婚約者にイライラするのはマリッジブルーだから？対処法とは

付き合っている男性からプロポーズされたら嬉しくて幸せですよね。 しかしその幸せな気持ちがなくなり婚約者にイライラしたりしてしまうのがマリッジブルー。 マリッジブルーについて詳しく見てみましょう。

婚約者に対して感じる不満や不安をマリッジブルーと言いますが婚約者とはどのような人なのでしょうか。 マリッジブルーとは何か見ていく前に、まずは婚約者の定義を確認しましょう。

婚約者とは双方が結婚することを正式に承諾した相手のこと

婚約者とは双方が「結婚する」と正式に承諾した相手のことを指します。 婚姻届を提出していなかったり、両親に挨拶していなくても、お互いが結婚を承諾していれば婚約者とすることができます。 多くの場合はどちらか一方がプロポーズをし、それに承諾する形で婚約者となり、結婚に向けての準備を進めて行く。 双方の同意が必要なので、結婚の申し入れを断られた場合は結婚を前提にお付き合いしていても婚約者と呼ぶことができないので注意してください。

婚約し結婚の準備を進めている間、女性の皆さんは婚約者に対してどのような思いを抱いているのでしょうか？ 編集部に寄せられた内容から女性の本音に迫っていきます。

早くこの人と結婚したい！

「学生の時から付き合っていたので、やっと結婚できて幸せです、早く籍を入れたいです」（25歳・保育士） 「私には勿体無いくらい素敵な人なので、早く結婚して一緒に暮らしたいです」（28歳・OL） 好きな人と婚約できた幸せな気持ちが強く、早く結婚をしたいというのが本音のようですね。 多くの女性は結婚を憧れています。 そのため婚約できて、次のステップの結婚を早く望む人が多い。 また結婚式や新婚旅行など楽しみなイベントが多いため、女性は結婚をしたいと思いますよ。

この人と結婚してうまくやれるのかな？

「彼は優しくて素敵な人だけど、優柔不断で人に流されやすいところがあるので結婚後うまくいくか不安」（26歳・OL） 「付き合っていた時から喧嘩が多かったので、結婚後一緒にいる時間が増えて喧嘩しないか心配になりました」（27歳・公務員） 相手の性格や付き合っている時の不安が原因で、婚約相手と結婚後にうまくやっていけるのか心配に思っている人が多いようです。 結婚すると毎日一緒に過ごし、さらに様々な困難を二人で乗り切っていかなければいけないため、本当に結婚がうまくいくのか心配してしまう人が多くなりますよ。

もっと他にいい相手がいるかもしれない…

「結婚を決めるのが早かったかも、もっといい人と出会えたかもしれない」（23歳・看護師） 「出会いがなくて今の彼と結婚を決めたけど、もっと他にいい人がいたかもと思うと少し結婚が憂鬱」（25歳・小学校教諭） 今の婚約者よりもいい人がいたかもしれないと思い、結婚を決めたことに少し後悔してしまっている女性が多くいました。 人はより良いものを求めてしまう性質にあるため、性格や顔、結婚相手に求める条件など今の彼よりいい人がいるかもと思って悩んでしまうでしょう。

この人との結婚は間違いかもしれない

「長く付き合っていたから結婚を決めたけど、合わないところが多いし結婚はしないほうが良かったかもしれない」（29歳・販売員） 「30歳になって焦って婚活サイトで出会った男性と婚約を決めたけど、やっぱり結婚をするのは違うかもしれない」（30歳・サービス） 長く付き合った、歳を気にしてなどの理由から流れで結婚を決めてしまった人は結婚は間違いかもと思いやすいみたいですね。 今置かれている状況だけで判断し結婚してしまう人がいますが、このような場合結婚後の生活を真剣に想像していないため、結婚を決めたのが間違いだったかもと後悔してしまいますよ。

最近この人の顔を見るとイライラする

「婚約前はイライラすることはなかったのに、婚約後いきなり相手の顔を見たらイライラするようになった」（27歳・公務員） 「何も理由はないけど、相手の顔を見るとイライラするし喧嘩が増えた」（29歳・OL） 理由もなしに相手の顔を見るだけでイライラしてしまうという女性が多いでようですね。 結婚は人生で大きな決断。 そのため、結婚を決めることに対してストレスがかかる可能性があります。 また結婚への不安が大きいと精神的に不安定になり、ちょっとしたことでもイライラしやすくなるでしょう。

結婚を決めた最愛の相手なのになぜマリッジブルーになってしまうのでしょうか？ ここからは婚約者に対してイライラしてしまう原因を突き止めていきます。

彼氏としては良くても結婚相手としては良くない面が見えてきた

彼氏は、楽しさや好きな気持ちがあれば良いでしょう。 しかし結婚相手は一生添い遂げる相手のため、今後ある困難も支え合い一緒に乗り越えていけるだけの信頼できる相手でなければなりません。 そのため彼氏として良くても、結婚相手としては不安が残るとマリッジブルーになる人が出てきます。 婚約してから、「結婚相手としては良くないかも」という面が見えてきたら相手と協力して困難も乗り越えていける関係性をこれから築いてください。 彼氏として上手くいっていたのなら改善できる余地があり、さらに固い絆で結ばれる可能性もありますよ。

家事を何もしてくれなさそう

結婚で多くの人が悩むのが、家事の分担です。 仕事をしている人だと家事の負担は大きくのしかかってくるため、結婚相手が家事をしてくれなさそうな人だと結婚に対して不満を感じてマリッジブルーになってしまうでしょう。 家事を何もしてくれなさそうな相手の場合は、最初が肝心です。 暮らし始めから相手に手伝ってもらうことで家事をやる癖がつき、やってくれるようになります。 それでも難しい場合は、家事の負担を相手にも伝えて協力を仰ぎましょう。 家事を分担制にするのも一つの手ですよ。

魅力的だと思っていたところが欠点に思えてきた

好きだったところが、結婚を決めてから欠点に見えてくるとマリッジブルーになってしまう可能性があります。 例えば、彼の優しくていつも「〇〇の好きにしていいよ」と任せてくれるところが好きだったとします。 しかし結婚をすると結婚式場や住む場所など決めなければいけないことがたくさんあり、そのたびに決定権を任されると不満に思ってしまい、魅力が欠点になるでしょう。 魅力だった部分がなくなり、その代わり欠点が増えたらマリッジブルーになってしまうのは避けられません。 相手にしっかりその気持ちを伝えて改善してもらうのが一番の改善策ですよ。

金遣いが荒いことに気づいた

結婚すると、お金は二人で共有するカップルが多いです。 また結婚後は生活費、住宅の購入や子育てなどお金がかかることがたくさんあるため、お金の問題は切っても切り離せません。 もし婚約後に金遣いが荒いことに気づいてしまったら、結婚に対して不安が生まれマリッジブルーになってしまうでしょう。 お金に対しての価値観が異なると揉め事の原因になるので、早めに価値観は一緒にしてください。 そのためには二人で話し合いを設け、毎月のお金の配分を考えるといいでしょう。

決断力がないことに気付いた

優柔不断で重要なことに対しての決断力がないと相手にイライラや不安を感じマリッジブルーになってしまいます。 決断する時には将来を見通せる力や支えていくという決意が必要になってきますが、これが備わっていないと決めることに恐怖を感じ先に進めないでしょう。 結婚すると重要な決断をしなければいけない場面が多くあるため、決断力がないと将来が不安になってしまいますよ。 決断力を高めるためには、経験や覚悟が必要です。 小さなことから決めることを実践していくことで、少しづつ決断力が備わりますよ。

せっかくの婚約を破棄させてしまわないためにも、婚約者に対してのイライラは早急に対処しましょう！ ここからは、イライラを解消するために絶対やってほしいことを5つご紹介します。

不満に思うことを打ち明けて解決する

不満に思うことは我慢せずに、素直に打ち明けて話し合いましょう。 不満を抱えたままだと、いつか我慢していた気持ちが爆発して喧嘩に発展し、最悪の場合婚約破棄という結果を招いてしまうかも。 また結婚前に不満に思うことを共有しておくことで、今後の結婚生活でも壁に当たった時に話し合えることができますよ。 不満を伝えるときは、言い方に気をつけてください。 相手を全面的に悪者にすると相手の怒りを買ってしまう可能性があるので、自分の至らない部分も認めながら一緒に解決しようとする姿勢を見せましょう。

イライラしたら溜め込まず、少しずつ吐き出す

イライラしたら溜め込まずに、少しずつ吐き出して気持ちを安定させましょう。 イライラを我慢してしまうと、爆発した時に気持ちを抑えることができなくなり相手を深く傷つけてしまうことを言ってしまう可能性があるので、イライラしたらその都度発散してくださいね。 イライラを相手に吐き出すときは嫌味っぽく言ってしまわないようにきをつけましょう。 「〇〇は気がきかないよね」と言うのではなく「これはこうしてほしい」と具体的に伝えることで相手も不愉快に思わずに受け止めることができまうよ。

怖がらないで小さな喧嘩をする

喧嘩するのが怖くて相手に言いたいことも言えない人がたまにいますが、喧嘩は相手の考えをより理解するために大切なので言いたいことがあるなら言うようにしましょう。 また喧嘩をしたことがない人が大きな喧嘩をしてしまったら解決方法がわからず、関係が修復できなくなることがあります。 小さな喧嘩をしておくことで、今後大きな喧嘩をしてしまった時にも仲直りしやすいですよ。 ただし、時に喧嘩は大切ですが、特に不満もないのに喧嘩はふっかけないようにしてくださいね。

イライラしたことを笑いにして伝える

怒りの気持ちを相手に示すことも大事ですが、いつも怒っていては楽しくなくなってしまいます。 最近怒りすぎていると感じたら見方を変えて笑いにして伝えてみてください。 「そんなことすると思わなくて驚いたよ」「冗談かと思った」と笑いながら伝えてみましょう。 相手も笑ってくれ、楽しい気持ちになるかもしれません。 また、指摘された方も改善しようとする意欲が湧き出る可能性も高くなり、一石二鳥で笑いのある楽しい家庭になるでしょう。

絶対に許せないところは、結婚前に言っておく

絶対に許せないルールは結婚前に伝えておいてください。 例えば「飲みに行って朝帰りはNG」「相談なしに高い買い物はしない」など譲れないものは伝えておくと結婚後に揉めることが少なくなりますよ。 また結婚後に許せないことをされた時「結婚しなければよかった」と言うマイナスな感情を抱いてしまうことも防げます。 ルールを細かく設定してしまうと結婚が窮屈に感じてしまうので、絶対許せないことは絞って相手に伝えてくださいね。

マリッジブルーは多くの人がなりますが、できればならずに結婚した方が幸せですよね。 ちょっとした工夫でマリッジブルーに悩まされることなく楽しく過ごせますよ。

二人で目指す結婚生活について前向きに話し合う

結婚生活について前向きに話し合ってみてください。 どのようなところに住みたいのか、新婚旅行はどこに行きたいのか、子供はいつ頃欲しいのか、など気持ちがワクワクするようなことを話すことで結婚生活が楽しみになり、マリッジブルーを経験せずに結婚できますよ。 楽しい気持ちを共有することで、絆も深まる効果もあります。 目指す結婚像は異なることが多くあると思いますが、相手の意見は否定せずに認めてあげましょう。 否定すると喧嘩してしまうかもしれませんよ。

新居用の買い物を楽しむ

二人で住む時に使うものを買いに行きましょう。 新生活用品を買うと結婚がよりリアルに感じられ、一緒に住んでいるところを想像しやすくなります。 マグカップなら一緒にコーヒーを飲んでゆっくりするところを想像できますし、ソファーなら一緒にテレビを見るところが想像できて楽しくなりますよ。 新婚さんらしく、お揃いのものや色違いのものを買うことでより気持ちを高めることができるでしょう。 しかし自分の趣味ばかり押し付けては、相手が窮屈に感じるので気をつけてくださいね。

結婚について重く考え過ぎない

結婚前は結婚がどのようなものかわからないため不安に感じやすくなる傾向にあるので、婚約中は重く考えすぎないようにしましょう。 結婚をすれば、一緒に住んでいるので次第に自覚が出てきて、結婚生活に対して前向きに考えられるようになりますよ。 結婚してみると、意外と結婚は気楽なものに感じるかもしれません。 成るように成るので、今は婚約した幸せを噛みしめてください。 婚約期間はほんの一時期なので、マリッジブルーになってしまうのは勿体無いですよ。

結婚後二人で楽しむ趣味を探す

結婚後も楽しめる趣味を見つけてみてください。 結婚すると一緒にいる時間が増えるので、同じ趣味があると一緒に楽しめることが多くなります。 例えば、映画鑑賞やゲームなら金曜の夜に夜更かししてできますね。 一緒にできることを見つけておくことで、結婚後の生活が楽しみになりますし、さらに趣味のものを買いに行ったりもできて準備も楽しむことができるでしょう。 苦手と思っていることも、実は楽しいかもしれません。 婚約者から「自分の好きな趣味を一緒にやりたい」とお願いされたら、否定せずにまずはやってみてくださいね。

恋人気分を思い切り味わっておく

婚約者と思わずに、恋人気分を味わいましょう。 婚約者だと思うと気が張ってしまい、デートをしても結婚後を気にしてマリッジブルーになってしまうかもしれませんが恋人だと思えば、結婚に対する不安は感じなくて済みますよ。 旅行やデートに行ってリフレッシュするのもいいですし、家でのんびり過ごすのもいいでしょう。 特に付き合い始めにしていたことをすると、新鮮な気持ちになり楽しむことができますよ。 結婚の話はしないで、今の時間を楽しんでくださいね。

マリッジブルーになって、婚約者にイライラしても絶対にしてはいけないことがあります。 最悪の場合婚約破棄をされて別れてしまうかもしれないので、これから紹介する3つのことは守ってくださいね。

感情に任せて「婚約解消」を口にする

イライラしても「婚約解消しよう」と言わないようにしましょう。 結婚をしようと決めた相手から婚約破棄しようと言われてしまうと心に受けるダメージは大きく、相手を深く傷つけてしまいます。 また相手もイライラしていれば、感情的になり婚約破棄を承諾してしまうこともあり関係性が崩れる危険性が高いです。 付き合っている時も喧嘩したらすぐに「別れる」と言っていた人は、イライラしたら感情を抑えられなくなるかもしれないので特に注意しましょう。

他の男性と遊ぶ

「結婚したら他の男性と遊べなくなる」「マリッジブルーだから他の男性に会ってストレス解消したい」などの理由をつけて、婚約者以外の男性と遊ぶのはやめてください。 結婚後に遊んでいたことがバレてしまうと喧嘩の原因にもなりますし、婚約中にバレてしまうと信頼性が失われて婚約破棄されてしまう可能性が非常に高いです。 またマリッジブルー中は、他の男性が良く見える傾向にあります。 ちょっとした気の迷いで、結婚が無くなってしまわないためにも男性と遊ぶのはやめましょう。

「元カレと結婚すれば良かった」と言う

婚約者と喧嘩した時や不満に思った時に「元彼と結婚すればよかった」と決して言わないでください。 男性は過去の男性と比べられることをとても嫌がるため、「元彼のほうが良かった」と言われるとプライドが傷つけられ深く落ち込んでしまいます。 彼も意地を張って「元彼と結婚すればいい」と言い、婚約破棄されてしまうかもしれません。 あなたがその後いくら謝っても彼の傷は完全に言えることはなく、結婚できたとしてもことあるごとに喧嘩の原因になるでしょう。

マリッジブルーについてご紹介しましたがいかがでしたか？ 好きな人と結婚できるのはとても幸せなことですよね。 しかし、結婚は一生に一度の大きな出来事のため不安に思うことも多くあるでしょう。 そのため多くの人がマリッジブルーに陥ります。 しかし婚約期間はほんのわずかなので、この時期を楽しまないのは勿体無いですよ。 好きな人と一緒になれる幸せを噛み締め、婚約期間を楽しんでくださいね。 不安に思ってしまったら、婚約者に相談して二人で乗り越えていきましょう！