元彼が怖い...！ストーカー？怖い原因別に心理と対処法を解説

別れた元彼の気になる行動。 もしかしたらそれ、ストーカーかもしれません。 ただしつこいだけでは済まされない、ストーカー予備軍の元彼とは？

元彼の行動が「怖い」と感じる場合、それはストーカーの可能性があります。 なぜ怖いのか、原因別に彼の心理を探り、対処法もあわせて見ていきましょう。

あなたの悪い噂を言いふらしている

あなたの悪口や、悪い噂を言いふらす元彼は、まれにいます。 それが度を超えてきたら注意が必要。 特に怖いのは、あなたの全く知らない人もあなたの悪い噂を知っていたり、誰かから注意されるようなことです。 こうした出来事があれば、元彼はかなりあなたの悪口を言いふらしています。

元彼の心理：別れや現状に納得していない

ではなぜ悪い噂を流しまくっているのかといえば、彼の中の「不安と不満」が原因です。 別れた事や、現状に納得していない場合、時としてそれは不満となり爆発してしまうことも。 あなたに対して「俺の気持ちを理解してほしかった」という思いがある場合、その届かない思いを怒りのエネルギーに変えてしまう男性がいます。 承認欲求が強いタイプの男性は、特にこのような行動に出がちなのです。

相手が「怒っている」という事は、冷却期間が必要です。 さわらぬ神にたたりなし、ということわざの通り、なにも反応をせずに刺激しない事が重要。 元彼は、あなたが噂に振り回されて「怖い」と悩んだり、心を痛めたりしている姿を見たい可能性があります。 自分擁護の為に、周囲に「俺は悪くないんだ」というアピールという可能性も考えられますが、いずれの場合もあなたがアクションを起こしてしまうと泥沼化してしまうことも。 彼が満足するまで、静観しておくことをおすすめします。

無視をしてもお構いなしに何度も連絡を入れてくる

「何だか怖い…」と思って無視をしても、お構いなしに何度も連絡を入れてくる元彼は、それだけで怖いもの。 こちらは連絡を取りたくないのに、矢継ぎ早にLINEを送ってきたり、「どうして返信くれないの！？」というメールがきたりする場合、彼はなにを考えているのでしょう。

この場合、あなたに好意を寄せているとみて、まず間違いないでしょう。 元彼はまだ未練があり、復縁を諦めきれず、あなたに執着している状態です。 別れが一方的であったり、依存体質の強い男性に起こりがちな心理状態。 「俺はまだ好きなんだ」という気持ちが抑えきれず、行動に出てしまっています。 こうなってくると、周りは見えにくくなってしまうので、あなたが「怖い」と感じている気持ちなど考える事もしないでしょう。

こうしたケースは、相手の気持ちを汲んであげる事が大切。 元彼の気が済むまで、彼の話を聞く話し合いの場を持ちましょう。 ただ、彼の情熱があまりにも高い場合は要注意。 「どうして復縁してくれないの？俺の気持ちわかってるでしょ！？」と逆上してしまう事も。 一人で話し合うのが怖いと感じたら、共通の友人など、信頼のおける相手に間に入ってもらい、いざという時の場合に備えた方が懸命です。

あなたの情報を嗅ぎ回っている

「この間、あんたの元彼からあんたの事聞かれたよ」という情報を友人たちから聞いたなら、元彼はあなたの情報を嗅ぎ回っている可能性があります。 ちょっと怖いと感じてしまいますが、ではどうして彼は、あなたの事を知りたがっているのでしょう。

前提として、元彼はまだあなたの事を愛しています。 他の男が出来ていないかなど、あなたを「監視したい」という気持ちがある様です。 付き合っている頃から独占欲が強かったり、プライドの高い男性は、意図しない別れ方をするとこのような行動に出てしまいます。

あなたにばかり目がいっている状態を回避する事で、「怖い」と感じる状態から抜け出す事ができます。 元彼の友達に協力してもらい、別れた事を実感してもらうのが良いでしょう。 具体的には、 ・元彼を遊びに連れ出してもらう（意識を違う方へ向ける） ・新たな女性を紹介する（新しい恋） ・「別れたんだ、見苦しいぞ」と諭す（客観視する力を付ける） といった行動がおすすめ。 あなたへの執着が薄れ、怖い思いをしなくて済むでしょう。 しかし人選には注意が必要です。 元彼の思考に寄り過ぎている友人だと「別れて辛そうだから、復縁してやって」と、逆に中継ぎされる事も。 こうなると「怖い敵」は２人になってしまうので、打ち明ける友人もきちんと選びたいところです。

写真をばらまくなど、言葉で脅してくる

自分の知らない所で、自分を知っている人がいるという事は、なにより怖いもの。 昨今ではリベンジポルノという言葉も浸透しつつあり、写真をばらまくなど言葉で脅してくるケースも見受けられます。 こうした状態は怖いだけでなく、事件性も含んでいます。

あなたへの想いを伝え、復縁に執着している心理状態の場合、この様な行動に出る可能性があります。 復縁をしたいが、あなたが取り合ってくれないので最終手段だと思っているケースです。 前項までお話した対処法が上手くいかない場合にも、こうした事が起こります。 元彼は、あなたを心底愛している。 まさに「可愛さ余って憎さ百倍」の状態です。

対処法：復縁の意思がないことを伝え、弁護士に介入してもらう

これは犯罪です。 あなたが怖いのは、当たり前の事ですし、既に自分で何とかできる域を超えています。 では、もっと上手に対処していれば良かったのか、と言えばそうではありません。 元彼の元々の性格に起因する事が大きく、あなたは自分を責める必要はありませんが、状況を正しく判断する必要があるという事です。 復縁の意思がないことを伝え、弁護士に介入してもらう事をおすすめします。

家にくる、待ち伏せをするなど物理的に脅してくる

ストーキングという言葉の原点ともいえるでしょう。 家にくる、待ち伏せをするなど、物理的に脅してくる場合、怖いどころの話ではありません。 怖い気持ちを我慢しないで下さい。 即刻、対処が必要です。

このケースも、前項までと思考が類似しています。 あなたを愛しているものの、その感情をどう表現したら良いのか分からない状態。 上手く話ができず、気持ちを伝えられない為、どうしていいのか分からないのです。 頑張って近付いても、あなたから怖いと言われ、自分の意としない方向へ話が進んでしまいます。 その状態を打破する為、また行動を起こす…という負のループに陥ってしまっているのです。

元彼の気持ちより、まず自分の事を優先しましょう。 一番初めにやって欲しいのは、自分の身の安全を確保し、一人にならない事。 身の安全を確保した上で証拠を集めて、最終的に元彼との話し合いをする場を設けましょう。 終始、一人になってはいけません。 実家に帰ったり、友人の家にとまる事がおすすめです。 あなたの学校、職場が知られていて、まだしばらくはそこへ通わなければいけない場合、引っ越しは無意味になる可能性があります。 警察に相談の上、転職転校も視野に入れて下さい。 何より大切なのは、学歴でもお金でもなく、あなたの命だという事を自覚しましょう。

いかがでしたか？ 元彼の行動が怖いと感じる場合、絶対に我慢をしてはいけません。 ・彼の心理を知って、適切な対処を ・いずれのケースも一人にならない様、誰かの力を借りる ・場合によっては弁護士、警察へ相談する あなたが行動を起こす時期に「早すぎる」という事はありません。 手遅れになる前に、まずはあなたがしっかり前を見据える事が大切です。