職場でムカついてしまう理由とは？【怒りを抑える方法】

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 職場で「むかつく！」と感じたことは誰でも一度はあるはずです。 職場内の人だったりお客様だったり対象は様々ですが、職場という環境上その怒りをぶつけることはできないですよね。 この記事では、職場でむかつく理由や怒りを抑える方法などについてご紹介していきます。

そもそも、どうして職場でむかついてしまうのでしょうか？ まずは、職場でむかついてしまう理由について見ていきましょう。

嫌いな人がいる

嫌いな人が職場にいると、その人と関わる度に「むかつく」と思ってしまいますよね。 そもそも、その人の言動や考え方などが「嫌い」と思うほどに受け付けない訳なのですから、その人の全てにむかついてしまっても当然です。 ですが仕事ですから、嫌いな人とも会話しなくてはいけない場面が必ずあります。 そんな時に関わりを持つことで、相手の言動に対して「むかつく」と感じてしまうのでしょう。 また、一度「嫌いだ」と思うとその人が持っている良い部分にも目が行きにくくなってしまい、余計に「むかつく」と感じてしまうこともあります。

仕事がうまくいかない

人ではなく、自分自身に対してむかついてしまうこともあります。 「仕事がうまくいかない」と思うと、急にむしゃくしゃとした気持ちになり、「むかつく」と思ってしまうでしょう。 「自分の立てたプラン通りに仕事が進まない」「時間内に終わりそうにない」など、仕事がうまくいかないと、誰のせいではなくても「むかつく」というやり場のない怒りに変わりやすいです。 そして、誰かに対してむかついている訳でもないので、怒りのやり場に困って機嫌が悪くなってしまったり「仕事ができない」と自己嫌悪に陥ってしまうケースもあります。

自分に意地悪をする人がいる

自分に意地悪してくる人がいると「むかつく」と思うのは当たり前の事です。 自分がその人に何をした訳でもないのに、何故か意地悪をしてくる人っていますよね。 そのような出来事はとても理不尽に感じてしまい「むかつく」と思ってしまう事が多いでしょう。 例えば「わざと飲み会の予定日を知らせてくれなかった」「何でも聞いてね、というから質問したらそんなことも分からないの？と言われた」など、意地悪の種類は様々ですが、悪意を持って意地悪をされていると不愉快な気持ちになってしまうのは当然です。

上司に怒られた

上司に怒られることでも、「むかつく」と思ってしまう人もいます。 自分の間違いを素直に聞き入れることが出来ない人だったりもしますが、上司に理不尽な理由で怒られて「むかつく」と感じる人もいます。 例えば自分のせいではないのに人のミスを自分のせいにされて怒られると「理不尽だ」と思いますよね。 ですが上司が怒っている最中に意見する勇気が持てないと「むかつく」と心の中で思ってしまうでしょう。 また、パワハラ上司などの場合も理不尽さを感じやすいため、「むかつく」と感じる機会は増えそうですね。

したくないことをやらされる

仕事ですから、時にはしたくない事もしなくてはいけない事がありますよね。 「したくないです」と断る訳にもいかず、「分かりました」としか言えないことも多いのではないでしょうか。 そんな時に、本当はしたくないと思っているため「なんで自分がこんな事をしないといけないんだ」という気持ちになり、「むかつく」と思ってしまうでしょう。 このようなケースは、したくない業務をこなせと命令してきた人に対して怒りの矛先が向かいます。 自分の意思に反した事を強制されるという状況に腹が立ってしまうのでしょう。

いつも忙し過ぎる

仕事が毎日忙しすぎることでも、誰に言う訳でもなく「むかつく」と怒りを抱えてしまいやすいでしょう。 忙しすぎることで心に余裕がなくなってしまい、その状況が辛いのです。 そのため、「むかつく」と感じてしまいますが、忙しすぎるという理由のためその怒りを誰にぶつけていいのか分からず、態度に現れてしまう人もいます。 忙しい事にイライラして機嫌が悪くなったり、そっけない態度をとってしまったりする人もいるでしょう。 心の余裕が持てなくては、人への気遣いも難しいものなのですね。

困っていても誰も助けてくれない

困っていても職場の誰も助けてくれないと「むかつく」と感じますよね。 自分が困っている時に、自分一人では解決できないと判断し、周囲に助けを求めることもありますが、そんな時に「今忙しいから後にして」と色んな人に断られることで「むかつく」と思ってしまうでしょう。 助けてくれない事で、まるで自分が蔑ろにされているような気分になってしまうため、「むかつく」と思ってしまいます。 自分が切羽詰まっている時に人の助けにまで手を貸すのは難しいかも知れませんが、助けを断られるとむかついてしまうものです。

職場でむかついてしまうのは仕方がないですが、せめて大人な振る舞いを心掛けたいものですよね。 そこで、ここからは職場で大人らしく、ムカつかないようにする方法について見ていきましょう。

周りに期待しない

周りに期待することをやめましょう。 期待してしまうからこそ、その期待が裏切られた時にむかついてしまうのです。 例えば「困っている時に助けてくれるはず」「この人は良い人のはず」「仕事はうまくいくもの」と様々なことに対して期待を持っているため、実際にその期待が裏切られた時に想像と違うことで「むかつく」と感じてしまいます。 ですので、「困っていても助けてはくれない」「この人は性格が悪い」「仕事はうまくいかないもの」と始めから期待をしないことで実際にその通りになってもむかつかずに「やっぱり」と思うだけで済むでしょう。

嫌いな人のことを気にしない

職場に一人は嫌いな人っているものです。 そして仕事ですから嫌でも関わっていかなくてはいけません。 そのため、嫌いな人の事は必要以上に気にしないようにしましょう。 嫌な気分になるのは関わっている間だけですから、それ以外の時は嫌いな人を見てイライラする必要はありません。 席が遠いならなるべく視界に入れないようにして、近寄らないようにしましょう。 嫌いな人の存在を気にせずに仕事し、関わる場面でだけ必要最低限の会話をすると良さそうです。

ムカついたら他のことを考える

むかついてしまったら、全く別のことを考えることで気が紛れることもあります。 ずっと「むかつく」と感じてその出来事について考えていると更にイライラしてきてしまいます。 そのため、むかついたら他の事を考えるようにするとむかついている時間も短くなるはずです。 例えば、むかついてしまった時に「そういえば仕事終わりにデートだな」などと、気分が明るくなるような事を考えましょう。 最初はそれでもむかつきの気持ちが消えないかも知れませんが、他のことを考えている内にむかついていた事を忘れてしまっていたりします。

自分の気持ちをコントロールする方法を学ぶ

自分の気持ちをコントロール出来れば、むかつくこともないはずです。 そのため、自分の気持ちをコントロールする方法を学びましょう。 人によって気持ちをコントロールする方法は様々ですので、自分はどうすれば気持ちをコントロールできるのか考えてみましょう。 例えば「好きな事を考える」「面白い事を考える」などのコントロール方法があります。 ですが、人によって方法は違うので、自分はどういった時に気持ちが落ち着くのかを考えて色んな事を試してみて下さい。

ムカついたら3秒数えて深呼吸する

むかついてしまったら、そのままにしておくのではなく3秒数えて深呼吸することで、気持ちが落ち着くこともあります。 「むかつく」という気持ちを抱えているとその事ばかりに集中して余計に怒りが悪化してしまいますが、3秒数えて深呼吸することで一度むかつく出来事を忘れましょう。 一度むかつく出来事から離れてしまえば、そのまま落ち着いた気持ちを保てるはずです。 深呼吸して身体に沢山空気を取り入れることでリラックスした気持ちにもなれるでしょう。

職場でむかついてしまった時にストレスを感じてしまいますよね。 ストレスを感じたままにしておくと嫌な気持ちのまま仕事をする事になってしまいます。 ここからは、職場でむかついた時にやりたいストレス解消法について見ていきましょう。

頭の中で嫌な相手に復讐する方法を色々想像する

職場で特定の相手にむかついてしまった時は、頭の中でその相手に復讐する方法を色々想像することで気分がスッキリするかも知れません。 むかついてしまう理由に、その相手に直接文句を言えないからこそモヤモヤとした気持ちが溜まってしまうという事もあります。 そのため、頭の中でその相手に復讐している様子を想像するだけでも「仕返しが出来た」という気持ちになりストレス解消になるはずです。 現実で復讐すると良い事はないので、頭の中だけに留めておきましょう。 頭の中だけでも、想像するだけで随分気持ちが楽になりそうです。

呼吸法を試してみる

ストレス解消に効果的な呼吸法があります。 嫌いな相手にイライラしてしまった時にぜひ試してみて下さい。 まずは肩の力を抜いて肩を落とし、全身の力を抜いてリラックスしましょう。 そして、「リラックス、リラックス」と念じながら息を大きく吸って、一度お腹に溜めるイメージで1,2秒止めましょう。 そして一気に「ふうー」と溜めた息を吐き出して下さい。 これを2回ほど行うことで、いつの間にかむかついていた気持ちはどこかへ行ってしまい、スッキリとした気分になるでしょう。

目を閉じて瞑想する

目を閉じて瞑想してみるのも良いです。 休憩時間などに寝ているフリをして行ってみましょう。 瞑想は心を静めて無心になることが必要なため、自然と何も考えずに瞑想に集中しますよね。 そのため、いつの間にかむかついていた事も忘れてしまうのです。 無心になるのは意外と難しいもので、つい何か考えてしまいます。 そして「考えないように、考えないように」と思っている内に、イライラしていたことなんてすっかり忘れて瞑想に集中しているでしょう。

トイレに行って顔を洗う

「むかつく」と思って感情が高まってしまうと、ストレスが溜まります。 そのため、むかついた時にはトイレに行って顔を洗うようにしましょう。 冷たい水で顔を洗うことで、気分もスッキリするはずです。 リフレッシュすることが出来るので、むかついた時だけでなく仕事で行き詰っている時などにも最適な方法です。 休憩時間などに顔を洗う習慣をつけることで定期的にリフレッシュ効果が得られ、気分も鎮められて一石二鳥ですね。

落ち着く香りのアロマオイルの匂いを嗅ぐ

アロマ香りの力を借りてみるのも良いです。 きつすぎる香りは職場の迷惑にもなりますので、予めハンカチにそっとアロマを仕込んでみたりして工夫してみましょう。 ハンカチなら、そっと鼻を近づけるだけで手軽にアロマの香りを楽しむことが出来るので職場でも使えそうですね。 イランイランやローズウッドなどは鎮静作用があるため、リラックスしたい時におすすめです。 他にも、ローマンカモミールやレモンバームなどのアロマの香りはストレス解消にも役立つと言われています。 自分が一番「リラックスできる」と思う香りを選んでみましょう。

むかつく時につい顔に出てしまう人もいますよね。 ですがそれはNGなのです。 最後は、むかつきを顔に出すのがダメな理由について見ていきましょう。

職場の人間関係を悪くする

むかつくからと言って顔に出してしまうことで、職場の人間関係を悪くしてしまう恐れがあります。 相手の人からすれば、むかつくような事を言ったつもりではない場合もあり、そんな時に不機嫌な表情や怒った顔をしてしまうと「性格が悪い」と思われ、職場の人とぎくしゃくしてしまうこともあるでしょう。 「あの人に関わると不機嫌な表情をされるから嫌」と思われて職場で浮いた存在になってしまうことも考えられます。 そのため、相手が嫌いな人であってもむかつくという気持ちを顔には出さない方が良いでしょう。

怒りっぽい人と思われる

むかつく気持ちを顔に出しても、職場の人はあなたがどうして怒っているのか分からないことがほとんどでしょう。 そのため、少しの事で怒る怒りっぽい人と思われてしまいます。 そして、怒りっぽい人と積極的に関わりたいと思う人はいないため、職場の人から避けられてしまうこともあります。 または、「あの人は怒りっぽいから怒らせないようにしないと」と思われて、遠慮がちに気を遣って接してくる人も増えてしまい、職場に居心地の悪さを感じてしまうことにもなります。

敵を作ってしまう

職場に敵を作ってしまうこともあります。 職場は毎日通う場所ですから、そんな場所に敵を作ってしまうと安心して仕事をすることが出来ないですよね。 むかつくという気持ちを顔に出すことで相手が「何あの態度」と思い、あなたの事を嫌いになってしまう事があります。 そして相手の性格が悪ければ嫌がらせをされたり、噂話を流されたり悪口を言われたりなどあなたにとって不快に感じることをしてくる可能性もあります。 毎日通う場所だからこそ、職場に敵を作ると逃れることが出来ずに厄介です。

いかがでしたでしょうか？ 職場で「むかつく」と思うことは多々ありますが、その原因は職場の人間関係だけでなく「仕事がうまくいかない」「したくないことをやらされる」などの仕事内容にも原因があるようでした。 ですがいちいちむかついていては疲れてしまいますよね。 そんな時は自分の考え方を少し変えて気持ちをコントロールすることが大切です。 しかしストレスを溜めてしまうのも良くないので、仕事の合間にこまめに解消していきましょう。 瞑想や顔を洗ったり、呼吸法や妄想など職場でも実践できる方法が沢山ありました。 むかつくという気持ちを顔に出すと職場の人間関係に影響が出てしまうため、大人な対応を心がけてリフレッシュしながら頑張りましょう！