょう。

食事中スマホを見る

マナーとして食事中にスマホを見たり、いじるのは御法度です。 できることなら電源を切っておくなり、見なくても済むように鞄の中にしまうなどしておきましょう。 何のために今回の時間があるかということを忘れないようにしましょう。 彼女の両親も、もちろん彼女も、みんなで会って、食事をしながらお互いのことを知るために時間をつくっています。 その時間をスマホを見る時間にあてるのは失礼な行為と見られても仕方ないです。 仕事などもあるかもしれませんが、特別なことがない限り、仕事はそれまでにきちんとしておくことが筋ともいえるでしょう。

食事中タバコを吸う・タバコを吸いに外に出る

彼女の両親との食事の時間、それは長い時間でもありません。 タバコを吸うのは我慢するようにしましょう。 タバコが苦手、嫌いという人も多いでしょうし、そうした短い時間も我慢できないのはマイナスイメージにもなりかねません。 ケジメやメリハリをつけれる、きちんとした社会人であることを示すためにも、タバコを吸うことはしないようにしましょう。 約束の前に吸っておくこともいいですが、匂い消しなどエチケットは忘れずにしておいた方が印象を悪くせずに食事を楽しむことができるでしょう。

彼女の両親と食事に行くと決まれば、緊張もしてきますよね。 彼女と話し合いをしながら、事前にしっかりと準備をすれば当日はマナーを守るだけで楽しい食事の時間にできるはずです。 何よりあなたが好きだと思った女性を育ててくれた方たちですので、出会えた感謝を忘れずにいれば、きっと素敵な関係性を築いていけるはずですよ。 彼女が好きだという自分のことも信じてあげましょう。