タトゥーがあると結婚できない原因と両親の本音。それでも結婚する方法

タトゥーが入っている人を見かけることが増えた現代。 それでも、やっぱりタトゥーが入っていると怖いと感じたり、悪いことしているんじゃないかと思ったりしてしまいます。 「それは偏見だ！」と声を上げても、日本という国土自体がそういう風潮があるのでその感覚を消すのは無理に近いでしょう。 特に結婚適齢期の若者の親世代にはまだまだファッションとしてのタトゥーの浸透は薄く、理解もえ難いものです。 ですから多少なりとも結婚にも影響が出てしまうことも…。 では、タトゥーが入っていると本当に結婚できないのか？ なぜタトゥーの存在が結婚の障害となるのか？ その原因の一つ、両親の本音やその他の原因、対処法をご紹介します！

現代の若者には、理解を示す人も多いでしょう。 手軽に入れられるようになったり、金額もそれほど高くなくなったり、外国人への抵抗がなくなってきたことも挙げられると思います。 ですが、両親の年代にとってはそれは受け入れがたいものになるんです。 それはなぜか？ 両親の本音を覗いてみましょう。

どんな理由であろうとタトゥーを入れている時点で結婚はさせられない

タトゥー＝ヤクザというようなイメージの強い日本。 そもそもタトゥー自体、昔は罪人に入れていたという歴史もあります。 生まれつきできるアザとは違い、わざわざ痛い思いをして人に不快感をあたえるものをしているという時点で、子供の結婚相手としては認めてもらえることはないでしょう。 ご両親の年代は、今の若者ほど柔軟ではないのです。

タトゥーを後悔していても考えが甘いとしか思えない

タトゥーを入れる前に、入れることでどういったデメリットがあるのか、を考えて入れていないと思われてしまいます。 入れてしまったあとに後悔しても遅いのです。 「若気の至り」などと言えば聞こえはいいのかもしれませんが、タトゥーを入れた事実はなくなりません。 タトゥーを入れる前には、結婚にも影響してくることを考えなければなりませんね。

ましてや後悔すらしていないのであれば人としてどうかと思う

「タトゥーを入れたことは後悔していません」と言い切る人もいらっしゃいます。 そう言えることはとてもかっこいいことです。 しかし、お相手のご両親からしたら 「他人に不愉快な思いをさせるものを体に刻んでおきながら、後悔もしていないなんて非常識だ」 と思われてしまうこともあります。 そのように自分の過去に誇りを持つことは悪いことではないのでしょうが、タトゥー自体に偏見を持っているご両親には逆効果です。

タトゥーを入れた理由や大きさによって大分印象は変わる

今や、ファッションでワンポイントタトゥーを入れている若者は非常に多いです。 ただ「かっこいいから」だとか「迫力があるから」という理由で入れている人は、いずれ後悔する時期も来るでしょう。 ですが、そこに深い理由があって入れている人もいます。 私の知っている人では、生まれてすぐなくなった子供さんのお名前だったり、亡くなったご両親を想って入れた方、自分の人生を変えた言葉だから、という理由です。 ご両親に難色を示されたら、そういった深い理由をお伝えするのも、理解してもらえる一歩になるかも知れません。

息子が本当に愛しているなら許して結婚をあげたいけど、いい気持ちはしない

あなたのタトゥーが気に入らなくても、自分の息子があなたの事を本当に愛していて、彼自身が「どうしても結婚したいんだ」と熱烈に親を説得した場合、しぶしぶ結婚を許してくれる場合があります。 それは、息子の幸せを願っているからこそ。 ご両親としては反対の気持ちを抑えての結婚の承諾なので、あなたとしては極力見せないように心がけることが大事です。

タトゥーがあると結婚できない４つの理由

相手の両親からのイメージで結婚できないことは大いにあります。 ですが、一番大事なのは、両親よりも二人の間の気持ちです。 では、「タトゥーがあると結婚できない」と言われる理由について、４つほどまとめてみましたので読んでみてください。

タトゥーのせいで受ける影響は本人だけの問題ではない

タトゥーを入れることで、どういった影響が周りにあるのかを考えて入れましたか？ 「プールに入れない」「温泉に行けない」「日本ではまだまだ認めてもらえない」など、入れたことによる色々なデメリットまで考えて入れているはずです。 「私のタトゥーまで受け入れてくれる人と結婚するからいい！」と思っていたかもしれないですが、そううまくいかないのが人生。 だから今回のような問題が出てきてしまうのですね。 でも、もうしてしまったことは取り返しがつきませんので、タトゥーがあることによって結婚できる相手が狭まってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。

タトゥーに対する偏見が強く、どうしてもまともな人だと思ってもらえない

外国ではタトゥーは市民権を得ていますし、普通の事です。 海外に旅行したりすると、入れていない人を探す方が難しいほどみなさん何かしらか体に刻んでいます。 ですが、日本ではまだまだタトゥーに対する偏見はなくなることはないでしょう。 一握りのタトゥー持ちの人たちが行う悪い態度や恐怖心をあおるような行動により、一般の人は「タトゥーが入っている＝悪い人というイメージになってしまいます。 その偏見が無くならない限り、「まともな人だ」と思ってはもらえないでしょう。

タトゥーを入れている時点で恋人にしたくないと思われる

人は第一印象が全てと言っていいほど、見た目から入ることが多いです。 第一印象で見える場所にタトゥーが入っていた場合、恋人候補からはじかれてしまうことも。 見えない場所に入っていて、いざ見られた時に引かれてしまい、別れることもあります。 タトゥー＝恋人にできない、という判断は「中身も見てよ！」と思ってしまうかもしれませんが 相手にとっては何のメリットもないことだと理解してください。

見た目の印象で相手を判断する人が多いから

例えば自分が良くてお付き合いしていても、相手が友達に紹介する時や、街を歩いている時にあなたのタトゥーが見えていたとしたら他人から「同類の恋人」と思われたりするかもしれないですよね。 まだまだ根強いタトゥーへの偏見があるが故に、そういった人と同類と思われるのが嫌だと感じる人もいます。 見た目で決めつけられてしまったら、いくら中身がしっかりとあっても、話も聞いてくれない、ということも多いのが現状。 その上、態度が悪いだとか、性格がきついなどがプラスされてくると手が付けられません。 タトゥーが見えている時は特に慎重に行動しなければならないでしょう。

実は私はタトゥーもちで結婚しました。 問題は山積みで、とても大変だったことを思い出します… 私は結婚しましたが、結婚後もたくさん障害があり、タトゥー除去もしました。 そうならないためにも、事前にしておくべき心構えや方法をご紹介します。 過去には戻れませんし、きれいに消すこともできません。 私の経験からもお話しさせていただきますので、結婚できないと諦める前にできることはしてみましょう！

男性と信頼関係ができたあと〜付き合う前にタトゥーの事を話しておく

一番のマナーは、男性とお付き合いする前にタトゥーがあることを話しておくべきです。 黙ってかくして付き合っても、絶対にバレてしまいますし、バレるより自己申告のほうがいいに決まっています。 その時にどういう意味があったのか、だとかどういう思い入れがあるのかということを話して、理解してもらった方が良いです。 どうしても受け入れてもらえないようでしたら、縁がなかったと諦めた方が良いかもしれません。

タトゥーを入れた経緯や後悔など素直に思いを伝える

もしもタトゥーについて後悔しているようであれば、それを素直に伝えた方が良いでしょう。 ファッションや流行で入れてしまった人は、「友達と一緒に記念で入れてしまった」などと話して、今思えばなんでそんなことをしたんだと後悔していると伝えてみてください。 あなたが後悔していると知れば、彼もそれ以上タトゥーに関して嫌悪感をもたないのではないでしょうか？

男性が望むならタトゥー除去の手術を行う決意がある事を伝える

今は、ネットで調べると「タトゥー除去」をしているクリニックはたくさんあります。 方法や金額はそれぞれですが、自分のタトゥーの大きさや金銭的余裕を考えて調べておきましょう。 そして彼に「あなたが嫌だというなら、こういう手術も考えている」と本気度を示すのです。 「後悔しているけど消す気はない」と言うより、よっぽど誠実。 その上で「消すことない」と言われれば、彼へ感謝して、寄り添っていけばよいのです。

いっそのことタトゥーを気にしない外国人と結婚する

何度も言いますが、外国でタトゥーは普通です。 特に偏見も、差別も、制限もありません。 ならば、いっそ外国の人と結婚したらこんな問題起きないですよね！ 相手の方が立派なタトゥーが入っていることもありますし、タトゥーも含めてあなた自身だと受け入れてくれるでしょう。 出会うきっかけが少し難しいかもしれませんが、コミュニティなどを介して知り合うきかっけを探してみるのも手かもしれません♪

日本人と結婚して、海外での生活を提案する

日本人と結婚しても、海外で生活をしていたら何の問題もありません。 海外転勤や、海外で働くような仕事をしている彼であれば、結婚して一緒に海外に住もうと提案してみましょう！ 仕事の面でも助かるでしょうし、海外に住んでいると彼の心境も変化してくるかもしれません。 彼にとって、日常に目にするタトゥーが普通になれば、あなたに対する偏見もなくなると思いますよ♪

2020年の東京オリンピック開催に伴い、外国人がたくさん日本に来ることが想定されています。 その際に問題になったのが「日本の温泉、ホテルのお風呂はタトゥーが禁止になっているが、外国人にそれを規制するのはどうなのか」ということだそうです。 確かに、タトゥーお断りと掲げていたら、ほとんどの外国人は日本の旅館や銭湯に入ることができません。 このことで、少し日本のタトゥーに対する偏見が低くなると、もう少し生きやすくなるかもしれないですね。 一昔前の、茶髪やピアスに対する偏見のように、いずれは馴染んでいくんだと思います。