職場で人間不信に..仕事の人が信じられない原因と本当に信じてはいけない人の特徴

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 職場の人が信じられなくなる時ってありますよね。 それって人間不信なのでしょうか？ この記事では、職場の人が信じられない原因などについてご紹介していきます。

どうして職場で人間不信になってしまうのでしょうか？ まずは、職場で人間不信になってしまう原因について見ていきましょう。

足の引っ張り合いがあるから

職場にもよりますが、頑張れば昇進や昇給などがあるのが普通ですよね。 また、その職場によっては成績が目に見える形で現れたりする事もあるため、足の引っ張り合いが起こってしまう事が多いです。 誰でも自分が一番になりたいと思いますが、自分が一番になるためには他人を蹴落としてでものし上がりたいと思う人もいて、他人の気持ちを無視して足を引っ張り合う光景を見ていると人間不信になってしまい、誰も信用する事が出来なくなってしまうでしょう。 「自分も蹴落とされるかも」「裏切られるかも」と思うからですね。

陰口・悪口が横行しやすいから

職場には様々な価値観や考え方を持った沢山の人がいます。 そのため、中には性格の悪い人や人の不幸話が大好きな歪んだ人もいて、陰口や悪口が横行しやすい環境でもあります。 そのような人に自分の陰口や悪口を流されても、一体誰が流しているのか分からず、職場にいる人間全員を信用出来なくなってしまうでしょう。 また、自分についての陰口や悪口を言われている訳ではなくても、他人が嬉々とした表情で陰口や悪口を言っているのを見ると人間不信になってしまうのは当然です。

仕事のストレスで本性が出やすいから

職場では様々なストレスがのしかかってきます。 仕事に追われるストレスや慣れない人間関係でのストレスなど様々なストレスを受けることの多い職場ですが、そのような環境に身を置いていると本性が出やすいのです。 心に余裕があると本性を上手く隠す事も出来ますが、ストレスがかかり心に余裕を持てなくなってしまうと素の自分が現れます。 そのため、今まで温厚で優しいと思っていた人がストレスのせいで、短気で人に当たり散らすような人に変化したりするのを目の当たりにし、「人間なんて信じられない」と人間不信になってしまう事もあります。

コミュニケーションが不足しがちだから

仕事に追われて、職場の人間とコミュニケーションを密に取っていくのは難しいですよね。 そのため中々コミュニケーションを取る機会がなく、深い関係になれずにいます。 このように相手の事を良く知らないせいで、誤解されてしまったり、相手について間違った認識をしてしまいやすい環境となってしまい、更に仕事上での付き合いと割り切っているためうわべの会話ばかりで本音が言えない状態となってしまうでしょう。 自分の素を見せることが出来ず、相手の素も分からないため信用するのは難しく、人間不信になってしまう事もあります。

過去に裏切られたトラウマがあるから

職場で過去に裏切られたトラウマがあると、人間不信になってしまう確率が高くなります。 「信用してもまた裏切られてしまうかも」「信用するだけ損」と思ってしまいやすくなり、その結果ずっと人間不信のままの人も多いでしょう。 例えば自分の成功した仕事を他人に横取りされた経験があったり、職場で自分の悪口が回っていたりなど、何かしらのトラウマを抱えている事で、人を信用するのが難しくなってしまうようですね。

職場で本当に人間不信になってしまった場合、一体どのような症状が出るのでしょうか？ ここからは、職場で人間不信になった時の症状について見ていきましょう。

相手の言葉の「裏」まで読み取ろうとする

人間不信になると、相手の言った言葉の裏の意味まで読み取ろうとしてしまう傾向にあります。 例えば「この資料を〇時までに5枚コピーして下さい」と言われただけなのに、「コピーだけで良いのかな？もしかしてコピーだけして渡したら、「なんで月別に分けてくれていないの、気が利かない」と思われてしまうかも」と相手の言った言葉以上の意味を求めて思い悩んでしまうようですね。 相手はただ言ったことだけを求めているのにも関わらず、無駄に気を遣って言葉の裏の意味まで探ってしまうと既に人間不信になっている可能性が高いでしょう。

与えられた情報を信頼できない

与えられた情報を簡単に信頼出来ないと人間不信になっている可能性があります。 人から言われた何も怪しくない情報を「もしかして嘘かも知れない」「疑ってかかった方が良いかも」と信頼出来ず、疑り深くなってしまうようですね。 一度相手に裏切られた経験があるなら不信になってしまうのも頷けますが、裏切られた経験も無ければ嘘をつかれた事もない相手に対しても、「信頼できない」と疑ってしまう状態にあるなら、人間不信になってしまっているかも知れませんね。

口数が少なくなる

人間不信になると人と関わることに疲れ、人と関わる事が嫌になってしまい、口数が少なくなるでしょう。 会話をすれば相手の言葉の裏の意味まで読み取ろうとしたり、相手の言った事に対して「本当かな？」と疑ってしまうため、自分自身も疲れてしまうのです。 そのため、「出来るだけ話したくない」と思うようになり、自然と口数も少なくなってしまうでしょう。 元々無口なタイプは別ですが、以前に比べて無口になったと感じたり、誰かと話したいと思わなくなったなら人間不信になってしまった可能性は高いです。

同僚を試すような言動を取る

人間不信になってしまうと相手を信じることが出来ないため、わざと相手を試すようなことをしてしまう場合もあります。 そして上司などを試すと怒られてしまう事もあり、その矛先は身近な存在である同僚に向くことが多いです。 例えば「明日の会議は10時からだったよね？」とわざと事実とは異なる情報を同僚に確認し、同僚が「違うよ、13時からだったよ」と正しい情報を言うかどうかを試してしまうなどの行動に出てしまうのです。 そして正しい情報を言った同僚をすぐに信頼するのではなく、何度も試すような言動をとり徐々に「信用できるかも知れない」と思うようになっていく事もあるでしょう。

孤独を好むようになる

人間不信になってしまうと、誰も彼もがまるで裏切り者のように感じてしまい、自然と人から距離を置いて孤独を好むようになっていきます。 そのため、仕事の話以外はせず、お昼時なども一人になれる場所へ向かう事も多いでしょう。 誰かと関わると疑心暗鬼になり精神的に疲れてしまうため、一人でいる方が気が楽になるようですね。 以前はそんな事は無かったのに、急に孤独を好むようになったら人間不信になってしまっている可能性が高いです。

「もしかして人間不信になりつつあるかも…」と思ったなら、一体どう改善していけば良いのでしょうか？ ここからは、職場で人間不信になりかけたら試したい対処法について見ていきましょう。

信頼できる仲間をつくる

職場内で、信頼できる仲間を作りましょう。 元から仲良くしていた人でも良いですし、「この人だけは信頼できる」と思う相手でも良いです。 信頼できる仲間をつくることで、それが心の拠り所となって安心するようになるため人間不信が解消されていくかも知れません。 職場内に信頼出来る気の置けない仲間が一人でもいると、気持ちの持ちようが随分違ってくるはずです。 そして一人を信頼出来るようになれば、他の人の事も信頼出来るようになっていけるでしょう。

他人に期待することを止める

過度に他人に期待してしまうからこそ、その期待を裏切られた時に「信じられない」と思ってしまう事もあります。 それが人間不信を加速させるきっかけにもなってしまうため、他人に期待することを止めてみましょう。 最初から他人に何の期待も持たなければ、期待を裏切られるような事もありませんし、裏切られてショックを受けることもありませんよね。 「この人はこういう人だから、どうせ今回も同じような対応だろう」などと初めから相手への期待度を下げることで、予想以上の対応をされた時には逆に嬉しくなるというメリットもありますよ。

小さな嘘を許す心を持つ

誰しも小さな嘘はついてしまうもの、と思い小さな嘘を許す心を持つようにしましょう。 仕事に大きく関わってくるような大きな嘘をつくことはいけない事ですが、誰にも迷惑をかけないような小さな嘘なら許してスルーしてあげましょう。 誰も迷惑を被っていないのですから、別に責めなくても良いのです。 「人間は嘘をつくもの」と初めから思っておくことで、嘘をつかれた時にショックを受けるような事もありませんし、笑って流せるようになるかも知れませんね。

自分への自信を強める

自分への自信を強めるようにする事で、他人の言動にいちいち左右されなくなります。 他人の言動に左右されないという事は、他人に裏切られた時も「そうなんだ」と軽く流せるようになるはずです。 自分への自信を強めるのは難しい事ですが、毎日小さな成功体験を積み重ねていくことでやがてそれは大きな自信となってくれるでしょう。 自分に自信がつけばつくほど、他人の意見や他人の言動などは気にならなくなり、風景の一部としてさらっと流せるようになります。

ストレスの発散につとめる

人間不信になってしまうのは、ストレスが発散出来ていないからかも知れません。 たとえ人間不信になりかけてしまったとしても、気分を変えていく事で「まあいいか」と思えるようになり、気持ちを入れ替えることが出来ます。 そのため、日頃からストレスの発散につとめるよう心がけましょう。 自分の好きな事をする時間を意識的に作ったり、美味しい物を食べたり、友達とお喋りしたりなど、自分の心の状態が穏やかになるような事を積極的に行っていく事でストレスは発散する事が出来ます。

自分に悪い部分は無かったか？振り返ってみる

人間不信になりかけてしまうきっかけのようなものがあったはずです。 例えば職場の人から間違った情報を伝えられたり、嘘をつかれたりなどです。 そのようなきっかけがあると全面的に相手が悪いと思い「もう信用出来ない」と思い込んでしまう事が多いですが、思い込んでしまう前に自分に悪い部分は無かったか振り返ってみましょう。 職場の人から間違った情報を伝えられた事がきっかけなら、「自分の質問の仕方がややこしくなかったか」「会話は噛み合っていたか」など振り返ってみるのです。 そうする事で、相手だけが全面的に悪い訳ではない事に気が付くこともありますよ。

それは違うのでは？正面からキッパリ言ってみる

「間違っている」と思う意見に対して、正面から反論してみましょう。 ですがこの時感情的にはならず、あくまで冷静に伝えることが大切です。 ハッキリと相手に間違いを指摘することで、不信感を自分の中に抱え込んでモヤモヤとした気持ちになってしまうのを防ぐ事が出来るでしょう。 このように、自分の頭の中で話を終わらせて不信感を抱くよりも、相手にハッキリと伝えることでお互いにモヤモヤせずスッキリとするはずです。

仕事に集中し、雑音を遮断する

人間不信になりかけてしまうと、「関わるのが嫌だな」「話したくない」と妙に職場の人を意識してしまう事があります。 ですが意識してしまうと余計に気になって、「信用出来ないからだ」などとネガティブな事を考え出してしまい、余計人間不信になっていってしまいます。 そのため、仕事に集中し雑音を遮断する事で、余計な事を考えずに人間不信になっていく状態にストップをかける事が出来るでしょう。 仕事に集中していると頭の中で余計な事を考えなくなり、必死に目の前の事に集中するようになるため、モヤモヤとした気持ちを増長させる事なく気が付いたら忘れてしまっている事もあります。

噂話・悪口にかかわらないようにする

噂話や悪口はどこの職場でもありますが、そのような話を聞いていると「もしかして自分も言われているのでは？」と思い人間不信になってしまいやすいです。 実際には何も言われていなくても、人が集まって何かを話していると「きっと自分の事を言っているんだ」と被害妄想を抱いてしまい、益々人間不信になってしまうでしょう。 そのため、そのような話をする人とは少し距離を置き、噂話や悪口に関わらないようにして下さい。 関わってしまうとどんどんネガティブ思考になってしまいます。

カウンセリングを受けるなど、外部の誰かに相談する

どうしても人間不信が直せないなら、カウンセリングを受けるなどして、外部の誰かに相談するようにしましょう。 症状が深刻だったり、「もう今の職場にいたくない」と思うほど人間不信になってしまう前に、誰かに相談する事で気持ちがスッキリするはずです。 誰かに話を聞いてもらう事でスッキリして前向きになる事もありますし、自分では思いつかなかったアドバイスを貰える事もあります。 一人で辛い気持ちを抱え込まず、誰かに相談してみましょう。

人間不信になってしまうと誰の事も信頼出来なくなってしまいますが、中にはむしろ信用してはいけない人もいます。 最期は、職場で信用してはいけない人の特徴について見ていきましょう。

平気で嘘をつく人

「やっぱり平気で嘘をつく人は信頼出来ませんよね。 経験上、平気で嘘をつく人を少しでも信用すると後で痛い目をみます」（32歳・会社員） 「平気な顔をして嘘ばかりついている人は何があっても信用してはいけないと思います。 嘘をつくことに罪悪感がないので簡単に裏切ります」（26歳・事務） このように、平気で嘘をつく人は信用してはいけないようです。 平気で嘘をつく人は他人の事など何も考えておらず自分さえよければ良いという思考をしているため、簡単に裏切ってくる可能性が高いからでしょう。

弱い部分に付け込んでくる人

「人の弱みに付け込んでくる人は絶対信頼出来ないです。 そんな人を信頼しても確実に裏切られます」（28歳・会社員） 「この仕事やっておいてあげようか？と自分の苦手な仕事を担当しようとしてくれるのは嬉しいですが、その変わりにこれやっておいてと明らかに量の多い仕事を押し付けてくるような人は人の弱みに付け込んでいますよね。 そんな人を信用すると後で痛い目を見るのが分かっています」（33歳・販売業） このように、人の弱みや弱い部分に付け込んでくる人は信用してはいけないようです。 他人に付け込んで自分の利益にしようとしてくる人も多いでしょう。

相手の立場を考えない人

「いつも自分本位な考えしか出来ない人は信用できないです。 信用しても、他人の気持ちや立場などを考える事が出来ないので絶対裏切られます」（25歳・公務員） 「相手の立場を考えない人っていますよね。 経験上そのような人を信用すると自分が損をする事が分かっているので信用出来ません」（36歳・会社員） このように、相手の立場を考えない人も信用してはいけないという意見もありました。 相手の立場を考えない人は自分の利益や気持ちを優先する傾向にあるため、裏切られる可能性も高いのです。

自分の利益だけ必死に守る人

「今の職場にもいますが、自分の利益だけ必死になって守ろうとする人は信用していません。 そういう人って自分の事しか考えていないからこそ、他人の利益などどうでもよくいつでも自分本位ですよね」（42歳・会社員） 「自分の利益だけ必死に守る人は信用してはいけない相手だと思っています。 利益のためなら平気で他人を裏切るからです」（30歳・美容師） このように、自分の利益だけ必死に守る人も信用してはいけないでしょう。 自分の利益を最優先させるので、平気で他人を裏切ることが多いです。

他人をコントロールしようとする人

「自分の思い通りに他人を動かそうとしてくる人って信用出来ません。 コントロールされている本人は気が付いていないようですが、傍で見ていると明らかに都合の良いように使われているだけなのが丸わかりです」（23歳・飲食業） 「他人のことをコントロールしようとしてくる人は信用してはいけない相手だと思います。 コントロールしようとするという事は、何か絶対裏があるはずです」（31歳・事務） このように、他人をコントロールしようとする人も信用してはいけない相手のようですね。 コントロールしようとするという事は何か思惑があり、その為に他人をまるで駒のように動かしているという事みたいです。

いかがでしたでしょうか？ 職場で人間不信になってしまうのは、職場という環境上よくある事のようでした。 仕事でのストレスや陰口や悪口が横行しやすい環境である事も原因の一つです。 職場の人間関係は、プライベートの人間関係とは違って難しいですからね。 もし本当に人間不信になってしまった時は、他人に期待することをやめて自分への自信を強めましょう。 そして適度なストレス発散も大切です。 職場で人間不信になっても直ぐに「もうだめだ」と思わず、改善策を試してみましょう！