敬語は好意の証拠？それとも敵意？敬語を使う男性心理

彼はあなたの事、どう思ってる？

男性が敬語を使う時、一体どのような男性心理が働いているのでしょうか？ 敬意なのか、警戒なのか、はたまた好意なのか･･･。 ここでは、考えられる男性心理を６つ挙げてみました。

元の関係が抜けきらずタメ口に変えるタイミングがわからない

あなたと男性との関係が、上司と部下であったり、何らかの先輩後輩であった場合、当時の関係が抜けきらず、敬語を使っているのでしょう。 お互いの距離が縮まり、仲良くなっていると感じていても、元々の関係性があるため、「タメ口で話したいけれど、不自然になってしまうかも･･･」となかなか切り替えができないのです。 何らかの上下関係が長ければ長いほど、癖であなたに敬語を使ってしまいます。 元々の関係のままのような気がして、女性側は少し寂しく感じるかもしれませんが、人は慣れていくものです。 あなたがリードして、タメ口で話せるような状況にしてあげれば、相手も自然とタメ口になるかもしれませんよ。 このような男性は、突然女性に馴れ馴れしくなるような軽い人でないのは確かです。 きっかけがなければタメ口に変える事ができない事から、真面目な人だと言えるでしょう。 きちんと敬語が使える事は良い事です。 彼の真面目な部分は褒めてあげながら、「タメ口でいいよ」と優しくきっかけを作ってあげましょう。

年齢や立場など上下関係があるのでタメ口を使うのが気が引ける

あなたと彼の関係に、現在も上下関係が存在する場合は、とにかくタメ口を使う事に気が引けています。 あなたが会社の先輩で、彼に仕事を教えているという立場などであれば尚更です。 「俺なんかがタメ口を使うなんて、恐れ多い」という男性心理が働いているのでしょう。 会社が同じであれば、勿論仕事中は敬語を使わなければいけません。 飲み会などのフランクな場だからといって、普段仕事を教えてくれているあなたに、タメ口を使う事はなかなかできないでしょう。 相手をきちんと敬う事のできる素敵な男性です。 後輩、年下というポジションが似合っているとも言えます。 敬語を使えない人が多く存在する中で、上下関係を重んじる事のできる誠実で真面目な男性なので、結婚などをした時、対外的な対応に不安を覚える事はないでしょう。

好意のある相手なので緊張や敬意から敬語になってしまう

あなたに好意があるからこそ、敬語を使ってしまう男性もいます。 好意があるので、あなたと話す時に緊張してしまったり、尊敬している気持ちから、ついつい敬語になってしまう男性心理が働いているのです。 「すごい！ですね」と思わず敬語で褒めたり、「素敵だと思います」など、敬意や緊張で思わず敬語が出るのでしょう。 あなたに好意があり、接する機会もまだ少ない事から、起こる男性心理です。 徐々に話す機会を増やしていく事で、思わず出る敬語も少なくなっていくのではないでしょうか。 好きな人の前で緊張してしまう男性なので、誠実な人が多いでしょう。 また、緊張から敬語になってしまうという事は、あなたへ一途な証です。

まだ距離が縮まりきっていないので敬語が抜けない

社会人になると、ほとんどの人が日常で敬語を使う機会が多くなります。 タメ口で話せる相手が、家族や友達、恋人に限られてくるのではないでしょうか。 オンオフ切り替える一つとしても、敬語かタメ口かで分けている人もいます。 このような男性心理が働いている場合、あなたとの距離が縮まりきっていないため、敬語が抜けていない可能性もあります。 「もう少し知って心許せる相手なら、タメ口で話したい」と内心思っているのでしょう。 職場が同じ場合は、特にこういった男性心理になりやすく、仕事でたくさん話していても、それはあくまでも仕事中。 あなたとの心の距離は縮まりきっていないと感じているのかも。 こういったタイプの男性は、誰にでも警戒心を最初に持って接している人が多いです。 その分、打ち解けると一気に仲良くなれるタイプです。 相手が敬語の場合、あなたが距離を縮めたいからといって突然タメ口で話すと、不審がられる可能性があります。 徐々に距離を縮めていく事を望む男性のため、あなたもペースを合わせると自然と仲良くなれるでしょう。

好きな相手にはいい印象を与えたい

きちんと敬語が使えている男性と、使えていない男性では、少し印象が変わりますよね。 やはり、敬語を使えている男性に好印象を持つ人が多く、礼儀やマナーの一つとしても重要な見極めポイントとなっています。 日本人ならではの感覚ですが、実際に良い印象を与えたい時は、敬語を使う人が多いのではないでしょうか。 あなたの事が好きな男性は、当然良い印象を与えたい気持ちがあります。 「いい加減な男だと思われたくない」という男性心理が働き、あなたへ敬語を使っている可能性が高いでしょう。 例えば、あなたに一目ぼれをしたけれど、まだあまり話した事がない場合。 初対面に近い状態で、どちらが年上かも分からないのにタメ口で話すと、お互い相手に失礼だと感じます。 印象を少しでも良くしたい一つの方法として、敬語になるのです。 このような男性は、緊張して敬語を話しているわけではないので、冷静で、物事を考えながら進められる人といって良いでしょう。 しかし、自分を良く見せている可能性もあるため、敬語で丁寧でも、普段の様子はどんな感じなのか、よく見極めてから判断しましょう。

関わりたくない気持ちを敬語を使うことで距離感を出している

あなたが距離を縮めたくてフランクに話していても、相手の男性が一向に敬語を使って話す場合。 「あまり関わりたくない」「仲良くなりたくない」という拒絶反応から、敬語を使って話している可能性があります。 あなたが相手の男性に好意を持っていた場合、厳しい現実となりますが、あまりにも徹底して敬語を使われる場合は、敬語以外の部分もよく見て、感情を察知できるようにしましょう。 例えば敬語だけでなく、表情などにも表れているのではないでしょうか。 拒絶まではいかなくとも、「あなたからの好意は受け取れません」という男性心理が働いており、あなたを期待させないための行動の一つかもしれません。 敬語を使う事で距離感を出す男性は、直接女性を傷付ける言葉を言うでもなく、変に期待させるでもなく、自分の感情に素直で誠実な人と言えるでしょう。 男性なりの優しさだと理解し、察知して困らせないようにすることが、関係性を良く保つポイントです。

敬語を使う男性心理をいくつか挙げてきましたが、あなたとの距離が縮まっていないという共通点が見えましたね。 もっと仲良くなるには、タメ口を聞いてもらうには、どうすれば良いのでしょうか？ 敬語を使う男性にタメ口を聞いてもらう方法を３つ挙げました。

次敬語を使ったら罰ゲームね！とゲーム感覚で習慣づけてもらう

敬語だと距離感があって寂しいと本心を伝えてみる

あなたも男性に敬語を使うことで、一緒に敬語からタメ口に変えていく

あなたが立場的に上で、敬語を使うと不自然でない場合は、あなたも男性に敬語を使い、一緒に敬語からタメ口に変えていく方法もあります。 少しずつ仲良くなったところで、「そろそろお互い敬語やめませんか？」と提案をしてみましょう。 あなたへ好意がある場合、「良く思われたい」という男性心理から、本当はタメ口で話したいけれど、敬語を使っている可能性が大いにあります。 あなたから提案する事で、「自分もそう思ってたんだ！」と喜んでくれるかもしれません。 お互いに敬語をやめる事で、一気に距離は近付きます。 しかし、あなたも好意があるという事が男性に伝わるようなものなので、突然距離が縮まって戸惑わないように心の準備をしておいてくださいね。 気を許した途端、変わる男性も世の中にはいるという事を忘れずに。

敬語を使う男性心理と、敬語からタメ口へ変えてもらう方法を挙げてきましたが、いかがでしたか？ 大切なのは以下のポイントです。 ・あえて敬語で話す男性よりも、ごく自然に敬語を使っている男性がほとんど。 ・相手との距離感によって、敬語かタメ口か決まる。 ・タメ口で話してほしい場合は、まずは信頼関係を築き上げる。 あなたとの距離が縮まれば、自然とタメ口へ変わるもの。 敬語を一つのバロメーターと考え、相手との距離感を計りながら、仲を深める事ができると良いですね。