子供が欲しい！妻のこの気持ちに対して夫が思うこととは？

結婚した妻が、「子供が欲しい！」と強く思うようになるのはどんな時なのでしょうか？ みなさんが、子供が欲しいと思った瞬間を調査してみました。 子供を授かるタイミングを悩んでいる人は、是非参考にしてみてくださいね。

あたたかい家庭を築くのが夢だったから

「小さい頃、育った家庭が複雑で、自分は結婚したら温かい家庭を作りたいと思っていたので、結婚したらすぐにでも子供が欲しいと思っていたから」(25歳・パート) 「自分が一人っ子で寂しかったので、自分の子供には兄弟を作ってあげたいと思い、多く産むなら早めに子供を生んだ方が良いと思った」(30歳・主婦) 小さい頃に家で寂しい経験をした人は、大人になってから「あたたかい家庭」に憧れる傾向があるようです。 賑やかな家庭を望んでいる人にとって、子供は欠かせない存在になっています。

夫と2人の宝物がほしい

「最初は子供は要らないと思っていたけど、一緒に結婚生活を送っているうちに、やっぱり大好きな人の子供を欲しいと思うようになった」(26歳・会社員) 「主人と自分の血を継ぐ子供がいたら、今よりもっと生活が楽しくなると思ったから」(31歳・派遣) 愛し合っている夫婦にとって、お互いの血を引く子供を欲しいと思うようになることは自然の流れ。 大好きな夫と更に絆を深めるために、二人の子供を欲しがる女性は多いようです。

純粋に「赤ちゃん可愛い」と感じて

「昔は子供が可愛いなんて思っていなかったのに、ある時から心境に変化が生まれ、純粋に赤ちゃんを可愛いと感じるようになり、自分の子供を生んでみたくなった」(29歳・会社員) 「妹の赤ちゃんがとても可愛くて、いつか自分も子供が欲しいと思うようになった」(33歳・公務員) 女性は周囲の赤ちゃんを見て、「可愛い！」と思えるようになると、自分の子供を生んでみようと思う気持ちが高まるようです。 特に身内に赤ちゃんが生まれると、それだけ接する機会も多くなるので刺激を受けるのかもしれません。

友人の出産、子育ての話を聞いて

「友達の子供にママの好きなところはどこか聞いてみた時、若くてキレイなところと言われ、自分も若いうちに子供を生んで、キレイなママでいたいと思った」(28歳・美容師) 「都心では30代で子なしの夫婦なんて珍しくないけど、旦那の転勤で地方に行ったら、自分と同じくらいの年齢の人で子なしがほとんどいないことに焦り、早く子供を作ろうと思った」(33歳・主婦) 女性は身近な友人の出産や子育てを聞くと、子供が欲しくなるきっかけになるようです。 周りで出産ラッシュが起こると、焦りを感じ始めやすくなるのも背中を押す要因となっています。

親を喜ばせたいと感じて

「親が一時期体調が悪く長期間入院していたことがあり、親もいつかはいなくなっちゃうんだと思ったら、親が死ぬ前に孫を見せてあげたいという気持ちが強くなった」(32歳・主婦) 「一人っ子なので親に孫を見せて喜ばせてあげられるのは自分しかいないんだと思ったら、真剣に子供が欲しくなった」(35歳・主婦) 子供ができたら、親に孫を抱かせてあげたいと考えている女性は多いですよね。 女性は孫を抱かせてあげることを「親孝行」の一つとして考えているのかもしれません。

女性に「子供が欲しい」と言われた場合、男性はどのような事を思っているのでしょうか？ 子供が欲しいと言われた男性の心理を読み解いてみましょう。

当然の要求、願望であるという意見

「結婚して5年以上になるし、お互いに良い年なので子供を欲しがるのも当然だと思った」（32歳・建設） 「晩婚だったので、早く子供を作りたいと思う気持ちは結婚前から聞いていたし、自分も出来るだけ協力をしたいと思っていた」（39歳・会社員） 男性は、結婚すれば女性が子供を欲しいと思う気持ちは当然な要求だと考えているようです。 特に晩婚だった場合、出産のタイムリミットが迫っていることも理解しているようでした。

待ってました！という意見

「昔から子供が大好きで自分はずっと欲しかったけど、妻があまり乗り気じゃなかったのでタイミングを待っていたら、妻から子供が欲しいと言われてすごく嬉しかった」（35歳・外資） 「年齢的にそろそろ作らないといけないなと思っていたので、お互い子供が欲しいと思うタイミングがピッタリで良かった」（42歳・会社員） 子供が欲しいと望んでいるのは、女性だけではないようです。 子供好きな男性にとって、女性の「子供が欲しい」という言葉は歓迎される傾向があります。

お金大丈夫かな？と不安になるという意見

「高卒で給料が安く、今でも生活に余裕がないのに、子供までデキたらどうやって生活していくのか先が不安になってしまい踏み出せない」（38歳・会社員） 「就職氷河期世代で正社員に就けず、いまだに派遣や契約社員を続けているため、子供まで養えるか不安に感じてしまう」（42歳・派遣） 子供が増えると今よりも生活費がかかるため、経済的な理由から子供が欲しいと思えないようです。 特に40代は就職氷河期世代で正社員になれなかった人も多いため、余計に不安を感じている傾向があります。

子供を持つ自信がない！不安になるという意見

「テレビで子供を虐待して死なせてしまうニュースをよく見るので、大して子供が好きでもない自分が子供をもったら、同じようなことをしてしまうんじゃないかと不安になってしまう」（27歳・サービス業） 「昔から子供はギャーギャーうるさくて好きじゃないし、育児で自分の時間がなくなってしまうのが嫌だし、子供を愛せる自信がない」（35歳・会社員） 子供があまり好きじゃない男性は、子供を愛せる自信がないので不安になってしまう傾向があります。 また、自分の時間を大切にしている男性は、子供を持つことによって自分の時間が無くなってしまうことに抵抗を感じているようです。

なぜ急に欲しくなった？理由が知りたいという意見

「これまで子供が要らないと言っていたのに、急に欲しくなったと言われても困惑してしまうので、なぜ気持ちが変わったのか理由が知りたい」（29歳・自営） 「お互いにDINKsがいいねって結婚したのに、今更子供が欲しいと言われても納得できないので、理由を知りたいし、よく話し合いたい」（34歳・IT） 女性がこれまで子供を望まなかったのに、急に子供が欲しいと言い出す時は、理由を聞きたいようです。 特にお互い子供を持たないという意思を確認して結婚した場合、男性は納得できない場合もあるでしょう。

子供を歓迎してくれる男性がいる一方、男性の中には子供を持ちたくない思っている人もいます。 夫が子作りに躊躇してしまう、5つの原因をチェックしてみましょう。

先行きの見えない経済的負担から

よく子供1人にかかる教育費用の目安は1,000万円と言われています。 子供が私立学校に進学することが多くなれば、更に多くの教育費がかかることが予想されるでしょう。 世帯収入が低い場合、子供1人で1,000万円と聞いてしまうと、自信がなくなってしまいますよね。 特に就職氷河期世代は、非正規雇用の人も多く、経済的に不安を抱えている人が多くいます。 収入の少なさや雇用の不安など、子作りに対して前向きになれない男性の不安を考慮する必要があるでしょう。

育児にまつわる大変さを想像して

男性は会社の上司や既婚の友達から、「休みの日に寝ていたいのに、子供のお出かけに付き合わされる」「子供がうるさくて眠れない」など、育児にまつわる大変さを聞き、ネガティブに考えている場合があります。 特に子供の相手が好きではない人や、面倒くさがり屋で自分のことすらロクにできない人の場合、子供の世話を想像するだけで、子供が欲しくなくなってしまう人も少なくありません。 また、そうした育児に消極的な男性との間に子供を授かっても、産後に苦労することになるでしょう。

自由なお金が減る不安から

子供が生まれて教育費用に沢山お金がかかるようになると、これまでのように自由にお金が使えません。 これまで趣味や飲み代に沢山お金を使っていた人にとっては、子供が生まれることによって「制限」がかかることに不安な気持ちが大きくなってしまい、子供を持つことに抵抗感が生まれやすくなるでしょう。 男性の中には、「自分で稼いだお金なのに、なぜ自由に使えないんだ！」と強く不満を持つ人もいます。 特に生活レベルを落とすことが嫌な人は、子供を持つことに賛成しにくいかもしれません。

夫婦喧嘩が増えそうな予感から

子供が出来ると、金銭的にも体力的にも、お互いに余裕がなくなってくる傾向があります。 人間誰しも余裕がないと、イライラしたり、攻撃的になりがちですよね。 これまであまり喧嘩を経験したことがなかった夫婦でも、子供の育児や教育方針を巡って口論に発展する可能性が十分にあるでしょう。 そして、子供のことで夫婦喧嘩が増えそうと感じている男性は、余計な揉め事を増やしたくないという気持ちが働き、なかなか子供を作ろうと思えなくなってしまいます。

今までの生活が一変する不安から

子供ができると、夫婦関係に変化が生じてくるようになり、女性は子供を一番大事にして、夫を適当に扱うようになるケースが目立ちます。 これまで一番大事にされてきた夫にとって、自分よりも子供が大切にされることは、頭の中では仕方ないと思っていても、不満を感じやすくなってしまう部分です。 また、これまで夫婦二人で穏やかな良い関係を築いてきた場合、男性は子供に今までの生活リズムを壊されたくないので子作りを嫌がる場合もあります。

子供が欲しいということを、上手に夫に伝えるのには「コツ」が必要になります。 夫があなたの話に耳を傾けてくれる上手な伝え方をご紹介しましょう。

忙しくないときに話そう

子供が欲しいと夫に伝える場合、「話すタイミング」は非常に重要です。 相手が仕事で忙しい時や、睡眠不足で集中力が途切れている時などは、話し合いをするのに向きません。 子作りの話は、お互いに気持ちが落ち着いている時に冷静に話し合うことが大切です。 相手に余裕がない時に無理やり割り込んで相談をしても、良い返事は期待できません。 夫の仕事が休みで睡眠もしっかりとり、機嫌が良さそうな時を狙って、子供の話を打ち明けてみましょう。

よく考えたことを伝えよう

子供の話を伝える時には、自分の意見を事前によく考えてまとめておくことをおすすめします。 共働きをしている夫婦の場合、仕事や経済面も含め、どのように対応していくのかよく考えておきましょう。 特に女性が仕事を続けることを選択した場合、保育園や幼稚園に子供を入れることになった時に、お迎えはどうするのか、夫婦でしっかり検討しておくことが大事です。 出来るだけ具体的な計画を立てておくことによって、あなたがどれだけ本気で子供を欲しがっているのか、夫も実感することができるでしょう。

夫の意見も最後まで聞こう

子供が欲しいとあなたが打ち明けた後は、夫の意見も一通り聞くことが大切です。 夫の意見はもしかしたら、あなたの望むようなものではないかもしれません。 しかし、あなたと違う意見だからといって、夫が自分の意見を言っている時に言葉を遮って否定したり、頭ごなしに「違う」と指摘をすると、意見が衝突してしまう可能性があります。 例え夫の意見があなたと違っても、最後まで夫の意見に耳を傾け、夫の気持ちを理解することが大切です。

独りで背負い込む約束はNG

夫がなかなか子作りに対して良い返事をしない場合、相手の妥協を引き出すために、女性の中には「子供の育児は全部私一人でやる！」「あなたは育児をしないで良い！」と簡単に約束をしてしまう人がいます。 しかし、一人で育児を背負い込むような約束を事前にするのはやめましょう。 なぜなら、育児は一人で全て行うのは難しく、実際には夫の協力がなければ難しいからです。 もしも事前に育児を手伝わないで良いという約束をしてしまうと、産後に夫に育児を頼みにくくなってしまい、自分自身を追い込むことになってしまうでしょう。

夫にも考える時間を与えよう

夫に子供が欲しいと伝えたら、その場ですぐに答えを求めるのはやめましょう。 あなたと同じく夫も子供が欲しいと思っていた場合はすぐに答えが返ってくるでしょうが、夫が子供を欲しがっていない場合は、すぐには答えを返すことができないかもしれません。 子供ができればこれまでの生活がガラリと変わってしまうため、夫にもじっくり考える時間を与えましょう。 特にセックスレスの状態になっている夫婦の場合、子作りの提案はセックスレスの改善も含まれてくるため、想像以上に男性にとってストレスのかかる大きな問題になってきます。

夫が子作りに前向きになってくれたら、ついに「妊活」の本番です。 子供が欲しいなら、絶対にやるべきポイントをまとめてみました。 妊活の参考に是非一読してみて下さい。

産婦人科に行ってみること

妊活を考え始めたら、産婦人科に行ってみることをおすすめします。 不妊は年齢に関係なく、誰にでも起こり得ることです。 子供が欲しいと夫婦で覚悟を決めたのであれば、まずはお互いの体に異常がないか調べておきましょう。 もしも早々に異常があるとわかれば、専門の病院で治療をしてもらってから妊活に挑む方が効率的です。 ただし、産婦人科で検査を受けることを嫌がる男性も少なくないので、男性が嫌がる場合は無理に連れていくのではなく、男性が納得して病院を受診できるように二人でよく話し合いましょう。

冷えないように気を付けること

女性は冷え性の人が多いですが、冷え性は妊活においてもデメリットになります。 身体が冷えて子宮周辺の血流が悪くなると、卵巣の機能が低下してしまい、卵子の発育も悪くなりがちです。 卵子の質が落ちてしまうと、受精率や着床率が悪くなるため、妊活に深刻な影響を及ぼします。 妊活中は身体を温かく保ち、質の良い卵子を作ることが大事です。 身体を冷やさないようにするためには、温かい飲み物や体温める効果がある食材を積極的に取り入れましょう。

基礎体温をつけること

女性は妊活をするのであれば、基礎体温をつけるようにしましょう。 基礎体温は普通の体温計では測定できないので、薬局で婦人体温計を購入することをおすすめします。 婦人体温計は価格が高いので購入を躊躇ってしまう人もいるかもしれませんが、排卵日や生理予定日を予測するためには欠かせないアイテムです。 特に基礎体温をつけて排卵日を確定できるようになると、タイミング法での子作りが成功しやすくなるので、タイミング法に挑戦したい人は毎日チェックしましょう。

規則正しい生活を送ること

女性の妊娠力を左右すると言われているのが「卵子」です。 質の良い健康な卵子を体内で作ることができるかどうかが、妊活では重要になってきます。 卵子は加齢と共に質が低下しやすくなってくると言われていますが、規則正しい生活を送ることによって、卵子の質を高めることは可能です。 卵子の質を高めるためには、栄養バランスの良いの食生活、肥満予防やストレスの解消のために適度な運動、十分な睡眠を心掛けるようにしましょう。

運動を習慣づけること

妊活では、肥満になると妊娠しにくくなると言われています。 肥満になると脂質代謝異常や糖尿病が原因となり、排卵障害が起こりやすいからです。 そのため、子供が欲しいのであれば、普段から運動習慣をつけて肥満を防止しましょう。 既に肥満気味の人は、健康のためにダイエットを始めるのもおすすめです。 肥満は妊活を困難にするだけではなく、妊娠中も「妊娠高血圧症候群」や「妊娠糖尿病」になりやすく、体調管理を難しくするため、メリットがありません。

バランスのとれた食事をとること

これまで偏食や外食ばかりで食生活が乱れていた人は、妊活をきっかけに毎日の食事を見直してみましょう。 健康な卵子や精子を作るためには、その原料となる栄養が十分に摂取できているかが重要になります。 質の良い卵子や精子を作るには「葉酸」「ミネラル」「亜鉛」「タンパク質」などを意識して摂取しましょう。 本来は食品から摂取するのが好ましいですが、どうしても食べ物からバランス良く栄養をとるのが難しい場合は、サプリメントを活用するのも可能です。

ストレスをためないようにしよう

妊活では、ストレスを溜め過ぎてしまうと、生理周期が狂いやすくなってしまうため、適度にリフレッシュすることが大切です。 特に排卵日に合わせて子作りを行うタイミング法を実践している夫婦の場合、ストレスによって生理周期が乱れてしまうと、上手く行かなくなってしまいます。 仕事によるストレスが原因の場合は、仕事を続けている限り妊活が上手く行かないケースもあるので、そんな時は思い切って仕事を辞めてしまうのも一つの手段です。

お互いに子供が欲しいと思っている夫婦の場合は、スムーズに妊活に進めますが、夫婦で意見が異なる場合は、妊活に入る前にじっくり話し合うことが必要になります。 特に結婚前に「子供が欲しくない」と言っていた女性が、突然子供が欲しいと言い出すようになると、男性も困惑してしまうので、相手に納得してもらえるように、しっかり理由を伝えるのがポイントです。 そして、妊活をすることになったら、出来るだけ早い段階で一度夫婦で産婦人科に行き、妊娠するのに問題がないか確認しておきましょう。