マウンティングの意味は？マウンティングする人の共通する性格の特徴とは？

あなたは「マウンティング」の意味を知っていますか？ 今回は「マウンティング」について、徹底的に解説していきます。 なぜ人はマウンティングをしてしまうのか、マウンティングをする人はどんな特徴を持っているのか、アンケート結果や体験談ふまえながら確認していきましょう。

マウンティングってどういう意味で、どんな風に使うのでしょうか。 ここからは、マウンティングの使い方と例文についてご紹介します。

友人が高級ブランドのバッグを買ったと自慢し女子会でマウンティングをしていた。

「友人が高級ブランドのバッグを買ったと自慢し、女子会でマウンティングをしていた」というマウンティングの例文があります。 こちらは、高級バックを買える自分はそこにいる女性たちよりも上の立場にいる、お金を稼いでいるというアピールなのです。 女性は、持ち物や彼氏など見える部分でマウンティングを取ることがあります。 高級な物を買えること、身に着けることがステータスに思っている人がいるため、そこを自慢し、他の女性にマウンティングを取って、優越感に浸ることも多いのでしょう。 金銭的余裕と高級ブランドを持てる自分を周りに自慢したくて仕方がないのです。

同窓会で友人達が何の仕事をしているかマウンティングし始めた。

「同窓会で、友人達が何の仕事をしているかマウンティングし始めた」というのも、マウンティングのひとつの例文です。 高級ブランドのバックを自慢する心理と同じように、自分のステータスを周りに見せつけたいため職種を話題にしたのでしょう。 きっとこの話題を出した人は、自分が良い仕事に就いているという自信があるのです。 有名企業に勤めている、独立して個人で会社をやっている、役職に就いたため自慢をしたいといった感情があり、周りよりも自分は上の地位にいるということをアピールしたいのでしょう。 仕事でマウンティングを取るのは女性ももちろん、男性にもあります。

入社直後に先輩がマウンティングをしてきた。

「入社直後に先輩がマウンティングをしてきた」という例文も、マウンティングのひとつ。 こちらは、上下関係をハッキリさせておきたい、後輩は自分よりも下の存在だから尊敬や敬いを持つべきと思っている先輩が後輩にマウントを取ってきたということでしょう。 自分は上司に気に入られている、仕事でこんな成績を残した、会社のことは自分はとても良く知っている、交流が広いため社内の事情も良く知っているなど、自分がこの社内でいかに大きな存在かを後輩に知らしめているのです。 自分には媚を売っておいた方がいいよという遠回しのアピールであり、後輩を下に見ているからこそわざわざマウンティングをしてきたのでしょう。

女性が多い職場はマウンティングが凄い為、身なりに気を抜けない。

「女性が多い職場はマウンティングが凄い為、身なりに気を抜けない」という例文もあります。 女性が多い職場だと、どうしてもマウンティングの取り合いが始まってしまうことが多いでしょう。 身なりでマウンティングを取ってくる女性はとても多いので、パッとしない地味な格好や、安いバック、適当な髪型で行くと、そこを指摘されてしまいます。 朝支度できる時間がないのか、服を買うお金がないのかなどを遠回しに言ってくることが多いのです。 少しでも気を抜くとそこに目を付けられてしまい、この女性よりも自分は女性らしく美しいと比較し、マウンティングを取ってくる女性もいるでしょう。

SNSで恋人とのツーショットあげてマウンティングする友

「SNSで恋人とのツーショットあげてマウンティングする友」という例文も。 男性よりも女性がよくやるマウンティングであり、彼氏が自分のステータスだと思っている人がする行動です。 デートをした写真はもちろん、ハグをしている、キスをしているなどラブラブさを見せつけるような写真をわざわざ上げる人もいます。 自分はこんなに愛されている、こんなカッコイイ彼氏がいる、幸せいっぱいということをアピールしたいのでしょう。 恋人がいない友達はもちろん、恋人がいる人にも自分の彼氏はすごく素敵でしょ？ということを伝えたいがために、恋人ののツーショットを頻繁に上げて、ラブラブアピールをしてくるのです。

マウンティングをする人は、いったいどんな心理状態なのでしょうか。 心理が分かれば、なぜマウンティングをしてくるのかを理解することができます。 マウンティングをする人の心理を一緒に見ていきましょう。

常に自分が一番でありたい

常に自分が一番でありたいのです。 周りには負けたくない、いつでも自分が一番注目されたい、自分は一番可愛い、カッコイイという気持ちを持っているため、人にマウンティングをしてしまいます。 負けず嫌いな性格なので、自分よりも優れていると思われる人を勝手に敵視してしまうのです。 この相手には負けたくないという思いから、その人に対抗するためにマウンティングをしてしまいます。 容姿や権力、金銭面、学歴などさまざまなことを周りを張り合い、その肩書や身なりだけで人を判断してしまうこともあるでしょう。 常に自分が一番でいないと気が済まないため、自分が優れていることをアピールしてくなってしまうのです。

どこか不安を抱えている

どこか不安を抱えている人もいます。 このままの自分では誰も見てくれない、評価してくれない、相手にしてくないなど常に不安を抱え、悩んでいる人もいるのです。 どうにか自分の価値を見出さないと思い、相手にマウンティングを取って自分はすごい人なんだと認めてもらおうとしてしまいます。 もちろん、マウンティングをしても自分を変えることはできないことは分かっているでしょう。 しかし、マウンティングをすることで少し不安は解消され、気持ちが満たされるため、自分の気持ちを安定させるためにマウンティングをやめることができません。

何かに怯えている

何かに怯えているため、マウンティングをしてしまうのです。 例えば、新しく会社に入った人が自分の居場所を奪うかもしれない、今は自分が慕われているけどこの地位を奪われるかもしれないなど、何かに怯え、自分の居場所がなくなってしまうことに不安を感じています。 自分は他人に比べて劣っているという気持ちがあるからこそ、何かしらに怯えてしまうのでしょう。 そのため、自分をおびやかす人にマウンティングを取り、その相手や周囲に自分の方が優れていることをアピールするのです。 そうすることで、周りは自分の方を見てくれると思っているのでしょう。 相手よりも自分がすごいことが分かれば、奪われることもなくすこともないと考えてるのです。

本当は自分に自信がない

本当は自分に自信がないのです。 人にマウンティングをするということは、自信のなさの裏返しの場合もあります。 自分は人よりも劣っている、容姿が良くない、仕事ができないなど何かしら不安を抱え、自信が持てない部分があるのでしょう。 そのため、自分の自信のない部分を刺激する相手に対して、勝手に敵対心を持ってしまいます。 この人は自分にないものを持っていると思い、そこが羨ましくもあり、悔しい、腹が立つという感情も持ってしまうため、そこを攻撃したくなってしまうのでしょう。 自分のコンプレックスを刺激してくる相手に敵意を向けてしまうことが多いのです。

他人に自分を認めてほしい

他人に自分を認めてほしいと思っている気持ちが強いため、マウンティングをしてしまう人もいます。 もちろん、誰だって認められたいという気持ちを持っているものですが、その気持ちが強すぎる人自分をアピールしないと自分の良いところをわかってもらえないと思ってしまうのです。 そのため、自分の素晴らしいところや成績、評価などを話し、人にマウンティングを取ってしまうようになります。 承認欲求が人より強いということであり、人に言葉で認めてもらえないと気が済まないのでしょう。 他人の評価をとても気にしてしまう性格のため、認められたいがためにマウンティングをしてしまいます。

自分で自分を認めることが出来ない

自分で自分を認めることが出来ないため、マウンティングを取り自分を安心させようとする人もいるでしょう。 マウンティングをしてしまう人は、弱い部分を持っていてそれが自分のコンプレックスになっています。 自分のことが嫌いであり、自分を自分で認めてあげること、受け入れてあげることができないため、人に認めてもらわないと安心することができません。 そのため、人にマウンティングを取り、すごいねと評価されることで自分は人に認められていると認識することができるのでしょう。 自分を認めてあげられないからこそ、他人に認められることを求めてしまうのです。

優位な立場でいたい

優位な立場でいたいという気持ちがあるため、マウンティングを取ってしまう人もいます。 人と関わる時にいつも上下関係を考えてしまい、自分は常に人よりも上の立場でいたいという気持ちが強いのでしょう。 他人に自分を指摘されること、注意されることを嫌い、常に自分が正しいと思い込んでいることが多いのです。 人を見下す傾向があり、自分はこの人よりも上なんだということを相手にも周りにも分からせたいため、マウンティングを取って優位な立場を築こうとしてしまいます。 人と同等でいることができず、自分が上にいないと気が済まないのでしょう。

マウンティングをする人に共通する性格の特徴について、これからご紹介します。 こんな特徴を持っている人は、人にマウンティングをしてしまうことが多くあるでしょう。 一つずつ確認してみてくださいね。

お節介なほどの世話焼き

お節介なほど世話焼きの人は、実はマウンティングを取ってしまう特徴なのです。 自分でできることさえもすぐに口を出してくる、何かとすぐに手を貸そうとしてくるお節介な人っていますよね。 それが優しさに感じることもありますが、それはその相手にマウンティングを取っているだけ。 自分はこれくらいのことは難なくできる、あなたができないことを私がしてあげているというアピールをしているだけなのです。 世話を焼くことで、自分はやはりこの人よりも優れていると優越感を感じることができるのでしょう。 そのため、お節介なほど世話焼きになってしまい、首をつっこんできてしまいます。

自己顕示欲が強い

自己顕示欲が強い人は、マウンティングをする人の特徴です。 自己顕示欲とは、自分の存在を多くの人に知ってもらいたいと思う気持ちのこと。 自分はこんなに素晴らしい人間なんだ、魅力的な人間なんだということを認めてもらうことで自分の気持ちを満たすことができるのです。 自分を見て欲しい、自分を魅力的ですごい人間だと思ってほしいという気持ちがあるため、それをアピールするために人にマウンティングを取ってしまいます。 ナルシストな性格であり、多くの人に自分を見てもらえること、評価をしてもらえることで優越感を感じるタイプなのでしょう。

承認欲求が強い

承認欲求が強い人も、マウンティングを取ってしまう性格の特徴です。 承認欲求とは、人に認められたいという気持ちが強いことを言います。 もちろん、少なからず誰しもが承認欲求を持っているものですが、それが強すぎると自分の価値は他人の評価で決まると強く思い込んでしまうことがあるのです。 誰かに認められること、受け入れてもらえること、愛してもらえることが自分にとっての価値であり、自分の存在価値を感じられる行為になってしまっているのでしょう。 そのため、マウンティングを取って他人に自分を認めさせようとしてしまうのです。

人の意見を受け入れられない

人の意見を受け入れられない人も、マウンティングを取ってしまう性格。 友達や恋人が言うことに、素直に「そうだね」と言うことができず、常に他人の意見を否定し、自分の意見が正しいと思い込んでしまう傾向があります。 プライドが高いため、他人に自分のことを指摘されるのが嫌であり、許せないのでしょう。 常に他人を自分よりも下に見ているからこそ、意見を受け入れることができないのです。 自分は周りよりも優れているという強い気持ちが、他人の意見を聞き入れない状態を作ってしまっています。 自分はこの人よりも優位な立場と思いたいからこそ、マウンティングを取ってしまうのです。

負けず嫌い

負けず嫌いな性格も、マウンティングを取ってしまう特徴のひとつ。 他人に負けたくない、自分が人よりも劣っているのが許せないため、すぐに他人と自分を比較してしまい勝とうとしてしまうのです。 マウンティングを取ることで、その相手に自分は勝ったと思うことができるのでしょう。 容姿や権力、仕事や学歴、恋人のステータスもすべて勝ち負けで判断してしまう傾向があります。 そのため、少しでも自分より良いものを持っていると思う人に対して攻撃的になってしまい、マウンティングを取って自分がより優れていることをアピールしてしまいたくなるのでしょう。

では、どうしたらマウンティングをする人と上手く接していくことができるのでしょうか。 これから、マウンティングをする人への上手な対処法をご紹介します。

相手にしない

相手にしないようにしましょう。 マウンティングをしてきたとしても、あなたが相手にしなければそれ以上ひどくなることはありません。 自分を認めてくれない、見てくれない人と判断されれば、その人は他に別のターゲットを見つけて、そちらにマウントを取るようになります。 相手にしてしまうと、相手はもっとあなたに自分を認めてもらおうと行動が大きくなっていくので相手にしないことが一番です。 しかし無視をしてしまうと関係に亀裂が入ってしまうかもしれないので、適当にあしらうようにしましょう。 「そっか」「へえ」など適当な返事をして、まともに相手にしないようにしてください。

とりあえず褒めておく

とりあえず褒めておくのも、ひとつの方法です。 相手が先輩や上司、同僚などこれからも関わっていく人であるならば、適度に機嫌を取っておく方があなたもその環境にいやすくなります。 「すごいですね」「羨ましいです」など褒めて言葉を並べておけば、相手は満足してくれるでしょう。 相手を否定したり、無視をすると反感を買ってしまうことになるので、なるべく穏便にしたいならばとりあえず褒めておくのがいいですよ。 しかし、褒めすぎると相手は調子に乗ってしまうので、適度に褒めたらもう相手にしないようにしましょう。 相手にしすぎてしまうと、マウンティングを取られ続け、あなたも疲れてしまいます。

表面上は他の友達と平等に対応する

表面上は他の友達と平等に対応していきましょう。 もちろん、マウンティングをする人に対する不快感や嫌悪感を持ってしまうのは当然のこと。 きっと周りの友達も同じように感じているでしょう。 しかし、その気持ちを表に出してしまうと、相手を傷つけることになってしまうこともあります。 なるべくみんなで仲良くしたいと思うならば、他の友達と同じように対応してあげてください。 そうすることで、友達関係は悪くならずに済むでしょう。 しかし、あなたが嫌だと感じていることを指摘してしまうと相手の怒りに触れて喧嘩になってしまうので、注意してくださいね。

程よい距離感を保つ

程よい距離感を保つことも大事。 すごく近い距離感で仲良くしていると、あなたはずっとその相手からマウンティングを取られることになってしまいます。 それではあなたも不快な気持ちになるばかりですし、ストレスも溜まってしまうでしょう。 ですから、マウンティングをする人とは程よい距離感で接した方が自分に負担がかからずに済むのです。 職場ならば挨拶や世間話をする程度、友達ならば会う回数を減らしたり、他の友達を交えて会うようにするなど、距離感を考えて接していくといいでしょう。 無理に仲良くしようとすると自分が嫌な気持ちになってしまうので、適度な距離感を保てるようにしてくださいね。

常に聞き手にまわる

常に聞き手にまわるのも、ひとつの方法です。 マウンティングをする人は、自分の自慢をただ聞いて欲しいだけ。 意見が欲しい、アドバイスが欲しいと思ってはいないので、あなたが聞いてあげるだけで満足してくれるのです。 ですから「うん」「そうなんだ」「へえ」など、適度な相槌を打っていれば聞いていると相手に伝えることができるので、相槌だけを打つようにしましょう。 そうすることで、あなたにかかる負担も減りますし、相手を不快させずに話を終わらせることができますよ。 相手が話をしている時に口をはさんでしまうと、もっとマウンティングがひどくなったり、怒らせたりしてしまう可能性もあるので、聞き役に徹することを意識してください。

プライベートな話はしない

プライベートな話はしないようにしましょう。 マウンティングを取る人は、あなたのプライベートから何か自分よりも劣っている部分がないか探し、指摘できる部分があると判断すると、そこからマウンティングを取ってくるようになります。 ですから、相手に何も知られないようにすることで、マウンティングを取られる状況をなくすことができるのです。 家庭のことや、恋人のこと、学歴や金銭的なことなど話さなくていいことは伏せておきましょう。 何でも話してしまうと、ターゲットにされてしまう可能性があるので、マウンティングをする人と判断したら、あなたは何も話さないように注意してください。

興味のないそっけない態度をとる

興味のないそっけない態度を取ってしまうのもあり。 そうすることで、相手はあなたは自分と向き合ってくれない人と判断し、自然と離れていくでしょう。 相手にしてしまうと、相手は嬉しくなってしまい、もっとマウンティングをするようになっていきます。 興味ないという態度をしっかりと示すことで、マウンティングを取られる状況をなくすことができるのです。 しかし、そっけない態度を取ることで相手を怒らせ、関係が悪くなってしまうこともあります。 ですからこの態度を取る場合は、相手との関係が悪くなる可能性もきちんと想定しておきましょう。

ここからは、実際にマウンティングをされた人のエピソードをご紹介します。 編集部に寄せられた内容をまとめたので、一緒に見ていきましょう。

ママ友同士のマウンティングがひどく、子供にも影響が及んだ為引っ越しを決意。

「私の住んでいた地域には、富裕層と呼ばれる家庭もいました。 なので、私のような普通の一般家庭は滑稽だったのでしょう…ママ友同士のマウンティングがひどく、馬鹿にされていたんです。 子供も一緒に馬鹿にされるようになってしまい、私の子供とは遊ばないと富裕層のお子さんに言われてしまったらしく、子供が泣きながら帰ってきました。 これでは子供の環境にも良くないと思い、主人に相談した結果、引っ越しをすることに。 今は穏やかに暮らしていますが、私もすごくつらかったです」(39歳・主婦) ママ友同士のマウンティングがひどかったエピソード。 マウンティングのせいで子供にも影響が出てしまい、引っ越しをせざるを得なくなってしまうこともあるのです。

彼氏からもらったプレゼントの話でマウンティングをされた。

「友達とカフェで話をしていて、彼氏の話になったんですが、そこでマウンティングをされました。 クリスマスに何をもらったのかという話で、私はお揃いのネックレスを貰い、安いものでしたが本当に嬉しかったんです。 しかし友達は『そんなの可哀想！』と言い始め、自分はブランド物のバックをもらったと自慢。 彼氏のことも馬鹿にし始めたので、怒って帰ってきてしまいました…もう友達をやめようと思っています」(28歳・販売) 彼氏からもらったプレゼントの話でマウンティングをされた人もいます。 値段やブランドという価値にこだわり、自慢をしつつ相手にことを見下す発言をしてくる人もいるでしょう。

「メイク上手だね。」と褒められていると思ったらすっぴんをマウンティングされていた。

「同僚の子3人と昼ご飯を食べている時、一人の子が『メイク上手だね』と褒めてくれたんです。 素直に嬉しかったんですが『私は化粧映えもしないからナチュラルなメイクしかしないの』と言い始め、そこでマウンティングされたことに気づきました。 『メイク落とした時のギャップも嫌だから』と私のメイクが厚いことを遠回しに言い、すっぴんに対するマウンティングをしてきて、嬉しさは一気になくなり、気分が悪くなりましたね」(30歳・OL) 褒められたと思ったらマウンティングだった、というエピソードも。 相手を上げているように見せかけてマウンティングを取ってくる女性も多く、された側は馬鹿にされたと感じ不快に思ってしまうでしょう。

友達に恋愛相談をしていたつもりが、気づいたら彼氏のマウンティングが始まっていた。

「友達に彼氏のことで相談をしていたんです…最初はすごく真剣に聞いてくれているなと思っていたら、どんどんマウンティングが始まってびっくり！ 私の彼は○○の彼氏と違って優しい、愛してくれているなど自慢をしてきて、最後には愛されていないから別れれば？など言われてしまい、かなり落ち込みました。 相談をしたかっただけなのに、比較されて否定されて、なんだか悔しくてその友達とは今は連絡を取っていません」(29歳・飲食) 友達に恋愛相談をしたつもりが、気づいたらマウンティングを取られていることもあります。 相談の内容から脱線し、彼氏を比較したり、自分はこんなことをされている、愛されている自慢をされ、相談をしても解決しないばかりか、嫌な気持ちになってしまうこともあるのです。

仲良しだと思っていたママ友達から共働きの私はマウンティングされていた。

「ママ友で一人すごく仲の良い子がいました…よく二人でお茶をしていたし、お互いの家も行き来していたんです。 でも、その子は専業主婦で私は共働きなので、そこをマウンティングされ続けていました。 奥さんが働くの可哀想、うちは専業だから、共働き家庭は子供と一緒にいる時間が少ないなど我が家とは言わないのですが、遠回しにうちのことを言っていたんです。 それでも友達だったから我慢しましたが、現在は子供が大きくなり、自然と疎遠になりました」(40歳・パート) 共働きのことをマウンティングされてしまったエピソードもありました。 相手からしたら自分よりも下の家庭と思っていたため、仲良くしていたのかもしれません。 家庭のことでもマウンティングを取ってくる主婦はとても多いのです。

夫の経済力や、社会的地位を日々マウンティングされていた。

「ママ友の食事会でそれぞれの夫の話になり、私は普通のサラリーマンだと笑って話をしました。 しかし、そこに一人のママが目をつけて、その後もずっと経済力のことや社会的地位をマウンティングされたんです。 自分の夫は○○に勤めている、若いのに地位は○○でなど、毎日話をされうんざり。 無視をしていたら、飽きたのか別のママをターゲットにし始めて、私と同じようにマウントを取っていました。 そんなことでしか自分をアピールできないんて、悲しい人ですよね」(34歳・主婦) 夫の経済力や社会的地位でも、マウンティングを取ってくる人もいるのです。 彼氏や夫はステータスになるため、相手よりも優れていると思えば、そこを自慢してくる人も多いでしょう。

いかがでしたか？ マウンティングをしてくる人は、負けず嫌いで自己顕示欲が強く、人の意見を聞き入れられない自己中維新的な人が多いのです。 マウンティングをすることで、自分の価値を見出し、安心したり、優越感に浸ることが多く、常に周りよりも自分が一番ではないと気が済みません。 そんな人をまともに相手にしていたらあなたも疲れてしまいます。 相手にしない、とりあえず褒めて話題を流す、そっけない態度を取るなど対処法を上手く使っていきましょう。 そしてプライベートな話はしないで、なるべく距離を置くことでマウンティングをされることもなくなりますよ。