ちょっとめんどくさい？「こじらせ男子」の特徴と恋愛での付き合い方

こじらせ男子の事を好きになってしまうと、面倒な事が多いですよね。 少し面倒なこじらせ男子との恋愛は、どう進めていけば良いのでしょうか？ この記事では、こじらせ男子との恋愛での付き合い方などについてご紹介していきます。

そもそも「こじらせ男子」とは、どういった男性の事を指すのでしょうか？ ここからは、こじらせ男子について見ていきましょう。

こじらせ男子とは自分に自信がなく、恋愛にも消極的な男性のこと

一般的にこじらせ男子とは、自分に自信が持てずにそのせいで恋愛にも消極的な男性の事を意味します。 自分に自信がないせいで、恋愛でも自分から積極的に女性にアプローチしていく事が難しいようですね。 また、こじらせた結果、恋愛について卑屈な考えを持っている場合も多く、女性的には扱いが難しいこともあるでしょう。 否定的な発言をしたりして、周囲の女性を困惑させ「どう扱ったら良いんだろう」と悩ませることも多々あります。 自虐的な発言をされるとどう返していいのか分からないですよね。

社交的なタイプではなくコミュニケーションが下手な人が多い

こじらせ男子は社交性のあるタイプではなく、コミュニケーション自体下手な人も多いです。 先ほども言いましたがナイーブな内面をしているため、少しの事で傷付いたり、傷付くことを怖がっているような節もあるでしょう。 そして「傷つきたくない」という気持ちから、自分からは積極的にコミュニケーションを取るような行動は起こしません。 それは恋愛に対しても同じで、女性とのコミュニケーションを自ら避けてしまうような事もあります。 また、せっかく女性側から話しかけられても上手く答えることが出来ずに一人で落ち込んでしまうような場合もあるでしょう。

こじらせ男子とは、一体どのような特徴を持っているのでしょう。 ここからは、こじらせ男子の特徴について見ていきましょう。

自分に自信がない

こじらせ男子は自分に自信を持てないことが多いです。 今までの恋愛経験や、人間関係などが上手く行かなかった事もあり、どんどん自信を失っていく悪循環に陥っていることもあるでしょう。 そのためか、他人から褒められることがあっても「どうせお世辞」「冷やかし？」と疑ってかかってしまいます。 褒められても「ありがとう」と素直に答える事はなく、「どうせそんな事思っていないくせに」などとつい卑屈な発言をしてしまうのも、自分に自信がないせいなのでしょう。

マイナス思考

こじらせ男子はマイナス思考です。 マイナス思考なのでその思考が発言にも表れており、「どうせ」「でも」「だって」などが口癖となってしまっていることも多いでしょう。 ですがそのような口癖を聞いている周囲としては、「マイナスな発言ばかりで楽しくない」「この人と話していても居心地が悪くなる」と思われ離れて行ってしまう事もあります。 マイナス思考は言動にも表れてしまうので、その結果、周囲からは卑屈な性格に思われてしまうようですね。

傷つきやすい

こじらせ男子はガラスのハートです。 とても傷つきやすく、繊細な心を持っているのです。 例えば相手が冗談で言ったような発言も真剣に受け止めてしまい、ショックを受けることがあります。 そして傷付きたくないために恋愛においても「失敗したくない」という気持ちが強くなってしまい、恋愛を避けてしまう事もあるでしょう。 繊細な心を持っているからこそ傷つきやすいのですが、その繊細な心を一目で分かってくれるような人はいないため、こじらせ男子の魅力に気が付くには深く関わる必要がありそうです。

自己主張が苦手

こじらせ男子は自己主張が苦手で、恋愛においても控えめです。 女性にどんどんアピールしていく事が難しく、そのため恋愛に対しても奥手なのです。 そもそも自分に自信がないので「俺はこんな魅力がある」などと言った自己主張を行うこと自体、こじらせ男子にとってはとても苦手な事なのでしょう。 また恋愛以外の場面でも自己主張する事が出来ないので、周囲の印象にも残りづらくなり、仕事などの場面では損をしてしまう事も多いですね。

実は承認欲求が強い

自己主張が苦手なこじらせ男子ですが、実は承認欲求は強い傾向にあります。 普段他人から認められるような機会が極端に少ない分、内心「誰かに認めてほしい」「本当はこんな事も出来るから知って欲しい」と感じているでしょう。 ですがそれを口にする事は出来ないので、いつも心の中で思っているだけです。 本当は認めて欲しいのにその気持ちを素直に言葉にすることが出来ないので、つい自虐ネタに走ってしまったり、卑屈な言葉を使ってしまうようですね。

他人と自分を比べがち

こじらせ男子は自分に自信がないせいで、いつも他人と自分を比べがちです。 また、いつも他人と比較してしまうからこそどんどん自信が無くなっていく事もあります。 他人と比べて内心「あの人は俺よりもコミュニケーションがうまいな」「あの人に比べると俺なんて…」と思っているでしょう。 比較した結果、自分の方が劣っていると感じてしまう事が多いので、更に自信を無くしてしまう事にもなります。 素直に相手の良いところを認めた上で、「自分は自分」と思う事が出来ないようですね。

コンプレックスを抱えている

こじらせ男子は、コンプレックスを抱えていることが多いです。 誰でもコンプレックスは持っているものですが、こじらせ男子はコンプレックスについて深く思い悩んでしまう傾向にあります。 他人と自分を比較してしまう癖のせいなのか、気にしなくても良いような部分をコンプレックスとして捉え、どんどんネガティブな思考に陥ってしまうでしょう。 外見もそうですし、内面的なコンプレックスの場合もあります。 そしてそのコンプレックスを自虐ネタとして披露し、周囲に「どう反応すればいいか分からない」と思われてしまう事も少なくありません。

ひとりの時間を大切にする

こじらせ男子はひとりの時間を大切にするので、趣味などに打ち込みやすい傾向にあります。 様々な趣味を持っているこじらせ男子もいるでしょう。 基本的に人と関わって傷付きたくないので、ひとりで過ごす時間はこじらせ男子にとってはとても居心地の良いものなのです。 誰かと関わらなければ、傷付く事もありませんよね。 そしてひとりの時間を大切にするあまり、打ち込める事が見つかるとその一点にのみ集中し、とことん極めていく事が多いでしょう。

好きな女性にアプローチできない

こじらせ男子は、好きな女性にアプローチする事が出来ません。 恋愛に対して奥手なのですが、それは好きな相手に対しても変わらないのです。 普通なら「付き合いたい」と思って好きな女性に対してはアプローチを頑張るものですが、こじらせ男子は自分に自信がないので、好きな女性に対してもどうアプローチすればいいのか分からないことも。 また恋愛経験が少ない傾向にあるため、どのような方法でアプローチすれば良いのか分かっていない事も多いでしょう。

過去の恋愛を引きずっている

こじらせ男子は過去の恋愛を引きずっていることもあります。 例えば勇気を出して告白したにも関わらずフラれてしまった場合、ずっとその経験を引きずってしまうのでしょう。 基本的にネガティブ思考なので、恋愛で失敗してしまった場面がいつも蘇り、恋愛に対して希望を持てなくなってしまう事も多いです。 「長続きしなかった」「浮気された」など、過去の恋愛での嫌な思いでのみを思い出して引きずっているせいで、新しい恋愛に踏み切る自信を無くしてしまっているようですね。

もし彼氏がこじらせ男子だと、面倒なのでしょうか？ ここからは、女性の体験談について見ていきましょう。

デートの予定を立てるのはいつも自分で嫌になった

「以前こじらせ男子と交際していましたが、いつもデートの予定を立てるのは私ばかりでした。 彼は消極的で、デートでどこへ行きたい？と聞いてもどこでも良いと答えるだけなので、毎回デート先は私が調べて準備していましたが、段々それが嫌になってきて、結局別れてしまいましたけどね。 たまには彼から積極的に動いて欲しかったです」（32歳・会社員） このように、デートの予定を立てるのはいつも彼女の方で、こじらせ男子はとても消極的だったようです。 女性側からすると、毎回デートの予定を立てるのが自分ばかりだと「興味ないのかな？」と思ってしまうかも知れません。

友達に紹介したくても会おうとしてくれず困った

「私って、いつも彼氏が出来ると親友に紹介しているんです。 それで今回も親友に紹介しようと思って彼に相談すると、『嫌だ』『なんで会わないといけないの？』と全く会おうとしてくれずとても困りました。 何度言っても『嫌』の一点張りで、私もさすがに諦めましたが、それ以来彼氏とは喧嘩みたいな状態になってしまって最近別れたいなと思っています」（26歳・事務） このように、友達に紹介したいと思っても、こじらせ男子は会おうとしないみたいですね。 自分に自信がないからこそ、彼女の親友に紹介されること自体が嫌なのでしょう。

マイペースで私のことを本当に好きかわからず不安だった

「数年前に付き合っていた彼が、こじらせ男子でした。 いつもマイペースで、せっかくデートに誘っても『その日は趣味の予定がある』と言って断られたかと思ったら、いきなり私が仕事の日に『今日暇？』と聞いてきて、断るとショックを受けているようでした。 マイペース過ぎる彼の行動に、本当に私の事が好きなのか不安になっていき、その結果別れてしまいました」（29歳・アパレル） マイペースなこじらせ男子の気持ちが分からず、不安になって別れてしまう事もあるようですね。 ひとりの時間を大切にするこじらせ男子だからこそ、マイペースになってしまうようです。

こじらせ男子とは、どのように付き合っていけばいいのでしょうか？ ここからは、こじらせ男子との上手な付き合い方について見ていきましょう。

彼の言動を否定しない

こじらせ男子のハートは、とても繊細です。 ちょっとの事で傷付いてしまうので、前提として彼の言動を否定しないことが大切です。 彼の言動を少しでも否定してしまうと、繊細なハートが傷付き、自信を無くしてしまう可能性があります。 そうなると更に卑屈になり面倒臭いので、会話の中で彼の事を否定するような言葉を発しないよう気を付けましょう。 「これくらいなら傷付かないはず」と思うような事でも、こじらせ男子は傷ついてしまうので自分のものさしで図らないようにして下さい。

話を聞いてあげる

こじらせ男子はマイナス思考なので、少し話を聞いていないだけで「やっぱり俺に興味が無いんだ」と勝手に誤解して落ち込んでしまいます。 そのため、面倒ですが話は毎回きちんと聞いてあげるようにしましょう。 「あなたの話をちゃんと聞いている」という事がこじらせ男子にも伝わるように、相槌を打ったり、いつもより少しオーバーなリアクションをして聞いているアピールをして下さい。 話を聞いてあげることで、こじらせ男子の承認欲求を満たす事が出来るので満足してくれるはずです。

ポジティブな言葉を投げかける

こじらせ男子は基本的にマイナス思考なので、「でも」「どうせ」「だって」などとマイナスな発言をしていたら、ポジティブな言葉を投げかけるようにしましょう。 「そんな事はないよ」「大丈夫、きっと上手く行く」「信じよう」などとポジティブな言葉を投げかけていくことで、こじらせ男子のマイナス思考を矯正していくのです。 毎日ポジティブな言葉を投げかけていると、こじらせ男子も徐々に影響されていくかも知れません。 そうなればマイナス思考から抜け出し、こじらせ男子ではなくなる可能性もありますね。

良いところは積極的にほめる

こじらせ男子は自分に自信がないので、良いところは積極的に褒めてあげましょう。 大きな事ではなくても良いので、些細な事を沢山褒めてあげるのです。 「その服似合ってるね」「優しいね」など、こじらせ男子の良いところを見つけたら積極的に褒めていく事で、こじらせ男子にも徐々に自信が付いてくるかも知れません。 そうなれば返答に困る自虐ネタを言ったり、マイナス思考な事を考えて一人でウジウジしてくる事も減るでしょう。

ゆっくり距離を縮める

こじらせ男子との距離を一気に詰めると、マイナス思考なこじらせ男子は「何か裏があるのでは？」と疑ってきます。 疑われてしまうと警戒されて仲良くなる事が出来ないので、ゆっくりと距離を縮めるよう注意して下さい。 例えば出会ったばかりでいきなり連絡先を聞くと、こじらせ男子はとても警戒してしまいます。 連絡先を聞くなら、ある程度話せる仲になってからにしましょう。 焦らず、時間をたっぷりかけて徐々に距離を縮めていく事が大切です。

実は、こじらせ男子にしてはいけない言動もあります。 最後は、こじらせ男子にしてはいけないNG言動について見ていきましょう。

ダメ出しする

こじらせ男子の様子を見てついダメ出ししてしまいたくなる事もあるかも知れません。 ですが、それはNGなのです。 こじらせ男子は自分に自信がなく、なおかつガラスのハートなので、少しダメ出しをされるだけでとても落ち込んでしまいます。 褒められて伸びるタイプなので、こじらせ男子にとってはダメ出しは何の効果もなくただ傷つけてしまうだけの行為でしょう。 こじらせ男子に直してもらいたい部分があるのなら、ダメ出しではなく褒めて上手く誘導しましょう。

積極的にアプローチする

こじらせ男子に、積極的にアプローチする事はNGです。 積極的にアプローチすればするほど、こじらせ男子との距離は遠ざかって行ってしまいます。 アプローチされても、自分に自信がなくマイナス思考なこじらせ男子はただ疑ってしまうだけです。 そのため、積極的なアプローチは逆効果と言えるでしょう。 こじらせ男子と仲良くなりたいのなら、少しずつ違和感のない範囲で距離を縮めていく事を意識してみて下さい。

嘘をついて騙す

こじらせ男子に嘘をついて騙すのはNGです。 誰でもＮGな行為ですが、こじらせ男子の場合は普通の人以上に傷付いてしまう可能性があります。 繊細でとても傷付きやすい心を持ったこじらせ男子は、相手の言っていた事が嘘で騙されたという事を知ると、とてもショックを受けるのです。 最悪の場合、そのまま人間不信になってしまう可能性だってあります。 また、些細な嘘でも信用し、騙されていた事を知るととても落ち込むでしょう。 だからこそ、こじらせ男子に嘘はご法度なのです。

いかがでしたか？ こじらせ男子は自分に自信がなく、恋愛に対しても奥手なコミュニケーションの苦手な男性でした。 そのせいで自虐ネタが多かったり、周囲が反応しづらい言動を行ってしまい、益々周囲から浮いてしまう事もあるようですね。 こじらせ男子と上手く付き合っていきたいなら、こじらせ男子の特徴をよく理解しこじらせ男子の事を否定しないことが大切です。 否定せず肯定して言ってあげることで、こじらせ男子と仲良くなる事も出来そうです。 扱いづらいこじらせ男子も、コツが分かれば上手く付き合っていけるでしょう！