人間関係のストレスチェック＆ストレスを溜めない人間関係のコツ

こんにちは！MIROR PRESS編集部です。 人間関係でストレスを感じてしまうことは多々あります。 毎日さまざまな人と関わっていると時には「嫌だな」「イライラする」と感じてしまうのは仕方がないことです。 ですが人間関係のストレスを放っておくと病気に繋がってしまうこともあるでしょう。 そこで、この記事では人間関係のストレスやストレスを溜めないコツなどについてご紹介していきます。

そもそもどうして人間関係でストレスが溜まってしまうのでしょうか。 まずは、ストレスの溜まる人間関係について見ていきましょう。

価値観の合わない人に合わせようとする

生まれ育った環境や元々の性格からくる価値観は、みんな人それぞれです。 十人いれば十通りの考え方があり、全く同じ価値観を持った人はいないでしょう。 それ故に、価値観の合わない人は沢山存在しています。 ですが、価値観の合わない人に合わせることが必要な場面も沢山ありますよね。 自分の考え方や意見とは異なっているのにそれを口に出すことが出来ず、「私もそう思うよ」などと嘘をついて他人に合わせることも時には必要です。 このように、価値観の合わない人に無理に合わせようとすることでストレスが溜まってしまうのですね。

噂話ばかりする人への対応に困る

妬みや嫉妬、好奇心などの気持ちから噂話をする人が世の中には沢山います。 特に職場や学校など、大勢の人が一緒に何かに取り組む場所では噂話も多いでしょう。 噂話をしている方は軽い気持ちでしていただけかも知れませんが、噂話のネタにされる本人からすれば自分のいないところで勝手にある事ない事を話されているというのはとても不快に感じるものです。 そしてその噂話に対してどう対応すればいいのかも分からず、困ってしまうでしょう。 このように噂話に頭を悩ますことでストレスが溜まってしまうこともあります。

人間関係のストレスは誰でも大なり小なり抱えているものですが、中でも特に人間関係でストレスを溜めやすい人はどのような特徴を持っているのでしょうか。 ここからは、人間関係でストレスを溜めやすい人の特徴について見ていきましょう。

真面目で冗談を言わない

真面目で冗談を言わない人は、物事を全て真剣に受け止めて全てのことを真に受けてしまいやすいため、人間関係でストレスを感じやすいでしょう。 例えば相手が冗談で「ばかだな」と笑いながら言ったとしても、それを冗談と受け取ることが出来ずそのままの意味で受け取ってしまいがちです。 そのため、「ばかだな」と相手が本気で思って口にしていると感じてしまい、「貶されている」と思うためそれがストレスとなってしまうでしょう。 自分自身が冗談を言わないのは、自分が言った言葉で相手を傷つけてしまうということが分かっているからかも知れませんね。

約束は必ず守ろうとする

約束は守るものですが、どれほど小さな約束も全て真面目に必ず守ろうとする人は人間関係のストレスを溜めてしまいがちです。 例えば「この話は内緒ね」と言われてその約束を守ってきた結果、別の人から「なんで言ってくれなかったの」と責められると、本人は約束を守っただけなのに他人に責められストレスを感じてしまいますよね。 このように、約束を全て守り通そうとすることで身動きが取れず、結果的に自分が責められてしまうことになるとストレスを感じてしまうでしょう。 このタイプの人は、臨機応変に対応するということが難しいのです。

頼りにされると断れない

「頼りにしているよ」などと言われると頼みを断れない人もストレスを溜め込んでしまうでしょう。 「頼りにされているから頑張らないと」と思って引き受けてしまい、そのせいで苦労するためストレスを感じてしまいます。 また、断る勇気が持てず、「断ったら怒られるかな」と思ってしまい本当は嫌なのに頼みを引き受けてしまいストレスを感じる場合もあるでしょう。 気が小さい人や、人を見捨てることが出来ない心の優しい人がこのタイプに多いです。

相手に無理やり合わせようとする

相手に無理やり合わせようとする人も人間関係でストレスを溜めてしまいやすいです。 自分が思っていることとは違うのに、衝突や争いを避けるため無理に相手に合わせて自分の考えを押し殺し続けることで徐々にストレスが蓄積されていきます。 仕事などでどうしても相手に合わせなくてはいけないような場面だけでなく、友達付き合いやプライベートでの人間関係においても無理に相手に合わせようとするため、自分の本当の気持ちを相手に伝える機会が無いことも多く、本音を誰にも言えないことでストレスが溜まってしまうようですね。

責任感が強く全て自分で解決しようとする

責任感が強く、全てを自分で解決しようとする人も一人で抱え込んでしまうため、ストレスを溜めてしまいがちです。 誰かに頼るということが出来ず、自分の力では解決が困難なことまで「自分で解決しないと」と一人でしょい込んでしまい、その責任感からストレスを感じてしまうでしょう。 誰かに相談したり、誰かの力を借りることが出来れば負担は分散されるためストレスも溜まりにくいですが、全てを一人で抱え込むためより一層ストレスは強くなってしまうこともあります。

人間関係でどれくらいのストレスが溜まっているのかは、案外自分では分からないものです。 そこで、ここからは人間関係のストレスチェックをしていきましょう。 自分がいくつ当てはまるか確認してみて下さい。

疲れていても相談されたら断れない

人に言われたことを考えこみ一人で悩む

一人になると言われたことを思い出して眠れないことがある

職場の同期で上から目線で話す人がいる

自分の仕事ではないことまでお願いされる

会話がない時は何か話さなきゃと焦る

相手が自分のことをどう思っているのかが気になる

yesが4個以上ならかなりのストレスが溜まっている可能性が高いでしょう。 当てはまった数が多いほど、溜まっているストレスが多いです。

人間関係でストレスを溜めないようにするためには一体どうすれば良いのでしょうか？ 最後は、ストレスを溜めない人間関係のコツについて見ていきましょう。

相手がいない時まで思い出してモヤモヤしない

ストレスを溜めてしまいがちな人にありがちなのが、ストレスが溜まった時の出来事やストレスの原因となっている相手のことを、一人の時まで思い出してモヤモヤしてしまうことです。 もう終わった出来事や、目の前にいない相手なのに、何故か思い出してしまいずっとその記憶を反芻してしまうのです。 ですがそのような事をしていると、ストレスを感じなくても良い時まで思い出してストレスを更に感じてしまうことになります。 一人の時までモヤモヤとした気持ちになってしまうため、なるべく思い出さないようにして別の事を考えましょう。

嘘はつかず素直な気持ちで接する

自分に嘘をつかず、素直な気持ちで相手に接しましょう。 自分の意見や考え方を押し殺す必要はありません。 思ったことを相手に素直に伝えることで、無理に相手の価値観に合わせることもなくなります。 もし自分の言った素直な気持ちに相手が反発してきたのなら、それは仕方がないことです。 意見が違って当然なのですから、あなたが気に病む必要はないのです。 反発されたら必要以上に気にせず、「あなたと私の考え方は違うみたいだ」という事実をそのまま受け止めましょう。 そうすれば価値観の合わない人よりも、価値観の合う人が自然と周りに残ることになりストレスを感じにくくなるはずです。

物事をポジティブに捉える

物事をポジティブに捉えることでストレスを受けにくい精神を作ることが出来ます。 例えば料理に失敗した時にネガティブな人は「失敗してしまった、料理の才能が無いのかも」と落ち込んでストレスを感じてしまいますが、ポジティブな人は「失敗は成功の元だから、これで次は上手くいくはず」と前向きに捉えてストレスを感じることがないですよね。 これを人間関係にも応用して、相手の言動をポジティブに捉えていくことで人間関係でストレスを感じることが少なくなるでしょう。

苦手な人や興味のないことには無理をしない

苦手に感じている人や、興味のないことなど、無理をせずに距離をとりましょう。 苦手に思っている人と関わるとストレスを感じてしまいますし、周囲に合わせてまで自分の興味のないことをする必要もありません。 興味のないことを無理にしようとすると不快な気持ちになりストレスを感じてしまうでしょう。 無理をせず、距離を置くのが一番です。 仕事などでどうしても苦手な人と関わらなくてはいけない時は、必要最低限の会話のみにして話しかけられないよう物理的な距離をとって無理はしないようにして下さい。

自分の中で線引きしておく

自分の中で周囲の人を線引きしておくと、ストレスを感じる前に身構えることが出来そうです。 「この人は苦手な人だからなるべく踏み込まないようにしよう」「この人はよく嫌味を言ってくるから、なるべく話さないようにしよう」などと事前に線引きをしておくと、相手が話しかけてくる前に心の準備をすることが出来るでしょう。 身構えていることで予めストレスが予想できるため、不快な言動を受けても「やっぱり」という気持ちになり必要以上にストレスを感じることが無くなるかも知れません。

いかがでしたでしょうか？ 生きていると人間関係のストレスを感じることは誰でもあるものです。 人間関係のストレスで特に多いのは「合わない人に無理に合わせようとすること」や「噂話への対応に困ること」などでしたね。 小さなことかも知れませんが、積み重なることで大きなストレスへとなっていくでしょう。 「自分は大丈夫」と思っている人もストレスチェックで今一度自分の心の状態を確認してみて下さい。 もしストレスが溜まっているようであれば、無理をせずにストレスを溜めない考え方に変えていきましょう。 ストレスを溜めないためには、日頃からの考え方が大切でした！