同僚と恋愛するのはあり？同僚と付き合うメリット・デメリットとは？

同僚との恋愛は、何かと苦労がありそうです。 ここからは、編集部に寄せられた、実際に同僚と付き合ったことがある人の苦労したエピソードをご紹介していきます。

周囲にバレないようにデートは会社から離れたところで

「同じ会社の同僚の彼と付き合っていることは、会社の人には内緒です。 だから周りにバレないように、休日にデートをするときは、会社から遠く離れた場所でしています。 遠くに行くのは大変ですし、また遠く離れているからと言って、会社の人に会わないという保証はありません。 そう思うと周りが気になって、ゆっくりデートも楽しめません」（25歳・公務員） 恋愛禁止など、同僚との社内恋愛をしていることを秘密にしているのなら、もちろんデートは近場では出来ないので遠くに行くしかありません。 しかし、行った先でも周りが気になってしまうと、デートどころではありませんね。

社内であることないこと噂されて仕事がしづらくなった

「会社の同僚と社内恋愛をしていましたが、とにかく周りにバレないように気を遣っていました。 しかしどこかで二人でいるところを見られたのか、噂になってしまい、それが一気に広まりました。 それから冷やかしの噂もありましたが、なぜか全く身に覚えのない噂までされるようになったのです。 周りの人に言われたり、上司にチクリと言われたり、わざわざ本当かどうかを聞きに来る人まで現れました。 毎日そんなことが続いたせいでお互いに仕事がしづらくなり、また余裕がなくなったのか喧嘩が増え始めて、結局その彼とは別れてしまいました」（30歳・IT） 社内恋愛は、バレるとすぐに噂になりますし、嫉妬や好奇心などの野次馬やお節介な人など、いろんな人が現れます。 あることないこと好き勝手に言われれば、仕事に支障が出てくるでしょうし、二人の仲もぎこちなくなるのは当然のことかもしれませんね。

彼を狙っていた女性社員に嫌がらせされた

「私は同じ会社の同僚と付き合っていましたが、ふとしたきっかけで付き合っていることが周りにバレてしまいました。 それからからかわれたりすることがありましたが、ある女性から嫌がらせをされるようになりました。 連絡事項を私だけ伝えなかったり、陰でいろいろ悪口を言ったり…。 きっと彼のことが好きで、狙っていたんでしょうね。 結局彼がその女性に話をしてくれて嫌がらせは止まりましたが、あの時は毎日が憂鬱で本当に大変でしたね」（28歳・営業企画） 毎日顔を合わすうちに、同じ会社の男性に恋をすることもあるでしょう。 何とかして付き合いたいと思っていたら、もう誰かと付き合っていたとわかればショックな気持ちもわかります。 しかし、そこで嫌がらせをする神経は理解できませんね・・・。

一緒にいる時間が長かれば、やはり意識してしまうこともあります。 ここからは、同僚がよく恋愛対象になってしまう理由についてみていきましょう。

頑張っている姿を間近に見られる

仕事をしている姿を通して、その人の内面が分かります。 仕事に対する姿勢や真剣度、上司や同僚に対する気配りや思いやりなど、同僚で近くにいるからこそ見られる姿なのです。 仕事を一生懸命頑張っている姿も間近で見ることで、その人となりに触れ、またそういった素の姿を見ているうちに「素敵な人だな」と思うようになり、段々と意識していくうちに恋愛対象に変わっていくのもあるでしょう。

具体的な仕事の悩みを相談できる

同じ部署であったり、同じチームだったり、そうでなくても広い意味で同じ会社の場合は、お互いがどんな仕事しているかわかるものです。 友達や家族にどんな悩みや愚痴を言っても、仕事の内容が分からなければ「大変だね」と言われるだけで、実際のところ、深いところまでは理解してもらえません。 しかし同僚ならば、大まかなことでなく、ピンポイントで仕事の悩みを話しても理解してもらえます。 「わかる、わかる！」と言ってもらえるだけでも連帯感は生まれますし、理解してもらえるからこそ、具体的にアドバイスをもらえることもあるでしょう。 分かってもらえるという安心感は、やがて気になる存在となり、恋愛対象へと変わっていくのです。

相手のミスのフォローができる

誰でも、仕事でミスすることはあります。 そんな時に、さっとフォローしてくれたり、優しく声をかけられると、その気遣いに心が動かされ、「いい人だな」「優しいな」という気持ちを持つでしょう。 そしてそれが続けば、相手をだんだんと意識し始め、恋愛対象へと変わっていくのです。 その後も、「大丈夫だった？」「何が手伝うことがあれば言ってね」など声をかけてもらうと、ますます意識するようになり、いつしかそれが恋心へと変わっていくのでしょう。

仕事終わりに飲みに行って仲良くなれる

会社の同僚なら、仕事帰りに食事や飲みに行くこともあります。 そういう機会も多く、また誘っても違和感はありません。 そうやって機会を増やしていけば、どんどん仲良くなれるでしょう。 最初は当たり障りのない世間話や愚痴だとしても、回数を重ねるうちにプライベートの話が出来るかもしれません。 そしてお酒が入ることで、ガードもゆるくなり、気分も盛りがってくるでしょう。 もしかしたら共通点があるかもしれませんし、そうなれば一気に親近感もわきます。 そうしているうちにお互いを意識し始め、恋愛対象となっていくのです。

一緒に帰ることが増えると距離が縮まる

同じ会社であれば、就業時間が終わり一緒に帰ることもあるでしょう。 最初は何気なく話ながら帰っていても、それが数回と続き、また毎日のように増えていけばそれが毎日の日課となり、自然にお互いの距離が縮まっていきます。 「この後、飲みに行かない？」と誘うことも出来ますし、誘われるかもしれません。 そうなれば、どんどん二人の距離は近くなり、仲良くなれるのでいつの間にか恋愛対象となってしまうのです。

毎日顔を合わす同僚ですが、もし同僚と付き合えばどんなメリットがあるのでしょうか。 ここからは、同じ会社の同僚と付き合うメリットについてみていきましょう。

ドキドキ感を味わえる

社内恋愛は禁止の会社もあり、またバレるとお互いの業務に差しさわりがあるなど、恋愛していることを隠している人も多いでしょう。 しかし、いつバレるかもしれない二人だけの秘密という緊張感は、常にドキドキ感を味わえることになるのです。 すれ違った際にアイコンタクトをとる、そっと手を触れ合ってみる、二人にしかわからないメッセージのやり取りをするなど、会社内で会えるからこそできる秘密の楽しみ方ができるでしょう。 そのドキドキ感はマンネリ化を防ぎ、いつまでも新鮮な気持ちでいられるのです。

仕事中も近くにいることができる

付き合っている恋人の仕事中の姿は滅多に見られないものですが、同じ会社の同僚だと近くで見ることが出来ます。 普段の恋人としての顔でなく、仕事中の真剣な姿に惚れ直すこともあるでしょう。 また、シッカリしていると思っていたのに、意外に天然でかわいいところがあるなど、新たな一面も発見できるかもしれません。 そして仕事が忙しくなるとなかなか会えないというカップルが多い中、同じ会社内の同僚なら仕事中はもちろん、休憩時間、お昼なども一緒に過ごせますし、退社後そのままデートもできるので、大きなメリットと言えるでしょう。

共通の話題が多い

同じ会社で働いているので、お互いの仕事の内容や人間関係も理解できますし、同僚なら会社にいる間中、起こったこと、話した内容など、部署やフロア全体の内容がわかります。 もし恋人に「今日、会社でこんなことがあってね」と話す場合でも、詳しく話さなくてもすぐにわかってもらえ、盛り上がることが出来るでしょう。 同じ会社や同僚であることで共通の話題が増えますし、また悩みや相談も気軽にできるので、共感することでより二人の仲が深まっていくことが出来ます。

同僚と恋愛することのメリットをご紹介しましたが、反面、もちろんデメリットもあります。 ここからは、同僚と付き合うデメリットについてみていきましょう。

周囲にバレると冷やかされて面倒

同僚と恋愛していることはもちろん秘密で、バレないように細心の注意を払っているでしょうが、どこで見られているかわからないため、ちょっとしたきっかけでバレてしまうこともあるでしょう。 バレてしまえば、当然噂となり、周りに知られることになります。 なかには、二人の仲をからかったり、冷やかしてくる人もいるでしょう。 最初のうちはいいとしても、それが毎日と続けば段々とにこやかに対応することも疲れ、また仕事にも集中できず、相手をすることも面倒くさくなってきます。 噂はなかなか消えることはないでしょうから、ずっと付きまとい、からかわれてしまうことがデメリットと言えるでしょう。

別れたら気まずい

まだ二人が恋愛関係で、付き合っているうちはいいですが、もし別れた場合、同じ会社の同僚ということで、毎日顔を合わさないといけなくなります。 挨拶することも、目を合わすことすら気まずいと感じるでしょう。 しかし、二人が気まずい以上に、実は周りも気まずく感じています。 二人が別れたことでどう接したらいいから迷いますし、二人が気まずい雰囲気ならその空気は伝染していくからです。 周りに気を遣わせることとなり、仕事自体もスムーズに運ばなくなるかもしれません。

Point！結局社内の人と恋愛する場合はどうするべき？

同じ会社の同僚と恋愛する場合、バレても別れても、周りを巻き込むことになってしまいます。 同僚と恋愛することは一見、メリットばかりあるように感じますが、実はデメリットの方が多く、またリスクが伴うということが言えるでしょう。 それを常に忘れず、心に留めておくことが大切です。 社内恋愛する場合は、二人の関係を徹底的に秘密にした方がよさそうですね。

誰と恋愛するかは個人の自由ですが、やはり社内の同僚と付き合うというと、マナーが問われる部分もあります。 ここからは、そんな同僚と付き合う時の社会的なマナーについてご紹介していきます。 このマナーをしっかりと踏まえていないと、周りから浮いてしまうかもしれません。

仕事とプライベートの区別をしっかりする

社内ではあだ名で呼ばない

会社は仕事をする場所です。 同僚の彼と付き合っていても、それは二人のことで会社や周りの人には関係ありません。 ですから、二人のプライベートを持ち来まないようにしましょう。 社内では、彼のことはきちんと名字で呼び、決してあだ名など、愛称で呼ばないように気をつけてくださいね。 また意外に気が付かないのが話し方です。 同僚の彼にだけ馴れ馴れしい口調だと、周りは変に思ってしまいます。 勘づいた人に公私混同していると思われ、二人の評判に影響が出てしまいます。 会社ではただの同僚だと割り切って、みんなと同じように接しましょう。

社内恋愛を相談できる相手をみつける

なるべく秘密しておきたい社内恋愛ですが、一人でもいいので相談できる相手を見つけておくといいでしょう。 周りに秘密にし続けるのはストレスがたまるので、仲の良い同僚など、誰かに話すことが出来れば発散できますし、相談もできます。 また、バレそうになったときなど、アリバイ作りや上手くごまかしてくれるかもしれません。 ただし、話すのは誰でもいいわけではありません。 話した途端、噂として広まってしまうかもしれませんので、口が固いなど、信頼できる人を選びましょう。

常にだれかに見られていることを意識する

同僚と社内恋愛をしていればいつでも会えますし、顔が見られます。 つい周りに誰もいないとなれば、気が緩んでしまうでしょう。 しかし気が付いていないだけで、社内ではどこで人に見ているかわかりません。 常に誰かに見られているという意識を持っていましょう。 また社内だけでなく、社外でも注意が必要です。 出社や退社時など、会社から一歩出ればそれでいいというわけではありません。 秘密を守るためにも、常に緊張感を持っておきましょう。

別れる際はよく話し合ってお互い納得のうえ別れる

社内恋愛で一番大変なのが、別れたあとのことでしょう。 普通は別れてしまえば関係はそこで終わりますが、同僚と社内恋愛している場合は、そういうわけにもいきません。 別れた次の日であっても、当然いつも通りに顔を合わせなくてはならないのです。 もし別れることになったら、お互いに感情的にならず、しっかりと話し合い、よく納得した上で別れましょう。 お互いに遺恨を残して気まずいままの関係でいれば、周りを巻き込み、社内の雰囲気が悪くなり、業務に支障をきたしてしまいます。 出来れば付き合う前に、別れたあとのお互いへの対応について話しておくといいかもしれません。 また、そういうリスクがあることも覚えておきましょう。

同僚と社内恋愛することは、メリットも多いですが、同時にデメリットも多くあります。 社内恋愛をうまく続けるコツは、二人の関係を秘密にすることです。 その秘密の関係は二人の絆を深くし、強くしていくでしょう。 また、社内恋愛を始める前に、二人でどう付き合っていくかルールを決めておくといいかもしれません。 そうすることで、余計な嫉妬や誤解が生じるのを防げます。 社会人の節度をもって付き合えば、同僚と社内恋愛することは怖くありません。 せっかくの出会いを無駄にしないように、周りから見て二人の関係がどう見えているか、時々チェックしてみるといいでしょう。